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2011年10月29日 (土)

豪華絢爛な劇場

ボリショイ劇場、改装工事終えこけら落とし公演

ロシア・バレエの殿堂、モスクワの「ボリショイ劇場」で改装工事が終わり、28日夜、こけら落とし公演が開かれた。
 冒頭メドベージェフ大統領は「ボリショイ劇場は、ロシア国民を一つにする、数少ない国家ブランドだ」と述べた。公演では、グリンカからチャイコフスキーまでロシアの名曲が披露された。2005年に始まった工事は難航し、当初予定の2倍の6年間を要した。
(Yahoo!ニュース-読売新聞10月29日(土)11時48分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111029-00000384-yom-int

この劇場は過去火災や戦争などで何度も被害を被っていますが、綺麗に蘇りましたね。
特に帝政ロシア時代の装飾はとんでもなく豪華で驚きます。
豪華すぎるが故に修復にもお金と時間がかかったのでしょう。
こういう建物を見ると、やはりロシアは芸術の国だなと思います。

Bolshoi_theatre1 

Bolshoi_theatre2_2
修復前後を比べたもの

Bolshoi_theatre4

Bolshoi_theatre3

眩しいくらい豪華絢爛な装飾です。

Bolshoi_theatre7
Bolshoi_theatre6

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2011年10月23日 (日)

もれなくもらえる感謝状

復興債、購入者にもれなく安住財務相名の感謝状

 Azumi1_2財務省は21日、東日本大震災の復興策を盛る2011年度第3次補正予算案の復興債11兆5500億円のうち、1兆5000億円は、個人が1万円から購入できる個人向け国債にすると発表した。
 復興に必要な資金を国民に直接求める形で、購入した人には財務省が安住財務相の名前で感謝状を贈る。
 早ければ12月の販売分から、個人向け国債はすべて復興債になる。個人向け国債は金融機関の窓口で買うことができる。
(Yahoo!ニュース-読売新聞10月21日(金)20時27分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111021-00001095-yom-bus_all

いらない・・・
このアイデア考えたの本人じゃないかしら・・・
「もれなく」という記事のタイトルからして読売新聞は安住さんバカにしてるでしょ。

菅さんが財務大臣になった時「この国は大丈夫か?」と思いましたが、もうね、もしも安住財務大臣がサイン会やろうとしても驚かないでしょうね。
それほど民主党政権になってからこういうことに慣れてしまいました。

安住さんは重要閣僚になってとにかく威張りたいし目立ちたいんでしょうね。
同じjunなら小泉さんの感謝状が欲しいわぁ・・・

Azumi4

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2011年10月21日 (金)

蓮舫氏はIT音痴?

スパコン仕分け人は「IT音痴」だった? 蓮舫氏、ツイッターで写真紹介できず

  「2位じゃダメなんですか?」の名台詞で次世代スーパーコンピューターを事業仕分けにかけた民主党の蓮舫行政刷新担当相が実は「IT音痴」だったのではないかと、話題になっている。
   2011年10月20日現在34万人にフォローされていて、ツイッターで大人気の蓮舫氏。普段は政界での出来事や、家族のことなどを投稿しているのだが、19日、ちょっとした事件があった。
「蓮舫さん、画像がアップロードされてません!」
   家で何匹も猫を飼っているのだそうで、その写真をフォロワーに見せようとしたのだが、紹介したURLが「/Users/renho_office/Desktop/mail.jpeg」と、蓮舫氏のPC内のローカルパスだった。
   残念ながら、もちろんこれでは他の人は閲覧できない。ツイッターで写真を紹介する際は写真共有サイトに写真をアップしてそこのURLを紹介するなどの方法が一般的だ。
   すぐさまフォロワーから「蓮舫さん、画像がアップロードされてません!そのアドレスは蓮舫さんのPC内でしか使えません」と突っ込まれ、「すみません!やり直します」。しばらくして、仲良く身を寄せて寝る2匹の白猫の写真を無事紹介した。
「この国大丈夫か?」「うちの親父もここまで酷くない」
   これだけだったら、政治家がツイッターで少し手こずったというだけなのだが、蓮舫氏は、2009年秋の事業仕分けで、文部科学省所管の次世代スパコン「京(けい)」の開発の仕分けを担当。「1位になる理由は何があるんでしょうか? 2位じゃダメなんでしょうか?」と厳しく詰め寄り、約270億円の予算を事実上の凍結とした過去がある。
   そのため、今回のツイッターでの出来事は2ちゃんねるで「蓮舫さん、ツイッターに画像も上げられない情弱なのにスパコン仕分けしていたことが判明」と話題となり、ツイッターなどにも、「こんなのに仕分けされた側は無念だろうなぁ」「こんな奴がスパコンの仕分けを。この国大丈夫か?」「うちの親父(69)でもここまで酷くはない」などという書き込みが殺到した。
   「評論家がその道の一流である必要はない」と擁護する声もあったが、「仕分け人は画像が添付できなくても人の気持ちが理解出来ない冷酷ささえあれば大丈夫です」という皮肉も。以前からiPhoneとツイッターを駆使するなど、先進的な政治家だと思われていた蓮舫氏が意外と簡単なことが出来なかったという点も面白かったようだ。
   ちなみに、科学者らの批判を受けスパコン開発予算は後に復活。2011年6月には毎秒8162兆回という計算速度で世界一に認定されている。
(J-CASTニュース2011/10/20 18:50)
http://www.j-cast.com/2011/10/20110648.html?p=all

