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2009年7月31日 (金)

日本は多数派の意見が反映されない国

私のお気に入りコラムである大礒正美先生の『よむ地球きる世界』。今月も最初から最後までまったくの正論で深く共感致しました。是非お読み頂きたいと思います。

警報! 少数派が全体を牛耳る日本的病理
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/5562/column/latest123.html

>多数が多数として機能しない社会にどういう未来が開けているだろうか。
>いつでも少数が正しいように報道する大手メディアは、どういう責任を自覚しているのだろうか。

最近の大手メディアは「公平・公正の精神」とは程遠く、ある種の目的を持って国民を誘導しようとしているのではないかと思えます。このようなメディアの暴走を許してしまったのも長年与党であった自民党であり、その点では責任があると思います。
少数意見を尊重するのが民主主義とは言っても、サイレント・マジョリティ「物言わぬ多数派」の意思を無視し続ければそれは民主主義とは言えないでしょう。大礒先生のおっしゃるようにそれは日本的病理です。

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2009年7月30日 (木)

参議院を制する者

<民主>際立つ社民配慮 党内になお「火種」…給油問題

 民主党の鳩山由紀夫代表が海上自衛隊によるインド洋での給油活動について、根拠法である改正新テロ対策特別措置法の期限(来年1月)以降延長しない考えを表明した背景には、衆院選後の連立政権の相手に想定する社民党への配慮がある。ただ、党の期限切れ後の撤退方針は定まっておらず、火種は残っている。
 「鳩山代表に『テロ特措法の延長はしない』とはっきりお聞きした」。社民党の福島瑞穂党首は29日の記者会見で、鳩山氏と28日朝に電話で話したエピソードを明かした。
 民主、社民両党は07年秋の国会で、給油活動を継続するための法案に反対し、いったん中断に追い込んだ。しかし民主党は今回、対米関係への配慮から、給油活動を当面継続する現実路線を選択。福島氏が懸念を表明していた。衆院で民主党が単独過半数を得ても、参院では社民党と協力しないと過半数を保てないため、鳩山氏は当面の沈静化を図ったとみられる。
 給油活動の延長に関し、対米関係に詳しい民主党議員は「米国にとって、日米地位協定改定や米軍普天間飛行場移設先見直しに比べ重要度は低い」との見方を示す。しかし、米側に「撤退」を持ち出せば、アフガニスタンでの新たな貢献を求められることも予想される。【西田進一郎】
(Yahoo!ニュース-毎日新聞7月30日1時51分)

民主党は当初給油活動の継続について容認していましたね。
そうですか、あっさり撤回ですか。
これをブレと言わずして何をブレと言うのか・・・
ねぇ麻生さん?
鳩山代表は「ブレではない、これは進化なのだ」と訳のわからないことをおっしゃってるようですが。

結局ブレたというかブレざるを得ない結果になったのはこの部分。

>衆院で民主党が単独過半数を得ても、参院では社民党と協力しないと過半数を保てないため、鳩山氏は当面の沈静化を図ったとみられる。

恐るべし社民党!
鍵を握っているのはまたしても参議院だったということです。

「参議院を制する者は政界を制する」という言葉があります。
衆議院に様々な優越規定があるので「なぜ?」と思うかもしれません。
しかし、ねじれ国会になってから国民も散々学習してきましたよね。

衆議院の優越規定とは言っても、絶対的なものは総理大臣の指名、予算の議決、条約の承認だけですし、通常の法律案の場合、参院で否決されれば衆院において3分の2以上の賛成で再議決しなければ法律は一本も通りません。

現在の与党は郵政選挙の大勝で、たまたま3分の2以上の議席を持っているだけ。これは大変高いハードルで、なかなかこのような議席を取れるものではありません。

逆に言えば、野党は参議院で過半数を制すれば、衆議院で野党が3分の1を少し超える程度の議席を確保するだけで内閣の提出する法案をことごとく廃案に追い込むことが出来ます。
しかも、参議院は解散がありませんから、過半数を制すれば次の改選時までは安定的に院内を支配することが出来ます。
どの法律を通すか通さないかを決めることが出来るのは実は参議院だったということですね。

なるほど、それで長年自民党の参議院議員会長だった青木幹雄氏が権勢を振るっていた理由がわかりました。

恐らく総選挙では民主党が勝つのでしょう。どの程度の勝ち方になるかにもよりますが、民主党が単独で3分の2以上の議席を制するのでない限り、参議院で社民党の協力を得なければ法律を通すことはできません。

来年は参議院選挙がありますが、社民党は総選挙に続き参院選挙でも議席を減らすのではないでしょうか。
鳩山代表は、参議院で社民党の協力を求めるのは来年の参院選までと見ていて、社民党の影響力がなくなるのを待ってから自衛隊の給油活動を再開させるつもりなのかもしれませんね。

党内の左派勢力がどう動くのかというところも注目したいですが、オバマ米大統領がアフガン支援に政策重点を置いていることから、妥協する可能性は高いと思います。
政権党であり続けるためなら、民主党もなりふり構わず妥協しまくると思いますよ。

自民党の視点に立てば、総選挙で負けるとしても立ち直れないほどの大負けするのはまずい。そして少しでも来年の参議院選挙で党勢を回復できるように戦略を考えていかなくてはならないと思います。

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2009年7月28日 (火)

フロッピーの時代が終わる

FDDメーカー各社、生産撤退の動き加速-四半世紀の歴史に幕

フロッピーディスク駆動装置(FDD)メーカー主要3社が生産撤退に動き始めた。ティアックは2010年4月に生産を終了する。ワイ・イー・データも終了の方向で供給先と協議に入った。ソニーは10年4月以降の計画は未定だが、他社と足並みをそろえる模様。記憶媒体が光ディスクなどに移行しフロッピーディスクの市場規模は09年にピーク時の30分の1以下にまで縮小。需要の減少が著しいため、生産を打ち切る。
 ティアックはFDDをマレーシア工場(マラッカ)で生産。08年度の出荷台数は245万台で、直近は月16―17万台を出荷する。年20%以上のペースで数が減っており、生産の最低水準を切ったと判断。供給責任を果たす前提で、顧客と協議しながら生産をやめる。
(日刊工業新聞-2009年07月27日)

