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2010年6月 8日 (火)

少なくとも3年は我慢

民主党の支持率が驚異のV字回復を見せていることについて様々な意見が出ているようですが、これももしかしたら日本人の焼け野原願望なのかもしれないなと思います。

焼け野原願望という言葉は、以前「改革」の問題について書いた時に引用した記事の言葉で、日本人というのは『行き着くところまで行かなければ、改革に取り組めない。堕ちるところまで堕ちなければ、改革はできない。戦後のように、焼け野原になって初めて覚悟を決め、みな立ち上がる。それが「焼け野原願望」』という意味です。民主党と共に日本が堕ちるところまで堕ちてみなければ民主党の危うさがわからないかもしれないということです。

現在の支持率は、「未熟なところはあるけれど、クリーンな菅さんなら期待できる。そもそも自民党よりはましだ」という願望が反映していると思われるのですが、こういったところにも日本人のお人よしで物事をあまり疑うということをしない傾向がみえます。

政治に少しでも関心を持ち民主党のことを注意深く観察してきた方なら、民主党の支持母体や基本理念が何なのかわかってくると思います。私はその危うさを知ってしまったので支持できません。
もちろん、それを承知で支持している方が一定数いることは理解できますが、ほとんどの方たちはぼんやりとしたイメージだけで支持しているものと思われます。

「少なくとも3、4年は民主党政権をやってもらわないと、何でも自民党を批判すればいいという風潮がなくならない」と言ったのは小泉元首相ですが、3、4年経って日本が焼け野原になって初めて日本人が目覚めるという意味かもしれないなと思います。
次の総選挙まで最長3年、ちょっと耐えられないほど長いなとは思いますが、これも国民の政治意識を成熟させるのに必要な期間だと思って我慢することにします。

~参考エントリ~
郵政改革にみる日本人の焼け野原願望

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