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2009年12月31日 (木)

鳩山政権の成長戦略

付け焼き刃「バラ色の物語」 成長戦略 財源不明、実現に疑問符

 鳩山政権が30日まとめた経済成長戦略の基本方針では、「失業率を今後4年間で3%台に低下」「2020年度の名目国内総生産(GDP)を現在の1.4倍の650兆円程度に」と、バラ色のシナリオを描く数値が並んだ。だが、全閣僚が参加する「成長戦略策定会議」を設置したのは今月15日。「経済政策の司令塔が不在」といった批判をかわすために、わずか2週間ほどで基本方針をまとめるという付け焼き刃的な印象はぬぐえず、「数字合わせ」に終始した感が強い。戦略の詳細が出るのは来年6月ごろの予定だが、鳩山政権が描く成長シナリオが絵に描いたもちに終わる懸念は残ったままだ。(以下略)
(Yahoo!ニュース-フジサンケイ ビジネスアイ12月31日8時15分)

今年も今日で終わりですが、今年最大のニュースといえばやはり『政権交代』が実現したことでしょう。非常に大きな期待を持って迎えられた新政権ですが、発足から100日が過ぎ国民の思いも変化してきたことと思います。政権移行に伴う混乱もありましたが、そういった猶予期間も過ぎました。国民からは『そろそろ具体的な政策を実現して欲しい』という要求が高まっているのではないでしょうか。年明けからの通常国会では鳩山政権の真価が問われる展開になると思います。

最近よく言われるのが『鳩山政権には成長戦略が無い』という言葉です。確かに、これまでの経緯を見ていると、子ども手当ての新設、母子加算手当ての復活、高校授業料実質無料化、農業者戸別所得保障制度など政府支出に関する政策ばかり。歳入が見込める政策といったら事業仕分けで見直したものくらいではないでしょうか。新たに入ってくるお金が無い以上、お金の使い道を変えることと借金することしかできないということです。

そこで思い出したのが鳩山政権の政策をわかりやすく例えたこんな話です。
「政府の政策はお母さん視点のものばかりで、お父さん視点のものがひとつもない」
「切り詰めてお金を絞り出すのは家計を預かるお母さん。お父さんはお金を稼いでこないといけない。収入を増やすことを考えるのがお父さんです。政府の政策には収入を増やすというお父さんの視点がまったくないんです」

これネットで見たのですが、すごくわかりやすい話ですよね。もちろん世の中にはお母さんがお金を稼いでくるお宅も多いかもしれませんが、その辺の突っ込みは無しということで・・・
『収入を増やすという視点』これこそ成長戦略です。

鳩山政権の基本政策は『コンクリートから人へ』というものですから、企業より家計重視です。それを税収の範囲内でやりくりするのであれば構いません。しかし、子ども手当てひとつとっても新たに数兆円の予算が必要となり、それが一回限りではなく恒久的な政策にするというのですから新たな歳入が見込めなければ破綻は目に見えています。宇宙人鳩山首相もさすがに成長戦略に言及しなければならなくなったということでしょう。増税は避けたいところですから経済成長による税の増収を考えなければなりません。

ところが、ここでも鳩山政権の曖昧さ、不透明さが出てきてしまっています。『戦略の詳細が出るのは来年6月ごろの予定』とはずいぶん気の長い話ですね。経済の成長には規制緩和や民営化といった政策の組み合わせが必要ですが、実現すれば既得権益の受益者からの反発は避けられません。結局、参院選までは思い切った政策を打ち出すことができないということでしょう。年金改革、公務員制度改革、税制改革等手をつけなければならない改革はすべて先延ばし、当面は誰もが嫌だとは言わない『お金を配る政策』だけ手をつけるのだと思います。

そうしている間にも国債利払い費が税収の2割を超えてしまうという現実があります。利払い費に償還分も含めた国債費全体では20兆円を超えます。税収のうちこれだけの金額が他の政策に使えないということですよね。小泉元首相も講演などでこのことをすごく心配していました。もっとも、過去の自民党政権が国債に頼る政策を続けてきたことは確かなので、鳩山政権だけを責めることはできませんが。

どうも民主党政権になって以来日本の将来が不安でたまりません。
それでも日本の底力を信じて来年はできるだけ明るい気持ちで過ごしたいと思います。
この一年ブログを訪れて下さった皆様ありがとうございます。
どうぞ良いお年をお迎え下さい。

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2009年12月29日 (火)

ウルトラジュンイチローと麻雀外交

今日は久々に二つの小泉元首相ネタで盛り上がってました。
まず一つは小泉さんがウルトラマンキングの声をやっている映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」を見たことです。

映画を映画館で見るのは久しぶりなことに加えて、ウルトラマンですよぉ~
こういう分野は見たことないし・・・
ちょっと映画館に入るのに躊躇しましたorz

ウルトラマンゼロだのタロウだのメビウスだのウルトラマンってすごい種類があるのね。怪獣も沢山出てくるし覚えられませ~ん。
とにかくすごいスピード感と特撮の迫力で息もつかせぬ展開。ストーリーを追うのが大変でした(;´Д`)ハァハァ
それでも、元々SFとか近未来物は大好きなので結構面白かったです。

で、肝心の小泉さんなんですが、さすがですね。キングの風格が出てました。ウルトラマンキングの佇まいもどことなく小泉さん風に見えたのは私だけかな・・・

以前、アフレコ初挑戦の動画を見た時は笑っちゃったんですけどね。
〝闇の中で罪の報いを受けるがいい!〟
〝ハアッ!〟
ってセリフなんて、もう笑いのツボにはまってしまいましたが、映画館の大画面で見るとさすがにキメてましたね。やっぱりDVDなんかじゃなくて映画館の大画面で見てよかった~と思いました。

それから、悪のウルトラマン、〝ウルトラマンベリアル〟
ウルトラマンにも悪いやつがいたんですね~
これってウルトラマン界の小沢一郎なのかな?なんちて
全銀河の制覇をもくろむところは小沢さんとはスケールが違いますが、今や全日本を悪の力で制覇しようとしているところなんか似てたりして(笑)
ウルトラジュンイチローの力でベリアル小沢を宇宙の牢獄に閉じ込めちゃって欲しいわ。

小泉キングが最後に演説するところは見どころです。正直もっと棒読みかと思っていたのですが、思ったより役にハマっていてよかったです。小泉さんファンの方でまだご覧になっていない方は是非劇場に足を運んで下さいね。

もう一つの小泉さんネタはコミック『ムダヅモ無き改革3』を入手したことです。
まだ読み始めたばかりなのですが、相変わらずかっこいいですね~

本の帯に『いよいよホントに制作中!奇跡の映像化なるか!?』DVD『ムダヅモ無き改革』2010年2月26日発売って書いてあります。
デラックス版(\5,040)と通常版(\2,940)(いずれも税込み価格)の二種類あって、デラックス版にはスペシャルCDの特典があります。
発売元のジェネオン・ユニバーサルのサイトを見ると、そのCDには『ムダヅモ無き改革 -The Legend of KOIZUMI-』オリジナルサウンドトラックとテーマ曲 「勝利の闘牌!ジュンイチロー!(仮)」 歌:未定が入っているらしいです。
う~む、これも買わねばなりません。
できればムダヅモも劇場公開して欲しいものですが・・・

小泉純一郎御本人は引退してのんびりした日々を送っていらっしゃるのでしょうけれど、一方でウルトラマンキングや麻雀外交をやる小泉ジュンイチローが時空を超えて存在していて何だか不思議な感覚です。小泉さんって批判もされますが、なんだかんだいっても人気者なんだな~と思いますよ。

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2009年12月28日 (月)