フロッピーと聞くと麻生首相を思い浮かべるので、ちょっとご本人に感想をお聞きしたいです(笑)
まぁそれは冗談ですが、ひとつの時代が終わったと言う感じです。最近のパソコンにはFDDがついていないものがほとんどですものね。

フロッピー全盛の頃にデータのバックアップとしてとっておいたものがかなりあるのですが、外付けHDDかUSBメモリか何かにデータをコピーし直した方がいいかなぁ・・・
もちろん、CD-Rには同じデータをとってあるのですが、CDってデータの書き込みでトラブルが多いので何となく不安定な感じがするのです。
それに別の記憶媒体にとっておかないと何となく安心できないんですよね。

それにしても、あまり急にFDDが無くなってしまうと困る人も多いと思います。
ちょっとしたデータなら、まだフロッピーを使っている方も案外いらっしゃるのではないでしょうか。
実際私も今年になってから、仕事の相手方の指定でフロッピーでデータを提出したことがあります。

駆動装置が無くなるということは、今使える装置が壊れたらデータを読み込めなくなるってことですよね。それは困ります・・・
今のうちにバックアップを取っておかねば・・・

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2009年7月26日 (日)

誤解を生む表現

野党は麻生太郎首相が高齢者に関し「働くことしか才能がない。80(歳)過ぎて遊びを覚えても遅い」などと発言したことを一斉に批判しているようですね。

メディアからこのような記事の発信があった場合、長年ネットに関わっている人なら、記事に書かれていることを鵜呑みにせず、まずは一次ソースを確認するのが基本です。

この発言は25日横浜市内で開かれた日本青年会議所(JC)の会合における発言なので、まずはそのノーカットの発言を聞いてみないことには何とも言えません。
しかし、発言の要旨を読んでみると、それほど批判されるような内容とは思えないのです。

ところが麻生さんの表現の仕方が悪い。活力のある高齢化社会を作りたいという趣旨は読み取れるのですが、「働くことしか才能がない」と表現してしまったことで本旨がぼやけてしまいました。過去に「女性は産む機械」と発言して非難された大臣がいましたが、あの時と同じです。

とは言っても、政治家にとって言葉は命ですからこういった取り上げ方をされないためにも発言は慎重にしていただきたいです。

政治家は一般国民にもわかりやすく伝えるため、しばしば比喩を用います。しかし、この比喩はよほど慎重に使わないと誤解を生みやすいのです。

世の中には麻生さんのキャラクターを理解している人ばかりではありません。誤解されそうな用語や概念は用いず、丁寧な説明が必要だと思います。

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2009年7月24日 (金)

恐ろしい民主党のマニフェスト原案

09衆院選 民主がマニフェスト原案 外国人への地方参政権付与も

 民主党は23日、衆院選マニフェスト(政権公約)の原案となる「政策集INDEX2009」を発表した。外交政策で現実路線に舵を切る一方、永住外国人への地方参政権付与など結党以来の政策はそのまま踏襲。戦時中の日本の加害行為を調査する「恒久平和調査局」設置や、「慰安婦」調査への取り組みも表明しており、内政政策で従来の政権との違いが際立つ内容となっている。
 政策集は、第一ページに「戦後諸課題への取り組み」を記載。先の大戦で「内外に多くの犠牲が存在したことを忘れてはならない」と総括、国立国会図書館に恒久平和調査局を設置するための国立国会図書館法改正や「慰安婦問題への取り組み」を打ち出した。
 自民党内に賛否両論がある夫婦別姓についても「民法を改正し、選択的夫婦別姓等を導入する」と言い切った。人権侵害救済機関の創設も盛り込んだ。
 「慰安婦」問題で民主党は「旧日本軍による『慰安婦』問題の解決を図る」と主張してきた。元慰安婦だと名乗り出た外国人に国家が謝罪と金銭の支給を行う「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案」も過去10年間にわたり国会提出しており、民主党が政権を取れば、法案を成立させる可能性が高い。
 法案提出の事実は、昨年の政策集に記載されたが、今回から削除された。永住外国人の地方参政権付与問題でも「党内に永住外国人地方選挙権検討委員会を設置した」などの記述が消え、分量も圧縮。世論への配慮をのぞかせた。
 一方、外交政策では、海賊対策での自衛隊派遣容認や、国連決議に基づく北朝鮮貨物検査の実施など、これまでの国会対応を転換する内容を盛り込んだ。
(Yahoo!ニュース-産経新聞7月23日21時14分)

この記事を見ると、まともな日本人なら「やはり民主党には投票できない」と思うのではありませんか?

先日このブログで、民主党はいよいよ政権奪取が目前に迫ってきたことで、現実路線に舵を切ったのではないかと書きました。

確かに鳩山代表はインド洋での海上自衛隊による給油活動について、次期衆院選で政権交代が実現した場合、当面活動の継続を容認する考えを示しています。

しかし、安心したのもつかの間、今回の民主党マニフェスト原案を見ると、やはりこれまでの体質が何も変わっていないことがわかり恐ろしく思いました。

民主党政権はやはり危険です。

確かにこれは原案ではありますが、そもそも原案の段階で「永住外国人への地方参政権付与問題」や「慰安婦問題」という、とうに決着のついている問題を蒸し返してきていること自体異常です。

民主党内でさえ意思統一が出来ていない問題を、こうして堂々と発表してくるあたり、やはり党内の筋金入りの左翼政治家と事務局の力が思った以上に強いのでしょう。

たった一度であっても、民主党に政権を渡した結果、このような恐ろしい法律を成立させてしまえば、河野談話のように日本の将来にとって取り返しのつかないことになります。

これだけは何としても阻止しなければなりません。もしもこれらの項目が正式なマニフェストに記載されるようなことがあれば、国民全体を巻き込んだ反対運動を起こすべきですし、私も可能な限り取り組まなければならないと思っています。

「永住外国人への地方参政権付与問題」や「慰安婦問題」については、数多くの憂国系ブロガーさんたちがまとめサイトを作って下さっているのでここでは詳細に書きません。検索すれば簡単に見つかりますので詳しくない方は是非勉強していただきたいです。
このブログ内では「永住外国人への地方参政権付与問題」について以下の記事で触れております。

「憲法違反の法案提出は断念すべき」

三行でまとめれば
■ 外国人に参政権を付与するのは「明確な憲法違反」
■ 「最高裁判決の傍論には法的拘束力はない」
■ 「国のあり方を政争の具にするな」
ということです。

