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2009年10月30日 (金)

予算委員会、短すぎる審議日程

<臨時国会>衆院予算委は11月2日から

 民主党は29日、臨時国会の衆院予算委員会を11月2日に始める方針を決めた。与野党の日程協議で調整がつかず、鹿野道彦予算委員長(民主党)が日程を決めるため、30日に予算委理事会を開くと職権で決定した。理事会では、2日午前から首相を含む全閣僚が出席して基本的質疑を行うことを正式に決定する見通し。
 民主党の山岡賢次国対委員長は29日、国会近くで自民党の川崎二郎国対委員長と会談し、予算委の審議を2日から始める日程を打診した。自民党は2日の審議入りには応じるものの、審議日程は「5日間」を主張し、調整が続いている。審議日数について与党内では「衆院で2~2.5日」の折衷案が浮上している。【近藤大介、木下訓明】
(Yahoo!ニュース-毎日新聞10月29日23時25分)

民主党は11月2日の一日しか審議しないと言っているようですね。
予算委員会が一日だなんて聞いたことがありません。最低でも五日くらいの日程で行うのが普通です。政府はよほど首相の献金問題や普天間飛行場の問題で責められるのが嫌なんでしょう。

国会論戦の主戦場は何といっても予算委員会です。テレビ中継もありますし、ここで華々しく質問することは国会議員にとって自分を売り出すチャンス。質問に立ちたい議員は多いわけです。

特に野党にとっては普段なかなかテレビに映ることもありませんから貴重な機会です。そのためなるべく審議日程を長くとってもらうことを望みます。野党時代の民主党は、どんなに長い日程でも採決に応じず「審議が尽くされていない!!!」と叫んでいました。

ところが今回、民主党は与党議員にも質問をさせない方針らしいですね。民主党でも花形の予算委員会で質問に立ちたい議員は多くいるわけで、ずいぶんと不満がたまっているようです。

攻めには強いが守りにはめっぽう弱い民主党。どんな守りの姿勢を見せてくれるのか楽しみです。

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2009年10月29日 (木)

カブールで銃撃戦、国連職員6人死亡

カブールで武装勢力の攻撃相次ぐ、国連職員6人死亡

 [カブール 28日 ロイター] アフガニスタンの首都カブールで28日、国連のゲストハウスに反武装勢力タリバンのメンバーが侵入、政府軍との間で銃撃戦となり、6人の国連職員が死亡した。また、大統領宮殿付近のセレナホテルに向けて複数のロケット弾が発射され、宿泊客100人以上が地下に緊急避難した。
 アフガニスタンでは、来月7日に予定されている大統領選の決選投票を前に武装勢力の攻撃が激しさを増している。
 国連のスポークスマンは、この事件で職員6人が死亡し、少なくとも9人が負傷したと発表したが、犠牲者の国籍など詳しい情報は明らかになっていない。
 武装集団は、警察の制服を着てゲストハウスの侵入したとみられ、敷地内で3人が爆弾を爆発させて死亡しているのが発見された。
 一方、ロケット弾が発射されたセレナホテルでは、死者などは出ていないという。
(Yahoo!ニュース-ロイター10月28日18時7分)

アフガニスタンだけではなく、パキスタンでも自爆テロがあり91人が死亡、200人超負傷というニュースが入ってきました。両国の国境線は長くタリバンの出入りも多いです。日本は両国の問題を分けて考えがちですが、両国への大きな支援国としてこの地域を関連付けて支援していくことが必要だと思います。
しかし、日本政府として現実にはインド洋での給油活動の中止も決まっており、アフガニスタンに関しては民生支援に切り替えるようですね。インド洋の活動をソマリアの海賊対策に切り替えるという話も耳にしましたが、同じ給油活動を続けるのであれば、なぜ評価の高いインド洋での活動を止めるのか理解できません。自公政権時代に行ってきたことは内容に関わらず何が何でも否定する現政権の姿勢は非常に子どもじみています。
給油活動に代わる支援を行うといっても、これだけ治安が悪化している状態で民間人はもちろん、内陸部に自衛隊を派遣することが出来るのか疑問です。復興支援や開発が日本の得意分野だということもわかるのですが、それが出来るまでの道のりは遠いです。
もちろん、日本も武装解除に関わっていて武器の回収など行ってはいるのですが、それが結果として表れるような国内情勢ではありません。明るい出口が見えているとはいえませんが、これからも地道な支援が続きます。
ただ、日本や日本人がこの地域で信頼されているのは強みでしょう。NATOに加わっていないこともイメージ的に良いようです。軍事的な活動とは一線を画した日本独自の活動を考えることは必要だと思っています。

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2009年10月28日 (水)

郵政改革にみる日本人の焼け野原願望

内容を紹介するにはあまりに長文なのでリンク先を紹介しておきます。

辻広雅文 プリズム+one | ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/series/tsujihiro/10088/

こちらの記事に“郵政改革の大転換”に見る日本の宿痾 ~なぜ、焼け野原にならなければ改革できないのか、と題して民主党政権下で行われようとしている郵政民営化見直しについて書かれています。

日本人というのは『行き着くところまで行かなければ、改革に取り組めない。堕ちるところまで堕ちなければ、改革はできない。戦後のように、焼け野原になって初めて覚悟を決め、みな立ち上がる。「焼け野原願望」なのだ』とされています。

確かにそうなんだろうなと思います。ここにも書かれているように、郵政というのは国鉄のように決定的な破綻を迎えているわけではない。破綻のリスクなど見えない時点での民営化でした。今は見えない将来のリスクのために郵便局ネットワークという利便性を放棄するのは抵抗があります。しかし、放置しておけば国鉄や日本航空のようになる可能性が高い。だからそうなる前に改革しようとしたわけです。

筆者は以下のように述べています。
―――郵便局ネットワークを維持するには、コストがかかる。そのコストを賄うだけの収入は今後、得られそうもない。一体その差を何で埋めるのか、民主党政権はいっさい説明していない。亀井・郵政担当相や斉藤・日本郵政社長が手品師か錬金術師でなければ、穴は大きくなるばかりであり、いずれ誰の眼にも隠せなくなる。その時、初めて郵政事業の問題の本質が赤裸々となり、巨額の国民負担がつぎ込まれ、不良債権が処理され、抜本改革にようやく向かう。つまり、事後処理型再建である。処理コストは、あまりに大きい。
 私たちは、行き着くところまで行かなければ、改革に取り組めないのだろうか。この民主党の無責任さは、我々の社会の問題解決能力の低さの象徴なのだろうか。―――

少しの痛みを我慢できなかったばかりに、将来とんでもない大手術を行わなければならないんですね。そう思うと、日本人って痛みを我慢できないのではなくて、本当は痛みを待っているんじゃないかとさえ思います。民族の持つマゾヒズムというか、逃れられない運命というか。つくづく日本人と改革は相性が悪いのだと思いました。

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2009年10月27日 (火)

