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2012年6月14日 (木)

白熱電球より暗いLED電球

実際より暗いLED電球販売 消費者庁がエディオンなどに表示中止命令

 消費者庁は14日、「白熱電球60W形相当の明るさ」と表示して販売されたLED電球が、実際には白熱電球よりも暗かったことがわかり、景品表示法に違反するとして販売事業者12社に対し表示をやめるよう命じた。
 景品表示法違反で命令を受けたのは、家電量販店のエディオンやホームセンターのコーナン商事、アガスタなど12社。対象は計54商品で「消費電力5.7Wで60ワット形電球相当の明るさ」などと表示していた。同庁は、再発防止策を講じることや社内への周知徹底を図るよう求めている。
(Yahoo!ニュース-産経新聞6月14日(木)19時16分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120614-00000562-san-bus_all

先日、「政府が今夏の節電対策に向け、照明メーカーや小売業者に対し、 白熱電球の販売自粛と節電効果の高いLED(発光ダイオード)電球への切り替えを求めることを決めた」というニュースがありました。
白熱電球からの切り替え加速を目指し、小売業界への働きかけを強化するそうです。

このニュースを聞いて私は焦りました。家では白熱電球を使っている部屋が多いからです。
もちろん、LED電球に切り替えた場所もあるのですが、それは浴室やトイレなど小さな空間だけ。普通の部屋はすべて白熱電球のままです。これは在庫が無くなると思い、100Wの白熱電球を買うため慌てて家電量販店に行きました。

LED電球に切り替えられない一番の理由は『LED電球は暗いから』
LED電球の明るさは光束の単位であるルーメン(lumen、記号 lm)で表すのですが、たとえば、100Wの白熱電球に相当するLED電球は1600lmほど必要です。
ところが、電球型のLEDでは構造上(発熱と明るさの関係で)難しいらしく、1000 lm(白熱電球60W相当)位が限度のようです。

しかも、LED電球は白熱電球に比べて光の広がり方が狭い。
比べてみれば一目瞭然ですが、白熱電球は四方八方に光が広がりとにかく明るい。それに比べて最新の全方向に光が広がるタイプのLED電球は、以前の物に比べて改良されたとはいえ天井付近が何となく暗く、全体的に光の強さが弱い感じがします。
私が買ったのはパナソニックの光が広がるタイプ(810 lm、白熱電球60W相当)で、かなり良い製品だと思いましたが、それでも白熱電球の明るさにはかないません。

上記のニュースにあるような表示違反をするメーカーが出てくるのも、まだまだ一般の人にとってLED電球が一般的なものでないからなのでしょう。メーカーの表示を信用するしかないという現状では、消費者庁に監視してもらう必要があります。
ルーメンとか言われてもよくわからないし、自分の部屋で点灯してみないと実際の明るさはわからないんですよね。

LEDシーリングライトという照明器具に変えてしまえば8畳の部屋でも10畳の部屋でも明るく照らすことができますが、私の場合、今器具ごと変えるのは部屋の構造上大変なので、とりあえず白熱電球のままにして、LED電球の方は予備用にしまってあります。

これでは全然省エネにならないのですが、私のような理由ですぐにLED電球に変えられない人も多いはず。しかも、白熱電球の価格は非常に安く、LED電球と10倍~20倍の差があります。経済的な理由で変えられない人もいるはずで、それを政府の号令のもと一斉にLED電球に変えろというのは少し乱暴なのではないかと思うのですが・・・

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