この件については書きたいことが山ほどあるのですが、それは民主党の今後の対応によって考えます。

それにしても、民主党っておかしな政党ですね。
政権は黙っていても転がり込んできそうな気配なのに、何もわざわざ問題のある政策を網羅することもないと思うのですが。
これでは保守系の有権者は逃げてしまいます。

そう考えると、どうしてもこれらの政策に深く関わっている韓国政府や民団に配慮したものではないかと考えてしまいます。そういえば民主党には朝鮮系団体からの違法献金疑惑で辞めた参院副議長がいましたね・・・

こういうとんでもないマニフェスト原案を見せられると、やはり政権党としてふさわしいのは、たとえ腐っていても自民党なんだなと思いますね。
自民党は公明党に遠慮することなく、こうした論点をがんがん攻めれば良いと思います。

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2009年7月23日 (木)

保守系議員もいろいろ

衆院選 保守系の平沼グループ 支援の立候補予定者を発表

 平沼赳夫元経済産業相は22日、東京都内で記者会見し、保守系無所属の「平沼グループ」として衆院選で支援する立候補予定者15人を発表した。新党は結成せず、無所属で選挙戦に臨む。前職の衆院議員は平沼氏だけ。郵政選挙(05年)で落選した元衆院議員2人も含まれており、今後も候補擁立を検討する。(以下略)
(Yahoo!ニュース- 毎日新聞7月22日23時44分)

このブログは政治系ブログというよりは政治家の面白ネタを紹介しようと思っているのですが、小泉内閣以降、政治の世界にも余裕がなくなってきたのか面白ネタが少なくなりました。ネタが無いため、普通の政治ニュースを取り上げることになって政治系ブログのようになっています。

ネタ探しのためにそれなりに色々なニュースを読みますが、そういう生活を何年も続けているうちに政治家に対する考えも段々変わってきました。特に首相の靖国参拝問題と郵政民営化問題において考えの違いが大きくなりました。

郵政民営化に反対して自民党から公認をもらえなかった議員の中にいわゆる保守派と呼ばれる議員が多かったこと。その代表が平沼赳夫元経済産業相です。

私は昔平沼氏を支持していた時期がありました。「小泉さんの次は平沼総理だ」と思っていたくらいです。といっても今考えると単に国家観といったイメージで支持していたという感じです。今では支持していません。

郵政民営化の賛否が保守派か改革派かのリトマス試験紙になると言われましたが、それはあまりにも単純化された図式だと思います。保守派や改革派にも右から左まであって、さらに親米保守だの反米保守だのいろいろあってもう何が何だかわからないくらい。

しかし、最後まで民営化反対を貫いた方たちは保守派の中でもかなり原理主義的な方たちだったような気がします。もちろん、ただ単に自分の郵政利権を死守したいと言う方もいたでしょう。

平沼氏が支援する城内実元衆院議員は以前、「靖国参拝を支持する自民党若手国会議員の会」のメンバーでした。この会には他にも郵政民営化に反対した議員が含まれます。

小泉さんは8月15日の参拝を公約してなかなか果たせなかったのですが、曲がりなりにも参拝していたことでこれら保守派議員達の支持を得ていました。ただ経済的な側面では小泉さんは改革派であって平沼さんたちは保守派だったということですね。まぁその辺の詳しいことは色々解説してくださっているブロガーさんがいるのでそちらを参考にしていただきたいです。

小泉さんという人は皇室典範改正に関わって保守派から散々にこき下ろされ、また、なかなか8月15日に参拝しなかったとしてその点でも非難されました。経済的には構造改革推進派ですし、保守とはいっても平沼氏たちとはかなり距離があります。保守から出た革新という言い方をする方もいますね。

私自身は首相の靖国参拝は賛成ですが、何が何でも終戦記念日の参拝にこだわってはいませんし皇室問題についても相当幅のある考えを持っています。経済的には構造改革推進派です。
そのため、平沼グループ支援の議員より、渡辺喜美氏の新党の方に期待しています。

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2009年7月21日 (火)

小泉氏議員最後の日と改革派議員の自民党離党

小泉元首相、議員最後の日「今の権力闘争は甘い」

 昨秋、突然の引退表明で国民を驚かせた小泉元首相。「議員生活最後の日」となる21日は、午後から開かれる衆院本会議を前に、神奈川県鎌倉市の円覚寺で講演を行った。
 円覚寺が企画した「夏期講座」の一環で、この日の講師は計3人。小泉元首相は午前11時前から、数百人の聴衆を前に「思うようにいかないのが人生 だからorそれでも」の題で話した。
 ノーネクタイで白いワイシャツの腕をまくって登場した小泉元首相は「今日は議員として最後の記念すべき講演」と切り出した。途中、鎌倉幕府を舞台にした将軍暗殺などの歴史をひもときながら、「今の権力闘争は甘っちょろい」と自民党内の混乱をチクリと刺す場面も。「午後は首を切られに国会に行きます」と冗談めかして約1時間の講演を締めくくった。その後、国会に向かったが、元首相の事務所によると、事故渋滞に巻き込まれ本会議には間に合わなかったという。
 関係者によると、引退表明以降は表立った活動が少ない元首相だが、支援者には「議員は辞めても、政治活動は続ける」と伝えており、2年前に顧問に就任した政策研究機関「国際公共政策研究センター」を拠点に、今後も政策提言や講演活動を続けていくという。(以下略)
(Yahoo!ニュース-読売新聞7月21日15時54分)