自民党再生の道は険しい

<自民党>両院議員懇で執行部批判が噴出

 自民党は26日、党本部で両院議員懇談会を開いた。臨時国会の開会前に執行部と党所属国会議員が率直に意見交換するのが目的だったが、党の現状への批判が噴出した。前日の参院神奈川、静岡両補選の連敗に続き、臨時国会で反転攻勢を期す同党の足場も固まっておらず、党再生の険しさが浮かんだ。【木下訓明】
 谷垣禎一総裁は冒頭、補選の結果を「再生の第一歩、少し手がかりはできた」と前向きに総括した。そのうえで「みんなで一致結束して民主党に対峙(たいじ)し、国民とのきずなをもう一度しっかり作る。これをやってほしい」と呼びかけた。
 ところが、衆院選長崎3区で落選し、比例代表で復活当選した谷川弥一元農水政務官が「公共事業をカットし、建設業界は選挙をしてくれない。郵便局、医師会も含めて(支持してくれる)手足をもいでいった。だから負ける」と執行部を批判。
 これに対し、棚橋泰文元科学技術担当相は「4年前(の衆院選)に自民党は構造改革で勝利した。これを捨てたために自民党は下野した」と反論。名指しはしなかったものの福田、麻生内閣による軌道修正が敗因と主張し、「路線対立」を蒸し返した。さらには、丸山和也参院議員が「自民党の存在意義は終わった。解党的出直しというか、解党して新しい議員で党を立ち上げるべきだ」とぶち上げる始末。
 見かねた大島理森幹事長は「選挙はまずご自身がしっかり戦うことだ。人のせいにしちゃいけない」と谷川氏らを一喝。「解党はしない。先人の歴史を誇りに、新しい自民党をみなさんと一緒にどう作るかが、われわれの一番の使命ではないか」と締めくくった。
 臨時国会が始まっても、一向にまとまる気配がない自民党。みんなの党の渡辺喜美代表は「古い自民党と新しい自民党に分けて政界再編をするしか再生の道はないと思う」と冷ややかだ。
(Yahoo!ニュース-毎日新聞10月26日21時47分)

みんなの党の渡辺喜美代表のおっしゃる通りですね。自民党は「古い自民党」と「新しい自民党」に分かれるべきです。

棚橋泰文元科学技術担当相の指摘も正しい。福田、麻生両内閣が原因というより、安倍元首相が郵政造反組を復党させたことがすべての原因です。郵政民営化問題ひとつとってみても、今や造反議員の方が党内で力を持ち民主党と同じようなことを主張しています。これでは民主党を追求することなど出来るはずがありません。

神奈川・静岡両補選の敗北も、そもそも自民党の方向性が定まらないので当然でしょう。
谷川弥一元農水政務官が主張する建設業界、郵便局、医師会の意向に沿うような政策を目指すのであれば民主党に投票すれば十分。あえて自民党に投票しようとは思いません。
自民党が民主党に対する対立軸を鮮明にするためには、組織に頼らず構造改革を推進する政策を目指していく以外道は無いのです。

民主党ももちろん個々の議員の考えは千差万別だと思いますが、これまでは「政権交代」の一念でまとまってきました。これからは、いかに長期政権を保てるかということに全力を傾けるでしょう。その原動力となるのは小沢一郎というリーダーです。

自民党も小泉純一郎というカリスマ的リーダーがいた時代はひとつにまとまっていました。首相の国民からの支持率の高さは、抵抗勢力も逆らえなかったということです。

考えの違う人たちの集団をひとつにまとめていくには、小泉さんや小沢さんといった強烈なリーダーが必要です。現在の自民党は組織としては小さくなりましたが、考えが正反対の人たちが混在しており、彼らのまとめ役として谷垣総裁ではあまりに力不足だと思います。

臨時国会が始まり本格的な国会論戦が始まろうとしています。野党側から見れば民主党を追求するネタには事欠かない状況ですが、肝心の自民党がバラバラでは反転攻勢の道は険しいでしょう。

民主党の独走を許さないためにも自民党に期待する国民は多いと思います。谷垣総裁には党を割るくらいの決意を持って自民党の進むべき道を示して欲しいと願っています。

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2009年10月25日 (日)

観艦式、菅副総理が訓示。首相の欠席は初めて。

菅副総理、観艦式で訓示 「民主的統制下で貢献を」

Kan10_3 海上自衛隊の観艦式が25日、神奈川県沖の相模湾で行われ、外遊中の鳩山由紀夫首相の代理として菅直人副総理兼国家戦略担当相が出席した。菅氏は訓示で、海賊対処法に基づくソマリア沖・アデン湾での海上自衛隊の活動を評価した上で「わが国の主体的判断と民主的統制の下で、自衛隊が国際社会の平和と安定に貢献していくことを望む」と述べ、国際貢献の必要性を強調した。
 防衛省によると、1996年に陸海空3自衛隊の持ち回りで観閲、観艦式が行われるようになって以来、首相の欠席は初めて。
 菅氏は、北朝鮮のミサイル発射や核実験についても触れ「重大かつ深刻な脅威であり、断じて容認することはできない」と指摘、米国など関係各国との連携を訴えた。
 観艦式には、海上保安庁の巡視船も含む艦船40隻と、陸海空自衛隊の航空機43機、隊員約8千人が参加した。
(共同通信2009/10/25 17:01)

>1996年に陸海空3自衛隊の持ち回りで観閲、
>観艦式が行われるようになって以来、
>首相の欠席は初めて。

おおーっ、菅さんのこんなお姿を拝見する日が来るとは!
数年前までは到底考えられませんでした。
それも鳩山首相がタイに外遊中なので、副総理である菅さんが出席されたんですね。
菅さん、何てラッキーなんでしょうshine

自衛隊の最高指揮官は内閣総理大臣。総理不在の時は菅さんが最高指揮官になるのかなぁ・・・
ちょっと不安。いや、かなり不安なんですけど。。。
菅副総理で自衛隊員の士気は高まるんでしょうか?

>菅氏は訓示で、海賊対処法に基づくソマリア沖・アデン湾での
>海上自衛隊の活動を評価した

ふ~ん、評価したのはソマリア沖の活動だけですか。
あれほど各国から評価が高いインド洋での給油活動は無視ですか。
あっそうか、民主党は給油活動を止めるんでしたね!

