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2011年3月24日 (木)

電力融通と節電

電力融通3万キロワット増=中部電

 中部電力は23日、同社の東清水変電所(静岡市)構内の周波数変換装置を増強すると発表した。変換可能な電力を現在の10万キロワットから13万キロワットにする。東日本大震災で被災し、供給力不足に陥っている東京電力に少しでも多くの電力を融通するため。
 システムの設計や製造に1カ月程度かかる見込みで、5月中の実施を予定している。中部電が送電している電力の周波数は60ヘルツで、東電に融通するには同社の周波数50ヘルツに変換する必要がある。
(Yahoo!ニュース-時事通信3月23日(水)20時41分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000159-jij-soci

3万キロワットという数字はどれくらいの電力量を示すのでしょうか。
これは東京ドームの消費電力量に例えるとわかりやすいと思います。
ナイター開催日の消費電力量は、周辺のテナントなども含めると5万~6万キロワット時になるとのこと。
これを一般家庭の使用量に換算すると、約4000世帯分の電力消費になるそうです。
この場合、キロワットが発電能力、キロワット時が電力量と考えればよいと思いますが、節電ナイターを行ったとしても約4万キロワット時の電力を使用するようですから相当なものですね。
周波数を変換してまで融通してもらった電力を、ナイターで使ってしまうというのはなんとももったいない。政府がナイター自粛を要請するのも無理はありません。

それにしても、東西電力会社の周波数が異なることでこれほど苦労するのであれば、『周波数が統一されていればよかったのに・・・』と誰もが思いますよね。
もちろん、周波数の統一には莫大な費用がかかる等、難しい問題が沢山あるのはわかります。それならば、せめて周波数変換設備を増やしてほしいと思うのですが、これまでなかなか行われてきませんでした。なぜなのでしょうか?
『周波数変換設備にお金をかけるくらいなら、新しい発電所を作った方が得だ』とする説もあるようですが、それが本当の理由なのかどうかはわかりません。
周波数の統一は難しいとしても、周波数変換設備の増設は危機管理の観点から今後の課題となるのではないでしょうか。

しばらくの間は、消費電力の大きいアミューズメント施設には相当な節電対策を考えてもらわなければならないと思います。

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