これは蓮舫さんがIT音痴というわけではなくてうっかりミスだったと思います。そこを突っ込むつもりは全然ありません。私もパソコンを初めて触った頃のことを考えると、今では考えられないようなミスの連発でしたから。

フォルダを作成してファイルを管理することもできなかったようなレベルだったので、ネット上に画像をアップロードするなんて恐ろしく難しいことだと思っていました。そもそも、それ以前にネット上の画像を自分のパソコンに取り込む方法さえ知らなかったのです。

しかし、当時は周りのみんながパソコン初心者といってもいい状態でしたので、私一人がIT音痴、情報弱者(情弱)というわけではなかったのが救いでした。それに比べると今は大変ですね。パソコン操作はできるのが当たり前という前提で物事が進んでいくので、仕事などで誰か一人でも基本知識が無い人がいると面倒なことになります。

私の職場でも一人IT音痴の男性がいます。彼は最低限のレベルにも達していないと言ってもよいかもしれません。特に困るのは「メールにファイルを添付して送る方法を知らないこと」です。

単に書類の内容を確認するだけの場合はFAXで送ってもらうのですが、書類を加工しなければならない場合、電子データでないと困ります。結局最初から作り直す羽目になるのですが、とにかくすべてがアナログ対応で、よくリストラされないものだと不思議に思っています。

彼の場合、Windows95時代にみんなが初心者だった頃、職場で行われたパソコン講習をさぼりまくっていたのですね。それに事務職ではなかったので営業担当ならパソコンなんて関係ないとずっと思っていたようです。そもそもパソコンが嫌いで職場以外では一切使っていませんでした。そんなことで、気がついたら自分だけIT音痴になっていたという訳。

こういう人が職場に一人でもいると本当に困ってしまうのですが、別に仕事でパソコンを使わなくても趣味で使っている人だと自然といろいろ覚えますよね。私はネットの掲示板に参加していたことで様々な技を覚えました。というか、やらざるを得なくなったという感じです。未だに新しい技を習得する機会があり面白いなと思います。つい先日も『おおっ!』という技を一つ覚えました。

蓮舫さんのローカルパスの話はうっかりミスですが、彼女の場合、他に突っ込みどころ満載なので情弱認定されてしまったのでしょう。逆に私は彼女のようにiPhoneとツイッターはやっていないのでネット住民に言わせればIT音痴なのかもしれませんね。

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2011年10月19日 (水)

またも配慮を欠く発言

「逃げなかったバカなやついる」東日本大震災の津波避難で平野担当相

平野達男震災復興担当相は18日、東日本大震災の津波被害に関し「私の高校の同級生みたいに逃げなかったバカなやつがいる。彼は亡くなったが、しょうがない」と述べた。福島県二本松市で行われた参院民主党の研修会のあいさつで語った。犠牲者やその遺族への配慮を欠いた発言で、進退問題に発展する可能性も出てきた。

 平野氏は、大震災時に堤防の門扉を閉めに行った消防団員や、安全とされた避難所などに逃げた人が津波にさらわれ犠牲になった例を紹介した上で、同級生の話を披露。研修会後、記者団に「不快な思いをされた方には心からおわびする」と謝罪した。