インド洋への海自派遣には反対でも、
今日は気分が良い菅さんでした(・∀・)
カンさんがカンカン式っていうのも面白い。

Kan12_2

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2009年10月24日 (土)

夫人外交と最近のファッション

夫人外交は絶好調!幸夫人が料理教室に参加

 鳩山首相と共にタイを訪問している幸夫人は24日、タイの首相夫人主催の昼食会や料理教室に参加した。
 幸夫人は、タイ・アピシット首相夫人が主催した昼食会に出席し、タイ料理を堪能した。これに先立ち、幸夫人は各国の首脳夫人とフアヒン郊外の海辺に建てられた高床式のマルカタイヤワン宮殿を見学し、ホテルで行われた料理教室に参加した。料理教室ではグリーンカレーやタイ風のやきそば作りに挑戦し、幸夫人は作った料理をほかの夫人に食べさせたり、「楽しい」と繰り返したりしたという。
(Yahoo!ニュース-日本テレビ10月24日19時16分)

ネタが無い時は鳩山幸夫人のファッションの話題でも・・・

これはタイの料理教室に参加した時のもの。
すごく楽しそうですね。

Mhatoyama11 

左側はタイのマルカタイヤワン宮殿を見学した時、右側は17日に行われた東京国際映画祭オープニングセレモニーに出席された時の画像です。

Mhatoyama10_2

バルーンスカートではないけれど、裾がすぼまっているところはバルーン風ですね。ストッキングは相変わらず白です。タイでストッキングをはいていると暑そうに見えます。特に白い色だと『ストッキングをはいています』って感じがありありで、何となく暑苦しく感じるのですが・・・
右側のドレスは素敵で、とても似合っていらっしゃると思います。

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2009年10月23日 (金)

不安定なUSBメモリ

世間ではWindows7が発売されて話題になっていますが、パソコンも次から次へOSが変わって大変。いずれ7は買おうとは思っているのですが、昨日はパソコン本体のことよりもUSBメモリでちょっと青ざめたことがありました。

ちょっとしたデータを持ち歩くのに便利なUSBメモリ。昨日もいつものようにデータを入れたUSBメモリを持ち帰り家のパソコンで使おうとしたら、ドライブ上は表示されているのに開きません。色々なことを試したのですがダメでした。

ネットで調べるとどうもこういう現象はよくあるということ。要は、USBメモリという記憶媒体は思ったほど安定した装置では無いということのようです。

そういえば、以前自分でもDVDやUSBメモリには寿命があるというエントリを書いていました。引用した記事の中にこんな記述があります。

―――USBメモリについても、「寿命」の問題はある。USBメモリには半導体素子が使われており、これに書き込める回数に限界があるのだ。書き込めなくなった段階で「寿命」という訳だ。―――

今回動作がおかしくなったUSBメモリも、よく考えてみれば結構何回も使っていたものでした。恐らく気がつかないうちに書き込み回数の限度を超えていたのかもしれません。もちろん、他の原因も考えられますが・・・

大事なデータを残すには何種類かのバックアップを取っておくことが必要ですね。

~関連エントリ~
DVD、USBメモリの寿命

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2009年10月22日 (木)

民主党は「民から官へ」を目指します!

日本郵政社長の後任人事のニュースを聞いた瞬間、思わず「ぎゃははは!」と笑い転げてしまいました。
「何、このスーパー天下り人事?」

カメちゃんもハトちゃんも
「大蔵省を辞めて15年たってるから天下りなんかじゃないもん、プンプン!」
って言い訳してますが、どこか苦しそう。

まぁ「スーパー天下り」って言葉がお気に召さないようなら、「スーパー渡り」って言い替えてもいいんですけどね。

それにしても、笑っちゃうくらいど真ん中直球ストレートな官僚上がりを持ってきましたね。しかも、西川社長の辞意表明を待ってましたとばかり翌日の発表とは、亀井さんも相当周到な準備を重ねてきたと思われます。

亀井さんは小沢さんにも相談してないし準備なんかしていないととぼけてますが、小沢さんのブレーンを務めた方を持ってくるとは、亀井さんもなかなか考えましたね。国民新党としては連立からはずされないための予防線の意味もあったんじゃないでしょうか。

今後、日本郵政はJALのようになっていくかもしれませんね。
とりあえず、ゆうちょ銀行の預金をどうするか考えることにします。

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2009年10月21日 (水)

政府は民営化見直しの理由を示すべき

「正式手続き踏まず、尋常でない」=西川氏辞意表明で-竹中元総務相

竹中平蔵元総務相は20日、日本郵政の西川善文社長が辞任を表明したことについて、「政治家は(西川氏を)代えると言いながら、なぜなのかを明確にせず、正式な手続きを踏まず、嫌がらせのように一民間人に圧力をかけた。尋常ではない」と政府の対応を批判した。
 竹中氏は小泉政権で郵政民営化を推進し、西川氏の招聘(しょうへい)にも深く関与した。今回の辞意表明を踏まえ、「西川氏には、ここに至るまで本当にご苦労さまでしたと申し上げたい」と述べた。
(Yahoo!ニュース-時事通信10月20日21時59分)

>なぜなのかを明確にせず、
>正式な手続きを踏まず、
>嫌がらせのように一民間人に圧力をかけた。
>尋常ではない

政府に言いたいのは竹中氏のこの言葉の通りです。これまで私も折に触れて書いてきたことなので、ここで繰り返して申し上げませんが、『政府は理由を明確にして欲しい』それに尽きます。

この一ヶ月間新政権のやっていることを黙って見てきましたが、前政権のやってきたことを全否定する姿勢は執念というか、ほとんど怨念に近いものを感じます。亀井静香郵政改革・金融相にいたっては私怨以外の何ものでもないでしょう。つくづく政治の世界は権力闘争だと感じました。

政治家は『国民の生活を良くしたい』という思いのために権力を使うつもりであっても、いつしかその権力を維持するために権力を振りかざすようになり、権力追求が自己目的化していきます。そのため、政治の世界では権力を手放した時点で負けということ。自民党は国民の圧倒的な支持を得た構造改革路線を自ら捨て去り権力の座から滑り落ちたので自業自得といったところです。

現時点では民営化見直しがどのような方向性で進むのか不透明ですが、個人的にはいつも利用させてもらっている日通のペリカン便のお兄さんがお気の毒。この10月には郵便事業会社と統合して「JPエクスプレス」という会社になるはずだったのですが、麻生政権の総務大臣までもが認可に待ったをかけて以来宙ぶらりん状態。制服や伝票はすでに「JPエクスプレス」として運用されていますが、この先どうなるのか双方の従業員は不安でしょうね。
とにかく民営化見直しについては政府には明確な説明を求めます。

~参考サイト~
世界一やさしい「郵政民営化」のお話
http://ameblo.jp/postprivatization
~関連エントリ~
「郵政民営化見直し」には納得のいく説明が必要
http://coolminori.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-86bb.html

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2009年10月20日 (火)