小泉さん、議員生活お疲れ様でした。
これからは永田町の外から日本のためにお力をお貸し下さい。

今日は小泉さん議員最後の日。鎌倉の講演会後、渋滞に巻き込まれて解散の本会議に間に合わなかったんですね。

「午後は首を切られに国会に行きます」なんておっしゃっていたけれど、実は『麻生なんかに首を切られてたまるか!』っていうのが本音でドタキャンしたのかも・・・

実際悔しかったと思う。4年前、まさか今日の日をこんな無様な姿に成り果てた自民党で迎えるとは思ってもみなかったでしょうね。

今日、小泉チルドレンの一人、自民党の山内康一前衆院議員(神奈川9区)が自民党に離党届を提出しました。私は密かに彼のことを応援していたので、とても残念だと思うと同時に今日の彼のブログを読んで離党はやむを得ないと納得しました。
改革派を支持する皆さんには是非全文読んでいただきたいと思います。(以下urlです)

http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-9e9f.html

少しだけ引用させてもらいますね。

《小泉政権、安倍政権の頃までは、政府系金融機関や独立行政法人改革、公務員制度改革等にも熱心で、改革姿勢が明確でした。
しかし、その後、改革逆行が始まり「百年に一度の経済危機」を理由にした大盤ぶるまいのかげで、バラマキ体質が復活しています。
小泉元総理が「自民党をぶっ壊す」といって壊した古い既得権が復活し、公共事業バラマキ派や郵政民営化反対派が復権し、党内改革派はいまや少数派です。
私は、小泉元総理が「ぶっ壊す」といった古い自民党の体質を変えて、新しい自民党をつくることに情熱を感じ、党改革や行政改革に取り組んできました。
しかし、改革は進むどころか、逆行しています。
私自身の考えが変ったつもりはありませんが、自民党内の空気が大きく変わってしまいました。
私には自民党内に居場所がなくなってきたように感じます。
私のように考え方のちがう人間が、自民党内にいたら、その方がかえって自民党にとってお荷物なのかもしれません。》

何だか読んでいて悲しくなってきました。
4年前あれだけ沢山いた改革派の議員達も、今では公認を外されたくないばかりに政府の方針に沈黙しています。そういう情けない姿を見ていると、離党を決意した山内氏は潔いですね。

山内氏には是非渡辺喜美議員たちと一緒になって改革派の新党を立ち上げて欲しい。そして議員として生き残って欲しい。
今のままでは改革派の支持者が投票したい政党がどこにも無いのです。
これから投票日までの40日間でそうした動きが出てくることに期待しています。小泉さんも応援してくれるんじゃないでしょうか。

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2009年7月19日 (日)

自己変革が必要な自民党

今朝の朝日新聞のオピニオン欄に「こんな自民に誰がした」と題して飯尾潤氏、塩川正十郎氏、やくみつる氏の三名による意見が掲載されていました。なかでも塩川正十郎氏の発言には鋭い指摘が多く含まれています。
今のところWEB上に記事が見当たらないので以下、紹介させていただきます。飯尾潤氏、やくみつる氏の発言については紙面記事をお読み下さい。

━━…‥ ‥…━━…‥・‥…━━…‥ ‥…━━…‥・‥…
損得だけ考える「甘い商売」 塩川正十郎(元財務相)

 なんちゅうか、「政治不在」だね。東京都議選にしたって都政に対する政策の訴えより、国政選挙へのプロパガンダに重点が置かれてしまった。自民党はそれに対抗できる力をもっていなかったな。思い切って「オリンピック是か非か」の議論をやったらよかったのに、そういう知恵が出てこない。政治センスがメタメタになっているんだ。
 第一、麻生さんは就任してすぐに選挙をやるんだと、僕は思っていました。ところが、世界同時不況という言葉にだまされて。側近が悪いんじゃないか。いま選挙をやったら危険だとか言ったに違いないと思う。今ごろ解散と言ったところで、もう伝家の宝刀でもなんでもない。追いつめられて、さびついた刀を振り回しているだけ。
 宝刀を抜けなかったのは、政治がわかっていないからよ。自分がなんで総理大臣になったのか、空気が読めていない。だけど、それは麻生さん一人じゃない。自民党全体の話だね。
 昔は空気を適当に読んでやっていた。野党が全然ダメだったから、自民党が派閥抗争という形の自助努力をして政治を動かしてきた。それが機能しなくなったのは、94年に小選挙区制が導入されてからですよ。
 小選挙区といっても、比例代表並立制だから中間政党がキャスチングボートを握る。どうしても政治は妥協的になって、ポピュリズムに頼らざるを得ない。しかも、本当に政治を志そうという有為な人材は選挙に出にくくなった。立候補は現職じゃなければ、世襲か地方の議員や首長。中選挙区のときには、あれっと思う人材が出てきたけど、今はそのサプライズもないじゃないですか。
 自民党の派閥抗争が有効だったのは、経済がずっと成長していたから。政策を先送りする余裕があった。今は、それができない。国政の基盤が変わり、非常に難しい政治をこなす高度な能力が要求されるようになったが、その人材が小選挙区では出てこない。
 逆に、ポピュリズムに凝り固まった人たちが政権の中枢を担うようになった。政治家って、こんなに甘い商売はないじゃないかとなれば、選挙に勝てるようにと国民への迎合が始まる。
 国民にも、少し寛容になってほしいと言いたいね。総理大臣に多少のミスがあっても、ある程度の期間はやらせるというのが大事。代えろ、代えろとマスコミが国民をあおって、1年で総理が変わるようじゃ政治がうまくいくはずがない。小泉政権がもう5年続いていたら、この国の形は変わっていたと思う。格差、格差というけど、格差是正に手をつけようとしたところで降ろしちゃったんだもの。あと5年やっていたら、公務員改革にまで進めたと思いますよ。
 今のような政治が、10年は続くんじゃないかな。そこで経済も行き詰って、日本の産業が劇的に空洞化してしまうと思う。そうさせないために政策を出さなければいけないのに、何をやったらいいかわからない。人気取りしか考えない。
 つまり、政治を理解しているかいないかの話。政治家も国民も、自分に得か損かでしか考えないからダメなんだよ。政治家が選挙を人気投票と考えるのは間違いだし、国民も風にあおられて投票してはいかん。
(聞き手・今田幸伸)
(朝日新聞2009年7月19日(日) オピニオン「こんな自民に誰がした」より)
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小泉さんが近年珍しい長期政権だったのは、日本を建て直すための明確な構想を持っていたことと、それを企業から一般国民にいたるまで圧倒的に支持したこと。首相に対する信頼があったから政権が安定していたのだと思います。

それではなぜ今自民党がこのような状況に陥ってしまったのでしょうか。その原因のひとつは自民党の党則にあるのではないかと思っています。

そもそも自民党と言う政党は、いかに多くの議員に総裁=総理をやらせるかということばかり考えていたわけで、総裁になっても大抵は党内抗争で引きずり下ろされました。小泉さんのように任期満了で辞めていった総裁は珍しい。

自民党の総裁任期は2年→3年→2年→3年とその時々の都合で変えられ現在は3年です。しかし、連続3選禁止規定があるためどんなに人気のある首相でも総裁選に出ることができず事実上首相を辞めなければならない。最長で2期6年が総裁=総理の命ということですね。