 平野氏は参院岩手選挙区選出で当選2回。7月に被災地への“暴言”で辞任した松本龍氏の後任として震災復興担当相に就任、9月に発足した野田佳彦内閣で再任された。野田内閣では9月に鉢呂吉雄経済産業相(当時)が東電福島第1原発事故の周辺地域を「死の町」などと発言し、就任9日目で辞任している。(以下略)
(Yahoo!ニュース-産経新聞10月18日(火)20時59分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111018-00000590-san-pol

松本龍氏、鉢呂吉雄氏に続いて平野氏まで失言ですか・・・
平野氏は辞任した二人の大臣を見ていて『失言だけはしないように』と心に誓っていたはず。それとも、他人事だと思っていたのでしょうか。
以前、老人福祉施設を見学したことがあるのですが、こうした施設に入所しているお年寄りの方々などは、逃げたいと思っても自分の力で逃げることすらできないのです。当然、その方たちを介護する職員の方たちも逃げられません。病院なども同じですね。
記事にもあるように職務で最後まで最前線に張り付いていなければならない方、やむを得ない事情で逃げられない方、色々な方がいらっしゃいます。そうした方々への思いが至らなかったのは残念です。
恐らく平野氏は鉢呂氏と同じ感覚で、身内だけの会合で気が緩んでしまったのでしょう。最初から悪気があって言うならば別ですが、ご自分ではそれほど悪いことを言ったという感覚は無いのかもしれません。不思議なことに永田町の住人になると、そうしてどんどん世間の感覚と離れてしまうのだと思います。
国民目線に立つということは国民に媚びることではありません。政治家は大局的見地に立って痛みを伴う政策も実行しなければならないのですから。しかし、つらい立場にいる国民のことに思いが至らない政治家にはなって欲しくないのです。

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2011年10月15日 (土)

久々の能楽堂

今日は国立能楽堂で行われた「万作を観る会 傘寿記念公演」に行ってきました。東日本大震災以降能楽堂に行くのも控えていましたが、記念公演とのことでしたので久しぶりに出かけました。

詳しいことは他のブロガーさんたちが書いて下さると思うので略しますが、やはり注目は『翁』だったと思います。三番叟を萬斎師、千歳を万作師のお孫さんの裕基君という組み合わせはこうした特別公演でしか観られなかったと思います。しかも、裕基君は千歳の披き。裕基君はまだ12歳とのことですが、私はこれほど若い千歳を観るのは初めてでした。

裕基君の舞台は小さい頃から見ているので、何だか身内のような気持ちになってしまうのですよね。思わず『がんばって』と心の中で叫びたかったです。きっと他のお客さんたちも同じ気持ちだったのではないでしょうか。その気持ちが届いたのか裕基君は大役を立派に果たしました。(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

萬斎師の三番叟を見ていたら、「萬斎襲名披露公演」の時の三番叟を思い出してしまいました。あの時はピリピリした緊張感がこちらにも伝わってきて、見ているこちらも体が硬直してしまうほどでしたが、今日の三番叟はさすがに貫禄がありました。

万作師の『火打袋風流』のシテ初演もめったに観ることができない演目でしたし、観世銕之丞師の舞囃子『高砂』など、今日は記念公演にふさわしい格調の高い演目を沢山観ることができ楽しめました。

会場にはドナルド・キーン氏がいらっしゃいました。パンフレット寄稿文を読むと、キーン氏と万作氏との交流は非常に古いことがわかり驚きました。京都に在住の頃には狂言も学んでいらっしゃったとか。日本文化が大好きなキーン氏ですが、今日の舞台を観てどんなことを感じたのでしょうか。私も久しぶりに伝統文化の世界に浸って日本の良さを再認識しました。

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2011年10月11日 (火)

