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2013年2月15日 (金)

ルールは守るものか、作るものか?

TPPどうする安倍総理?来月にも参加表明も…

日米間の大きな懸案、TPP=環太平洋経済連携協定の問題で、自民党は、自動車などの輸入で数値目標は認めず、国民皆保険制度を守り、米や牛肉など食の安全基準の堅持などを掲げたうえで、「聖域なき関税撤廃なら反対」を政府に申し入れました。ただ、裏を返せば、アメリカ側から関税撤廃の例外を認める言質を取れば交渉参加の余地もあり、例外規定を巡って来週の首脳会談の行方が焦点です。

 自民党が安倍総理大臣に示した基本方針は、反対派と賛成派が分かれて政権の足を引っ張るようなことにならないよう気を遣ったものになりました。
 自民党・衛藤前衆院副議長:「私どもは選挙で政権与党になった。その与党の立場をしっかり踏まえた形にしたい」
 一見厳しいハードルに見える自民党の方針ですが、実は公約から新たに加わった条件はありません。安倍総理にフリーハンドを与えた形です。安倍総理の周辺が描くシナリオは、オバマ大統領から直接、例外を設ける余地があるという感触を取ったうえで、来月にも交渉参加を表明する段取りです。7月の参議院選挙とは間を空けて、関係団体には予算措置を取るなど得票への影響を避けながら、日本の経済界やアメリカが期待するTPP参加につなげたい狙いです。
(Yahoo!ニュース-ANNテレビ朝日2月14日(木)21時36分)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20130214-00000018-ann-pol

五輪正式種目からレスリングが除外されたというニュースについて、ワイドショーに出演していたスポーツジャーナリストの二宮清純氏は「日本人は決められたルールを守ることは得意だけれど、ルールを作ることは苦手だ」というような発言をされていました。正確な言い回しは覚えていないのですが趣旨はこんなようなことだったと思います。

レスリングが除外されたこと自体は日本だけの責任ではありませんが、スポーツに限らず様々な分野の国際ルールと日本の関係を考えると、日本は自分の国に有利になるように、もう少し積極的に動くべきではないかと思うことがしばしばあります。

TPPもその一つで、以前から言われているように、参加するならできるだけ早い段階から参加して積極的にルール作りに関わるべきだという考えです。

このままずるずると参加を遅らせれば、どんどん日本に不利なルールが出来上がり、参加しようとした時には、その枠組みの中でしか動けない状況に追い込まれるのではないでしょうか。

それでも、日本人というのはその窮屈なルールに合わせようと努力する民族であって、積極的に自分に有利な方向に変えようとはしないのです。

その点、他国、特に欧米人は全く逆で、すでに出来上がったルールがあっても、それが自国に不利なものであれば積極的に変えようと努力します。
今回のレスリング除外問題もそうですし、過去、日本が金メダルを量産していた種目のルールを変えられてしまったのも彼らにとっては当たり前の行為なのですね。

文化の違いと言ってしまえばそれまでですが、これでは日本人は、いつも損をさせられているように思えます。
しかし、ルールを変える側からすれば、日本は損をしているのではなくて日本の努力不足と映るわけです。不満があるなら積極的に関われば良いと考えるのが欧米流でしょう。

アメリカは、日本が参加しないTPPなど意味が無いと考えているに違いありません。そこにアメリカの弱点があるのであれば、安倍首相の交渉次第で日本に有利なルールを作ることができます。
いつも誰かが作ったルールに合わせるのではなく、そろそろ日本も自分たちが勝てるように積極的にルール作りに関わるべきではないでしょうか。

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