そうやって自分達の都合でトップの首をすげ替えてきたけれど、それが出来たのは塩川さんの言うように経済が成長していて政策を先送りする余裕があったからでしょう。

これからは首相が強いリーダーシップを発揮して党を引っ張っていかなければならないのに、逆に昔の力関係に戻ってしまいました。

小泉政権時は党から権力を奪い返して官邸主導の政治を行っていたと思いますが、麻生首相を見ていると、党と喧嘩してでも自分の政策を通そうと言う意気込みが伝わってきません。

もちろん、政治家ばかりが悪いのではなく、経済不況に伴い国民に忍耐力がなくなり、すぐに結果が見えることばかり望む傾向があることも問題です。

そうはいっても、まずは自民党が自ら改革していくことが必要でしょう。例えば総裁選の連続3選禁止規定をやめてしまうか、衆議院の任期途中で総裁が変わった時には総理は原則として衆議院を解散して国民の信を問うことにするなど、何らかの形で国会の仕組みと連動したものにしないと常に国民の意思とずれのある総理が生まれてしまうことになります。

党と国会とは関係ないものだとはいうものの、それくらい思い切った改革をしない限り、ある程度の期間を任せることのできる強い総理が生まれる可能性は少ないのではないでしょうか。
自己変革もせず、国民を無視した党内抗争を続けている限り自民党の未来はないと思います。

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2009年7月18日 (土)

民主党、現実路線に舵を切る

民主、インド洋即時撤退は「白紙」 野党共闘には影

 民主党の鳩山由紀夫代表は17日、インド洋での海上自衛隊による給油活動について、次期衆院選で政権交代が実現した場合、当面活動の継続を容認する考えを示した。民主党は給油活動の停止を主張してきたが、活動継続を求める米政府との関係を重視し、「現実路線」に舵を切った形だ。ただ、民主党が連立相手と想定している社民党は、「即時撤退」を求めており、今後の連立政権協議に影響を与えそうだ。(中略)
一方、社民党の福島瑞穂(みずほ)党首は給油活動延長について「絶対にダメだ。これまでの活動について検証もされていない」と周囲に不満をもらしている。社民党はこれまで自衛隊の海外派遣に一貫して反対姿勢を貫いており、連立政権誕生後、安保・外交政策で政権の足並みが乱れれば、対外関係の信頼構築に苦慮する可能性もある。
(Yahoo!ニュース-産経新聞7月17日23時28分)

民主党もいよいよ政権が視野に入ってきたことで現実的な政策を取らざるを得なくなったようですね。これは政権を担う党へと成長していく過程で避けられないことだと思います。

民主党には一部の筋金入りの左翼思想の議員や事務職員がいて、その方達が政策の決定権を握っているとも言われています。

しかし、その方達が実際政権党となった時、どれだけ現実的な妥協ができるのか。逆に折り合うことが出来ずに党内抗争が激しくなるのか。その方向性によって民主党が責任政党として成長、発展していけるかどうかの可能性が見えてくると思います。

社民党については、民主党と連立を組むこと自体相当な妥協を強いられることになると思いますが、そもそも次期総選挙では政党として存続できるのかどうかも危ういのではありませんか?

社民党は民主党の安保・外交政策に不満を持つより先に、選挙対策に専念した方がよさそうです。

少数意見を尊重することは重要ですが、社民党の存在意義に疑問を持つ国民は少なくないと思います。
もっとも、民主党としては自らの左翼的な性質の隠れ蓑となってくれている社民党が無くなるのは困ると思っているかもしれませんね。

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2009年7月17日 (金)

堂々だよ、堂々

小泉氏「堂々と首相は出ればいい」=両院総会開催を、小池氏が紹介

 「堂々と両院議員総会を開いて、堂々と麻生太郎首相は出ればいいんだよ」。自民党の小池百合子元防衛相は16日、自身のブログで小泉純一郎元首相がこう発言していたと紹介した。
 それによると、小泉、小池両氏は同日、約30分間会談。小泉氏は「(首相にとって)チャンスじゃないか。自分の決意を語る。議員にも、国民にも。堂々だよ、堂々」と語っていたという。小池氏は「総会で小泉さんがほえたら、さぞかし流れが変わるだろう」と期待を示している。
(Infoseek ニュース-時事通信2009年7月16日22時55分)

結局、両院議員総会開催は見送り懇談会を開くようですね。小泉さんは首相に確固たる決意があれば両院議員総会を恐れることなど無いということを言いたかったのだと思います。

総会を開いたら反麻生派に引き摺り下ろされるのではないか等、首相の心の中に不安がまったく無かったのかと問われれば多少はあったのではないでしょうか。

「そういう場が設定されるのであれば、その場に私自身も出席をさせていただいて、話を聞かせていただき、私の所信、考え方なりを述べたい。この種の話から、聞く気がないとか、逃げるとかない」とご自身は語っています。

懇談会という形にはなりましたが、ここは小泉さんのおっしゃるとおり自分の決意を語るチャンスの場だと捉え、堂々と出席していただきたいと思います。

麻生さんは首相に就任して以来、国民とのコミュニケーションのとり方があまり上手ではなかったような気がします。それまではどちらかといえば逆のイメージだったので意外でした。

例えば、毎日のぶらさがり会見も記者の質問に逆質問したりちょっとした嫌味を言ったりすることが多く、カメラの向こう側にいる多くの国民を見つめて語っているようには思えなかったこと。逆にカメラを利用して決意を語るくらいであっても良かったと思います。

「自分の決意を語る。議員にも、国民にも。堂々だよ、堂々」という小泉さんの言葉も良いアドバイスだと思います。

解散・総選挙の日程を決めた時のインタビューで、麻生首相がメモを見ながら解散予告をしていた姿はどこか迫力に欠けていました。だから小泉さんが「堂々だよ、堂々」と付け加えたのかもしれません。

あの鬼気迫るほどの迫力があった郵政解散の演説と比べるのは酷かもしれませんが、麻生首相の解散演説では堂々と決意を語っていただきたいと思います。

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2009年7月16日 (木)