評判急落?まだまだ高い閣僚支持率

亀井氏は評価急落、他の閣僚も微妙に下落 産経FNN合同世論調査

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査では、鳩山内閣を支える閣僚や民主党幹部への評価が微妙に下がっている。特に、就任直後に中小企業や住宅ローンを対象にした返済猶予法案を打ち出した亀井静香郵政改革・金融相は、前回調査より15ポイント以上も評判を落とした。
調査では、亀井氏のほか、岡田克也外相、長妻昭厚生労働相、前原誠司国土交通相、福島瑞穂消費者・少子化担当相と小沢一郎民主党幹事長の6人が「適任かどうか」を尋ねた。
 その結果、岡田氏と、前回調査項目になかった前原氏を除く4人がそろって内閣発足直後の前回調査と比べてポイントを下げた。
 前回調査で70・0%と5人の中で最も高かった長妻氏は今回、3・7ポイント下げて66・3%。子ども手当の財源確保に苦労し、後期高齢者医療制度廃止の先送りを強いられるなど、四苦八苦する姿が連日報道され、国民の高評価に変化が生じつつあるようだ。
 最も評価を下げた亀井氏は3割を切って24・9%。発足直後は41・8%だった評価は16・9ポイントも低下した。亀井氏が打ち出した返済猶予制度の導入には54・9%が賛成しているが、政策の是非と閣僚としての評価は別だという結果になった。福島氏も発足直後に6割を超えた評価が46・8%と約15ポイント減った。小沢氏も評価を49・0%に下げた。
 5人のうち唯一、評価を上げたのが岡田氏だ。内閣発足直後に63・7%だった評価が、今回、70・1%と6・4ポイントもアップした。民主党支持層でみると、評価する声は84・0%に達した。就任後の約1カ月の半分を外遊に充て、米国やアフガニスタンなど6カ国を訪問。核の持ち込みや沖縄返還をめぐる日米間の密約についての調査を開始するなどの行動が評価されたのかもしれない。(小島優)
(Yahoo!ニュース-産経新聞10月19日23時3分)

亀井さんの評価が急落といっても未だ24・9%もあるのには驚きました。発足直後は41・8%だったって本当ですか?国民新党は議席を減らしているんですよ。みんなの党の躍進に比べれば亀井さんたちが支持されていないのは明らか。鳩山内閣の支持率も未だにかなり高いですし、これが本当に世間の標準ならば、私は相当少数派なのかと思ってしまいます。

このように私の方が異端者なのかと思うことが時々あります。
例えば、今回の選挙で当選した城内実議員について私は以前批判的なエントリを書き、今でも彼の人間性には疑問を持っています。ところが、普段政治にまったく関心の無い知り合いの若い女性は、「城内さんが当選してよかった!」と喜んでいました。その理由をよくよく聞くと「だって落選中は奥さんや子どもさんがかわいそうだったもの」ということらしい。
彼女は4年前の選挙のことはまったく覚えていない。城内氏が郵政民営化に反対していた本当の理由も、ライバル候補の写真を子どもが踏みつけていたこと、彼がそれを黙って横で見ていたことも知らない。彼が真正保守の旗を掲げて闘っていることに共感したのであればまだしも、単純に今回の選挙関連のワイドショーで流された映像を見て同情しただけのようです。う~む、恐るべしワイドショー。

鳩山内閣の高支持率も国会が開かれていないという理由が大きいでしょう。野党から穴だらけの政策を追求される場面がテレビから流れていないからだと思います。小沢さんは民主党の能力を知り尽くしていますから、参議院の補選が終わるまで本格的な論戦をさせるのはまずいと考えているはずです。

やはりメディアの力は大きいですね。世間一般の人たちはどうしても雰囲気に流されてしまいます。そして一旦刷り込まれた印象はなかなか消し去りがたい。私が友人一人を説得することさえ難しいのです。こうしたブログも小さな情報発信の手段かもしれませんが、結局見に来る人は自分の関心のある記事だけを見て去って行き、すべての記事に目を通してもらえないことが弱点だと思います。もちろん、こんなちっぽけなブログの記事で内閣支持率に影響を与えられるとは思っていませんが・・・

そうは言っても、今月下旬から始まる国会の状況によっては支持率に変化が現れてくるのではないかと思っています。

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2009年10月18日 (日)

袴狂言「釣狐」

今日は国立能楽堂の「万作を観る会」に行きました。メインの演目は袴狂言の「釣狐」。78歳になられた万作師にとって、もしかしたらこれが最後の「釣狐」になるかもしれないということで、観客である私も緊張感を持って拝見しました。

面や装束の力を借りない袴狂言は、ごまかしのきかない真剣勝負です。万作師は気力はまだまだ衰えてはいませんが、ご自身は体力的に限界を感じていらっしゃるようで、今回は後場を省略した舞台となりました。

しかし、前場も動きの激しいところもありましたが、年齢を感じさせないスピードとキレのある演技が続き、さすがに「釣狐」を極めた方だけのことがあると感服致しました。観客の方まで伝わってくる万作師の静かな息遣いを聞いていると、まさにそこには狐の白蔵主が佇んでいるかのようです。舞台で繰り広げられている真剣勝負がこちらまでビシバシと伝わってきました。

本来は息の乱れが観客に直に伝わってはいけないとご本人はおっしゃっていますが、息切れがしないようにするためには相当厳しいトレーニングが必要とのこと。激しくは無いけれど、静かな息遣いは見る側にとっては逆にリアルな狐を感じさせるものです。78歳であれだけの体力をお持ちなのはお若い頃からの鍛錬の賜物でしょう。本当に見ごたえのある演目でした。

猟師役である萬斎師の袴姿はいつ見ても美しい。ついついそのお姿に見とれてしまいます。それにしても、こうして同じ舞台上で狐を極めたお父上と共演できる萬斎師はお幸せな方ですね。萬斎師も今回の舞台で多くのことを学ばれたに違いありません。いつの日か万作師を越える狐を観たいものです。
他に「止動方角」等の演目がありました。

そういえば、能楽堂で国会議員の田中真紀子さんに遭遇しました。あの独特のダミ声が聞こえたのでふと見ると真紀子さん。これまで皇族の方と遭遇したことはありましたが政治家は初めて。真紀子さんって能楽がお好きだったのかしら?う~ん初耳だなぁ・・・
そういっては何ですが、普通のおばさんって感じです。政治家としての彼女は私の評価はものすごく低いので、もう国会議員を辞めて普通のおばさんに戻って欲しいと思いましたね。

Arisugawakame_2 これは有栖川宮記念公園の池にいた亀。
広尾に用事があったのでちょっと寄ってみました。爽やかで気持ちのいい日でしたね。
亀もマタ~リ甲羅干し。

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2009年10月15日 (木)

ブッシュ前大統領が日本シリーズで始球式?