谷垣総裁は党内の路線対立に向き合うべき

保守議論「難解すぎ」 自民構想会議

 自民党が保守の理念を再定義するため、谷垣禎一総裁の肝いりで議論を進めてきた政権構想会議。第2次勧告を出し、議論は新たな綱領を検討する策定委員会に引き継がれたが、メンバーからは「内容が難しすぎる」との声も上がっている。
 「日本にも自生的秩序や徳目を論じた思想は多い。『葉隠』における武士道、安藤昌益や二宮尊徳の農本思想、石田梅岩の商人道などが、それである…」
 構想会議が今月上旬、全議員を対象に開いた意見交換会。配布資料に記された保守に関する説明文は難解で、ある出席者は「意味不明。みんな雪辱を期して地元を回っているのに、執行部は何を議論しているんだと思った」と打ち明けた。
 構想会議は、衆院選惨敗の一因となった党内の路線対立を反省し、一致結束できる新たな旗印を打ち出そうと発足。来夏の参院選をにらみ、1月の党大会で新綱領を決定し、再出発を期すことを目指している。
 しかし、焦点になるとみられた小泉構造改革路線の是非については、いまだに党内の意見が割れており、踏み込むと対立が再燃する恐れがあった。
 このため、執行部は議論を観念的な保守のあり方に誘導したが、参加していた幹部の一人も「さっぱり分からなかった。聞いていると疲れるので、別のことを考えていた」と、認めざるを得ない難解な世界へ入り込んだ形。2次勧告に盛り込んだ政権像も「不必要なことをせぬ政府」という分かりにくい表現になってしまった。
 新綱領の策定委員会には、首相経験者らも参加。24日の初会合では、福田康夫氏が「抽象的なので(新綱領は)もう少し具体的にした方がいい」と注文をつける一幕もあった。
(中日新聞2009年12月28日 朝刊)

『葉隠』、『二宮尊徳』、『石田梅岩』・・・
自民党は何やってるんでしょうか。今そんな観念的なことを議論している場合じゃないでしょう。

この前も書いたのですが、自民党の再生が遅れている主な原因は、党内に小泉構造改革を巡る路線対立があるからでしょう。この記事にも書かれているように、この問題に踏み込むと対立が再燃するため、党としてはとりあえず棚上げするしかないわけです。

民主党に対する対立軸として「保守の理念」を掲げるのは悪くは無いのですが、それを生かせるのは今のところ外交安保政策に限られるのではないでしょうか。国民の多くが望んでいる経済財政政策については、小泉構造改革路線の是非に結論を出さなければ、自民党として政策の特色を打ち出すことなどできないと思います。

自民党末期の麻生政権がなぜ有権者から否定されたのか。民主党の事業仕分けがなぜあれほど高い評価を得たのか。そのことを考えれば自民党は改革政党として再生するしか道は残されていません。

郵政民営化や公務員改革に後ろ向きだった麻生政権は、ある意味民主党の政策に似ていました。定額給付金などバラマキに近い政策も再議決までしてごり押ししました。『似たような政策を主張するなら、まだ民主党に委ねたほうがましかもしれない』。先の総選挙は、そう思う有権者が旧来の姿に戻ろうとしている自民党に愛想を付かしたのであって、決して民主党が支持されたのではないと思っています。

私は自民党に留まって、内部から党改革をしようとしている人たちを応援しますが、改革が達成できるかどうかは最終的には谷垣総裁の決断力にかかっていると思います。対立を恐れずに議論をし、最後は総裁が判断して方向性を打ち出すことができるかどうか。守旧派からの強烈な反対があるかもしれませんが、その一方には大きな国民の支持もあるということを忘れないで欲しいですね。

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2009年12月26日 (土)

亀井大臣からのプレゼント

「いまはインターネット時代だね」

Kamei1 小沢幹事長も毎週月曜の定例会見は、党によってインターネットで生中継されている。惜しいのは、あまりうまくネット中継を活用できていないように見えることだ。会見によく参加しているジャーナリストは
「目の前にいる記者なんか気にしないで、カメラの向こう側にいるネットユーザーに向けて語りかけるようにすればいいのに」
と苦言を呈している。対照的なのが、ポスト鳩山のダークホースと目される国民新党の亀井代表だ。自分自身はネットを使いこなしているわけではないが、ネットメディアには寛容で「来る者は拒まず」の姿勢をとる。12月25日の会見でも「いまはインターネット時代だね」と言いながら、ネット生中継を意識したリップサービスを繰り返した。
 会見の最後に、大塚耕平副大臣から「インターネットを見ている方に、手を振っていただけると…」とうながされると、手を振っただけでなく「投げキッス」まで披露。現場にいた記者たちには大うけだったが、ネットでの反応は、
 「何人、国民を殺す気だ!」
 「しずかたんまでクリスマスの魔法にかかった悪寒」
 「こんなクリスマスプレゼントはイラナイデス」
と冷ややかなものも多かった。ネットユーザーの心をつかむのはむずかしい。
(Yahoo!ニュース-J-CASTニュース12月25日21時15分)

画像はネット中継の視聴者に向けて「投げキッス」をする亀井大臣です。
この会見、動画で見ましたが面白かったです。
亀井さんって政策面では受け入れ難いものが多いのですが、キャラ的には好きですね。サービス精神旺盛ですし、記者さんたちも大爆笑してました。
しかし、まさかインターネット視聴者に投げキッスサービスをして下さるとは思いませんでした。亀井さん、かわいかったです。
亀井さんの趣味は油絵で個展も開いたこともあるんですよね。確か裸婦の絵もあったとか。その時も意外だなと思ったのですが、亀井さんのことを良く知る人は、彼のことを非常に繊細な人だと表現していました。
あの毒舌の裏側には案外シャイな面が隠されているのかもしれませんね。

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2009年12月25日 (金)

鳩山総理を励ます言葉

Hatoyama10鳩山総理から国民へのクリスマスプレゼントは「釈明会見」でしたね。
『わたくし、総理も国会議員も辞めさせていただきます!』って発言があるかもしれないとかなりワクワクして見ていたのですが、延々と辞めない理由をおっしゃるばかり。
かなり涙目状態ではありましたが、しぶとさも感じました。
しかし、世の中には私のような意地悪な見方をする国民ばかりでなく、友愛精神にあふれた優しい国民もいらっしゃいます。
そこで、私から総理へのクリスマスプレゼントは国民からの励ましの言葉とさせていただきます。
以下、任意のブログから拾ったお言葉集です。
勝手に引用させてもらったブロガーさん、ごめんなさ~い

>鳩山総理の秘書がつかまったって? そんなに大したことやってないじゃん(/--)/
>なぜ 総理大臣が記者会見までして、 謝ってんの?
>秘書はやってないっていってるじゃん。

>検察は、日本を建て直そうとしている人をつついた。
>親からもらった、どこが悪い。正々堂々とするべきだ。

>アメリカの手先たちの手にのるな。
>たとえ、メディアに振り回された世論調査が底を打とうと、辞める必要はない。

>本人が知らなかったと謝罪したのだからそれ以上のことは何もないではないか。
>鳩山氏を引きずり降ろして誰が代わりを出来るのだ。

>鳩山首相は、辞任する必要はない。
>そもそも、現在の政治献金を規制する法律自体がおかしい
>金持ちが、政治にお金をつぎ込んで何が悪いんだ
>良い政治のために使うなら、結構なことで、むしろ望ましいことだ
>今回の件が首相にも責任が有るとしたら、その責任の取り方は良い政治をしてくれること

>なんだか、気の毒
>彼は欲がないし、本当に日本の将来を考えているはずなのです。
>たった100日です。どうか、もっと長い目で見守っていってあげましょうよ。
>4年間を民主党にやらせてみてからでもいいのでは?たった100日です。

