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2012年6月28日 (木)

国民そっちのけの権力闘争にはうんざり

小沢氏、増税撤回せねば離党=29日も輿石氏と会談

 民主党の小沢一郎元代表は28日午後、輿石東幹事長と国会内で2回にわたって会談した。消費増税法案の衆院採決で反対した小沢氏は会談後、記者団に「参院でも法案を強行的に採決するということになると、民主党の枠を超えて国民に訴えていかなければならない」と述べ、野田政権が増税方針を撤回しなければ離党する意向を表明した。
 小沢氏は29日も輿石氏と会談する見通し。小沢氏は記者団に「私との話を受け、輿石幹事長が鋭意努力している」とも語った。ただ、野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」とした消費増税法案を取り下げる可能性はなく、民主党内の緊張は続きそうだ。
 一方、輿石氏は28日夜、首相官邸で首相に会談内容を報告。「小沢氏との会談は長時間かけてもなかなか結論は出にくいので、私に任せてもらえるか」と述べたのに対し、首相は「ぜひお任せしたい」と答えた。 
(Yahoo!ニュース-時事通信6月28日(木)20時58分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120628-00000077-jij-pol

小沢さんも離党するならさっさと離党すればいいのにね。
野田首相が増税方針を撤回するわけがないのに、ぐずぐずと引っ張っているのは、思ったよりも自分に同調して離党を覚悟してくれる議員が少なかったからでしょう。
焦っているのは小沢さんの方だと思います。

それなのに、そんな小沢さんへの対応を輿石さんにまかせるなんて野田首相も何を考えているのか・・・
輿石さんはどんな手を使ってでも参議院での採決を引き延ばしたいので、二度でも三度でも小沢さんと会談して時間を稼ぐつもりなのかもしれません。

また、公明党への働きかけにも注意する必要があります。
来年は参議院選に加え東京都議選もあります。東京都議選は公明党にとって最重要な選挙。これに衆議院選挙が加わってトリプル選挙になるのは最も避けたいところ。解散・総選挙をやるなら早くやってくれというのが公明党の本音でしょう。

そこで輿石さんは、公明党にとって選挙で有利になる比例代表連用制を含む選挙制度改革を持ちかけて自民党との分断を図ってくる可能性があります。
これはもちろん自民党が反発するのを計算に入れてのこと。そうすれば、また国会はグダグダになって消費税法案の参議院での採決が先延ばしになります。
そのうちに自民党総裁選の期限が近付いて来れば、今度は谷垣総裁自身がどうなるかわからなくなりますね。もちろん、同時に野田さんにとっても代表選があるのですが、輿石さんにとってはそんなことは関係ありません。
輿石さんは、誰が民主党の代表になろうが関係なく、何が何でも解散させないつもりなので、あらゆる手を使ってくると思います。

野田首相が本気で参議院での採決を望んでいるのであれば、輿石幹事長を切れば良いだけ。こうなることがわかっていながら幹事長職を続投させているのはなぜなのでしょう。
野田首相自身に解散するほどの覚悟が無いのか、あるいは首相も幹事長と一緒になって谷垣さんを追い詰めようとしているのか、単に人事のセンスが無いだけなのかよくわかりません。
いずれにしても、野田、小沢、輿石、谷垣の皆さんがそれぞれ追い詰められている状態であることは確かだと思います。

しかし、国会議員って良い身分ですよね。こうやってグダグダやっている間にも莫大な歳費が支払われているのですから。
国民そっちのけの永田町の権力闘争にはうんざりします。

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