日本シリーズ始球式、ブッシュ氏で調整

 今年のプロ野球日本シリーズに野球の本場、アメリカから大物ゲストが来ることになりそうです。来月3日に来日し、始球式を行うことで調整中なのが、ジョージ・ブッシュ前大統領です。
 今月31日から始まるプロ野球日本シリーズで、アメリカのブッシュ前大統領が始球式を行うことで調整が進められていることが、関係者への取材で明らかになりました。
 日本のプロ野球で歴代大統領が始球式を務めるのは、1989年の日本シリーズ第3戦、巨人ー近鉄で始球式を行ったレーガン元大統領以来2人目です。
 現時点では、日本シリーズ出場をかけたクライマックスシリーズが終了していないこともあって、日程などは決まっていませんが、ブッシュ前大統領は、来月3日に来日し、始球式に登板できるよう調整を進めているといいます。
 大統領と始球式をめぐっては、第34代大統領、アイゼンハワー、第35代大統領、ジョン・F・ケネディなど、時の大統領がメジャーリーグ開幕戦の始球式を務めるのが慣例となっていて、第40代大統領だったブッシュ前大統領の父も、マウンドから投球を披露しました。
 「カーブを投げようとしたけど、早く曲がりすぎた」(ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領)
 また、政治的にもたびたび利用され、2006年には当時イラク政策に批判を受けていたブッシュ前大統領が、イラクで負傷した兵士を伴って登場。テロとの戦いの支持を訴えました。
 日本の総理も、日米双方へのアピールの場として、代々、メジャーリーグのマウンドを活用。始球式は今や、日米外交の象徴的役割を果たしていますが、その一方で、今回、ブッシュ前大統領の始球式が実現した背景には、日本プロ野球コミッショナー、加藤良三氏の存在が大きいとされています。
 加藤氏は去年、コミッショナーに就任する以前、6年半にもわたって駐米大使を務めた人物です。無類の野球好きとして知られていて、メジャーリーグの始球式を8回も経験しています。かつて球団オーナーを務めていた経験のあるブッシュ前大統領とは、野球談義に花を咲かせるほどの仲だといいます。
 「野球といえば、ほかでもないブッシュ大統領です。会うといつもベースボールの話題がでます。プロ野球チームのオーナーであった以上に野球を愛しておられます」(加藤良三コミッショナー、駐米大使時代の文章)
 「日本のプロ野球が敗者になってはいけない。やはり勝者になるべきである。コミッショナーとしての、できる限りの責任を果たせるようにしたい」(加藤良三コミッショナー、去年6月)
 就任直後、日本のプロ野球についてこう語っていた加藤氏。ブッシュ前大統領の来日は来月3日です。来日中は、始球式のほかに、親交のある小泉元総理との面会が予定されているといいます。
(TBS News I 2009年10月15日18:58)

ブッシュさんいらっしゃるんですね~
日本にいらっしゃるのは洞爺湖サミット以来かしら・・・

日本シリーズの始球式も楽しみですが、ブッシュさんご本人は大好きな小泉元総理と面会できるのが何よりも楽しみだったりして♪

政治的には色々批判されたブッシュさんですが、人間的にはとても愛嬌のある楽しい方だと思っています。

Koizumibush

 

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2009年10月13日 (火)

ウルトラジュンイチロー!声優デビュー

ウルトラジュンイチロー!“シュワッチ”声優デビュー

Koizumi50  7月に政界を引退した小泉純一郎元首相(67)が声優デビューすることになった。ウルトラシリーズ最新映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」(監督坂本浩一)の出演を打診され、次男で衆院議員の進次郎氏(28)のたっての希望で実現。ウルトラ戦士を率いる王様、ウルトラマンキング役で、おなじみの小泉節を披露する!?12月12日公開。
 圧倒的なカリスマ性で「劇場型政治」を展開し、戦後史上3位の5年5カ月の長期政権をつくった小泉氏。7月21日の衆院解散をもって政界を引退し動向が注目されていたが、まさかのスクリーン進出となった。
 小泉氏が演じるのは、ウルトラマンら戦士たちの王「キング」。製作の円谷プロダクションが「キングの重みを表現できるのは、かつて一国を背負った小泉元首相しかいない」と8月初旬にダメもとでオファーした。
 選挙期間中で、小泉チルドレンを応援するため全国を奔走していた小泉氏が、オファーを知ったのは8月30日の投開票の後。「昔、よく子供たちと“ウルトラマンタロウ”を見ていたなあ」と感慨深いものはあったというが、政界引退後はすべての仕事のオファーを断っていたため、出演するつもりはなかった。
 ところが、進次郎氏から「子供の頃、好きだったんだ。これは政治に関係ない。出てほしいな」と懇願され、一転、了承。小泉氏自ら円谷プロに連絡し、出演する運びとなった。
 都内のスタジオで行われた初アフレコでは、老眼鏡をかけて「どこで音を出したらいいの」と最初は戸惑っていたものの、「自分のペースでやらせてくれ。気合の入れ方は“ハアッ”と“エイッ”のどっち?」とノリノリ。最高潮となるウルトラ戦士たちの前で演説するシーンでは、自民党が圧勝した05年の郵政選挙で、数万人を引きつけた街頭演説さながらの迫力を見せつけた。
 終了後は、演じた「キング」とも対面。小泉氏自身は「鉄腕アトム」世代で「感動した!」とまではいかなかったが、「進次郎がいたら喜んだろうな」としみじみ。今後の映画界への本格進出は未定だが「ウルトラマンは親子3代にわたって楽しめる。人々のあこがれに少しでも近づけるように演じたつもりだ」と話していた。(以下略)
(Yahoo!ニュース-スポニチアネックス10月13日7時2分)

少し前に小泉さんがウルトラマンの声優をやると言う噂を聞いて、あまりの意外性に驚いたのですが、その後続報が無かったのでガセネタかと思っていました。
本当だったんですね~いやぁビックリです。

アフレコ初挑戦の動画を見たのですが、笑ってしまいました。
ごめんなさい小泉さん、何度見ても笑えるんです。
涙が出るくらい笑ってしまいました。
小泉さんが真剣にやればやるほど可笑しいの。

〝新たに立ち上がろう、光の国の勇士たちよ〟
〝平和と正義のために!〟
〝ベリアル!光の国を汚す者よ!〟
〝闇の中で罪の報いを受けるがいい!〟
〝ハアッ!〟

いやぁ、このセリフ、ちょっと普通じゃ言えないですよ。
老眼鏡かけて一生懸命やっていらっしゃる姿を見ていたら、思わず「頑張って!」と励ましてあげたくなりました。

ところで、確か民主党には
巨大な闇の勢力と戦う光の戦士がいたような・・・
原口何某とかいったような・・・
総務大臣をやっているとか・・・

光の国を汚すようなら、ウルトラジュンイチローにお仕置きしてもらいましょうね。

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2009年10月12日 (月)

アフガン治安悪化を身をもって知った岡田外相

民主党政権に対しては今でも期待よりも不安の方が大きいのですが、良かったと思うことももちろんあります。それは政権党となったことで現実的な政策に目を向けざるを得なくなったことです。もちろん、マニフェストを優先するあまり相当強引な手法をとっているものもありますが、それも今後紆余曲折を経てどういう結論に至るのかわかりません。外国訪問が続き、華やかな場面ばかり報じられる鳩山首相と異なり、現場を預かる各大臣は、現実はマニフェスト通りにいかないと日々感じているのではないでしょうか。

各大臣の中で最も現実を直視せざるを得ない状況に追い込まれているのは岡田外相かもしれません。今回、岡田外相はアフガニスタンを電撃訪問しました。是非国際紛争の現場を見て日本の支援策を検討していただきたいと思います。