余計なひと言

慰安婦問題、新たな基金創設も視野 韓国外相と会談の前原氏

 【ソウル=杉本康士】韓国を訪問している民主党の前原誠司政調会長は10日昼、ソウル市内のホテルで金星煥(キム・ソンファン)外交通商相と会談し、慰安婦問題について「人道的な観点から考える余地がないか、お互い知恵を出し合い静かな環境で議論したい」と述べた。韓国政府が求める慰安婦の請求権協議に関しては「政府の考え方は不変だ」と否定的な見解を示した。
 会談後の記者会見で前原氏は、平成19年に解散した「女性のためのアジア平和国民基金」を挙げ、「韓国政府は否定的な考え方をしているが、それは以前の話であって李明博(イ・ミョンバク)政権ではない」と指摘。新たな基金創設も選択肢になることを示唆した。
 ただ、前原氏は同日夕、ソウル市内で記者団に対し、「具体的に考えるのは外交をつかさどっている政府だ。方向性が固まった段階で、党としてもしっかりとバックアップしていきたい」と説明。新たな基金創設の是非は、あくまでも政府が行うとの認識を示した。(以下略)
(Yahoo!ニュース-産経新聞10月10日(月)19時34分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111010-00000515-san-pol

日本における保守派と呼ばれる方々にとって、1990年代に出された村山談話と河野談話は日本外交における大きな汚点だと思っている方が多いと思います。しかし、私は村山談話については謝罪外交と言われる日本の外交の歴史に一つの区切りをつけるものであって、うまく利用することによって、文句を言ってくる相手国を黙らせる効力があると思っています。

それに対して、いわゆる慰安婦を認めたとされる河野談話は非常に性質の悪いものだと思っています。事実がねつ造であっても、一度結論が出てしまい国際社会で広まってしまうと、それを覆すことは難しく、特に日本のように一度も反論をしなければ、それが正しいことになってしまう悪い見本だからです。

謝罪しなければならないことははっきりと謝罪しなければなりません。逆に不当に謝罪を押し付けられているのならば、証拠を突きつけて反論する。国際社会を味方につけるPR工作も必要です。しかし日本はそれをしてきませんでした。

国民の危機感が無いことが一番の問題ですが、政府自体も『面倒なことはとりあえず謝っておこう』という事なかれ主義な態度をとってきたことが今日まで問題を引きずっている原因です。

そして、また民主党の前原誠司政調会長が韓国に期待を持たせるような発言をしてしまいました。もちろん、韓国政府が求める慰安婦の請求権協議に関して「政府の考え方は不変だ」と否定的な見解を示してはいますが、そもそも新たな基金創設の選択肢などに触れるべきではなかったのです。余計なひと言が災いを招かなければよいのですが・・・

『慰安婦はいた。しかしそこに強制性はなかった』というのが事実です。韓国側が反論するならば、今からでも日本国民が納得できる証拠を示せばよろしい。
元慰安婦からの聞き取り調査は、非公開、かつ裏付けもとられていない怪しげなものでした。
これが日本政府による国家賠償の前提として正式に調査をするという話であったなら、厳密な調査と証拠が必要だったでしょう。しかし、いくら調査しても納得のできる証拠資料は見つかりませんでした。『日韓基本条約で解決済』と日本政府が答えて終わりのはずでした。

ところがここに落とし穴がありました。法律に基づく国家賠償という正式な話ではなく、官房長官談話で認めてくれさえすれば韓国政府は納得するという話を真に受けて油断してしまったのです。
当時、韓国の外務省当局者が日本政府に強く求めていたのは、『強制性が認められないと、韓国人従軍慰安婦たちは自ら進んで慰安婦になったということになる。これでは民族としての体面、自尊心が許さない。何としても強制性だけは認めてもらわなくては困る。植民地支配として戦争という状況下で、彼女たちに対して強制性がなかったということでは韓国民は納得しない』というものでした。

結局、韓国がうるさいから認めて謝ってしまったということなのですが、それが今日まで様々な問題を引き起こしています。
慰安婦問題というのは、政治家がその場その場で勝手な判断をし、適当なことを言ってしまうと、どれだけ国民が迷惑を被るかという典型的な見本です。日本が韓国との情報戦争に敗れたということです。

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2011年10月 7日 (金)

はやぶさの映画

映画「はやぶさHAYABUSA」を見てきました。映画の中に“はやぶさオタク”のお兄さんが出てくるのですが、私もかなりはやぶさの話題を追っかけていましたので気持ちがよくわかりました(笑)
個人的には中和神社が出てきたのがうれしかったです。一時、中和神社まで行こうかなと思ったくらいでしたので・・・
はやぶさに関してはあと2本映画が公開されるそうなので見に行くつもりです。

