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2010年9月26日 (日)

レアアースについて学んだこと

中国の恫喝外交の手段として使われたレアアース。希少金属であることは知っていましたが、正直私の知識はその程度。今回、ネット上の多くのサイトからレアアースに関する知識を得ることができ勉強になりました。

私がそれらの情報から認識できたのはこんなことです。

◇ 中国はレアアース資源大国ではあるが、「レアアース・ハイテク製品」の生産大国ではない。
レアアースは確かに希少な原料ではあるが、それだけでは価値が無い。価値があるのはレアアースを使ってできた「レアアース・ハイテク製品」(レアアース・マグネット等)の方である。この製品を作る技術と特許は日本など少数の国の企業しか持っておらず中国にはない。そのため、中国は日本などから高価格の「レアアース・ハイテク製品」を輸入しなければハイブリッド車、パソコン、デジタルカメラ等ハイテク製品を作ることができない。

◇ 日本のレアアースの備蓄量は十分ある(20年分くらいあるという話も)

◇ 日本ではレアアースの代替品やレアアースを必要としない技術開発が急速に行われている。

◇ これまで中国が低価格のレアアースを輸出してきたため、他の産出国があえて生産せずに中国から輸入してきた事情がある。中国が日本を含め他国に対しても輸出を制限する、あるいは価格を今以上に吊り上げるようであれば、他の産出国が増産や産出開始するだけである。

と、ざっとこんな感じです。一言でいえば中国が日本に対しレアアースを禁輸すれば、自分の首を絞めることになってしまうんですね。中国が本当に日本を苦しめたいのであれば、基礎研究をおろそかにして成果だけを求める自国の体制を変えて技術立国を目指さなければなりません。

こういうことを知ると、今さらながら日本が技術立国であってよかったと思います。資源の少ない日本にとって人材・技術開発は命です。これこそ重要な国家戦略として位置付けるべきでしょう。民主党政権はどうもそのあたりの感覚が鈍いようで、予算を減らしても平気なようです。「国家戦略」という言葉も意味も分からず使っているのでしょうね。
今回の尖閣問題ではいろいろなことを学ばせてもらいましたが、民主党は何か学んだのでしょうか・・・

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