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2012年4月29日 (日)

まだまだ上り坂

「まだまだ上り坂」=狂言師の野村万作さん―春の叙勲・旭日小綬章

 「狂言の地位を上げ、少しでも隆盛になるようにやってきました。また頑張ろうという気持ちになりますね」。狂言師の野村万作さん(80)は、柔和な笑顔で旭日小綬章受章の喜びを語った。
 3歳で初舞台を踏み、父の六世野村万蔵の下で厳しい修業を重ねる一方、「子午線の祀(まつ)り」などの現代劇に出演。「違いがわかる男」のCM出演でも狂言への関心を高めた。2007年に人間国宝に認定され、今も元気に舞台に立つ。
 今後演じたい曲として真っ先に挙げたのは名曲「釣狐(つりぎつね)」。1956年以来、26回も演じて磨き上げ、近年は面や装束なしの袴(はかま)狂言の形式で取り組んでいる。
 「中身が狐になれば、顔までも狐になっていく。狐の姿を借りて人間の心を表しているということを描きたい。行き止まりはありません。まだまだ上り坂です」。 
(Yahoo!ニュース-時事通信4月29日(日)8時53分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120429-00000012-jij-pol

野村万作さん、受章おめでとうございます。
万作さんの舞台はいつも瑞々しい生気に溢れていて、観客である私たちにエネルギーを送って下さいます。
演者、観客いずれにとっても片時も気を抜けない「釣狐」の舞台を拝見した時は、初めて狂言の奥深さを感じました。
人間国宝としての万作さんの舞台は、単に伝統文化の保護継承だけではなく、日本人の倫理観、自然観、また哲学といった深い精神性を感じさせるものがあります。
このところ何となく意気消沈気味の日本ですが、「まだまだ上り坂」とおっしゃる万作さんのパワーに引っ張って行ってもらいたい気持ちです。
これからもお元気で・・・

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2012年4月27日 (金)

北朝鮮言うだけシリーズ

韓国に対して「特別行動をとる。延坪島砲撃以上だ」=北朝鮮

 北朝鮮が韓国に対する“警告”をエスカレートさせている。26日にはメディアを通じて「これまでにない手段を用いる」、「(2010年11月に発生した)延坪島(ヨンピョンド)砲撃のレベルではない」などと表明した。

 北朝鮮の労働新聞は23日付で、同国外務省が22日、「朝鮮半島でいかなる事態が発生しても、責任は完全に李明博(イ・ミョンバク)の逆賊にある」、「いかなる国家も、同盟関係やパートナーと称して人倫道徳を踏みにじる世の中のごみを保護し、われわれ民族の内部問題に干渉するならば、朝鮮軍民の怒りの刃(やいば)を免れないだろう」などと宣言したと報じた。

 中国新聞社によると、23日には李明博政権に対して「特別行動をとる」と表明。26日には韓国向け宣伝媒体の「われらが民族」を通じて、「朝鮮革命武装勢力は、絶対に空言を弄(ろう)しない」、「延坪島砲撃事件と同じレベルだと考えたら、最大の間違いだ」などと表明した。

 朝鮮の革命武装勢力は「最高の尊厳を守る」ために「これまでにない特殊な手段と朝鮮流の方法を用いて、李明博政権を「地球上から取り除く」と宣言した。
(Yahoo!ニュース-サーチナ4月27日(金)15時32分)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120427-00000050-scn-int

日本政府は連休中も北朝鮮の核実験を警戒して、藤村官房長官と田中防衛相が東京に留まり不測の事態に備えるそうです。
それにしても、北朝鮮はいつもものすごく勇ましい発言をするのですが、実際の内容はそれほどでもない場合があります。
さて、今回の特別行動とはどの程度のレベルなのでしょうか。

参考までに、過去北朝鮮が発した声明は以下の通り。

★北朝鮮言うだけシリーズ★
容赦ない攻撃
容赦なく撃墜
容赦なく処罰
容赦ない軍事的措置
全般的前線での容赦ない粉砕
際限の無い報復打撃
より恐ろしい懲罰
全戦線での全面的軍事打撃行動
再侵略戦争の砲声
報復聖戦
壊滅的な打撃
物理的打撃で鎮圧
予想を超える打撃
強力な物理的報復
戦争挑発の前奏曲
本当の戦争の味
未公開で最先端の世界的な打撃力量と安全保衛手段がある
この世の誰も体験したことのない最も厳しい懲罰
先軍の銃でことごとく一掃
本当の戦争を見せる
絶対に無事ではなくなる
物理的打撃は避けられない
2次、3次の強力な物理的報復打撃
元首らの牙城を火の海に
深刻な打撃を再現する事になる
第2、第3の、予想もつかない軍事的な打撃を加える
全面的な報復
青瓦台も火の海に
予測できない事態が起こるだろう
3~4分で焦土と化すであろう
わが革命武力は絶対に空言を吐かない

政治家にも、前ナントカさんという「言うだけ番長」がいますが、北朝鮮に関してはあまり甘く見ていると痛い目にあうかもしれません。
そんな時、藤村官房長官はともかく、田中防衛相に東京に留まってもらっても頼りないです。
何もなければ良いのですが・・・

