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2012年3月24日 (土)

ゆうちょ解約しました

郵政法改正案に自公が合意、小泉進次郎氏「賛成できない」

 自民、公明両党が、小泉純一郎元首相が進めた路線を修正する郵政民営化法改正案の共同提出で合意したことについて、小泉氏の次男で自民党青年局長の小泉進次郎衆院議員(11区)は「今のままでは、私は賛成できない」と述べ、現状の合意内容に反対する意向を明らかにした。

 理由については、「そこは言わない方がいいでしょう」と言及を避けた。国会内で記者団の質問に答えた。

 自民、公明両党の合意は、小泉元首相が推進した完全民営化路線を転換。焦点だった金融2社株について、「すべてを処分することを目指す。できる限り早期に処分する」などと「努力規定」に改めた。現行法で、2017年と定められた全株の売却期限は撤廃している。

 民主党は賛成する方向だが、自民党内では民営化推進派の反発が必至だ。
(Yahoo!ニュース-カナロコ神奈川新聞3月23日(金)23時30分)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120323-00000037-kana-l14

このまま自民党が党として郵政民営化法改正案に合意したら、本会議で採決の際、進次郎議員を含む改正案反対派はどういう行動をとるのでしょうか。
欠席か、棄権かそれとも反対か・・・
いずれにせよ、圧倒的な賛成派に対し勝ち目はありません。できれば筋を通して反対してもらい、党からきっちり処分されれば良いかなと思います。

自民党の中川秀直議員のブログに、郵政民営化の見直しについての見解が書かれていますが、私が最も同意する部分について一部分引用させてもらいますね。

>郵便貯金銀行と郵便保険会社の株式を2分の1以上処分した段階で、民間と同じ業務が届け出制でできるということは、国家保証付きのまま自由化されることを意味し、不公正であり、民業圧迫や国際的な問題に発展するだろう。

私は、この民業圧迫という点を一番問題視しています。国民新党の亀井静香氏が金融相だった時に、「郵政グループに対しての検査・監督は厳しすぎるから緩和しろ」などと公然と発言したことにはあきれ果てました。すでにこの時点で郵政だけを特別扱いするよう指示していたのです。

これまで郵便局の不祥事は何度もニュースになりました。一般金融機関ならあり得ないような預金の杜撰な管理などです。恐らく、現場、特に中小の郵便局は民営化になった途端、一般金融機関と同じ検査を受けることになり相当動揺したのでしょう。そこで亀井さんに泣きついたということだと思います。

日本郵政の元社長、西川義文氏は以前朝日新聞のインタビューでこんなことを語っていました。
以下(2010年2月13日(土曜日)朝日新聞別冊be逆風満帆より引用)

―――郵政の現場に立って驚いた。一円でも帳尻が合わなければ、全員が残業して調べるのが銀行だが、郵便局では貯金、保険、切手の売り上げが分別されず丼勘定が珍しくない。郵便局長の不祥事も頻発。表面だけ本物のお札を並べた5千万円の紙束で監査を逃れようとした局長もいた。
「綱紀の緩みは、特定郵便局という制度と無関係ではない」。西川はそう思った。人事異動もなく上下関係が固定され、まるで家業。局同士の結束は強く、選挙になれば集票に力を発揮する。小泉改革では全国特定郵便局長会(全特)は抵抗勢力と見なされた。
 郵政選挙の後、鳴りを潜めていた全特は、小泉が首相を辞めると活発に動き始める。
 昨春、千葉市であった全特の総会に招かれた西川は批判の嵐を浴びた。総選挙を視野に、全特は国民新党と民主党との関係を強める。そして、政権交代。国民新党の亀井静香が郵政改革担当相に就いた。全特が復権した瞬間だった。―――

西川氏は、完全民営化を視野に、大きな問題であった銀行とのコンピューターの統合にも尽力したのですが、結果的に裏切られました。このことについても上記のインタビュー内に書かれています。

―――郵貯が競争力を増すことを恐れる銀行は、郵政とコンピューターの接続を拒否してきた。数千億円を投じて銀行間を結んだ全銀システムは民間金融の砦だった。
「民営化で郵貯も銀行法に従う金融機関になるのですから」。西川は頭取たちを説得し、09年に全銀システムとの接続を果たす。辺地の郵便局も全国の銀行とつながり、利便性は飛躍的に向上した。(中略)
「完全民営化するというので郵貯を銀行と接続した。国の関与が残る特殊な金融機関なら、しなかった。協力してくれた金融界を思うと、承服しがたい」―――(引用終わり)

西川氏にしてみれば、結果的に郵政には良いとこ取りをされて追い出されたわけです。民間金融機関との間に不公正な部分が残る民営化では私も納得できません。

納得できなければどうするか・・・
次の総選挙では自民党に投票しないという選択肢も有ります。

とりあえず個人的には、西川氏が社長を辞め、亀井さんが郵政改革担当相に就いた時点で、手持ちの定期預金以外の郵便貯金はすべて解約しました。定期も先日満期が来たので解約して一般銀行に移しました。
民営化に逆行する人たちへの私の小さな抵抗です。

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