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2013年3月 7日 (木)

1票の格差

<1票の格差>「税金は一律なのに」…価値最小・千葉4区

「1票」の価値が全国で一番軽いとされ、千葉県船橋市だけで構成する千葉4区。転職活動中で無職という同市松が丘の高橋伸慈(しんじ)さん(31)は「投票率などが絡むので1票が軽いと感じたことはなかったが、全ての国民は同じように税金を払う義務を負っているのに地域によって不平等なのは不満」と話す。

 「格差を解消してからでないと衆院を解散してはいけないと思ってきた。定数や区割りは我々が選んだ人が決めるので、有権者の側も日ごろから政治家の主義、主張を把握しチェックする責任があると思う」と述べた。

 ◇「地方見捨てられる」…価値最大・高知3区

 逆に1票の価値が最も重く、高知県須崎市などで構成する高知3区では「地方が見捨てられてしまう」と不安の声も聞かれた。

 四万十町商工会の藤田清改(せいかい)事務局長(56)は「違憲なのかもしれないが、大都市と地方で抱えている問題は違う。過疎地で商業を営む人たちの声が届かなくなってしまうのではないか」と懸念する。須崎商工会議所の山中貴志史(としふみ)専務理事(58)も「率直に地方の意見が反映されにくくなるのは残念だ」と話した。昨年の法改正で小選挙区は「0増5減」となり、高知県は3選挙区から2選挙区に減らされる。
(Yahoo!ニュース-毎日新聞3月6日(水)22時19分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130306-00000086-mai-soci

私は見ていなかったのですが、ロバート・フェルドマンさんがテレビ東京のWBSで「一票の格差を是正することができないならば、議決権で解決したらどうか」という面白い提案をしたそうですね。

例えば、都市部選出議員の議決権には2.5票与え、逆に人口の少ない県選出議員の議決権は0.6票しか与えないというものらしいです。
この発想はちょっと思い浮かばなかったですけれど、公平という意味ではなかなか素晴らしい案だと思います。

こういう発想が国会議員の中から生まれないのは、やはり現行制度で当選してきている議員が色々な意味で得をしているからでしょう。選挙人の少ない過疎の県の一票の重みというのは、実際には高齢者の票に支えられているということ。こういう県から選出された議員は、なかなか若者のための政策を真剣に考えなくなると思います。

フェルドマンさんの意見は少し刺激的かもしれませんが、平等と世代間格差の是正という観点から見れば無視できない意見だと思います。
一票の格差の是正の話になると、人口の少ない県の有権者の方々は、「地方の切り捨てだ」という言葉を使いますが、これは都市と地方という対立と見るのではなく、多様な意見の反映につながると思って欲しいです。

フェルドマンさんは「選挙制度を決めるのは最高裁などがするべきだ」ともおっしゃったそうです。確かに、自分たちの首を斬る法律を国会議員自身が作りたがらないのですから、それも当然ですね。

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