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2012年11月27日 (火)

一番大切な議論が抜け落ちている

嘉田新党」を批判=安倍自民総裁【12衆院選】

自民党の安倍晋三総裁は27日、嘉田由紀子滋賀県知事が「日本未来の党」結成を表明したことについて「(衆院選の)寸前で政策調整できるのか。選挙に勝つだけのための政党では、政治の信頼を失わせることにつながる」と批判した。党本部で記者団の質問に答えた。 
 新党が「卒原発」を掲げていることには「全くのシングルイシュー(単一の課題)で、エネルギー政策や経済政策をどう考えるかなど、一番大切な議論がすっぽり抜け落ちている」と指摘した。
(Yahoo!ニュース-時事通信11月27日(火)20時28分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121127-00000178-jij-pol

>エネルギー政策や経済政策をどう考えるかなど、一番大切な議論がすっぽり抜け落ちている

これは安倍さんの言っている通りで、脱原発、卒原発を主張している方たちにぜひ語っていただきたいところです。
日本が地震国だという特性を考えると、私も将来的には原発に依存しない社会が実現できれば理想的だと思っています。
しかし、理想を語るのは簡単でも、現実問題として今すぐ原発を停止するのはなかなか難しいとも思います。

例えば、今すぐ全原発を停止して日本経済が成り立っていくのか、また、日本だけが原発を止めても、周辺国である中国、韓国が原発を増やしていく現実がある以上、事故が起こった場合放射能被害からどうやって国民を守るのか、エネルギーの安全保障は?温暖化対策は?といった様々な疑問に脱原発、卒原発派の方々には具体的に語って欲しいのです。

坂本龍一教授の「たかが電気」という発言がありましたね。彼は、「命と電気と、どちらが大切か」と問うたということですが、それも一つの意見だと思います。「命を守るためには経済大国になる必要は無いし、江戸時代のような生活に戻ればいい」というのも一つの意見です。もちろん、大反対の意見も多いでしょう。

私は、原発を無くした時に起こるであろう様々な問題点を国民的な議論に発展させた上で、最終的には政府が責任を持ってエネルギー政策を考えていくべきだと思うのですが、どうも現実は口先だけ、あるいは選挙目的だけで「脱原発、卒原発」と言っているだけにしか見えません。

正直、今度の選挙で原発問題が争点になるとは思えないのですが、「日本未来の党」が仮にシングルイシューとして対立軸を作りたいのであれば、やはり安倍さんの言うように、エネルギー政策や経済政策をどう考えるか具体的に示すべきだと思います。

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