反麻生勢力の動き

解散詔書署名、明言避ける=与謝野氏

与謝野馨財務・金融相は15日夜、麻生太郎首相が衆院解散に踏み切る場合の解散詔書に署名するかどうかについて「予断をもって申し上げる段階ではない」と明言を避けた。
 反麻生議員が開催を求めている自民党の両院議員総会については「党執行部が議員の意見を聞くのは当然。逆風がなぜ吹いているのか執行部は冷静に考える必要がある」と開催に応じるよう執行部に求めた。都内で記者団に語った。
(Yahoo!ニュース-時事通信7月15日22時31分)

<反麻生勢力>両院議員総会要求へ 1/3以上の署名確保

 自民党の中川秀直元幹事長らによる両院議員総会の開催を求める署名活動は15日、開催に必要な党所属国会議員の3分の1以上となる132人の署名が集まった。中川氏は与謝野馨財務・金融担当相と石破茂農相が署名したと明らかにした。中川氏ら「反麻生」勢力は総会で麻生太郎首相の退陣や党総裁選の前倒しを求める構えで、16日午前、党執行部に同日中の総会開催を申し入れる方針。党執行部が週内の総会開催に応じるかが焦点となるが、主要閣僚からも署名に同調する動きが出たことで、麻生政権の弱体化が一層進む形となった。(以下略)
(Yahoo!ニュース-毎日新聞7月15日22時41分)

何か状況が郵政解散の時と似ているような・・・
あの時は麻生さんと農水大臣だった島村宜伸さんが解散詔書署名に反対して、島村さんは罷免されたんですよね。今回、閣内からも与謝野さんと石破さんが両院議員総会の開催を求める署名をしたというのは深刻。
与謝野さん選挙弱いし、麻生さんの下では戦えないと思ったのかな・・・

来週にも解散するというこの時期に、こうしたごたごたした状態を国民の前に晒すのは良いことではないでしょう。しかし、これだけ地方選で負け続けている状況を目の前にして、執行部が「地方選と国政は関係ない」と言ってみたところで納得する議員は少ないと思います。
両院議員総会を開くかどうかは別として、執行部もこれまでの地方選を総括し、議員の意見を謙虚に聞く態度は必要かな。まぁそれが麻生おろしにつながりそうだからやりたくないのはわかりますけどね。

いずれにしても、反麻生の方達はもう時間もないので総裁の顔だけ変えようと思っているのでしょう。どうせ解散するんだし内閣不信任案は否決してしまったし総理は麻生さんのままということで。

もしも両院議員総会が開かれて解散日程が遅れることになったら、『総理としての最後の決断さえ貫くことができなかった』と麻生さんへの批判は凄まじいものになると思います。

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2009年7月15日 (水)

麻生首相、古賀氏の慰留を指示

麻生首相 辞意の古賀選対委員長、慰留を指示

 麻生太郎首相は14日、自民党の古賀誠選対委員長が辞意を表明したことについて「地方選の一連の結果の責任というなら、選対委員長1人で取るべきものでなく、党全体として受け止めなければならない。辞表を受理するつもりはない」と述べ、細田博之幹事長に古賀氏の慰留を指示したことを明らかにした。首相官邸で記者団に語った。(以下略)
(Yahoo!ニュース-毎日新聞7月15日0時19分)

そもそも古賀さんって「選対委員長を格上げして党三役と同等の扱いにしろ」と半ば脅して自分から希望してなったわけでしょう。今更何言ってるの、って感じ。

古賀さんはいつでも形勢不利とみると逃げにかかる。郵政民営化の採決の際も最後は議場から出て行って棄権したし、小泉首相(当時)の靖国参拝に関しても、日本遺族会会長という立場でありながら「近隣諸国にも気配りが必要だし、外国に思いやりも必要だ」と暗に批判するような発言をし、批判を浴びると「これは遺族会としての見解ではなく、単なる私見だ」と言い訳しました。

そのため、私の中では彼に対し卑怯者というイメージがあります。今回も「敵前逃亡ではない」なんて言ってるあたり、自分でも引け目があるのかも。

麻生さん、何で引き止めるの?
本人が辞めるって言ってるんだからほっとけばいいのに。
古賀さんが選対委員長になってから何か良いことありました?

選対委員長は元のように格下げして、これまでのように幹事長が責任持ってやればいいと思いますけどね。

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2009年7月14日 (火)

麻生首相、自ら選挙戦で陣頭指揮を執る決意

麻生首相 「逃げずに戦う」…次期衆院選8月30日投開票

 麻生首相は13日、次期衆院選の日程を「今月21~24日衆院解散、8月18日公示、同月30日投開票」としたことについて、「当初予算、補正予算のほか、多くの重要法案を成立させてもらえた。ここで国民に信を問いたい」と語った。そのうえで、「直ちに辞職して投げ出すという無責任な態度は取るべきではない。表紙を替えるとかいろいろな表現が使われているが、逃げずに戦わなければならない」と、自ら選挙戦で陣頭指揮を執る決意を強調した。(以下略)
(Yahoo!ニュース-毎日新聞7月13日23時27分)

麻生首相、やっと決断してくれましたね。長かった~
そういう意味では「逃げずに戦う」というよりは、もう逃げられなくなり追い詰められて決断したという感じ。
それに「自ら選挙戦で陣頭指揮を執る決意」というけれど、恐らく積極的に来て欲しいと思っている立候補者は少ないのではないでしょうか。

不人気な首相には応援を頼みたくないという雰囲気は前回の参院選の時と同じ。
『安倍首相が応援に来ても票は増えない。いや、減ったでしょう。それよりも小泉前首相か麻生外相か小池防衛大臣に来て欲しい。と応援要請が殺到した』(肩書きは当時)とさえ言われました。

当時の麻生外相は人気者でしたからね~
特に総理時代の小泉さんに関しては『一回、演説をすれば数万票増える』と自民党選対関係者に言われるほどの影響力でした。

しかし、当時から『小泉さんは応援するけれど、自民党は応援しない』という有権者も多く、自民党という政党に対する嫌悪感はずっとあったんですね。『とにかく自民党は嫌!』という感情は2007年の参院選でもろに出てしまった。
しかも、参院選後きちんと敗因を総括しなければならなかったのに問題点を放置してしまう。ここで軌道修正していればまだ間に合ったかもしれません。

結局、郵政造反組を復党させた時から政策の方向性が微妙に変わってきて、改革路線は後退し、旧来の支持基盤を少しでもつなぎとめようとする昔の自民党に戻ってしまったこと。これが国民に不信感を与えてしまったのだと思います。