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2012年4月25日 (水)

民主党の審議拒否には大義名分があったらしい

―――それにしても、「審議拒否」というのは複雑な気持ちです。
国会の常識から言ったら分からないわけでもないのですが、問責法案を提出した事により
自民党は全ての委員会で審議拒否をスタートしました。
ただ、同じく法案に同調している、公明党やみんなの党は、しっかりと審議する為に
委員会に出席してます。

私も野党を経験しましたが、自分の記憶では審議拒否をした記憶はありません。

ただ、こういった審議拒否や委員会を止める政治手法というのは古くさく感じますし、多くの国民も、そんな政治に飽き飽きとしているのではないでしょうか。―――

これは民主党参議院議員の外山斎氏のブログに書かれていた文章の一部です。あえてリンクはしませんので、ご覧になりたい方は検索してみて下さい。コメントが異様に少ないのは削除しているのでしょう。(ちなみに、24日のブログでも自民党批判炸裂してます)

確かに、外山氏の経歴を調べてみると、野党議員として当選した時は無所属で、民主党に入ったのは民主党が与党になってから。嘘は言っていません。
しかし、全体の文章から受ける印象は、『民主党は審議拒否などしたことが無い。審議拒否する自民党の政治手法は古くさい』と受け止められます。
ご自身が無所属議員だった時代に、民主党の審議拒否を全く知らなかったというのでしょうか。

しかし、もちろん、民主党が審議拒否をしたことが無いなんて嘘です。

審議拒否が良いか悪いかはその内容にもよるので、一概に悪いとも言い切れません。しかし、これまでの私の印象では野党時代の民主党は意味の無い審議拒否ばかりしていたように思えます。

ネットに民主党が過去審議拒否したものがまとめられていましたのでコピペしますね。

民主党 野党時代の審議拒否の歴史

12 :オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2012/04/23(月) 00:50:09.73 0
安倍内閣時代
・大臣が子供を産む機械などと発言をしたから辞任しろと審議拒否
・憲法改正のために必要な国民投票法で民主案を飲んだら審議拒否
・民主党が出した教育基本法改正案を自民党が丸呑みしたら審議拒否
・参院選で勝った民主党の要求どおりに解散しないから審議拒否

福田内閣時代
・参院選で負けたのに首のすげ替えで福田に変わった
民意を問わないで首をすげ替えたのは民意に反しているから審議拒否
・日銀総裁人事が気に入らないと審議拒否
・イージス艦と漁船の衝突事故の真相究明がされるまで認めないと審議拒否
・後期高齢者医療制度を廃止しない事、
ガソリンの暫定税率を復活させた事を理由に問責可決→問責したのだからと以降審議拒否

麻生内閣時代
・民意を問わずに首相が替わることは許されない。解散しないから審議拒否
・定額給付金を撤回しないから審議拒否
・麻生が補正予算案を臨時国会に出してこないから審議拒否
・中川昭一酩酊会見
中川が謝罪するまで審議拒否
中川が辞任しないから審議拒否
今すぐに辞任しないから審議拒否
中川の辞任について首相が謝罪するまで審議拒否
麻生内閣が予算案を撤回するまで審議拒否
予算案撤回→民主「このとおり麻生内閣は無責任だ。政権担当能力はない。だから審議拒否」
民主「麻生が衆院を解散しない」事を理由として麻生太郎問責決議可決
・麻生首相が衆院解散を決めたので審議拒否

(コピペここまで)

それにしても、民主党議員は審議拒否を認めている場合でもずいぶんと自分たちに都合のいいように解釈するのですね。もうひとつの参考資料です。

~2009年の民主党公式サイトより~

自民党の審議拒否には大義名分がない、理解に苦しむ 高嶋参院幹事長

(前略)さらに、自民党が審議拒否をして欠席を続けている状況に対して高嶋幹事長は、「我々も野党時代はやってきたが、大義名分があった。今回の自民党の欠席は理由が見つけられず、理解に苦しむ」と所感を述べ、「その点、公明党は筋を通して、重要な法案は通さなければならないと対応されたことは評価したい」とした。(後略)
(2009年12月01日民主党公式サイトより引用)

http://www.dpj.or.jp/article/17373

これは政権交代直後のものですが、何だか今の状況と似てますね。民主党の審議拒否には大義名分があったんですって!
本気でそう考えていたのなら驚きです。
また、公明党を褒めちぎって自民党を批判するところなど今と全く変わっていません。

ところで、今回の自民党の審議拒否については当然だと思う部分と、そう思わない部分があるので微妙です。

参考までに・・・
外山斎議員についてはこちらを見るとよくわかります。
国益に関してはマイナス3なのか・・・

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2012年4月22日 (日)

恐怖の自転車

大倉集古館で開催されている「観世家の至宝」展を見てきました。
能装束や面はこれまで色々な展示会で見てきましたが、今回は観世家所蔵の貴重なものばかり。非常に興味深いものでした。

