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2012年12月27日 (木)

参院選勝利のためには過去の反省が必要

安倍首相「危機突破内閣を組織」

 安倍晋三首相は26日夜、第2次安倍内閣発足を受けて首相官邸で記者会見し、「国家国民のために危機突破内閣を組織した」と表明した。また組閣に関し「人物重視、実力重視の人事をした」と説明した。
 首相は東日本大震災からの復興に向け「閣僚全員が復興大臣であるという意識を共有し、あらゆる政策を総動員する」と強調した。 
(Yahoo!ニュース-時事通信12月26日(水)21時54分)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121226-00000138-jij-pol

まだ仕事をしていない内閣を批評するのも良くないので、少し様子を見てから感想などは書きたいと思います。しかし、お友達内閣ではないと言いつつ、やはりお友達ではないかと思える人たちがちらほらと見えますので少々心配です。

私が素直に喜べないのは、安倍さんをはじめとする今の自民党が、改革政党という衣を脱ぎ捨ててしまったかのように見えるからでしょう。今となっては、いつまでも改革、改革と叫び続けている私のような人間は、自民党においては絶滅危惧種のような存在であり、居場所が無いように見えます。

いつまで郵政民営化のことを持ち出すのかと言われそうですが、今回、安倍内閣で入閣した大臣のうち野田聖子氏、古屋圭司氏の二人が郵政民営化法案に反対し、後に復党した方々。
総理大臣補佐官となった衛藤晟一氏も同じく反対→復党した方です。細かいことを言えば、厚生労働大臣になった田村憲久氏もかつては反対派の勉強会に参加していた方です。
安倍さんは、「郵政民営化には賛成ではなかった」と発言した麻生元総理と仲が良いということも含めて、元々安倍さん自身が心情的に郵政民営化法案には反対ではなかったのかなと思っています。

「もう郵政は終わったことなんだからいいじゃないか」とおっしゃる方も多いでしょう。
しかし、私は今でもこだわりたい。ねじれを生んだ2007年の参院選で安倍自民党はなぜ大敗したのか。2009年の衆院選で麻生自民党がなぜ大敗したのか。その反省を自民党は本当にしっかりと分析しているのかということに私は疑問を持っています。

Seron 以前にも紹介しましたが、『世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか』菅原琢(光文社新書)を安倍さんには是非読んで欲しいと思います。

「あらゆるデータが、小泉後の自民党の針路の間違いを指摘していた(略)世論調査は『郵政造反組』の復党を否定し、安倍政権に軌道修正を促していた。07年参院選での自民党の敗北は小泉構造改革のせいではないということは明らかだった。麻生太郎という人物が国民的人気などというのは、まさに噴飯ものだとデータは示していた。データ的に間違った方向に進んでいたのだから、総選挙の惨敗は全くの予想通りであった」(本文より)

新しい内閣発足時に厳しいことを言うようですが、来年の参院選に勝利するためには過去の反省が是非とも必要だと思うからです。それは、今回大惨敗を喫した民主党にも言えることです。

安倍内閣では、内閣官房参与に小泉純一郎元首相の秘書官を務めた飯島勲氏や谷内正太郎元外務事務次官など素晴らしい方々が就任されるようですね。可哀想なくらい人事がへただった野田前首相に比べれば安倍さんの人選はなかなかのものだと思いますが、まずは過去の反省をしていただきたいなと思っています。

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