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2011年10月 2日 (日)

アズチェーナが好き

今日は新国立劇場でオペラ「イル・トロヴァトーレ」を観ました。ヴェルディの作品の中でも私はこの演目がかなり好きです。椿姫を好きな方が多いと思うのですが、私はなぜかイル・トロヴァトーレの方に惹かれるんですよね。なかでもアズチェーナが好き。謎めいて魅力的な人物です。そのため、この演目は色々な演出で何度も観ました。
今回は舞台装置と演出が独特でよかったと思います。「死の象徴」(あれは一種の死神でしょうか)を最初から最後まで舞台に登場させた演出は賛否両論あるかとは思いますが、話の流れを左右するほど強烈な印象ではなく、オペラとも調和していて違和感無く観ることが出来ました。衣装も羽のような衣だったせいか、文字通り象徴というかその場の空気のような存在として描かれていました。

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2011年10月 1日 (土)

なんちゃって民営化法案

日本郵政を小泉時代に戻せ!復興財源も捻出できる

 日本郵政の株式の売却が東日本大震災の復興財源とともに一時浮上した。日本郵政の株式は郵政改革法案で3分の2の売却が予定され、復興財源に関して税外収入の柱として活用可能だというのだ。
 現在、「郵政株式売却凍結法」により、政府保有の日本郵政の株式の売却は凍結されている。政府は、今国会において継続審議中の「郵政改革関連法案」が成立すれば、「郵政株式凍結法案」が廃止され、政府に義務付けられる議決権の3分の1超保有にかかる部分を除いた日本郵政の株式の売却が可能という立場だ。
 もっとも、民主党は、郵政株の売却について、当面は見送る方針のようだ。
 この話は、そもそも郵政民営化に反対していた国民新党が郵政株の売却を主張しているので不思議に思う人も多いだろう。なんのことはない。国民新党が推している郵政改革法案を成立させてくれというだけだ。
 もともと小泉政権で行った郵政民営化のままであれば、今頃は、日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険は株式上場されていただろう。
 政権交代になって事実上解任された西川善文前社長は、2011年度の上場を目標に民営化を行っていた。ところが、国民新党との連立政権によって、西川前社長らの民間人を追い出し、その代わりに元大蔵官僚の斎藤次郎氏らを経営陣にした。とともに、郵政株式売却凍結法を成立させ、株式売却が凍結された。
 その後出てきた連立政権の郵政改革法案は、三事業一体のままで「民営化」するという、「なんちゃって民営化」だ。
 私は、小泉政権の郵政民営化の制度設計をしたが、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の金融会社を完全民営化させたのは、三事業一体のままでは国際的にみて不公正取引に該当するからだ。これからTPP等の国際交渉を行っていくとやり玉にあげられるだろう。
 さらに、民間人経営者を追い出し、官僚OBが経営支配する官僚体質に戻った日本郵政では投資魅力に欠けるので、株式売却しても売却益は小泉政権の民営化に比較してもはるかに少ないだろう。
 本当に震災復興のための財源作りであれば、政権交代後に成立させた郵政株式売却凍結法を廃止させるだけでいい。ただ、そうなると今の官僚OB経営陣ではまともな民間経営はできないので、経営を知っている民間人を経営陣にするべきだ。
 政権交代後に親方日の丸経営に戻った今の体制では誰も将来に期待を持てない。民主党は普天間のように政策の出戻りが多いが、郵政民営化も元に戻したほうが国民のためになる。そうすれば10兆円の復興財源捻出は容易だ。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
(ZAKZAK2011.09.30)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110930/plt1109300812000-n1.htm

ここに書かれている通りですね。亀井さんが連立政権に入ってから、郵便局がせっかく民間金融機関並みの厳しい検査体制になってまともな金融機関になろうとしていたのに、簡易なものに戻せだの、監視カメラを撤去しろだの、色々口をはさむものだから困ったものです。そもそも特定郵便局のような小さな局は会計管理が大雑把で、使い込みなどの事件がよくありましたよね。
まったく亀井さんは郵便局を甘やかすばかりでろくなことをしていません。ネットでしつこく小泉さんを批判している人は郵政の既得権益を失った人ではないでしょうか。亀井さんがここまで郵政改革法案に固執するのも、郵政には相当おいしい利権があったのでしょうね。

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