徳川秀忠公より拝領したという鶴亀文様の狩衣は非常に状態が良いもので、古さを感じさせません。徳川秀忠は、能と狂言を幕府の式楽と定めるなど、徳川家は代々能楽を非常に保護してくれたのですね。

これまでも能衣装や能面を見る機会は何度もありましたので、今回最も興味深かったのは世阿弥筆の「花伝 第六花修」、「観世累葉履歴」、「装束古裂帖」といった資料です。
このような展示の機会がなければ、なかなか見ることのできない非常に貴重なものを沢山見ることができました。

ところで、ここからの話は能とは関係ないことなのですが、非常に危険な目にあいました。
赤坂見附でタクシーから降りた時、私の鼻先数センチのところを後方から猛スピードで自転車がすり抜けていったのです。
もう心臓が止まるかと思うほど驚きました!

私は少し大きな荷物を持っていたので、タクシーから降りて荷物を持つため態勢を整えてから歩き出そうとしていたところでした。
もしも、荷物が無くサッと一歩を踏み出していたら、猛スピードの自転車に激突されていたはず。『死んでいたかも・・・』と考えると、大きな荷物があったことがラッキーでした。

以前、都内でもノーブレーキの自転車に歩行者が激突されて死亡事故が起こっています。問題になっているのは「ピスト」というノーブレーキの自転車で、日本では公道を走るのは禁止されています。
私の鼻先をすり抜けていった自転車もピストだったかもしれません。
運転していたのは外国人の男性。欧米系のように見えました。自分も悪かったと自覚していたようで、手を振ってました。(手を振ればいいってもんじゃない!)

この場合、自転車はもちろん悪いのですが、タクシーの運転手にも落ち度があるのではないでしょうか。
客を安全に降ろすまでが彼らの仕事であるはず。後方確認を怠った責任はあります。
そもそも、その運転手、道の左側からかなり離れた(ほぼ道の真ん中に近い)場所で停車したので、自転車も左側をすり抜けられると思ったのでしょう。
自転車がすり抜けられないくらい道の左側に停めていれば、自転車はタクシーの右側を抜けて行ったはず。そう考えると、あのタクシーの運転手がいい加減な停め方をしたから私が怖い目にあったのです。そもそも、すごく運転が荒くてちょっと怖かったし。
書いていたらだんだん腹が立ってきましたヽ(`Д´)ノウワァァン!!
領収書を持っているから電話しても良いんだけど!

何だかお能の話より恐怖の自転車話の方がメインになってしまいましたね。すみません。
しかし、人間って事故にあって死ぬ時はこういう風に一瞬なんだな・・・と実感したんです。

私は運転もするので、常に自分が加害者にならないことを考えて運転しているのですが、まさか自分が歩行者として被害者になりかかるとは思ってもいませんでした。
これからは、タクシーから降りる時も不用意に降りないよう気をつけます。皆様も気をつけてね。
今日のブログを見て下さった方、愚痴を聞いて下さりありがとうございました。
写真はホテルオークラの玄関にあったツツジ。ちょっとヴォケ気味ですが、きれいなピンク色でした。

Tsutstuji1

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2012年4月20日 (金)

てんかんなどの病気に絡む運転免許の在り方

警察庁 運転免許、在り方検討 祇園暴走受け有識者会議設置へ

 京都・祇園の暴走車事故を踏まえ、松原仁国家公安委員長は19日の会見で、てんかんなどの病気に絡む運転免許の在り方について検討する有識者会議の設置を警察庁に求めたことを明らかにした。これを受け、警察庁の片桐裕長官は「制度、運用の両面から、また(道路交通法の)法改正も視野に入れながら具体策の検討を進めたい」と述べ、有識者会議を早期に設置し、社会参加の確保やプライバシー保護といった問題にも配慮した上で、運転免許制度の在り方について検討する考えを示した。(後略)
(Yahoo!ニュース-産経新聞4月20日(金)8時36分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120420-00000113-san-soci

てんかんと重大な交通事故に関しては、丁度一年前、クレーン車の運転手がてんかんの発作を起こして小学生を6人死亡させた痛ましい事故がありました。
今回の京都の事故は、てんかんが事故の直接の原因となったかは調査中ですが、加害者がてんかんであったことは明らかになっています。

てんかんという病気に絡み、このような重大事故が繰り返されると、当然、てんかんの方への運転免許の交付は厳しくあるべきだという意見が多くなるでしょう。
しかし、意識障害を起こすという点では低血糖などもあります。

私は、てんかんの方と低血糖の方それぞれ、目の前でいきなり倒れて意識を失ったところを見たことがあります。本当に驚きました。
薬は飲んでいたようですが、薬だけではコントロールできないほど重症だったようです。
少なくとも、このような重症の方に運転免許証を与えてはいけないと思います。

京都の事故では、加害者は医師から運転を禁じられていたにもかかわらず運転していました。医師の判断が出た時点で免許証を強制的に返納させていれば今回の事故は起こっていなかったわけで、そうした強制力が現行制度にないのは問題だと思います。