>たぶん。何も無いのが、、本当なんでしょう。
>小沢さんと違って、利権とか無関係ですしね。
>ともかく、今、鳩山さん降ろしたら大変ですよ。
>自民党の政治に逆戻り。
>やっぱり、大きく、、変わってるんですよ。
>色々、勉強してると、、少しはわかってきます。
>なので、冷静に。判断しましょう。

>大金持ちの人は、仕方無い事なんだよ。こう言うのは。
>お願いだから、今はどうか総理に、こんな会見よりも 国の仕事をさせてあげてくれ。

>誠実に謝罪会見をした鳩山さんは、やっぱり 育ちのいい 立派な人だなぁと思った。
>これから一層、風当たりが強くて大変だろうけど、なんとか 頑張ってほしい。

>会見を見ていて感じたのは、鳩ポッポは真面目な人だな~ということです。
>麻生のようなガラの悪さはなく、福田のような傲慢さはなく、安倍のようなインチキ臭さもなく、そして小沢のような腹黒さもない、育ちのいいボンボンですね。
>日本人は百日も過ぎれば、たいていのことは忘れてしまいます。
>鳩山のおぼっちゃん!あと百日、マニフェストではなく国民を見てやって下さい。
>評価はそれからでもいいのじゃないでしょうか。

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°

Hatoyama11_2 鳩山総理、少しは元気が出たかしら?
支持率が未だに50%前後あるのが不思議でたまらなかったのですが、今回、沢山のブログを読んで理由がよくわかりました。鳩山さんや民主党の皆さんは、こういう温かい国民に支えられているのですね。
私はそれほど我慢強く無いので長い目で見守ってあげることはできそうにもありません。
それにしても、こういう温かい言葉を発している皆さんは、法律というものをどう考えているのだろうと疑問に思いました。
「お金持ちなんだからいい」「利権とは関係ない」「法律の方がおかしい」・・・
こういうことで世の中が通ってしまうことに危うさを感じないのだろうか?と思うのであります。

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2009年12月23日 (水)

意気込みだけは買いますが・・・

「政権、必ず奪還」=参院選で第1党目指す-自民運動方針案

 自民党の2010年運動方針案が23日、明らかになった。「自由と民主の下に新しい旗を」と題し、鳩山政権を「見せかけの政治主導」と厳しく批判。その上で「私たちは必ず政権を奪還する」と宣言、来夏の参院選で第1党の座を取り戻す決意を示している。
 来年1月24日に開く定期党大会で決定する。先にまとめた政権構想会議の2次勧告を踏まえ、運動方針案は、「保守主義」を「人間の良心と誇りに期待する行動規範」とし、「民主制」とともに党再生の理念に掲げた。
(Yahoo!ニュース-時事通信12月23日11時33分)

この意気込みは応援しますし是非政権奪還して欲しいと願っていますが、現実は厳しいと思います。私自身、自民党に対してこれまでちょっと楽観的過ぎました。

政権交代以前は、たとえ自民党が野党に転落することが確実であっても、最強の野党自民党の前で民主党の矛盾点が国民の前に次から次へと暴露されていくだろうと思っていました。それほど民主党の政策は矛盾だらけで、追求のネタは無限にありました。

しかし、そんなことは小沢幹事長は百も承知でいつまで経っても国会を開きません。二ヶ月経ってようやく開いたと思ったらあっという間に閉じてしまいました。これは小沢さんの自民党焦土作戦の第一弾といったところでしょうか。

国会論戦の機会を奪われ、党首討論さえできなかったため、この間、野党自民党の存在はほとんど無かったに等しいと思います。

最近、鳩山政権も発足から100日を過ぎ、ようやくメディアも民主党政策の矛盾点を追求し始めました。そして来年はいよいよ通常国会が開かれます。予算委員会も始まりますし、本格的な政策論戦が期待されます。

しかし、最近の自民党を見ていると、どうも当初思っていたような最強の野党にはなれないような気がしてきました。そう思う理由はこんなことです。

まず、党内に根強く存在する政策路線の違いが、党としてのまとまりを阻害していることです。
臨時国会で採決された数少ない法案のうち、「郵政株売却凍結法案」の扱いを巡って党内をまとめ切れなかったことでは谷垣総裁の統率力に疑問を感じました。
論戦の場を与えられなかったと言い訳をしていますが、採決で造反者が出ることを恐れて欠席戦術に出たことは印象が悪かったです。問題は党内にあるのですから、与党のせいにしてはいけないでしょう。
すでに党内の改革派といわれる議員が離党をしています。この路線対立を放置したままだと参院選では負けるどころか、その前に党が分裂しかねません。

次に、参院選候補者選定でもめていることです。
この問題についても谷垣総裁の決断力がまったく感じられません。元衆議院議員のくら替え出馬を認めるのか。比例70歳定年制の例外を認めるのか。問題はこの二点に絞られると思いますが、たとえ大物議員であっても例外なく切ることができるのか谷垣総裁の判断が注目されます。

大物議員や高齢議員がすべて悪いとはいえませんが、彼らが公認候補であり続ける限り新たな人材育成が進まず、それだけ党再生が遅れることになります。
河野太郎議員は「世代交代しないという選択はない。山崎(拓)さんを公認して10万票取れても、90万票が逃げていく」と言い切ったそうですが、私も同意です。目先の小さな利益にしがみついて大きな民意を見逃すことの無いように願っています。

谷垣総裁の「みんなでやろうぜ」という言葉は、民主党の小沢幹事長くらいの豪腕があってこそ実現できる言葉でしょう。「反対でも賛成しろ!」などと言うくらい彼の場合は半分脅しが入っていますが・・・

今の自民党にみんなで仲良くやっていく余裕などありません。「政権、必ず奪還」という意気込みだけは買いますが、最強の野党になれるかどうかは谷垣総裁の決断次第だと思います。

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2009年12月21日 (月)

応援してます

Jimin1「よみがえれ!自民闘」(政権奪還・勝栗まんじゅう)を買いました。
もうこの手のおみやげは止めておこうと思っていたのですが、パッケージに書かれている谷垣総裁と小泉進次郎議員のイラストがあまりにそっくりでかわいらしかったので、思わず買ってしまいました。
昔買ったお饅頭の小泉純ちゃん、麻生さん、石破さんなどのイラストも本当に良く特徴をつかんでいましたので、一体どういう方が書いているんだろうと感心しました。

お味はかつての純ちゃん饅頭に似ていて美味しかったです。
中身は栗あんなのですが、谷垣総裁が「火中の栗を拾う」とおっしゃったコメントからきているそうです。
現実の谷垣さんは何となく迫力不足な感じ。
良い人なんだけどあの小沢さんが相手じゃ負けるよね・・・
それに進次郎議員の人気に頼ってばかりじゃ困ります。
お饅頭じゃないけれど、「よみがえれ!自民党」

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2009年12月20日 (日)

師走の風景2009

Yasukuni7週末は今年最後の参拝をしようと思い靖国神社に行ってきました。

まだ境内は新年を迎えるための準備中で鳥居などが仮囲いで覆われていました。

来年の干支「虎」の大きな絵馬がありました。

また来月新年の参拝をする予定です。

今年も東京ミッドタウンに行ったのですが、すごい人出でした。Midtown3

ここのクリスマスイルミネーションを見るのも3回目だったのですが、年々増える人垣で今年は落ち着いて見ることができず早々に引き上げました。

建物の中も人人人・・・

ガレリアの吹き抜けを飾るペーパークラフトのシャンデリアが綺麗でした。

Midtown4こんなに人が多いのなら来年は他のところに行こうと思います。

小規模でも綺麗なイルミネーションがあるところがいいな。

景気が悪いこととエコの関係で、どこも何年か前のクリスマスより小規模で地味な飾りつけになっている感じ。

仕方がないことかもしれませんが、華やかだった頃を知っているため、ちょっと寂しい。

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2009年12月18日 (金)

