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2009年9月27日 (日)

安倍氏は西村氏を支持

自民党総裁選はほとんどテレビで報道されていませんね。野党党首の選挙なので仕方がないのかもしれません。今日は党員投票の締切日、明日は議員票の投票とすべての票の開票を行う日程なので、もうここで何を言っても仕方がないのかもしれませんが少しだけ書きます。

安倍晋三元首相は自民党総裁選候補者のうち西村康稔氏を支持すると明言しました。
これはご自身のホームページ上で公開されています。以下その部分を引用します。

自民党総裁選 西村氏を支持

今回の自民党総裁選、私は西村康稔議員を支持します。
私が重視するのは外交、安保、教育政策ですが、彼は私が進めた主張する外交路線の支持者であります。
私が幹事長代理のとき、インドを訪問した際、同行し、日印グローバルパートナーシップ関係の基礎作りを手伝ってくれました。
この訪問は総理時代の日、印、豪、米関係の関係の緊密化、価値観外交の展開につながってゆきました。
教育についても教育再生推進派であり、また外国人地方参政権、危険な人権擁護法案、夫婦別姓等には反対を表明しており、しっかりとした保守派の候補です。
河野氏には党改革へむけた突破力も期待できますが、保守の理念のはっきりした西村氏に投票する事にいたしました。
(安倍晋三メールマガジン2009年9月24日)
http://www.s-abe.or.jp/topics/mailmagazin/090924.html

西村氏の総裁選出馬は、長老議員が仕組んだ河野太郎氏への妨害工作であることは衆目の一致するところですから、安倍氏は事実上谷垣禎一氏を支持するということでしょう。

やはり安倍氏は構造改革路線をどうしても支持できなかったということがわかりました。
郵政造反議員を復党させたのは参院のドンといわれた青木幹雄氏の圧力があったからだと言われましたが、造反議員にいわゆる真正保守派と呼ばれる議員が多かったことから、安倍氏自ら望んでいたのは間違いないと確信しました。

安倍氏は『保守の理念のはっきりした西村氏に投票する事にいたしました』と述べていますが、保守の理念って何でしょう?

保守といっても非常に幅広く、安倍氏らの自称真正保守と呼ばれる人たちだけが保守ではないはずです。私は構造改革派で自分は保守だと思っていますが、憲法違反の外国人地方参政権に反対していますし、それは言うまでもないことです。国旗を敬うことも当然ですし、靖国参拝もします。それでも安倍氏や麻生氏にしてみれば、構造改革を重視する私は保守じゃないのかもしれません。

恐らく私と彼らとは優先順位が違うのだと思います。事実、上記安倍氏の文章を読むと、外交、安保、教育という言葉は出てきますが、経済対策については何も触れていません。もちろん、私も国あってこその内政だとは思いますが、それにしても経済問題に何も触れていないというのも不思議な気がします。

総選挙の終盤に民主党の国旗切り裂き事件がありましたが、私はそのことに固執した麻生首相に少し違和感を持ちました。保守政党として主張すべきところはそういうナショナリズムを刺激することではないだろうと。

国民は生活を何とかして欲しい、経済を立て直して欲しいと願っている。その時に民主党に対抗できる対立軸を示すことが一番重要だったのではないでしょうか。それは国旗を敬うことより優先すべきことだったと言う思いです。

自称真正保守の方々は、靖国、靖国と騒ぐならば、終戦記念日でなくとも曲がりなりにも一年に一回参拝を続けていた小泉氏のことはどう評価するのでしょう。安倍氏は首相在任中、一度も参拝できなかったというのに。また、安倍氏が河野太郎氏の考えを何も知らずに一方的に西村氏支持を表明していることにも失望しています。

安倍氏や麻生氏は幅広い考えを持つ保守層を真っ二つに分断してしまいました。その結果、民主党の出してくる危険な法案に反対できる勢力を保つことができなくなっています。厳しいようですが、安倍氏の責任は大きいと思っています。

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