内政と異なり、外相の行動や発言は速攻で世界中に報道されます。また、外国のメディアは国内のメディアのように甘くはありませんから、日本の新しい政権がどのような国際貢献を打ち出してくるのか非常に高い関心を持って見ていると思います。

それだけに、野党時代の民主党のように理念や理想ばかりで現実的な政策を立てられないと日本の国際的な評価が一気に下がる懸念も生まれてきます。
ところで、実際にアフガニスタンを訪れた岡田外相は現地の治安の悪化を身をもって知ったようです。今日の朝日新聞の朝刊に関連記事がありましたので引用します。

―――岡田氏が今回の訪問で、支援活動の妨げとなる治安の悪化を身をもって知ったのも、また確かだ。
 現地警察に前後をはさまれた岡田氏の乗る防弾車が通る沿道には、50メートルごとに治安要員が立ち、危険とされる空港から市内への移動時には同行記者にも防弾チョッキの着用が求められた。
 外相のアフガン訪問は、昨年5月の高村正彦氏以来。だが、反政府武装勢力タリバーンの攻勢で、治安状況は「比べものにならないほど悪化した」(外務省幹部)。外務省に常駐する報道機関にはあらかじめ訪問日程が示されたが、安全確保のため事前報道は控えるよう求められた。
 治安の悪化は、援助拡大の大きな足かせになる。鳩山政権はこれまで日本が得意としてきた農業や教育支援に加え、タリバーンの元兵士に生活費を支給しながら、職業訓練をして社会復帰を促すプログラムを新たな支援策の柱に据える。警察官の給料負担や訓練の拡充なども検討中だ。
だが、実働部隊となる国際協力機構(JICA)が派遣する約70人の職員と専門家の9割は、首都カブールに駐在。活動範囲はきわめて限られている。追加支援を打ち出しても、現場で汗をかかなければ、国際的な評価は得にくい。このままでは事業実施の大半を国際機関に頼ることになりかねず、外務省内では「巨額の支援をしたのにまったく感謝されなかった湾岸戦争のときと同じ方向に流れている」との懸念も生まれている。―――
(朝日新聞2009年10月12日朝刊「アフガン治安支援に影」より引用)

湾岸戦争時、人的貢献ができず90億ドルの戦費を負担したにもかかわらず世界からまったく評価されなかったことは日本にとって大変な屈辱でありました。その耐え難い屈辱を決して忘れていないのが小沢一郎氏。彼はこの90億ドルの拠出を決定した海部内閣時の幹事長だったのです。あの時国会対策で走り回っていた小沢氏にとって「国際貢献」という言葉はトラウマになっていたのでしょう。

小沢氏がインド洋における給油活動を停止してでも民生支援に切り替えたいと考えている背景には、「米国の言いなりにはならない」という考えのほかに、「ある程度血は流さなければ独自の国際貢献はできない」という覚悟があるのではないかと見ています。社民党の主張に配慮しているというのは表向きの理由で、実は小沢氏の心の問題にあるのではないかということです。
このことを国民がどう評価するかは今後の展開次第ですが、現地の治安の悪化を痛感した岡田外相は鳩山首相にどう進言するのでしょうか。非常に注目しています。

画像はカブールのアフガニスタン外務省に到着した岡田外相。
後ろに見えるのは岡田外相が乗って来た防弾車です。

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2009年10月11日 (日)

デジタル機器設置のため情報断食

普段テレビはほとんど見ないので「地上波デジタル対策なんかやらないぞー」と強がりを言っていましたが、最近古いHDD/DVDレコーダーの調子が今ひとつ。イライラしながら使うのも精神上良くないので、新しいレコーダーとテレビの購入を機に地デジ対策をすることにしました。

最近のデジタル機器は機械に弱い人でも使いやすいよう様々な工夫がされていて、覚えてしまえば『これは便利!』と思う機能がたくさんあります。ところが、私の部屋のデジタル機器はとんでもなく複雑な配線になっていまして、その便利さを享受する以前に接続で一苦労してしまいました。

何も無い部屋にレコーダーとテレビだけを接続するというのであれば、あっという間に終わってしまったと思います。しかし、オーディオ機器がたくさんつながっている上、アナログ→BSアナログ→BS/CSデジタルへと移行するたびに配線をつなぎ変えてきたため自分でも何だか訳がわからない状態になっていました。

もちろん、いつもお世話になっている電気工事店のお兄さんには見ていただいたのですが、何しろ使っている私自身が「何でこの線がここにつながってるの???」状態。
これまでオーディオ系の接続は自分でやってきたのですが、複雑すぎて長い間触らないうちに忘れてしまっていたのです。

何とかお兄さんに手伝ってもらい終わったのですが、まだいくつか問題が残っているんですよね。B-CASカードの問題とか…デジタルって厄介な代物です…
今のテレビやレコーダーは普通に視聴して録画する人にはとても便利にできている反面、ついている機能に逆らってアナログ的な対応をしようとすると逆に複雑な操作が必要になってきます。私はそういう操作をすることが多いのでかえって面倒になってしまうんですよね。

デジタルの世界になったら、何事も逆らわず、素直にマニュアル通りの操作をすることをお勧めします。そして機器はなるべくシンプルに。私もさすがにパソコンは接続していませんが、便利に使おうと思えば思うほど機器の接続は複雑になり、それなりの知識が必要となります。今はマニュアルを見ながら新しい機能を少しずつ覚えているところです。

「オバマ大統領がノーベル平和賞もらったぁ!?」
いやぁそんなことに突っ込んでいられないほど丸一日情報断食していた私です。

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2009年10月 9日 (金)

大臣日程をHPで公表

泉内閣府政務官が非公表の大臣日程をHPで公表 甘い情報管理

 泉健太内閣府政務官が自身のホームページに、非公表のはずの前原誠司沖縄・北方担当相の北方領土視察(北海道根室市など)の日程を事前に掲載していたことが8日、分かった。
 泉氏は9月30日発行のメールマガジンで「これまでは必ず京都3区に帰っていましたが今後は難しそうです。(中略)10月◯~◯日は北方領土視察(前原沖縄北方大臣とともに)」と記載、日付も明記していた。
 内閣府は日程を非公表扱いとし、前原氏は9日の閣議後の記者会見で発表する予定だった。鳩山政権は事務次官の会見を禁止するなど官による情報発信を厳しく統制。政治家の発信力で透明性を確保すると強調しているが、情報管理の甘さを露呈する「とんだ勇み足」となった。
(Yahoo!ニュース-産経新聞10月8日22時7分)

まだ政府の一員としての自覚がないことと、大臣に同行する嬉しさからついうっかり書いてしまったんでしょうね。しかも、ただの視察ではなく大臣の北方領土視察ですから、ロシアも相当関心を持つわけで外交問題にもかかわってきます。ちょっと軽率だったかなという気はします。
しかし、これが首相の日程を掲載していたならかなり問題でしたね。首相の場合、通信社が首相動静を発表していますが、これは基本的に事後発表。セキュリティ上の問題なので当然です。
まぁ、過去には9.11事件の際、機密情報である米国務省職員の避難先を記者団にぺらぺら話してしまった外務大臣がいましたから、大臣日程公表などたいしたことないかな。
ちなみにその外務大臣は田中真紀子さんですけどね。