自民党の再生策を考える

再生へ「勧告より総括を」自民執行部に厳しい意見相次ぐ

 自民党の再生策を議論する「政権構想会議」(議長・谷垣禎一総裁)は17日、第2次勧告の説明のため、同党国会議員と8月の衆院選で落選した前議員による意見交換会を開いたが、出席は40人程度だった。
 谷垣氏は冒頭、「民主党は独裁の色彩が表れている。これと戦うため党が目指す方針を示したい」と述べた。これに対し、「衆院選敗北の総括がない」(磯崎陽輔参院議員)など、不満の声が相次いだ。
 2次勧告は「小さな政府」との表現を避けたが、「自助自立の精神を示すため、もっとはっきり書いた方がいい」(山本一太参院議員)との意見と、「中福祉中負担が現実的だと明記すべき」(西川京子前衆院議員)との意見が対立した。
(Yahoo!ニュース-産経新聞12月17日21時11分)

山本一太氏と西川京子氏の意見の対立は、現在の自民党が抱えている悩ましい問題だと思います。与党時代であれば党内に路線対立があっても与党という立場がすべてを包み込んでまとまることができました。今の民主党が連立政権内で相当な意見の対立があるにもかかわらず、表面的にはまとまっているのは政権与党であるからです。

しかし、自民党は次の参院選で勝利しなければ後がありません。民主党と同じような政策を主張しても意味が無いので、明確な対立軸を描くことが必要です。そうだとすれば、「小さな政府」という表現が適当かどうかは別として、その方向性でいくしかないのではないかと思います。

今の民主党を見ていると、経済政策に関しては、かなり現実的路線に舵を切りつつあるようですが、麻生政権の劣化コピーのようです。そこに中福祉中負担を主張する野党が現れても、有権者は「民主党の方がまし」と考えるのではないでしょうか。

私は構造改革支持派なのでそう考えますが、今の自民党は経済政策で党内の対立を先鋭化させていくと党が割れてしまう危険性があります。心の中では『そうなってもいい』と思う反面、踏みとどまるべきとの気持ちもあります。

何といっても政治の世界は数の世界ですから、政党はある程度の数が無ければ機能しないという現実も考えなければなりません。巨大与党民主党に立ち向かうのですから、異論を排除して純化した結果、分裂してしまっては意味がないのです。その点は非常に悩ましいのですが、妥協点を見出していくしかないでしょう。

それよりも、民主党には無い「保守の精神」を接着剤にして党内をまとめていく方が現実的ではないでしょうか。「保守」には幅広い考えがあるようですが、少なくとも左傾化した小沢民主党の独裁政治に嫌気がさしている有権者には魅力的だと思います。谷垣総裁の決断力に期待します。

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2009年12月17日 (木)

中韓のメンツと外交日程

中国の習近平副主席と天皇陛下との特例会見については与野党の検証合戦になっているようですが、そもそも、なぜ中国側が無理な日程をごり押ししてきたのでしょうか。
日本と中国は距離的に近いのですから、日中双方都合の良い時期に改めて来日していただければ今回のような騒動は起こらなかったはずです。

今回のことは、中国における習近平氏の権威の箔付けになったかもしれませんが、日本国民にとって中国の次期主席?は非常に印象の悪い人として記憶されることとなりました。これは中国にとって外交的には失敗だったと思うのですがどうでしょう?

相手に迷惑をかけてまで自分の要求を通すという態度は、日本では美しい行為とはみなされません。ところが、しばしば中国や韓国はそういう態度に出ます。
今回の問題と非常に良く似ているケースが過去にありました。2003年6月に日本が国賓として盧武鉉大統領を招待した時のことです。

来日日程は週末をはさんだ6月6日(金)から9日(月)でしたが、実は当初日本側が調整していた日程は平日のみの9日(月)から11日(水)でした。なぜなら、当時天皇陛下が前立腺がんの手術後4ヶ月しか経っておらず、土日の公務はお休みされていた時期だったからです。

宮内庁側では陛下のご体調を考え、土日のご公務はできるだけ避けて欲しい旨外務省を通じて韓国側に要請しましたがなかなか受け入れられませんでした。韓国側は公式晩餐会を7日(土)か8日(日)のどちらかでできないだろうかと考えていたからです。

なぜ6日(金)の晩ではだめだったのでしょうか。
なぜなら、6月6日は韓国にとって特別な日、朝鮮戦争の戦没将兵を追悼し顕彰するために設けられた祝日「顕忠日」であり、この日に天皇陛下との晩餐会を開くことに韓国国内から強い反発があったからです。
また、日程最終日9日(月)はすでに韓国側のはずせない日程が組まれていました。そうなると晩餐会の開催は土日のどちらかにするしかありません。

この時韓国側の立場に立って宮内庁側に圧力をかけたのが当時の外務省の某大物官僚だったと言われています。誰とは申し上げませんが・・・

結局、陛下のお身体を第一に考え、宮内庁側が圧力に屈しなかったため公式晩餐会は6日(金)の晩に行われることになりました。韓国では「大統領が顕忠日に日本にのこのこ出かけて天皇と晩餐会とはけしからん」と相当反発があったようですが・・・

当時の政府は小泉純一郎内閣。当然ですが、今回の民主党のように政府側から宮内庁に圧力をかけるということが無かったために陛下のお立場が守られました。

中国も韓国もメンツというか体面を重んじる国なのでこういう態度に出て来るのでしょうけれど、こういった感覚は日本人にはちょっと受け入れ難いですね。儒教の原理原則的な精神の表れかもしれませんが、日本人の思考回路とは異なります。こういう隣国をこれからも相手にしていかなければならないのですから日本人ももう少し強かにならないと。
なにより政府にしっかりしてもらいたいんですけどね。

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2009年12月16日 (水)

副主席の妻は国民的歌手

<横顔>習近平副主席しのぐ人気と知名度?11月に来日した妻は「中国版紅白で常連」の国民歌手

このほどの訪日によって、中国国家副主席・習近平(シー・ジンピン)氏の名前が日本でも広く認知されることになったことは間違いないだろうが、なんと本国の中国では、習副主席以上にその妻のほうが知名度と人気を持つと言われている。副主席の妻は、国民的歌手の彭麗媛(ポン・リーユアン)。中国の歌謡曲ともいえる「民族楽」というジャンルでトップに立ち、中国では知らぬい人がいないとされるほどの大御所歌手だ。彼女の人気が夫の人気を支えているとまでささやかれている。(以下略)
(Yahoo!ニュース-Record China12月15日23時28分)

習近平副主席と天皇陛下との会見問題は未だに騒ぎが収まりませんが、中国側もごり押しせずに時期を選んで調整していれば、こういう綺麗な奥さんの話も日本国民にちゃんと伝わったかもしれませんね。

それにしても綺麗な奥さんですね。
鳩山首相の幸夫人も宝塚出身ですが、現役時代の知名度は今ひとつ。
経歴を読むと彭麗媛さんの方がはるかにすごいです。

今度ご夫婦でいらっしゃる時は習近平さんは国家主席になっているはず?ですが、一ヶ月以上前にはお知らせ下さいね。

Peng1_2

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2009年12月15日 (火)