法の厳罰化に関しては、病気の方の社会参加を阻害するとの意見もあるとは思いますが、いったん事故を起こした場合の結果の重大性を考えると、患者個人の権利が一部制限されるのはやむを得ないと思います。これは差別ではなく区別と考えて下さい。

判断が難しいのは、症状がそれほど重くない方でしょうか。
これらの方については現行制度で運用してよいと思いますが、医師の診断に反して運転した場合や、車両の運転を条件とする職業に就く際の告知義務違反に対しては、何らかの罰則規定が必要ではないかと思います。

てんかんや低血糖以外にも、突然脳卒中や心筋梗塞を起こして事故を起こす方もいます。寝不足で居眠り運転する場合もありますね。
健康だと思っていても、思わぬ病気が隠されていることがありますので、運転する方は特に体調管理に気をつけましょう。

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2012年4月18日 (水)

反省したので辞めません

前田国交相、改めて辞任否定「職責を果たしたい」

 岐阜県下呂市長選で特定候補者の支援を求める国土交通相名の文書が、地元の建設業協会幹部に送付された問題をめぐり、前田武志国交相は17日の閣議後会見で「軽率な行為であり深く反省している」と謝罪した上で、「文書の作成や使い方に一切関与していない。反省を踏まえてしっかりと職責を果たしていきたい」と述べ、改めて辞任を否定した。(以下略)
(Yahoo!ニュース-産経新聞4月17日(火)13時21分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000543-san-pol

前田国交相の問責決議案は可決しそうですが、本当はあまり大臣はコロコロ変わって欲しくないんですよね。
しかし、民主党の人たちはけじめが無さすぎます。

韓国籍の人物から献金を受けていたことが発覚すると「お金は返したから良いでしょ」
今回の前田氏は「知らずにサインしただけだから良いでしょ」と開き直ります。

違法献金であっても返せば良い。公職選挙法に抵触する可能性のある行動を取っても、知らなかったのだから良い。
これなら何でも通ってしまいます。発覚しなければラッキーで、万一ばれても言い訳すればOKなのですから。
やはり、ここは責任を取って辞任していただくのが良いでしょう。

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2012年4月16日 (月)

日本政府、武装勢力を強く非難

カブール大使館への着弾数を訂正…藤村官房長官

 藤村官房長官は16日の記者会見で、アフガニスタンで武装勢力が日本大使館などを攻撃したことについて、「テロ行為は決して許されず、断固非難しなければならない」と述べ、武装勢力を強く非難した。
 玄葉外相も同日、武装勢力を非難する談話を発表した。
 攻撃は16日も続いたが、藤村氏は会見で、在留邦人の無事を改めて確認したことを明らかにした。また、15日の在カブール日本大使館敷地内の着弾数を4発から3発に訂正した。
(Yahoo!ニュース-読売新聞4月16日(月)20時38分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120416-00000941-yom-pol

今回の武装勢力の攻撃では、大使館員や現地の邦人に被害は無かったとのことですが、治安状況は相変わらず悪いですね。これからも油断はできないと思います。

今回の攻撃から思い出すのは、民主党が政権交代を果たして間もない2009年10月、当時の外相、岡田克也氏がアフガニスタンを電撃訪問したことです。

岡田氏は防弾車に乗り、前後を現地警察に挟まれて現地を移動しました。治安要員は50mごとに立っているという厳重な警備です。

政権を取る前は、国際平和の理念や理想といったことばかり主張していた民主党でしたが、岡田氏は外相として現実の国際紛争の厳しさを身をもって知ったのでした。

あれから約2年半、民主党は安全保障のみならず、東日本大震災、原子力政策、消費税、年金をはじめとする社会福祉政策等、政権政党として次々と難しい判断を迫られました。
民主党がこのような重大な責任を負う経験をしたことは大変良かったと思います。

最近、藤村官房長官の会見を見ていると少し安心感が生まれるようになりました。
これは政権交代の成果でしょうか。

しかし、鳩山元首相を外交担当の最高顧問にするという人事をするようではまだまだダメですね。
藤村長官も鳩山さんのイラン訪問を批判するならば、いっそのこと鳩山さんにタリバンとの交渉をお願いしたらどうでしょう。
鳩山さんにもアフガニスタンの現実を身をもって知ってもらいたいですから。

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2012年4月15日 (日)

考古遺物と科学の眼

Toudai24 東京大学総合研究博物館で開催されている『アルケオメトリア-考古遺物と美術工芸品を科学の眼で透かして見る-』を見てきました。
何だかタイトルからして訳のわからないものなのですが、簡単に言えば土器などの遺物をアイソトープなど使って年代を測定することが主なテーマです。

私は、丹波や信楽などの古陶を見るのが好きなのですが、会場に展示されていたのは、もっともっと古い火炎土器。縄文土器はあまりに古すぎて、どういう鑑賞の仕方があるのか正直よくわかりません。

しかし、東大の博物館は一味違うのですね。いつも通常の博物館の展示物とは違う視点で楽しませてくれます。ただ単に展示物を見て終わるものではありません。今回は「科学の眼で透かして見る」というテーマです。

