« ネット選挙解禁:ネットが苦手な候補者は不利なのか? | トップページ | 民主党と約束しても裏切られる? »

2013年4月28日 (日)

安倍さんは「会わない作戦」を貫けるのか

“伝書鳩”使った中国の失敗 「会わない作戦」も通用せず

習近平国家主席ら中国指導部の外交手腕はけっこう拙劣だ。民主党政権時代の過去の「成功体験」にすがり、またもや会談を「する・しない」を外交カードとして繰り出してきたが、もはや日本に通用しない。

 ◆「会わない作戦」

 中国は尖閣諸島(沖縄県石垣市)問題や閣僚の靖国神社参拝をめぐり、いかに挑発しても動じず「大人の対応」を続ける安倍政権に打つ手がない。そこで、5月初旬に訪中し、習氏や李克強首相らと会う予定だった自民党の高村正彦副総裁に突然「会えない」と伝え、揺さぶりをかけてきた。

 「会う会わないを外交交渉のツールとして使うべきではないし、使われてはならない。われわれは決して(会談を)焦っていない」

 安倍晋三首相は23日の参院予算委員会でこう突き放した。相手に「顔を立てて会ってやった」と恩を着せ、交渉を優位に進めようとするのが中国や北朝鮮の常套(じょうとう)手段であることを、首相は熟知している。

 もっとも、中国がこんな子供だましの手法を多用するのには理由がある。日本では長く、政治家もメディアも、この「会わない作戦」に簡単に動揺し、譲歩を重ねてきたからだ。

 例えば平成22年9月の中国漁船衝突事件で当時の菅直人首相は、同年11月に予定されていた日中首脳会談の中止をほのめかされると「ベタ折れ」(外務省幹部)し、中国人船長を超法規的に釈放した。自民党の丸山和也参院議員によると、当時の仙谷由人官房長官は「(中国への)属国化は今に始まったことではない」と開き直りすらした。

 一方、著書で日中関係の「政経分離の原則」を説いたこともある安倍首相は周囲にこう漏らす。

 「5年、10年(要人の)会談がなくても、それでいいんだよ。日本の経済力が強くなれば問題ない。中国が尖閣問題であれだけめちゃくちゃやると、日本の国民世論も乗せられない。中国は墓穴を掘った」

 ◆底意見透かされ

 もう一つ、政府高官が「中国の失敗だった」と指摘する問題がある。それは、中国の主張を代弁させるメッセンジャー役に、よりによって鳩山由紀夫元首相を使ったことだ。

 「おかげさまで、首相を辞めた後も海外でさまざまな活動をできている。この財産を国益に資するように使わせていただきたい」

 昨年11月の引退記者会見でこう述べた鳩山氏を、中国は今年1月、手ぐすね引いて招聘(しょうへい)し、中国側の意向に沿った「尖閣は係争地」との言葉を引き出した。史実に反する展示が目立つ南京大虐殺記念館では、改めて謝罪もさせた。一見、中国外交の勝利に思える。

 だが、日本国民はしらけていた。在任中に「国というものが何だかよく分からない」と述べていた鳩山氏が、今さら日本の国益を理解できる道理がない。

 「あの鳩山氏がそういうのだから、きっと違う」

 多くの人はこうも直感したはずだ。もう誰もはなも引っかけない鳩山氏を厚遇し、その言動を評価してみせたことで、中国はかえって底意を見透かされたのである。(政治部編集委員 阿比留瑠比)
(Yahoo!ニュース-4月26日(金)12時32分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130426-00000533-san-pol

この記事を書いたのは、安倍首相の応援団である産経新聞の阿比留さんなので、記事の内容をちょっと割り引いて読む必要があるけれど、書いてあることはほぼその通りだと思います。

大手マスコミでこのような見解を示しているのが産経新聞だけで、他の新聞、特に朝日新聞などはまるで中国の手先であるかのように安倍さんを批判しています。

しかし、小泉元首相の頃から続いている靖国論争も、尖閣・竹島問題の近年の経緯を考えれば、さすがに一般国民の多くが中国、韓国の異様さに気がついてしまったと思います。

紙媒体の新聞は近年売り上げがものすごく減っています。そこに目をつけた中国が日本だけではなく、米国の大手新聞に資金援助も含む様々な働きかけをしているという話も聞きました。

「マスコミは事実のみを報道して一切のコメントはつけない」でほしいというのが私の希望ですが、現実はどんどん逆になっていて、自分たちの願望なのか、依頼主(中国、韓国)の願望なのか、事実とかけ離れた主張を垂れ流しています。
必ず「論議を呼びそうだ」とか「問題になりそうだ」とか書くのですが、それって逆に「問題にしたいだけじゃないの」と思います。

>5年、10年(要人の)会談がなくても、それでいいんだよ。

私もそれでいいと思います。特に韓国に対しては一切無視しても構わないとさえ思います。
安倍さんは覚悟を決めたようですが、ちょっと心配なのはまた途中でへたれてしまわないかということ。
たとえアメリカから圧力がかかったとしても絶対に引いてはいけないと思います。それができないなら、発言や行動には慎重であるべきでしょう。
参院選前は歴史認識問題に関しては慎重な発言をすると思っていたので、最近の強気な安倍さんの発言には少し不安を感じています。

|

« ネット選挙解禁:ネットが苦手な候補者は不利なのか? | トップページ | 民主党と約束しても裏切られる? »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/176106/57264398

この記事へのトラックバック一覧です: 安倍さんは「会わない作戦」を貫けるのか:

« ネット選挙解禁:ネットが苦手な候補者は不利なのか? | トップページ | 民主党と約束しても裏切られる? »