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2009年10月 7日 (水)

高支持率の鳩山内閣、メルマガ登録者数は低迷

鳩山首相メルマガ8日創刊 会員登録数は低迷

 鳩山内閣メールマガジンが8日、創刊される。鳩山政権の内閣支持率は報道各社の世論調査で70%を超すが、その人気とは裏腹に登録者数は低迷している。担当する内閣広報室は来週にもインターネット広告を出すなど、アピール策に頭を悩ましている。
 1日に配信された創刊準備号の登録者数は23万件で、小泉内閣のピーク時(227万件)の10分の1。低迷の一因は政権交代だ。自公政権のときは内閣が交代しても登録は自動更新されていたが、「政権が交代したから、いったんリセットして登録の意思を確認する必要がある」(内閣広報室)ため、新たな登録が必要となった。(以下略)
(asahi.com朝日新聞社2009年10月7日4時1分)

登録を一旦リセットしたとはいえ、23万件とはずいぶん少ないですね。自民党政権時代はだらだらと継続していた読者が、改めて登録の意思を確かめられ、解除を申し出た人が多かったのかもしれません。

私は麻生政権の途中で登録を解除してしまいました。実は熱心に読んでいたのは安倍内閣の途中までで、その後は何となく継続していただけです。

小泉内閣メールマガジンが終了した際、総理のコラム「らいおんはーと」が一冊の本になったことを覚えていらっしゃる方もいるかもしれません。私も購入しました。
これが一区切りになったので、一旦メルマガの登録を解除していればよかったのですが、そのままにしていたため麻生内閣まで続けてしまいました。

だんだん読まなくなった理由は、内容が長かったからです。ゲスト執筆者も興味深く、充実した内容であることはわかっていたのですが、きちんと読むだけの時間がありませんでした。それに、配信の翌日には官邸サイトでメルマガの内容を読むことができるので、購読の必要性をあまり感じなくなりました。もっとも一番の理由は小泉総理ほどの魅力を他の総理に感じなくなったからですが・・・

それにしても支持率が70%を越す政権だというのに、この登録者数の少なさはどういうことなのでしょう。私は鳩山内閣の支持率がこれほど高い理由がわからないので、ネットをやる有権者に限れば23万という数字の方が実態を表しているような気がします。

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介入したくなるような番組こそ問題

言論機関への介入排除=日本版FCCで総務相

 原口一博総務相は6日の閣議後会見で、政府が実現を目指している独立行政機関「通信・放送委員会」(日本版FCC)の役割について、「第一義的には言論機関に対する政治権力の不当な介入をチェックすべきだ」と述べた。
 同相は「電波を管理する役所がその権限を基に番組の内容に立ち入ったり、政党が介入して表現の自由を侵したりしてはならない」と強調した上で、「言論の自由のとりでがあるべきだ」とした。
(Yahoo!ニュース-時事通信10月6日12時52分)

日本版FCC構想の背景には、自民党の政治家である安倍晋三、中川昭一両氏がNHKの従軍慰安婦に関する番組に介入したとされる問題があったと思います。
私はその番組を見ていないのでコメントは差し控えますが、最近のテレビ番組、特に政治的な話題を含むワイドショーなどを見ると、介入したくなくても介入したくなるような番組が多いと感じます。
例えば賛否両論ある論点において、明らかに一方のみに偏ったコメンテーターを出演させ反論を許さない番組、また、番組としての結論をある方向へ誘導しようと印象操作するものなどです。
私はそうした番組を最初から疑って見ているのでテレビ局にとってはやっかいな視聴者なのかもしれません。しかし、番組を鵜呑みにしてしまう視聴者が多いことを考えると、権力の介入をチェックするより先に放送局自体が番組内容をチェックする体制を強化すべきだと思います。といっても番組捏造問題が次々に発覚するようでは無理かもしれません。
それならばいっそのこと、「我々の放送局は○○の方針で番組を作っています」と宣言してくれた方が潔くて良いと思います。見る側としても「ああそうなのか」と覚悟して視聴できますから。政党支持についてもはっきり宣言してくれた方がすっきりして良いでしょう。
現在の状況は、なまじ公平を装っているだけに始末が悪い。権力を介入させまいとするよりも、介入したくなるような番組を作らないで欲しいんですけどね。

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2009年10月 6日 (火)

給油活動延長法案提出の意義

<石破政調会長>インド洋給油活動 延長法案提出へ

 自民党の石破茂政調会長は5日、海上自衛隊のインド洋での給油活動の根拠となる改正新テロ対策特別措置法が来年1月に期限を迎えることを踏まえ、「今回は延長を目指すのがいいのではないか」と述べ、臨時国会に議員立法で延長法案を提出する考えを明らかにした。毎日新聞などのインタビューで答えた。
 政府・民主党は「単純延長はしない」との方針で、自民党が法案を提出しても成立する見込みはないが、外交・安全保障分野で違いを鮮明にする狙いとみられる。【坂口裕彦】
(Yahoo!ニュース-毎日新聞10月5日20時23分)

>自民党が法案を提出しても成立する見込みはないが、
>外交・安全保障分野で違いを鮮明にする狙いとみられる。

これがまさに目的ですね。自民党は法案を提出すればよいと思います。
民主党が野党であった時は、自分達に都合の悪い外交・安保関係の法案を審議拒否することで逃げ回っていましたが、与党になったからには審議しないわけにはいかないでしょう。
内政に関しては民主も自民も大して変わりがないのですから、自民党が民主党との違いを出すのであればやはり外交・安保問題だと思います。

インド洋給油活動は、リスクが低い割に各国から大変感謝されているハイリターンな国際貢献です。これを止めてしまうのはあまりにももったいない。今日も鳩山首相は英国のマンデルソン民間企業担当相から「高く評価しており、延長されることが望ましい」と延長を要請されています。

英国は先月も国連本部における日英外相会談においてミリバンド外相が岡田外相に給油継続を求めていますね。岡田外相は「『絶対ノー』とは言っていない」と微妙な表現に変わってきています。

これに対して北沢防衛相は17日の記者会見で、給油活動について「評価は低い」とした上で、期限後は活動を延長しないと明言したそうですが、何を根拠に評価は低いとしているのでしょうか。

閣内でもこうして微妙なずれが生じているのですから、是非自民党には法案を提出してもらい、こうした政府の姿勢を追求して欲しいと思います。

民主党が主張しているのは民生支援やタリバンの職業訓練というけれど、本当にそれができると考えているのだとすればかなり楽観的だと言わざるを得ません。

民生支援にも色々な段階がありますが、アフガニスタンは先日行われた選挙でさえ、国民は命がけで投票しに行くような国です。とてもインフラ整備や住環境、教育環境、医療環境の整備といった復興・開発援助ができる段階では無いと思います。武力紛争を続けながら社会基盤や産業基盤の整備を行うというのは極めて困難でしょう。