これらの土器は一体どのような元素で構成されているのだろう・・・
付着していた「おこげ」から当時の食材がわかるのだろうか・・・
など、素人にも親しみやすいものです。少し難しい化学記号やグラフを使った説明もありましたが、私でもある程度理解できるものでした。

今回の展示では、科学技術だけではない、学術研究だけでもない。両者を合体させて考古遺物を測定していく面白さを見ることができます。

展示物は土器だけではなく、漆や化石、エジプト末期王朝の木乃伊(ミイラ)の展示もありました。
ミイラの分析内容は衝撃的なものです。こういう貴重なものが東大にはまだまだあるのでしょうね。
このミイラ、医学部標本室所蔵とのことですが、標本室見てみたいな~

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2012年4月12日 (木)

「造反組」の処分は「厳重注意」

<自民党>郵政民営化法改正案採決で「造反組」 厳重注意に

 小泉政権時代の郵政民営化路線を見直す郵政民営化法改正案が12日、民主党や自民党などの賛成多数で衆院本会議で可決されたが、自民党の中川秀直元幹事長ら3人が党の方針に造反して反対し、1人が棄権した。「造反組」には、郵政改革を進めた小泉純一郎元首相の次男の進次郎青年局長も含まれ、党執行部は対応に苦慮。05年の郵政民営化法案への「造反組」は除名や離党勧告で厳しく処分されたが、今回は混乱回避を優先し大島理森副総裁による口頭での厳重注意で済ませた。

 採決では、中川氏、進次郎氏、菅義偉元総務相が反対し、平将明氏が採決前に退席した。小泉元首相の下で民営化を進めた中川氏は採決後、記者団に「輝かしい(小泉政権時代の)歴史を自己否定した。改革派は大幅に減ったが、『官から民へ』『小さな政府』の旗を掲げる仲間を結集しなければならない」と強調した。進次郎氏は「民間の活力を発揮させる方向ではなく、党の信念がぶれた。国民からも誰からも評価されない」と執行部を批判した。

 執行部の対応が注目されたが、谷垣禎一総裁の判断で党規上の処分にも入らない口頭注意とした。谷垣氏は12日の記者会見で「(05年の郵政選挙で)わが党は分裂した。今は野田政権を追い詰める大事な局面で、結束を図らないといけない」と語った。
(Yahoo!ニュース-毎日新聞4月12日(木)20時26分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120412-00000084-mai-pol

小泉進次郎議員のブログを見たら、早朝に岩手から帰ってきて本会議に出席し、採決で反対をしたと書いてありますね。大変だったでしょうけれど、出張で欠席するよりも、きちんと本会議に出席し、反対してくれて潔かったです。

そして処分は「厳重注意」。
やはり厳しい処分は影響が大きいとみて執行部は腰が引けましたか・・・
まぁとりあえず、終わりましたので、郵政に関しては今後は生暖かく見守ることにします。

郵政改革に関する一連の動きを見ていて思ったのは、先日見た映画「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」です。

国民に自助努力を訴え、非常に急進的な改革を進めたサッチャーさんに比べれば、小泉元首相の改革なんて改革のうちに入らないくらい小さなものです。

それでも未だに小泉さんを恨んで憎んでいる人たちはどういう人たちかしら?
既得権益を失った方たちかしら・・・

その方たちには、「小泉さんがサッチャーさんでなくてよかったわね」と言っておきましょう。
サッチャーさんだったら改革反対派を徹底的に叩き潰し、ゾンビのように生き返ることなど無かったと思いますから。

しかし、サッチャー、小泉、両者に共通していたのは周りの政治家たちの保身でしょうか。
一見、改革に賛成のように見える仲間の政治家たちも、本音では常に『次の選挙で自分が当選できるかどうか』を考えています。そんなところは、民主主義のお手本であるイギリスの政治家であっても全く同じ。

有権者に血を流してもらうような政策は、本音ではやりたいと思っていても選挙のことを考えると言い出せない。国の将来を考えるよりも、自分が当選することの方が優先するのはどこの国の政治家も同じです。

映画ではサッチャーさんの信念として「いまの有権者に媚を売るのではなく、何世代もあとの人たちに感謝されるような改革」と描かれていました。

この映画のことはもっと書きたいことがいろいろあるのですが、興味のある方は見ていただいた方が早いです。

さて、次の選挙では投票したい政党が無いのですがどうしましょう・・・

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2012年4月10日 (火)

郵政改正案、12日にも衆院通過見通し

郵政改正案、11日に採決=衆院委

 衆院郵政改革特別委員会は10日の理事会で、日本郵政グループの民営化路線を見直す郵政民営化法改正案の委員会採決を11日に行うことを決めた。同改正案は民主、自民、公明3党が共同提出しており、12日にも衆院を通過する見通し。
(Yahoo!ニュース-時事通信4月10日(火)10時33分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120410-00000036-jij-pol

たまたまテレビをつけたらBSフジのプライムニュースで郵政民営化問題をやっていたので途中から見ていました。
出演者は、大塚耕平元内閣府副大臣、林芳正自民党郵政事業に関するプロジェクトチーム座長、野村修也中央大学法科大学院教授(郵政民営化委員会委員)など。

