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2012年1月29日 (日)

何となく今年も傍聴

金曜日に衆参両院代表質問を傍聴してきました。毎年何となく見に行っているのですが、ここのところ毎年総理が変わるので、内閣の雰囲気の違いを見るのも面白いです。
ここ数年のイメージとしては、年々大臣たちの重みが無くなってきているように感じられること。今の内閣も吹けば飛ぶような軽量内閣という印象です。
傍聴席は天井に近いくらい高い場所にあるので、そこから下方の大臣席へ向かって「ふ~っ」と息を吹きかければ飛んで行ってしまうのではないかと思えるほど。この人たちに日本を託しているのかと思うと、何とも心許ないといったところでしょうか。

その大臣たちの中でも特に目立っていたのは田中直紀防衛相。印象を一言でいえば『落ち着きのない人』です。
他の大臣たちは、それなりに神妙な顔で資料に目を通して静かにしているのですが、田中氏だけは頻繁に髪の毛を気にして触ったり、ネクタイを触ったり、視線がキョロキョロ四六時中落ち着きがありません。

しかも、私は見てしまいました。背広の左内ポケットから小さな櫛を出してサササーッと髪の毛をとかしているところを。その間、1~2秒。なんという早業でしょう。(カメラマンさん、こういうところを撮って下さいよ~)
いやぁ、ビックリですね。この方は自分が今何をしているところかわかっているのでしょうか。ひな壇の上で堂々とこんなことができるなんて、ちょっと普通の方とは神経の構造が違うのかなと思ってしまいました。
髪の毛を触る癖のある人は、自分を落ち着かせるためにやっているのだという分析もあります。初めてのひな壇で上がっていたのかもしれませんね。しかし、先が思いやられるというか、やはりこの内閣のほころびは田中防衛相にあると確信しました。

国会の写真を撮る各マスコミのカメラマン席は傍聴席と同じ高さにあり、彼らはすごい望遠レンズで下方の議員席を狙っています。以前、読んでいる資料の文字まで写されてしまったことがありました。あれ以来、議員さんたちも気をつけているとは思いますが、凄腕カメラマンさんのターゲットにされたら逃れられないと思った方が良いですね。

ところで、傍聴の楽しみって何でしょうか。総理が出席する本会議や委員会でしたら大抵NHKの中継があるのでわざわざ見に行く必要も無いように思われます。しかし、TV画面だとどうしても切り取られた一部分しか見ることができません。その時他の大臣、一般議員は何をしているのか、ヤジは?カメラマンは?といった議場全体の臨場感はTV中継には無いものです。

明日30日(月)は参議院で代表質問がありますので、傍聴してみたい方は行かれたらいかがでしょうか。午前は10時から、午後は1時からで受け付けは30分前からです。参議院は受け付けの際身分証明書が必要です。この点、衆議院は必要ありません。

全体の雰囲気として参議院の方が厳格で、衆議院の方がフレンドリーな感じ。やはり参議院は貴族院の流れを汲んでいるからかもしれません。天皇陛下をお迎えする国会の開会式も参議院本会議場で行われますしね。
以前、衆議院議員秘書さんから聞いたのですが、赤じゅうたんも参議院の方がきれいだそうです。(確かにそんな感じ)衆議院は解散があって議員の入れ替わりが激しいということもあるみたいです。そういえばロッカールームも参議院の方が格段に綺麗。こうした観察も面白いです。

傍聴の面白さという点では、本会議より予算委員会等各種委員会の方が面白いです。しかし、こちらは議員の紹介が無いと傍聴できないんですよね。一般国民は気軽に議員紹介してもらえないからかなりハードルが高いです。
国民主権だから自由に傍聴させれば良いと思うのですが、何故なんでしょうね。もしかしたら、本会議場のように傍聴席の座席数が多くないからかもしれません。予算委員会が開かれる第1委員室の傍聴席なんて恐ろしく狭いですから。

議員ばかり多くて傍聴の設備が貧弱なのは国民主権という意味ではちょっと情けないかも。今の国会は確かに手狭な感じはあるけれど、そう感じるのは議員が多いからではないでしょうか。やはり議員数削減は必要だと思いました。
ぼーっと見に行ったようで、案外新しい発見があるので国会はまた行ってみたいと思います。

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