民主党の国際貢献政策を示してもらうためにも、自民党には給油活動の延長法案を提出してもらう意義があると思います。

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2009年10月 3日 (土)

宇宙人がファッションショー出演

モデル気分?鳩山さん、夫婦でファッションショー

Hatoyama7_4  鳩山首相は3日、都内で開かれたチャリティーファッションショーに幸夫人とともに出演した。
 細川元首相夫人の佳代子さんが理事長を務めるNPO法人が中心になって企画し、歌手の美川憲一さんらが参加。幸夫人が佳代子さんと親交があることから、首相夫妻の出演が決まった。
Mhatoyama7_3  直前に散髪を済ませた首相は、ワインレッドのジャケットに白地のシャツ、黒のスラックス姿で舞台に登場。14歳の少女と腕を組み、笑顔で腰に手を当てたり、両手を前に広げたりしてポーズを取り、すっかりモデル気分。終了後、記者団にファッションのポイントを聞かれた首相は「笑顔、笑顔」と言って会場を後にした。
(Yahoo!ニュース-読売新聞10月3日22時12分)

総~理、何やってんですか~!

Hatoyama8_2ヤバイです。

総理、目が完全にイッちゃってます。

左手の指のそろえ方といい、モデルになりきり。

この画像を見た時、絶対に合成写真だと思いましたが、
リアルな世界だったんですねガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

それにしても五輪弾丸ツアーに引き続きモデルとは。
斜め上の展開だなぁ・・・

しかも、幸夫人もぶっ飛んでます。

スカートが五輪カラーなのはわかりますが、
ちょっと膨らみすぎ。

もうね、そのまま二人して宇宙へ飛んでいって下さい。

あぁ・・・日本が心配だ・・・

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外国訪問は首相の「気分転換」?

鳩山首相 「五輪弾丸ツアー」 外交舞台への自信で決行?

 鳩山由紀夫首相は16年夏季五輪開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会参加のため、デンマーク・コペンハーゲンを訪問した。滞在わずかに16時間、開催都市の決定も見届けずに現地を去る「弾丸ツアー」を敢行した背景には、首相自身の強い希望があった。参加を求める招致関係者の熱意に加えて、訪米で得た外交舞台への自信が首相の背中を後押しした。(中略)
 官邸内には「内政も日程が詰まっており、外遊が続くと体調が心配だ」と、総会出席への慎重論もあったが、首相自身の出席の意向は固く、押し切ったという。首相に就任してから2週間。官邸にこもりっきりの生活に、周辺に「息が詰まる。外の空気を吸わないと」と漏らしているといい、「気分転換」の側面もありそうだ。【山田夢留】
(Yahoo!ニュース-毎日新聞10月2日21時30分)

Hatoyama6 最近政治家の面白ネタが無いなー、なぜだろうと考えてみたら、それは「国会が開いていないから」というのがひとつの理由のような気がします。政治家の考えや個性は、本会議や委員会で与野党の論戦が行われることで表れると思いますから。

しかし、この記事によると鳩山首相はまだ国会が開かれていないのにすでに官邸での生活にうんざりしている様子。

確か4年間は絶対に解散しないんでしたよね?
今からこんな状態で大丈夫なんでしょうか?

ご本人は「気分転換」のために外国に行けるほど余裕なのかもしれませんが、株価も下がってるし経済対策とか大丈夫なんでしょうか。
来週も韓国、中国訪問がありますし、当分首相の気分転換は続くようです。

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2009年10月 1日 (木)

ご都合主義の民主党

朝日新聞に『自民に批判もしましたが・・・民主国対が方針転換 国会審議の副大臣答弁、一転「OK」』と言う記事が載っていました。WEB上に記事が見当たりませんので転載させていただきます。

―――民主党は29日、国会審議で副大臣や政務官の答弁を認めることを決めた。野党時代は国際会議の予定があるのを承知で、大臣の出席を求めて政府・与党を揺さぶったが、与党になって方針を転換した。大臣が仕事に打ち込める環境を整えると同時に、新人議員教育のために質問の機会を確保するのが狙いとみられる。
 山岡賢次国会対策委員長は29日、党の会合で「我が党の質問に(答弁は)副大臣、政務官でも結構。(質問)時間を大幅に増やしていく」と表明。以前の与党が短縮しがちだった政府提出法案への質問時間を長くしたり、委員会を週2、3回の定例日に限らず開いたりして、審議を活性化させる考えも示した。(本田修一)―――
(2009年9月30日朝日新聞朝刊)

まあ何て民主党ってご都合主義なんでしょう。散々自民党、いや国を代表する総理大臣や外務大臣を困らせておいて、自分達が政権を取ったら副大臣答弁はOKですか。

朝日新聞は民主党に寛大ですから、ずいぶんと物分りの良い書き方をしていますが、野党時代の民主党は、国にとって大事な国際会議を棒に振ってでも大臣の国会答弁を強要していました。それがどんなに国益を損なうことであっても自分達の都合を優先させていたのです。

今回の件に限らず、民主党は与党になってからずいぶんと方針転換したものが多いですね。何でも反対していればよかった野党時代と違って、やっと現実が見えてきたということでしょうか。

そもそも副大臣制度とは、自民党・自由党連立政権の時、現在の民主党の小沢一郎さんが自由党の主張として提案し両党が基本合意したものです。

小沢さんの主張は『官主導から政主導の国づくりを目指す』こと。これは現在の民主党の主張と変わりません。

副大臣制度は、役人任せにせず、政治家がもっと行政に関わっていくために作られた制度です。この副大臣制度の設置と共に、官僚が閣僚に代わって答弁することを許していた「政府委員制度」は廃止されました。

このように、副大臣制度は国会改革のため小沢さんが作った制度と言ってもよいです。しかし、政局のためにその制度の趣旨を無視し国益を損ねていたのですから、その無責任さにはあきれるほかありません。

以前、自民党の町村信孝さんの講演会で聞いた話なのですが、民主党は国会で大臣以外の答弁を認めないので困っているとのことでした。

そのため、町村さんが外務大臣だった時には外国訪問よりも国会答弁の日程を最優先せざるを得ず、外務大臣が国会に閉じ込められ外国に行けないという異常事態が続きました。

仕方がないので外国に行くのは土日とし、平日は国会を最優先という日程を組むのですが、これは日本の弱点になっているとおっしゃっていました。

民主党は政権を取ってから国会が開かれていないことを良いことに、鳩山首相は外国に行きまくってますね。恐らくこれから先も首相の外国訪問を優先させたいので副大臣答弁が一転してOKになったのでしょう。

副大臣制度が本来の趣旨に基づいて運用されることは良いことですが、将来民主党が野党に転落した場合には、二度と大臣答弁を強要できないことをよ~く覚えておいてもらいましょう。

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