もう法案が採決されるところまで決定しているので、今さら議論してもねぇ・・・とあきらめの思いで見ていたのですが、やはり金融政策にも詳しく、民営化のプロセスを監視してきた野村先生の意見が改めてまともだと思いました。

それに対して大塚さんと林さんの意見は、一見もっともらしいことを言っているのだけれど、どこか破綻している。当然、野村先生にそういうところを突っ込まれるのだけれど、二人とも屁理屈ばかり言ってごまかしているように聞こえましたね。

Nakagawa1VTR出演の中川秀直自民党元幹事長は採決では反対すると言っていましたが、林さんは「総務会で了承されたものは、当然党議拘束がかかると考えて良い」というようなことを言っていました。

しかし、自民党の幹部間では、対立を再燃させたくないので、採決で造反しても処分せず、曖昧な形で黙殺すればいいと言っているようです。結構へたれですね。
私としては、郵政選挙で小泉さんが造反者を公認しなかったくらい厳しい対応をしたので、逆の立場になってもしっかり処分すれば良いと思っているのですが・・・

小泉進次郎議員はどうするのかな?
小泉自民党青年局長のスケジュールはネットに公開されているのですが、採決にかかる11日~12日は岩手県に出張のようです。
これは自民党の策略なのか・・・

Shinjiro18_2 自民党としては、採決に反対する進次郎議員の映像がテレビに流れるのは避けたいところ。マスコミはここぞとばかりに狙ってきますから、苦肉の策として出張を命じたということなんでしょう。ちょっと情けないですね。

あくまで法案反対の中川さんは、「いずれ小泉郵政改革の形に戻る」と言っていましたが、私も野村先生が指摘した数々の懸念が当たり、行き詰まり、もう一度元の民営化法に戻るような気がします。

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2012年4月 9日 (月)

鳩山元首相、イランの大統領と会談

「こんな時期に行くなと言い続けた」 イラン訪問の鳩山氏に官房長官不快感

 Hatoyama39藤村修官房長官は9日の記者会見で、民主党の鳩山由紀夫元首相(外交担当の党最高顧問)がイランを訪問し、同国のアフマディネジャド大統領と会談したことについて「たとえ個人の立場でも、こういう時期に訪問しない方がいいとずっと言い続けた」と述べ、不快感を示した。

 イランの国営テレビは、鳩山氏が会談の中で国際原子力機関(IAEA)がイランなどに二重基準の対応をしており、不公平だと述べたと報じている。

 藤村氏はこの件について「政府としてコメントしない。わが国は核問題解決に向けたIAEAの役割を重視しており、イランにIAEAと完全な協力を行うよう求めている」と強調した。
(Yahoo!ニュース-産経新聞4月9日(月)13時4分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120409-00000525-san-pol

鳩山さん、冗談かと思ったのですが、本当にアフマディネジャド大統領と会談したのですね。大統領もよく会う気になったなと思います。
鳩山さんがおかしな人だということは世界中に知れ渡っているので、大統領は鳩山さんを利用してやろうと考えたのでしょう。

案の定、IAEAについて鳩山さんがイランを擁護したかのように発表されています。
鳩山さんは「そんなことは言っていない」と否定しているようですが、イラン政府が公式に発表してしまったのですから、やはり彼は利用されたのかもしれません。

もしかして、鳩山さん、本当はイラン政府の発表通りに発言していたのではありませんか?
日本で大騒ぎになっているのを知って、慌てて否定した可能性もあります。
鳩山さんってそれくらい信用できない人ですね。

「鳩山さんの発言とアフマディネジャド大統領の発言のどちらを信じますか?」と言われて日本人として自信を持って「鳩山さんを信じます」と言えないところが情けないです。
(下の画像はイラン大統領府から拝借したもの)

Hatoyama38

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2012年4月 8日 (日)

竹島は我が国固有の領土です

日本が竹島の主権を主張すれば、未来の日韓関係は白紙に=韓国

 韓国外交通商省のチョ・ビョンジェ報道官は6日、「日本が独島(日本名:竹島)への主権を主張することは、結果を考えない粗野な行動である。われわれは日本からの領土主権侵犯の企てを一切容認しない」との立場を強調した。中国国際放送局が報じた。

 チョ報道官はまた「日本が歪められた歴史観を強調し続け、独島への主権を主張していくならば、未来の日韓関係は白紙になる。こうなると日本は国際社会で責任のある役割を果たすことはできない」と述べた。
(Yahoo!ニュース-韓国 (サーチナ)4月7日(土)9時56分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120407-00000003-scn-kr

ブログを書き始めて今月で丁度6年になります。もう6年にもなるのかと自分でも驚きます。一応政治系の話題が主となっているので、韓国の話題に関してもこれまでいろいろ書いてきました。もちろん、竹島についても。

すでに書いているのであまり追加で書くこともないのですが、韓国の竹島に関する執念が衰えるどころか、ますます激しくなっているのでもう一度取り上げてみました。
以前の記事を読んでいただければ問題の本質は全く変わっていないことはわかるのですが、そろそろ日本政府も曖昧な態度を止めて、もう少し強い態度で抗議する時期にきているのかもしれません。

