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2013年2月21日 (木)

安倍自民党は自見氏の復党を受け入れるのか

国民新・自見氏、復党の意向=自民との合併申し入れ

国民新党の自見庄三郎代表は21日、自民党の河村建夫選対委員長を党本部に訪ね、国民新党が自民党と合併するとともに、自身も自民党に復党したいと申し入れた。河村氏は「認めるかどうか、今後党内で検討したい」と応じた。
 2007年参院選比例代表で国民新党から当選した自見氏は、比例議員の政党間移動を禁じた国会法の規定により、自民党へ移れば失職する。一方、同氏は夏の参院選で再選を目指しているが、07年時に支援を受けた全国郵便局長会(全特)は今回自民党を支持する方向で、厳しい情勢が伝えられていた。
 こうした中で、自民党との合併を呼び掛けたのは、移動禁止規定をクリアし、自身の復党を実現する狙いがあるとみられる。
 国民新党には自見氏のほか、野間健衆院議員と浜田和幸参院議員がいるが、野間、浜田両氏は現時点で自民党入りの意思を示していない。これに関し、自見氏は河村氏との会談後、記者団に「国民新党はぶれない保守政党として所期の目的を達した。合併については他の議員の了解も取った」と述べた。
(Yahoo!ニュース-時事通信2月21日(木)19時58分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130221-00000105-jij-pol

「恥も外聞もない」というのは自見さんのような人のことを言うのでしょうね。国会議員で居続けるためならなりふり構わない、世間でどう思われようが関係ない、何だってやりますよ、という人です。

そして、その自見さんを安倍首相はどうするつもりなのでしょうか。
また「おかえりなさい♪~」といって快く迎え入れるのでしょうか。
こういう皮肉を言うと、安倍さんの支持者から「小泉元首相の支持者も、もういい加減安倍さんを許してやれよ」という声が聞こえてきそうです。

しかし、今や絶滅危惧種となってしまった構造改革派の私は、まだ安倍さんを心から信用していません。
なぜなら、夏の参院選で全国郵便局長会(全特)が自民党から全国比例で組織内候補を擁立する方針を固めたからです。全特は長年、自民党最大の「集票マシン」でしたから、安倍首相としては参院選で確実に票を上積みできる組織として利用したいのでしょう。

しかし、いくら自民党も賛成して郵政民営化改革法が成立したからといっても、自民党から全特の候補者を出すとは、手のひら返しも甚だしく私は許せないです。

西川善文氏が日本郵政の社長だった時には、様々な改革プランがありましたが、国民新党が民主党と共に政権を握った途端、すべて終わりました。
例えば、経営の効率化のため、郵政のOBが天下りしている関連法人との資本関係や取引関係を見直すプロジェクト。
これは郵便事業会社の社外取締役だった松原聡・東洋大教授をトップとして郵政OB約2千人が再就職している219法人を対象に、不透明な取引の洗い出し作業をやっていました。ところが、松原氏は辞めさせられました。

また、当時の西川社長は10~15局に1局程度ハブ(拠点)郵便局を設置し、そこに優秀な人材を投入して成績を上げようという郵便局の『ハブ・アンド・スポーク』化ということを考えていたのですが、これは人事異動を伴うので、局舎つきの世襲の郵便局長から大変な抵抗が起きて、実現できなかったそうです。

さらに、そういった郵便局は局長や局員の異動が少ないので不祥事が多い。民営化してから民間の金融機関として他の銀行と同じ監査を行ったら色々な不祥事が発覚した。ところが、国民新党の亀井さんが担当大臣になった途端、郵便局への監査が厳しすぎるとして小規模局の検査マニュアルを緩めてしまいました。時折局員による郵便貯金の着服事件がニュースになりますが、他の民間金融機関ではありえないことです。
まあ、ここに挙げたことは一例ですが、郵便局の構造改革が進んでいるとはとても思えません。

選挙に勝つために族議員と集票マシンを利用し、新たな族議員が当選する。これはまさしく古い自民党の復活です。安倍首相は産業競争力会議などを作って規制緩和や構造改革を進める成長戦略を描いているようですが、一方では古い自民党が再び勢力を盛り返しています。このような状態で本当に構造改革ができるのか疑問です。

それでも安倍首相は自見さんを自民党に戻すのでしょうか。郵政族議員として有名な城内実氏を自民党に復党させた時から嫌な予感がしていましたが、今の自民党は民主党よりもましというだけで信用できません。私は全面的に支持できないでいます。

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