ある意味自業自得なのですが、政党の顔として麻生さんを全面的に応援に使えないというのは苦しいです。
民主党の鳩山代表にも問題はあるとはいえ、あちらは政権交代の象徴として全面的に陣頭指揮を執るわけですからイメージ的にも負けてしまいますよね。どうしたらいいんでしょう・・・
気分的には

もうどうにでもなーれ(AA略)

って感じ。

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2009年7月11日 (土)

靖国と横須賀

今日は忙しかったです。
以前から靖国神社に行くことになっていましたので、午前中に昇殿参拝を済ませ、その後横須賀へ行って小泉元総理や防衛大学校長の五百籏頭先生の講演を聞きました。

いつも不思議に思うのですが、靖国神社はどんなに暑い時でも、本殿に上がると爽やかな風が吹き抜けていくのです。
一緒にお参りをしていた方も同じことを感じていらっしゃったようで、「英霊の御霊が通り過ぎていかれたようですね」とおっしゃっていました。

Koizumi44境内では13日から始まる「みたままつり」の準備中。
国会議員の方々の提灯はすでに掲げられており、例年のように小泉元総理の提灯もございました。来年は議員を引退された後なので、どうなるのでしょう。

とても清々しい気分になって、その後横須賀へ。
小泉元総理は相変わらず「政局の話はしない」とおっしゃってはいましたが、郵政民営化の本質的な問題については、どうしても黙ってはいられないようで熱く語っておられました。内容については以前ご紹介した京都での講演の内容とほとんど同じです。
他にはエネルギーやエコカー、資源の話、吉田松陰や福沢諭吉の話など盛り沢山、なかでもケネディ大統領の就任演説の言葉を引用されたのが印象的でした。

「国が自分達のために何をしてくれるのかを問うのではなく、自分が国のために何が出来るのかを問いたまえ」これを英語を交えて語られました。またその関連でオバマ大統領の演説にも触れ、「今、責任の時代である。今最も我々に必要なのは自分自身に対する責任である。自分の国に対する責任である」

ケネディ大統領の就任演説は当時の日本国民も大変感動したそうですが、改めて今聞くと国民の一人として耳の痛い言葉です。
政党は国民に受けのいい政策ばかりを主張しますが、国民が国に求めることばかりしているといずれはそのつけが国民自身に巡ってくるわけですね。だからある程度の痛みも甘受すべしということなんでしょう。

Koizumi43 今、変化の時代。どんな時代になっても自らを律することが必要。こういう変化の時代だからこそ歴史を見つめ困難な時代にたじろがない。困難な問題に取り組む時にこそ勇気を持って立ち向かっていく姿勢が必要なんだということを最後に強調されていました。

五百籏頭先生のお話もとてもよかったです。防衛大学校長としてはリベラルすぎるという批判もありますが、私は以前からとてもバランスの取れた考えの方だと思っています。防衛大学の校長が極右で熱すぎる方だったら逆に心配だと思うのですが。思ったとおり非常に冷静な分析をされていて改めて自衛隊の方々に感謝の気持ちを持ちました。

北朝鮮の不審船に対するミサイル高速艇の話や次期政権を担おうとしている民主党への不安についての話など非常に興味深く拝聴いたしました。また自衛隊の海外での活躍がマスコミで報道されないことには残念な思いを抱いていらっしゃるようです。
機会があれば内容をご紹介したいと思います。

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2009年7月10日 (金)

話題はウニばかり

小泉元首相がウニを満喫

引退を表明し、すっかりご隠居モードとなっていた小泉純一郎元首相が「北の大地」に姿を現した。郵政解散当時に自民党幹事長を務め、「偉大なるイエスマン」を自任する武部勤元幹事長のために1泊2日で北海道に駆けつけたのだ。地元のウニに舌鼓を打ち、半分は観光気分のようだが、次期衆院選について「こんな逆風はかつてない」と断じた。「自民党をぶっ壊す」と宣言し、首相の座について8年余り。その予言通りに瓦解していく自民党をどんな気持ちで見つめているのか。(酒井充)
 「武部さんがおいしいウニを食べさせてくれると言う。麻生太郎首相がサミットから帰ってくると解散するかもしれない。サミット中の今なら安全だと思ってやってきました」
 9日午後、島民約5500人のうち約400人が詰めかけた北海道・利尻島の開発センターで小泉氏は満面の笑みを浮かべた。
 「ここのウニはほっぺたが落ちそうにおいしい。なぜこんなおいしいのにバフンウニなんてまずそうな名前を付けるのか。利尻ウニ、礼文ウニにして町おこしをしたらどうか。ピンチはチャンスだ!」
 講演前に食べたウニがよほどおいしかったのか、別の講演会場に移っても話題はウニばかり。
 「ウニにメス、オスがあるとは知らなかった。メスの方が色がきれいだ」。衆院選については「4年前の選挙は大勝したが、今回はそうはいかない。こんな逆風はない。何をやっても逆風は続く」と突き放すように語っただけだった。
 この後小泉氏はフェリーで礼文島に渡り、礼文山に登り、「気持ちいいなあ」と連発。武部氏がハイカーに「天然記念物、小泉純一郎です」と声をかけると、小泉氏は「私はもう博物館行きだ」と応じた。(以下略)
(産経新聞2009.7.9 18:20)

小泉さんらしいニュースですね。マイペースっていうか天然っていうか、こういう明るいところが小泉さんの魅力だと思います。首相をやっていた頃と全然変わってない。
小泉さんが嫌いな人は「何お気楽なことやってんだよ!」と怒るんでしょうね。
それでも、首相のような人の上に立つ人は人間的魅力が無いよりもあった方が良いに決まってます。
麻生首相も明るくてチャーミングな方だけれど、「半径2メートルの男」と言われるように、近づいてみないとなかなかその魅力が伝わってきません。これは私自身が経験済なのでよくわかります。
小泉さんはその点、大群衆で埋め尽くされた中、何メートル離れていてもその場を支配してしまう才能がありました。
これは次期首相になるかもしれない鳩山由紀夫氏にも無いものだと思います。
米国のブッシュ前大統領も政策では批判を浴びたけれど、ジョークの面白さではオバマ大統領より断然上手かったし、一緒に食事したら楽しい人だろうな~と思います。
こればかりは持って生まれたものなので仕方が無いですね。
ウニの話でこんなに夢中になれる人ってなかなかいないでしょう。
これもひとつの才能だと思います。