外交青書(白書)や教科書等で静かな主張をしているだけなら、韓国は当然抗議しますが大抵一時的なもので決定的な外交問題とはなりません。日本政府は事を荒立てたくないがために歴代政府はそういった消極的な態度をとってきました。

しかし、人間関係でも同じですが、もめ事を本気で解決したいならば、お互い逃げないで話し合わなければいけないと思います。
ところが、話し合うにしても、やっかいなのは韓国人の「ハン(恨)」という感情です。

以前の記事で引用させてもらった黒田勝弘氏の著書に書かれているように、『自力で日本を追い出し解放・独立を実現できなかった』という未練の鬱積が韓国人の心の奥底にある日本に対するハンです。
それを解き放つことが出来なければ、まともな話し合いなど到底できないことが最大の問題でしょう。

現実には無理ですが、韓国人のハンを解いてあげるためには直接日本と戦争するのが一番早いですね。もちろん、韓国が勝てばハンは消え去りすっきりします。負けたとしても今のような宙ぶらりんな気分からは解放されるでしょう。

現実に戦争はできないので、竹島紛争は代理戦争になっているのですね。島を実効支配し日本を押さえつけている(勝利している)という感覚が彼らにとってはこの上もない快感をもたらすので、紛争が解決してしまっては彼らが困るのです。
こうした複雑な民族感情が根底にあるため、非常に難しい問題です。

日本が一歩踏み込んだ交渉をする際気をつけたいのは、こうした韓国国民の民族感情を無視できないことはもちろんですが、アメリカの動向にも気をつけなければなりません。

アメリカは北朝鮮(背後の中国)に対する防波堤として、韓国を同盟国としておきたいですね。その韓国と日本の間に大きな紛争が存在するのは好ましいことではありません。
そこで、アメリカは日本に自制させるため、韓国の独島(竹島)に対する野心を利用して韓国側に有利な行動を取る可能性があります。
そういったさまざまな駆け引きの可能性を見極めつつ、いかに日本に有利に解決していくかが重要です。

<関連記事>
韓国が竹島(独島)にこだわる理由
http://coolminori.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_9b0a.html

<参考サイト>
外務省:竹島問題
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/

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2012年4月 6日 (金)

鳩山元首相、イラン訪問中止拒否

<鳩山元首相>「1カ月前、首相に予告」イラン訪問中止拒否

玄葉光一郎外相は5日、国会内で、イラン訪問を計画している鳩山由紀夫元首相と会い、「もっと早く相談してほしかった」と不快感を示し、訪問の取りやめを促した。これに対し、鳩山氏は「政府しか外交ができないということであれば、議員外交ができなくなる」と拒否。予定通り6日からイランに向かい、アフマディネジャド大統領らと会談する方向だ。

 イランの核開発問題を巡り、政府は欧米諸国とともにイラン産原油の輸入削減を決定。各国が協調してイランへの圧力を強めており、政府は「対話のタイミングではない」(外務省幹部)と判断している。野田佳彦首相も5日の参院予算委員会で「大変微妙なタイミングで、国際協調の立場と整合的でなければならない」と述べ、鳩山氏のこの時期の訪問は好ましくないとの考えを示した。

 鳩山氏は5日、国会内で記者団に対し、「首相には1カ月以上前に訪問計画を伝え、『前向きに頑張ってください』と言われた。理解してもらえたと思っていた」と釈明。玄葉氏は4日の記者会見で、鳩山氏から同日、訪問計画を聞いたとして批判していた。
(Yahoo!ニュース-毎日新聞4月5日(木)20時41分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000074-mai-pol

国会には変な議員が沢山いますけれど、鳩山元首相ほどおかしな方はいないと思います。
おかしいとか変わっているということだけならまだいいのですが、この方の最大の問題は、国益にとってマイナスの言動をとることと、そのことに対して全く自覚がないこと。まだ素直に謝ってくれる田中防衛相の方がましだと思います。

今回のイラン訪問に関しても、民主党の外交顧問なのですから当然だと思っているのでしょう。ご本人にとっては、不快感を示している玄葉外相の方こそおかしいと思っているのはないでしょうか。

自民党の山本一太議員が、
「絶対ろくなことにならない。日本の国益のために羽交い締めにしてでもやめさせてほしい」
と訴えたそうですが、これまでの鳩山さんの言動を見てきた皆さんなら、そう思う方がほとんどだと思います。
山本議員に羽交い絞めにされている鳩山さんの姿を想像すると笑えてくるのですが、日本にとっては笑いごとではないですよね。

Hatoyama36

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2012年4月 3日 (火)

首相官邸HP、リニューアル

首相官邸HP、リニューアルに4500万円 ネットで怒りの声 「もっと安くできる」

首相官邸の公式ホームページが2012年4月2日、リニューアルされた。
 これが「お金をかけすぎている」とインターネット上で批判の嵐となっている。増税や公務員削減などが実施されようとしている中、無駄使いではないかという声が多くあがっているのだ。