小沢氏、「憲法は変えてもいい。外国人参政権は反対でも賛成しろ。」

「憲法を読み直しなさい」天皇会見で小沢氏反論

――習副主席が来日したが、天皇陛下との会見が30日(1か月)ルールにのっとらない形で行われることになった。

【小沢氏】30日ルールって誰が作ったの。知らないんだろ、君は。

――2005年に。

Ozawa11 【小沢氏】法律で決まっているわけでもなんでもないでしょ、そんなもの。それはそれとして、君は日本国憲法を読んでいるか。天皇の行為は何て書いてある。それはどういう風に書いてある、憲法に。国事行為は、内閣の助言と承認で行われるんだよ。天皇陛下の行為は、国民が選んだ内閣の助言と承認で行われるんだよ、すべて。それが日本国憲法の理念であり、本旨なんだ。だから、何とかという宮内庁の役人がどうだこうだ言ったそうだけれども、全く日本国憲法、民主主義というものを理解していない人間の発言としか思えない。ちょっと私には信じられない。しかも内閣の一部局じゃないですか、政府の。一部局の一役人が内閣の方針、内閣の決定したことについて会見して、方針をどうだこうだと言うのは、日本国憲法の精神、理念を理解していない。民主主義を理解していないと同時に、もしどうしても反対なら、辞表を提出した後に言うべきだ。当たり前でしょう。役人だもん。そうでしょう。だからマスコミがそういうところを全然理解せずに、役人の言う通りの発言を報道ばっかりしていてはいけません。ちゃんとよく憲法を読んで。そして、天皇陛下のお体がすぐれないと、体調がすぐれないというのならば、それよりも優位性の低い行事を、お休みになればいいことじゃないですか。そうでしょ、わかった?
(Yahoo!ニュース-読売新聞12月14日21時26分より引用)

参政権法案、反対でも賛成を
憲法に関して「変えた方がいいと思えば変えればいい」

 民主党の小沢一郎幹事長は14日の記者会見で、永住外国人に地方参政権を付与する法案について「(党内に)賛否があるのは承知しているが、自分たちの政府が提案したことには賛成するのが普通だ」と述べ、反対の立場の党所属議員にも、採決の際は賛成を求める考えを示した。党議拘束を掛けるか否かは明言しなかった。
 一方、憲法に関して「金科玉条のように神様から授かった(という)ような考え方は、戦前の憲法観と同じだ」と指摘。「みんなが変えた方がいいと思えば変えればいい」と述べた。
 日本外交については「日米関係、日中関係の二つが最も重要だ」と強調した。
(Yahoo!ニュース-時事通信12月14日22時53分)

もうね、小沢さん、言ってることが滅茶苦茶。
天皇の国事行為については質問した記者に「憲法を読み直せ」って恫喝してるのに、その後で憲法については「金科玉条のような考え方は戦前と同じ。変えてもいい」って言ってるんですから、この人の憲法観というのはまったくご都合主義だということです。
おまけに外国人地方参政権付与法案については「反対でも賛成しろ」とこれまた恫喝。
要は「天皇も国会議員も国民も、俺様の言うとおりにすればいいんだよ」ということですね。
国会はいらないってこと?
「民主主義というものを理解していない人間の発言としか思えない」って偉そうに記者に説教してますが、それとの整合性はどうなるんでしょう。

いやぁ独裁者というのはこういう人のことを言うんですね。驚いた。

しかし、「憲法は変えたければ変えればいい」って小沢さんからお墨付きをもらいましたよ。これで堂々と憲法改正ができますね。
外国人地方参政権付与法案についても憲法を変えなければできないんですから、きちんと国民投票などの手続きを踏んで下さいね。「それだけは例外だ」とは言わせませんよ!
社民党や共産党の反応が楽しみだわ~

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2009年12月13日 (日)

好評だった自民党企画ツアー

小泉 進次郎議員がナビゲーターを務める自民党企画のツアーに応募が殺到

迷走する民主党政権を尻目に、自民党が有権者からの支持を狙って企画したツアーに応募が殺到した。自衛隊の基地を見学するツアーのナビゲーターは、あの小泉 進次郎議員だった。神奈川県にある海上自衛隊・横須賀基地で13日、地元選出の新人、小泉 進次郎衆院議員がもみくちゃにされていた。小泉 進次郎議員と行く横須賀基地ツアーに当選した参加者が、続々と横須賀基地の中に入っていった。自民党が企画した自衛隊基地見学ツアーのナビゲーターに抜てきされた進次郎氏は「(50人の皆さんだけではなく)応募してくださった全員の方々と接する気持ちで、案内をさせていただきたいと思います」と話した。
進次郎氏を一目見ようと、50人の定員に対し、5,200人以上もの応募が殺到した。
参加者の女性は「(進次郎氏と)一緒に行けるということで、楽しみにしていました」と話した。進次郎氏に先導されて、護衛艦の前で記念写真を撮る参加者たち。乗り込む際には、遠くから撮影している報道陣にも気づいた進次郎氏が、カメラを指さし、参加者と苦笑いを浮かべていた。実はこのイベント、船内は報道陣の取材をシャットアウト。海上自衛隊からの要請とのことだが、自民党内からは、民主党の嫌がらせではとの見方も出ている。
進次郎氏は、参加者と一緒に横須賀名物のカレーを食べた。進次郎氏は、隣に座った参加者に、気さくに声をかけていた。そして、日米安保問題からプライベートの話まで、参加者からの質問に答えたという。参加者は、ツアー終了後、「カレーが出たときに、トマトを残していたので。(進次郎氏は)『生のトマトがだめなんで』と(話していた)」と話した。
進次郎氏は「(もう一度やりたい?)やりたいですね。今、ほかのアイデアも党には言ってあるので。それが実現可能かどうかは、これから党がどういう方針を出すか、皆さん見ていてください」と述べた。
(FNNニュース2009年12/13 18:49)

最近政治系の話題で楽しい話が全然なかったので、これは久々に明るいニュースでした。
このブログとしては、政治家さんのほのぼのとした話を書きたいと思っているのですが、民主党政権になってから全然話題が無いんですよね。ほのぼのどころか頭から湯気が出るほど怒っちゃうニュースが続いたので、今日は進次郎氏のこのニュースで久々になごみました。

楽しいツアーだったようでよかったですね。参加された方々も大満足だったようでなによりです。良い思い出になりましたね。
進次郎氏のブログによると北海道から応募して下さった方もいらっしゃったとか。
多くの方々に関心を持っていただけたことは、低迷する自民党としてはありがたいことだと思います。政党としては、自民党を支持する、支持しないは別として関心を持って下さった方たちの思いを大切にしなければならないでしょう。

今回私は応募しなかったのですが、ネットで色々情報を見ていました。この企画については、もちろん、好意的な意見がある一方、批判的な意見も多かったように見えました。批判というよりは進次郎氏の人気に対するやっかみのようなものがほとんどですけどね。

自民党は総選挙の惨敗で議員数が大幅に減りましたが、悪いことばかりではないようです。
今回のように若手議員に活躍の場が与えられることも大所帯ですとなかなか難しいと思われますし、また、国会対策や党運営に関しても人数が少ないからこそ若手でも責任のある仕事を任せてもらえます。進次郎氏にとっては初当選でいきなり野党議員というのも良い経験になるのではないでしょうか。
自民党はこれからも違う企画を計画しているようですから機会があれば参加してみたいですね。

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2009年12月11日 (金)

IT化を妨げる理由

白熱、国会議員初のTwitter討論

 国会議員がミニブログ「ツイッター」上で論戦を交わす「永田町なう~Twitter議員討論会」が4日、開催された。挑戦したのは、ツイッターの“使い手”として知られる民主党の藤末健三参院議員と、みんなの党の浅尾慶一郎衆院議員の2人。初めての試みとなる今回は、東京・永田町の藤末議員事務所で1時間にわたって行われ「インターネットと政治」をテーマに熱い議論を展開した。(以下略)
(Yahoo!ニュース-産経新聞12月10日14時14分)

ツイッターってハマると面白くて止められなくなるそうですね。チャットのような即応性が魅力のようですが、私はブログをやるのも四苦八苦しているので当面はブログに専念します。
ツイッターに関しては、自民党広報本部は同党の全国会議員に利用を促す方針を固めたそうで、すでに何人もの議員が始めているようです。ITが苦手な議員さんは、ホームページやブログをやるよりもツイッターの方が簡易で取り組みやすいかもしれませんね。
ところで、今回のこの記事の中でちょっと興味深いやり取りがあったので記事を引用しながら考えてみました。

司会 政府業務の電子化をどのように見直して何を実現するべきでしょうか?

