« 総裁選びは慎重に | トップページ | 演者が変われば趣も変わる »

2009年9月 6日 (日)

鉄は宇宙からやって来た

Toudai9 昨日は狂言を観に行くことが主目的だったのですが、午前中はぷらぷらと東大へ行ってきました。

現在、私のお気に入りの東京大学総合研究博物館で「鉄――137億年の宇宙誌」が開催されています。

鉄は私達の生活の中でとても身近な存在ですね。この展示では、普段何気なく使っている鉄を物理学、天文学、考古学等々、様々な角度から考察しています。

いつもこの博物館に来て感動するのは、自分がまったく気がつかなかった価値観を教えられることです。

鉄といえば大きな建造物を作る際に無くてはならないもの。また、私達人間の血液に含まれるヘモグロビンは鉄を中心とした構造を持っています。

地球の重量の3分の1は鉄だったということをご存知ですか?
そしてこの鉄は宇宙における超新星爆発によってつくられるのです。鉄は宇宙からやって来るのですね。何かものすごくスケールの大きな話です。

展示場の入り口を入ってすぐの所に「世界最高純度の超高純度鉄」が展示されています。ディスプレイも素晴らしいこともあって、一見キラキラ光るケーキみたいに見えます。思わずナイフで切ってみたくなるような感じ(笑)

説明によればこの鉄は「錆びない、柔らかい、塩酸に溶けないなど、鉄の常識を超えた性質を持ち、鉄系材料の飛躍的発展につながる可能性を秘めている」そうです。

他にも「世界が驚いた鉄系超伝導物質」などが展示されており、こういった素晴らしい研究開発の成果を見ていると、「これぞ日本の底力だ!」と感動しました。

日本は政治はグダグダだけれど、こういった地道な研究開発分野の力が無くならない限り日本は大丈夫だと自信を取り戻しました。それ故日本は古い分野にしがみついていないで、技術革新や産業構造の転換が必要だと思うわけです。(これも構造改革のひとつ)

鉄の展示は特別展ですが、常設展の展示も「骨」と「先史」に変わっていました。これがまた感動ものでしたね。特に東大が誇る「古人骨コレクション」は素晴らしかったです。

ずらりと並んだ古代人の人骨は丁寧な解説が施されており、素人の私でもわかるようになっていました。

古代人と比べると現代人の骨は華奢ですね。歯だって古代人はすごく綺麗な歯並びで丈夫そう。狩をしたり、重いものを運んだり、硬いものを噛んだりしていたからだと思いますが、人間ってこれ以上楽をしたら滅亡してしまうのではないかと心配になりました。

骸骨を見るとショックを受ける方は見ないほうがいいかもしれませんが、私は古代人の骨から彼らの生きていた時代のことなど想像して楽しんでいました。

Marunouchi1 話は変わりますが、帰り際に出来たばかりの「丸の内ブリックスクエア」を覗いてきました。レトロな部分を上手く生かしたオシャレな建物でしたね。写真のように古い建物と新しい建物が融合したものです。

建物の内側には写真のような広場があります。草花に囲まれた都会のオアシスという感じ。個性的で素敵なお店がいろいろあって楽しめます。
Marunouchi2

狂言「ござる乃座42nd」の感想はまた後日・・・

|

« 総裁選びは慎重に | トップページ | 演者が変われば趣も変わる »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/176106/46131931

この記事へのトラックバック一覧です: 鉄は宇宙からやって来た:

« 総裁選びは慎重に | トップページ | 演者が変われば趣も変わる »