■「4500万なら官邸をリニューアルできるだろ」

 2日午後に行われた藤村修・内閣官房長官の記者会見によると、「各府省の様々な政策情報を国民の皆様に、より分かりやすく発信する観点」で、全ての府省の政策情報をワンストップで調べることができる「政策情報ポータルサイト」や、子ども向けに総理大臣の仕事や内閣の政策などを説明する「首相官邸キッズページ」の開設、官邸ホームページのトップページや復興サイトなどのデザインも一新した。時事通信の報道などによると、刷新費用として4550万円がかけられたという。

 この金額に対し、2ちゃんねるでは怒りの声が噴出した。「税金の無駄使い 50万で十分」「お金の使い方の感覚が絶対おかしい」「4500万なら首相官邸をリニューアルできるだろ」など高すぎる、無駄使いだと指摘する書き込みや、「俺ならその1/4の価格でやったのに…」「うちなら45万で請け負うぞ」「デザイナーだからいうけど設計から何から全てが糞イライラがとまらない!」など制作者としてありえないという意見が見られる。

 リニューアル後にはキッズページで漢字の誤記があった、アップルが開発しているウェブブラウザ「Safari」で見ると文字化けが起こるという報告もあり、金額に中身がともなっていないというのが多くの人の怒りの理由のようだ。

■制作者「高くて2000万。数十万は無理」

 企業ホームページの制作代行を請け負っている、都内のある制作者に首相官邸ホームページを見てもらったところ、「これくらいなら1000万から、高くても2000万円で作る」ということだった。もちろん請け負う企業やページ数、搭載する機能などによって金額は異なってくるが、4550万円はさすがにかけすぎだという。ただ、官公庁が仕事を発注する場合は下請け、孫請けなどいくつもの会社を通す場合が多いため、中間搾取も多く実際の制作者には数百万円しか入っていないのではないかという見方だ。2ちゃんねるで言われている「数十万で作れる」というのはさすがに無理だという。
(Yahoo!ニュース-J-CASTニュース4月3日(火)19時12分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120403-00000006-jct-soci

このニュースを見て、どんなにすごいものに変わったのだろうかと、久しぶりに官邸ホームページを見に行きました。
しかし、4550万円もかけた割には、どこがどう変わったのかよくわかりませんでした。トップページに関しては、以前は割とごちゃごちゃした印象でしたが、多少はすっきりした感じになったのは良かったという程度です。

それにしても、お金かけましたね~
確かに、情報が満載なので、丹念に見ればとても役立つページが沢山あり、それらの情報の更新等日々のお手入れにはお金がかかるとは思います。
しかし、この記事にもあるように、高くても2000万円程度でできるのであれば、官邸の発注方法(入札等)に問題があると思います。
こういうことは誰も国会で追及しないのでしょうか。

ところで、現在、官邸HPはどれくらいの方が見に来ているのでしょうか。
私自身は、ほとんど見ていません。
たまに見るのは、ブログで取り上げた総理の記者会見での発言や声明を確認する時くらいですね。

今でも比較的よく見るのは、歴代内閣のページ。特に小泉内閣です。
『あの外遊は何年の何月だったのかな?』などを確認する時によく見ます。
楽しい話題が多かったので、今見ても懐かしくて、思わず読みふけってしまいます。

それに比べて、民主党内閣になってから総理の動画や画像関係のページは全然見なくなりました。
何というか、国際会議などでも情けない場面が多いので見たく無くなっちゃうんですよね。
せっかく大金をかけてリニューアルしてくれても、「見たい!」と思える話題が無いのが残念です。

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2012年4月 1日 (日)

蛸の精に遭遇

震災以降引きこもりがちだったのですが、昨日は久しぶりに能楽堂に行きました。
野村萬斎師の「狂言ござる乃座」46回目の公演で、大変珍しい演目「蛸(たこ)」を観ました。
後半、蛸の精が出てくるのですが、その扮装(特に頭の部分)が、何と、まさにリアル蛸。
蛸が頭の上に載っているといったらよいでしょうか。
頭が蛸なのではなくて、頭の上にさらに蛸の頭が載っているという、奇妙な蛸の作り物です。その蛸の頭が照明でテカテカ光っているところが何ともユーモラスな光景でした。
パンフレットの解説によると、この作り物はお父上の万作師の工夫だそうです。
以前、狂言の解説書で「蛸頭巾」を被った写真を見たことがありますが、今回の物は全く違うものです。これはすごい発想だなと思いました。
正直、幕が上がって蛸の精が登場した時は、あまりに奇妙な形に思わず笑いが・・・
ところが、狂言ですから笑ってもいいはずなのに、なぜか皆さん笑わない。「口真似」であれだけゲラゲラ笑っていた両隣の方たちも全く笑わない。う~む、一人笑いをこらえるのが大変でした。
後半、生前の蛸の苦しみを萬斎師考案の「吐墨」という小書で表現されたのですが、非常にリアルで面白いアイデアでした。まだご覧になっていらっしゃらない方のために、その種明かしはしないでおきますね。

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