>藤末 役所の人にインセンティブがないことが問題。IT化すると自分の仕事がなくなる。外部の力でやる必要があります。

役所にお勤めの方からは反論があるかもしれませんが、私自身は藤末さんのおっしゃる通りだと感じています。『IT化すると自分の仕事がなくなる』のは逆に言えば『IT化しないで非効率な仕事を温存している』ということです。しかし、IT化の流れは止められません。そこで『IT化した結果、提出書類等がより複雑化した』ということもあります。
私が感じているのはこんなことです。

1.IT化されたら提出書類が増え、その作成のため以前より何倍も時間がかかるようになった。

2.ある申請業務はやっとIT化されたが、IT化されたのはほんの一部分で、ほとんどの書類はこれまで通り紙媒体で役所に届けなければならない。

3.都市が合併した結果、2年に1回提出するだけでよかった書類が毎年提出しなければならなくなった。

4.電子申請などで一度に送信できるファイル容量の限度が小さすぎるため、送りきれなかった書類は結局役所に持って行くことになる。(要は提出書類が多すぎるということ)

5.せっかく電子申請ができるようになったのに、提出書類の原稿がPDFやJPGなど加工できない形式で表示されている自治体もある。結局、WordやExcelで作り直すという手間がかかってしまう。

他にもいろいろあるのですが、こんなところです。政府には確かIT戦略本部があるんですよね。(民主党政権になって無くなったのかな・・・)
IT化、IT化とうるさく言っているわりに全然便利になっていません。それどころかかえって複雑化している部分もあります。どう考えても『何でこんな書類まで提出させるの?』と思えるものまであります。
あまりに不思議なので実はこのことについて役所に長年勤めていた方に聞いたことがあります。そうしたらこんな答えが返ってきました。

「最近は都市合併が多い。合併すれば人口が増えるが役所の窓口は一つになる。合併の結果業務によっては担当者が増えすぎてしまった部署もあり、当然仕事は合理化しなければならない。しかし、その結果人が余ってしまうのは困る。そこで何とか仕事が減らないように考えるということはある」と。

ある程度は予測していたのですががっかりしました。本当の意味でIT化が進めば、役所の仕事は飛躍的に合理化できますし人員も減らせます。民間に権限を移譲して差し支えない業務も沢山あります。しかし、積極的にやりたがらない役所の体質と、政治家側の理解不足が問題だと思います。

>司会 解禁を妨げているものはなんでしょうか?

>藤末 政治家のネットへの理解の低さがあると思います。ネットを使わない方は、なにが起こるかわからないのでそれがハードルだと感じます。

>浅尾 多分あまりネットを使わない人が今まで権力をどちらかと言うと握っていたからではないでしょうか。

まったくこの発言に象徴されていると思います。
私の勤務先にもITに対して恐怖心を抱いている方がいます。パソコンを触ると『何が起こるかわからない』という漠然とした恐怖心なんですよね。デジタルデバイドの問題は現実に存在しているのでアナログ的な対応は一部残すべきだとは思いますが、それを口実にして役所の合理化やIT化の足を引っ張らないようにしていただきたいと思います。

これは付け足しの話ですが、ある役所の書類で大笑いしたことがあります。ある県に住む友人が困って電話をかけてきました。役所が作った表に『どうしても文字が打ち込めない』というのです。見て欲しいというので私もそのHPを見てみました。一見普通の表に見えるのですが、どうやっても文字が打ち込めません。形式はWordだったと思います。よくよく見たら、何十本も引かれている縦横の罫線が全部図形描画の直線を使って作成されていたのです。これでは文字が打ち込めないはずです。というか、よくもまぁ手間隙かけてこんな複雑な表を作ったものだとあきれてしまいました。
役所の人も使う人のことを考えて作って下さいね。

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2009年12月10日 (木)

赤城元農水相が出馬辞退

赤城元農水相が出馬辞退

8月の衆院選で落選した自民党の赤城徳彦元農水相(50)は9日、水戸市内での同党茨城県連1区支部総会で「ゼロに戻りたい」と述べ、衆院選の党公認候補となる同区支部長を返上する考えを示した。
 赤城氏は農水相当時の平成19年、事務所費問題が表面化したうえ、ケガで顔に絆創膏(ばんそうこう)をはって記者会見に出たが説明を拒み、「絆創膏王子」と揶揄(やゆ)された。その後の参院選で自民党は惨敗、8月に農水相を更迭された。
(Yahoo!ニュース-産経新聞12月9日20時9分)

今思うと、事務所費問題があったとはいえ、なぜ赤城さんの絆創膏があれだけ騒がれたのか理解できません。
鳩山首相や小沢幹事長の違法献金問題に比べれば、絆創膏については犯罪でも何でも無いです。あの頃のマスコミは、自民党のネタなら何でも叩けばいいといった異様な雰囲気でした。民主党スキャンダルはスルーするマスコミ体質は今も変わりないですが・・・

まぁそれはそれとして、赤城さんが支部長を自ら返上したのは潔いと思います。
今支部長となっている人は事実上次回衆院選の党公認候補になりますが、現在落選中の方の中には正直言って当選の可能性が限りなく低い人がいます。そういう人ほど、赤城さんのように自ら支部長を返上するとは思えないので困ったものです。私がその地区の有権者だったら絶対に自民党には投票しないだろうと思える人が結構います。
自民党は来夏の参院選候補者の選定でも調整が難航していますが、次期衆院選についても早めに見直さないと政権奪回は難しいでしょうね。

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2009年12月 8日 (火)

難航する自民党の候補者選び

<自民党>来夏の参院選候補者選考 調整難航で大幅遅れに

 来年夏の参院選に向けた自民党の候補者選考が、年明け1月24日の党大会直前までずれ込む見通しになった。年内の決定を目指していたが、有力支持団体の自民離れで比例代表の戦術見直しを迫られているうえ、世代交代に関する党の方針も定まらない。二階俊博選対局長は8日の役員連絡会で作業の加速を表明したが、調整は難航しそうだ。
 参院選比例代表では、日本歯科医師連盟が自民党からの候補者擁立を撤回したほか、日本看護協会と政治団体の日本看護連盟の路線対立が表面化するなど、同党の「集票マシン」の劣化が進んでいる。
 04年参院選で72万票を獲得した竹中平蔵元金融・経済財政担当相は政界を引退。竹中氏に代わる目玉候補は見当たらず、懸賞論文問題で更迭された田母神俊雄・前航空幕僚長の名前が一時取りざたされたほど人材難は深刻だ。
 8月の衆院選で落選し、参院選へのくら替えに意欲的な山崎拓前副総裁や、07年参院選で落選した片山虎之助元総務相らの処遇も結論が出ていない。比例代表で擁立すれば一定の得票が見込める半面、党の70歳定年制に抵触する。党の方針が定まらないことに不満を持つ07年初当選組の参院議員は近く、70歳以上を比例代表候補にしないよう執行部に要請する。
 しかし、党内で新旧交代論が高じれば、改選を迎える青木幹雄前参院議員会長(島根選挙区)の去就問題にも波及しかねず、執行部は安易に動けない状況だ。
 定数2以上の選挙区に複数候補を擁立する民主党の方針にも警戒感が強い。谷垣禎一総裁は4日、「向こうが2人立てれば、こちらも2人立てないといけない場合が多い」と強調したが、共倒れの危険があり、党内で額面通り受け取る向きは少ない。【坂口裕彦】
(Yahoo!ニュース-毎日新聞12月8日20時30分)

