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2012年4月12日 (木)

「造反組」の処分は「厳重注意」

<自民党>郵政民営化法改正案採決で「造反組」 厳重注意に

 小泉政権時代の郵政民営化路線を見直す郵政民営化法改正案が12日、民主党や自民党などの賛成多数で衆院本会議で可決されたが、自民党の中川秀直元幹事長ら3人が党の方針に造反して反対し、1人が棄権した。「造反組」には、郵政改革を進めた小泉純一郎元首相の次男の進次郎青年局長も含まれ、党執行部は対応に苦慮。05年の郵政民営化法案への「造反組」は除名や離党勧告で厳しく処分されたが、今回は混乱回避を優先し大島理森副総裁による口頭での厳重注意で済ませた。

 採決では、中川氏、進次郎氏、菅義偉元総務相が反対し、平将明氏が採決前に退席した。小泉元首相の下で民営化を進めた中川氏は採決後、記者団に「輝かしい(小泉政権時代の)歴史を自己否定した。改革派は大幅に減ったが、『官から民へ』『小さな政府』の旗を掲げる仲間を結集しなければならない」と強調した。進次郎氏は「民間の活力を発揮させる方向ではなく、党の信念がぶれた。国民からも誰からも評価されない」と執行部を批判した。

 執行部の対応が注目されたが、谷垣禎一総裁の判断で党規上の処分にも入らない口頭注意とした。谷垣氏は12日の記者会見で「(05年の郵政選挙で)わが党は分裂した。今は野田政権を追い詰める大事な局面で、結束を図らないといけない」と語った。
(Yahoo!ニュース-毎日新聞4月12日(木)20時26分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120412-00000084-mai-pol

小泉進次郎議員のブログを見たら、早朝に岩手から帰ってきて本会議に出席し、採決で反対をしたと書いてありますね。大変だったでしょうけれど、出張で欠席するよりも、きちんと本会議に出席し、反対してくれて潔かったです。

そして処分は「厳重注意」。
やはり厳しい処分は影響が大きいとみて執行部は腰が引けましたか・・・
まぁとりあえず、終わりましたので、郵政に関しては今後は生暖かく見守ることにします。

郵政改革に関する一連の動きを見ていて思ったのは、先日見た映画「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」です。

国民に自助努力を訴え、非常に急進的な改革を進めたサッチャーさんに比べれば、小泉元首相の改革なんて改革のうちに入らないくらい小さなものです。

それでも未だに小泉さんを恨んで憎んでいる人たちはどういう人たちかしら?
既得権益を失った方たちかしら・・・

その方たちには、「小泉さんがサッチャーさんでなくてよかったわね」と言っておきましょう。
サッチャーさんだったら改革反対派を徹底的に叩き潰し、ゾンビのように生き返ることなど無かったと思いますから。

しかし、サッチャー、小泉、両者に共通していたのは周りの政治家たちの保身でしょうか。
一見、改革に賛成のように見える仲間の政治家たちも、本音では常に『次の選挙で自分が当選できるかどうか』を考えています。そんなところは、民主主義のお手本であるイギリスの政治家であっても全く同じ。

有権者に血を流してもらうような政策は、本音ではやりたいと思っていても選挙のことを考えると言い出せない。国の将来を考えるよりも、自分が当選することの方が優先するのはどこの国の政治家も同じです。

映画ではサッチャーさんの信念として「いまの有権者に媚を売るのではなく、何世代もあとの人たちに感謝されるような改革」と描かれていました。

この映画のことはもっと書きたいことがいろいろあるのですが、興味のある方は見ていただいた方が早いです。

さて、次の選挙では投票したい政党が無いのですがどうしましょう・・・

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