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2024年2月28日 (水)

不思議な岸田首相

ゴタゴタもめていた衆院政治倫理審査会(政倫審)、結局全面公開で開催されることが決まりました。

岸田首相、少し前まで原則論を述べてのらりくらりと野党や記者の質問をかわしていたのに、一転して「党総裁として自ら出席し、マスコミオープンのもとで説明責任を果たさせていただきたい」と表明したら、出席予定の5人の議員たちも全面公開を了承したとのこと。

このことで思い出したことがいくつかあります。
昨年3月、G7首脳の中で唯一ウクライナ未訪問だった岸田首相はついに現地を訪れました。
日本はG7議長国でしたし、岸田首相はかなり焦っていたのではないでしょうか。
なぜもっと早く行けなかったのかなどと色々批判もされました。

ところが、この訪問がナイスタイミングだったのですね。
丁度、中国の習近平国家主席がロシアを訪れ、プーチン大統領と首脳会談を行ったタイミングと重なったのです。

欧米メディアは両首脳のそれぞれの訪問を対比させて岸田首相のウクライナ訪問をかなり好意的に報道しました。
偶然のタイミングだったとはいえ、岸田さんは運が良いなあと思いました。

また、こんなこともありました。
昨年9月の内閣改造で、副大臣、政務官が全員男性だったことで批判を浴びました。
確かに全員男性の集合写真は衝撃的でした。

ところが裏金問題が発覚し、安倍派を中心に人事の交代が行われたため、結果的に女性も起用されることになりました。

旧統一教会問題、裏金問題で最大派閥の安倍派が解消。これまで常に安倍派の意向を尊重し、人事で思うように動けなかった岸田首相にとっては気分的に解放されたような感じではないでしょうか。

政倫審については野党の皆さんももう少し岸田首相を追い詰めたかったと思いますが、あっさり全面公開が決まりちょっとがっかり・・・なのかしら。

追い詰められた時に岸田パワーが出るのでしょうか。それをご自身も何となく自覚していてギリギリまで決断しないのであれば岸田さんという方はなかなか曲者なのかもしれません。
不思議な方です。

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