確かに、参議院は各種業界から推薦されて送り込まれる議員が多いので、集票マシンが劣化した自民党にとって確実に当選できる議員の見通しが立たないという悩みはわかります。
しかし、業界の組織票がある一方、一般国民の票があることを忘れてもらっては困ります。
今の一般有権者が望む候補者のキーワードは「若さ」「女性」「フレッシュさ」ではないでしょうか。イメージ先行で政策面が二の次になっているところが気になりますが、実際、先の総選挙で当選した議員はこういったイメージの方が多かったと思います。
山崎拓氏、片山虎之助氏、青木幹雄氏といった面々は、失礼ながらフレッシュなイメージだとは思えません。いかにも古い自民党のイメージそのものです。
自民党内で色々なしがらみがあるのはわかりますが、なぜ執行部が結論を出せないのか理解できません。一般国民の目線で考えれば候補者としてはありえないと思います。

片山虎之助氏は前回の選挙で民主党新人の姫井由美子氏に破れました。その後の姫井議員の言動を見ると、どうも議員としての資質に問題があるように思えます。こんなことなら『片山氏が当選していた方が良かったのかもしれない』という思いもあるのですが、有権者としては選挙の時点では姫井氏のフレッシュなイメージに期待していたのは確かです。
民主党も姫井議員で痛い目にあっていますから、片山氏が次の参院選で立候補したとしても、また彼女とは違うタイプのフレッシュな候補を立ててくるのではないでしょうか。

また、定数2以上の選挙区に複数候補を擁立する話ですが、これは確実に1議席を取ることを目的とすべきでしょう。あの人気の高かった小泉首相時代でさえ、複数区での勝利は困難でした。小沢幹事長も複数区での完全勝利が目標なのではなく、現時点では、同じ選挙区で候補者同士を競わせることが目的だと思っていますので、民主党に合わせる必要は無いと思います。

少し前、ある二人区で改選を迎える民主党議員の話を聞いたことがあるのですが、「いくら民主党の支持が高いといっても複数当選は難しい。ライバルは自民党というより、もう一人の民主党立候補者だ」と戸惑い気味に話されていました。
谷垣総裁は複数区には複数立候補者を立てなければいけないと思っているようですが、あせらず冷静に考えて欲しいです。一般国民の目線に立てば、国民がどういう候補者を望んでいるのか自然にわかってくるのではないでしょうか。そのためにも、もっと多くの国民と対話した方が良いと思います。

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お疲れの岡田外相

元々、岡田さんって疲れが顔に出やすいんですね。
同じ日なのにこんなに表情が違うでしょう。
まだ外務大臣になる前、今年7月28日の岡田さん。

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外務大臣のお仕事にも慣れてきました。
こんなに素敵な笑顔だって見せちゃいます。
11月11日、米クリントン国務長官と。

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普天間移設問題で板挟み・・・
頬がげっそりこけてきました。(左11月17日)
とうとう追い詰められました。(右12月5日)
何だかちょっと可哀相・・・

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2009年12月 5日 (土)

小泉さんの予言

昨日は久しぶりに小泉元首相のニュースを見ました。山崎拓さん、二階さん、武部さんたちと食事をしたらしいですね。う~む、なかなか微妙な立場の人たちです。
小泉さんは民主党政権について『3年ぐらいゆっくりやらせたらいい。そうすれば国民も問題点に気が付く』とか『鳩山政権は参院選までもたない』などと発言したようです。また参院選には『女性候補を大勢擁立するなど、自民党は変わったと思わせる候補者選びをすべきだ』といったアドバイスもしたらしい。まぁすべて伝聞なので本当にご本人がおっしゃったのかどうかはわかりませんが小泉さんらしい発言だと思いました。

確かに民主党は4年間は絶対に解散しないと言っているので、あと3年は総理の首を変えながらズルズルと続くのでしょう。自民党が同じことをやっていたのでこれについては批判できないですよね。
それにしても3年は長い。3年間痛みに耐えろってことですね。あぁ小泉さんらしいといえばらしいお言葉です(泣)

民主党政権になってまだ3ヶ月だというのに、私にとってはずいぶん長い年月グダグダな政治に耐えてきたような気がします。この状況があと3年も続くというのはかなり辛い。せめて3年かけて民主党がまともな政党として成長してくれればよいのですが、現状を見る限り望み薄です。それに、3年後に今の自民党がまともに生まれ変わってくれているのかどうかも怪しい。先に自民党が消滅してしまう可能性だってあります。今後の政治の行方は混沌としていて本当に予測できません。

小泉さんの予言が当たるとすると鳩山首相は参院選前に失脚するということでしょうか。
そうですね、その可能性は高いかもしれませんね。
鳩山内閣の支持率は結構高いのですが、すでにじりじりと低下しており参院選まで高支持率が持続する可能性は低いと思います。小沢幹事長は、支持率の下がってきた首相で参院選を戦うとは思えないので、世間がアッと驚くような人物に差し替えるかもしれません。若手で爽やかなイメージの議員とか女性議員とか・・・女性初の首相は民主党から出た!ってなっちゃうかも。

そういう戦略は小泉さんの方が得意だったと思いますが、小沢さんも今度の参院選は最終決戦ですから何を仕掛けてくるかわからないです。そんな時、自民党の候補者が高齢だったり衆院選の落選大物議員のくら替えだったりしたら終わりですよ。『変わらない自民党』、それだけで有権者は見放します。その意味では山拓さんは引退なさった方がいいと思います。
小泉さんが「女性候補を大勢擁立」と言ったのは単に一例で、「自民党は変わったと思わせる候補者選びをしろ」ということなのでしょう。それくらいのことをしなければ参院選惨敗の流れを変えられないということだと思います。

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2009年12月 4日 (金)

谷垣自民党総裁に求めるもの

自民党改革で10項目要請 参院若手議員17人

 2007年の参院選で初当選した17人の自民党議員で構成する「一七会」(会長・中山恭子元首相補佐官)が2日、谷垣禎一総裁に、若返りや影の内閣の設置など10項目の党改革を申し入れた。記者会見した礒崎陽輔参院議員は衆院選で落選したベテランの参院へのくら替えについて「若い自民党をつくっていかなければだめだ。それに反することはやるべきではない」と批判した。
(NIKKEI NET(日経ネット)2009年12月3日23:39)

自民党の再生が遅れている原因はいくつもあると思いますが、未だに野党に転落したという危機感が無く、旧態依然とした体質が残っていることも一つの原因ではないでしょうか。それが最もはっきりとした形として表れるのは来年夏の参院選候補者の選定だと思います。
このニュースに見られるように、衆院選の落選議員(特にベテラン議員)が安易に参院へくら替えすることは相当慎重に検討しないと自民党は惨憺たる選挙結果になると予測します。

この申し出をしたのは2007年の参院選で勝ち抜いてきた議員達。あれは自民党が壊滅的な打撃を受けた安倍政権時の選挙でした。あの厳しい選挙を勝ち抜いてきた議員達の言葉は執行部も重く受け止めて欲しいです。

小泉政権後の初めての選挙でなぜこれほど負けてしまったのでしょうか。私は当時の安倍首相が郵政造反議員を復党させたのがすべての始まりだったと何度も書きました。それに関連して直近の竹中平蔵氏のインタビューがありましたので紹介したいと思います。

―――安倍政権が成立した2006年秋に私は『国民をつかめる議題を持たなくてはならない』という点を力説した。そうすれば改革で損をする既得権勢力が強く反発し、合わせてその改革の支持勢力も強く浮上することになる。この支持勢力が改革のモメンタムを創出し、改革を主導することになるためだ。しかし安倍政権周辺の人たちは『安倍はまだ若いので長く執権しなくてはならない。竹中の話す挑発的な議題で乱れを起こすべきではない』と助言した。結局彼の公約は“美しい日本を作ろう”という曖昧でだれも気分を悪くしないものだった。いったい中身がなんだったのか。安倍政権を支えた人たちはとても弱気だった。彼らは改革推進に伴うリスクや摩擦を避けようとした。
2006年12月に重要な事件が起きた。安倍首相が小泉改革に反対していた人たちを“歓迎”し受け入れることを決めたのだ。もちろんわれわれ(小泉氏や竹中氏)は反対した。これが自民党政権が推進してきた改革のモメンタム喪失のスタート点だった。―――
(中央日報- 【Close-up】「自民党の没落は抵抗恐れ改革あきらめたせい」より引用)

「自民党の没落は抵抗恐れ改革あきらめたせい」(1)
「自民党の没落は抵抗恐れ改革あきらめたせい」(2)
インタビュー全文は上記リンク先をお読み下さい。

竹中氏は「安倍政権周辺の人たち」というやや遠まわしな言い方をしていますが、やはり安倍氏本人に改革に対する強い意志が無かったことが原因でしょう。彼は何と言っても最高権力者の首相だったのですから。

小泉元首相が以前、「国民に対して大きなテーマを示す。大きな反対があるテーマの裏側には必ず強烈な賛成があるのだ」という意味のことをおっしゃっていたと思います。構造改革は既得権益に手を突っ込むので大きな反対があって当たり前。それに立ち向かう勇気ある姿勢を改革の支持勢力は強烈に支持するのですからリーダーには決断力が必要なのです。

自民党の谷垣総裁は今のところ強烈なテーマを打ち出す姿勢がみられません。郵政問題については党内で議論することさえ避けているように見えますし、鳩山首相や小沢幹事長の偽装献金に対しても、自民党内の鳩山邦夫氏や二階俊博氏に同様な疑いがあるため腰砕けに終わっているようです。

これでは積極的に自民党を支持しようという有権者は少ないでしょう。「みんなでやろうぜ」という言葉自体対立を避けているようにみえますし、これは竹中氏の言うように「美しい日本を作ろう」と同じくらい曖昧なものです。

谷垣総裁には郵政問題では審議拒否をするのではなく委員会や本会議できちんと反対意見を述べて欲しかったですね。その上で決議では反対する。造反議員は処分する。そういう勇気と決断力を持って欲しかったです。その結果党内に亀裂を生じても、むしろそういう決断ができる自民党を支持する国民の方が多いような気がします。

参院選候補者も、勝てそうも無い候補者は総裁権限で差し替えるくらいの決断をしなければ『自民党よりはまし』と思っている消極的民主党支持者さえ取り戻すことは難しいのではないでしょうか。谷垣総裁には決断力とリスクを恐れない勇気を持って欲しいと思っています。

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2009年12月 2日 (水)

昔の記憶がよみがえる

橋下知事の政治資金パーティー、あのビルの48階で開催

 大阪府の橋下徹知事の後援会主催の新年会が、大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC、大阪市住之江区)で開かれる。WTCへの府庁移転は、10月の府議会で条例案は否決されたが、WTCの購入は決まっている。来秋から部局を順次移転させる方針の橋下知事は、「(支持者に)いっぺん上からの景色も見てもらいたい」と話す。
 新年会は政治資金パーティーで、来年1月16日の予定。後援会で声が上がり、知事が賛同。今月1日までに案内状を会員約1400人に発送した。焦点の関西空港や大阪(伊丹)空港も見渡せる48階のホールで、知事が支持者に「大阪・関西再生のビジョンと決意を伝える」という。
 ホールを運営するグランドタワーコスモ社は「政治家の大きなパーティーは初めて。ベイエリアは閑散とした日が多く、知事のパーティーで知名度がアップし、人が来るようになればうれしい」と話している。(春日芳晃)
(asahi.com(朝日新聞社)2009年12月1日18時41分)

私は大阪のことは全然詳しくないのですが、WTCへの府庁移転でもめていることくらいは知っています。ニュースでWTCの画像が出るたびに『すごい立派なビルだな・・・』と驚いていました。

これまでまったく知らないところのことのように思っていたのですが、今日このニュースを見て『あれ?ここ行ったことあるかも・・・』と不思議な気分に。そこでWTCの公式サイトを見たらWTCってコスモスクエアというところにあるんですね。
それで記憶がよみがえりました。6年ほど前に政府のタウンミーティングでコスモスクエアにあるコスモプラザビルというところに行ったことがあるのです。

そういえばその時の印象はかなり強烈でしたね。『何でこんなすごい建物がいっぱい建ってるんだ!』って思いました。大阪の中心部からはちょっと離れているので、突然出現した近未来的な建物群に正直かなり驚いたのは事実です。

地下鉄とニュートラムという乗り物を乗り継いで行きましたね。ちょっと東京のお台場周辺に似ていないこともないけれど、大阪の方は本格的な港もあるし建物も豪華ですごいと思いました。しかし、集客力はどうなんでしょう。この記事にも「ベイエリアは閑散とした日が多く・・・」なんて書かれていますよね。

私としては、初めてだったからかもしれませんが、距離的には結構遠い印象でした。それにしても、あの立派なビルに府庁を移転するんですね。一応公共交通機関はあるとはいっても複数あるわけではないみたいですし、中心部から通うとなると結構不便なのかな・・・

橋下知事は府庁を移転させようとしているようですが、地元の人にとっては利便性とかも含めてどう思っていらっしゃるのか知りたいところです。部外者の私から見ると、あれほど立派な施設を活用しないのはもったいないし、あの地域が活性化すれば大阪がますます発展するような気がするんですが・・・

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2009年12月 1日 (火)

五輪の意義と事業仕分け

強化費削減でフェンシングの太田ら五輪メダリストが抗議へ

 政府の行政刷新会議による「事業仕分け」で、日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化事業への国庫補助金約27億円などが削減対象となったことを受け、五輪メダリストら10人が1日に東京都内で共同会見を行い、抗議声明を出す。
 JOCの発表では、会見には北京五輪フェンシング男子フルーレ銀メダルの太田雄貴(森永製菓)、今夏の水泳世界選手権銀メダリストの入江陵介(近大)らが出席する。「事業仕分け」をめぐっては、科学技術関連事業の予算削減に対してノーベル賞受賞者らが会見で批判しており、スポーツ界からも反対の声を上げることになった。
(Yahoo!ニュース-産経新聞11月30日21時11分)

まず、『メダルの数はお金と比例する』というのは世界の常識です。
それについては以前関連エントリを書きましたので宜しければお読み下さい。

~関連エントリ~
「メダル数とお金は比例する」

今回の事業仕分けで、「『五輪は参加することに意義がある』はずだったが、今はメダルに意義があるのか」という発言が仕分け人からはあったようです。これはなかなか考えさせられる言葉ですね。
今後、日本の五輪対応を「参加するだけでいいじゃないか」という方向性へ持っていくのであればお金なんかかける必要はありません。いくつかの競技に参加して、あとは強い国の選手を見て楽しんでいればいいです。
しかし、「メダルを取らなきゃ五輪出場の意味がない」と考えるのであればある程度のお金をかける覚悟が必要です。
関連エントリでも書きましたが、北京オリンピックで金メダル51個を取った中国は、五輪開催に400億ドル以上を投じたと言われています。もちろん、中国の場合はちょっと特殊だとしても、次期オリンピック開催国の英国は、やはりお金をかけて選手強化をした結果19個もの金メダルを取得しました。日本も将来五輪開催国を目指すのであれば、ある程度メダルを取って欲しいと願うのは普通でしょう。
私はせっかく参加するならメダルを目指して欲しいので、ある程度のお金はかかっても仕方がないと思っています。ただし、お金をかけるからには、これまでのお金の使い方を徹底的に精査して欲しいですね。

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