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2009年7月 8日 (水)

麻生首相、ローマ法王と会談

カトリック信者の麻生首相、ローマ法王と会談

 【ローマ=加藤淳】麻生首相は7日昼(日本時間7日夜)、バチカンの法王庁でローマ法王ベネディクト16世と会談した。ベネディクト16世と日本の首相が会談するのは今回が初めてだ。
 カトリック信者でもある首相は「1954年に祖父の吉田茂首相(当時)が歴代首相で初めて法王にお会いした」とバチカンとの縁を強調し、「国際情勢の安定や人類共通の問題解決に向けて協力したい」と述べた。法王は「カトリックの家系である首相と会えてうれしい。世界経済危機に影響を受けている国への支援やアフリカなどの開発問題解決への日本の貢献に期待している」と語った。
(Yahoo!ニュース-読売新聞7月8日0時32分)

これはカトリック信者である麻生首相ならではのニュースですね。
wikiを見ると、『クールビズスタイルになってからノーネクタイのシャツの襟の下に見える金色の鎖は、10代から50年以上首にかけているカトリック信徒としての十字架の鎖部分である』って書いてあります。
知らなかったです。どこか怪しげなちょい悪オヤジファッションとしか思えなかったんですが、そうだったんですか。
麻生首相、誤解していてごめんなさい。
ちなみに洗礼名はフランシスコというお名前らしいです。

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2009年7月 7日 (火)

麻生首相、同行記者団との懇談なし

<麻生首相>同行記者団との懇談なし 解散時期の質問回避で

 麻生太郎首相は6日、イタリアでの主要国首脳会議(サミット)の期間中、「内政懇談」と呼ばれる同行記者団のインタビューに応じない方針を決めた。外遊時、首相は内政懇談に応じるのが慣例で、サミットの時に行わないのは異例。衆院解散のタイミングが焦点となっている中、言質をとられることを警戒したようだ。
 首相が内政懇談に応じない理由について、河村建夫官房長官は6日の記者会見で「各国との首脳会談で日程が厳しい」などと説明した。しかし、別の政府高官は「どうせ衆院解散のことしか聞かれないから嫌なのでは」と読み解いた。
 首相は昨年10月、アジア欧州会議(ASEM)に出席した際の内政懇談で「みんな(外遊時に)口が軽くペロッとしゃべって、多くの方が政治生命を絶たれている。そういうことがないよう気をつけようと、昔から思っていた」と述べている。
 内政懇談とは別に、サミットの成果を語る内外記者会見は10日に現地で行われる。【坂口裕彦】
(Yahoo!ニュース-毎日新聞7月6日21時31分)

やりたくない気持ちは痛いほどわかりますが、それでもやったほうが良いと思いますよ。
出発前にまず抱負を語り、機内に入ってから機中懇を行い、現地に入ってからも適宜懇談するというのがこれまでの慣例だったと思います。
記者からは意地悪な質問も出るでしょうが、それに答えることも首相の務めではないでしょうか。番記者だと思うから嫌なのかもしれませんが、彼らの後ろに多くの国民がいると考えれば、逆にご自分の考えや決意を表明する良い機会だと思います。
内外記者会見は必ずやるので、結局この会見で解散のことを聞かれるに決まってます。それとも芸能人の会見みたいに『解散に関する質問はご遠慮願います』なんて言うのかな?

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2009年7月 5日 (日)

総裁の椅子が条件

最近政治討論番組など政治系の番組をほとんど見ていなかったのですが、昨日放送されたTBSの報道特集で「小泉元総理再登板説」の話題が出ていたので思わず見てしまいました。
な~んかもう自民党は勝つためには何でもありって感じで、小泉さんに「次期総選挙で東京比例第一位で立候補してくれないか~」などと、とんでもないお願いをしてましたね。
まぁご本人は「総裁の椅子を用意してくれるならね~」と笑ってましたが。
中山成彬さんなんて、しつこく小泉さんを追いかけて「責任とって下さいよ~」って言いながらお願いしてましたが、『えっ、何の責任?、こんな自民党にしたのは全部小泉さんの責任だって言うの?』と思わず突っ込みを入れたくなってしまいました。
小泉さん再登板はありえないと思っていますが、そんな話をご本人に直訴するくらいな状況というのも情けない限りです。
自民党がこんな状態では、いくら民主党がダメだと言っても説得力がないですね。同じくらいダメなら「民主党に一度やらせてみるか」と思う人が多いのも無理はありません。
しかし、仮に「総裁の椅子」を小泉さんに差し出して本人が承諾しちゃったらどうするんでしょう?
それはそれでとんでもない展開になりそうです。

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2009年7月 3日 (金)

マスク購入枚数の平均は41枚

新型対策でマスク購入、平均は41枚

 新型インフルエンザ対策でマスクを買った人の購入枚数の平均は約41枚になることが、博報堂(本社=東京都港区)と「東京サーベイ・リサーチ」(本社=同中央区)が行った新型インフルエンザに関する意識調査で明らかになった。回答者のうち22.2%は、51枚以上購入していた。(中略)
マスクの購買意欲については、「買った」が55.1%とトップで、「買おうと思わなかった」(31.0%)、「買おうとしたが買えなかった」(13.9%)がこれに続いた。
「買った」人に対して、マスクの購入枚数を聞いたところ、「6-10枚」が20.6%と最多で、以下は「1-5枚」(17.8%)、「51-100枚」(16.5%)などの順で、全体の平均で約41枚だった。
さらに、「買った」と「買おうとしたが買えなかった」人を対象に、マスク購入のために訪れた店舗数を調べた結果、2店舗以上が64.9%を占めた。
(Yahoo!ニュース-医療介護CBニュース7月2日17時48分)

あれだけ大騒ぎした新型インフルエンザですが、日本では湿度の高い夏に向かうということで最近ではあまり話題になりませんね。
それでも、秋以降の流行に備えてマスクは買っておいた方が良いと思います。
私もドラッグストアの前を通るたびに少しずつマスクを買い足しているのですが、未だに品薄です。予約も入れているのですが、8月下旬以降になるとか言われてしまいました。

この調査を見ると結構皆さん買っていますね。
私はマスクだけではなく、手指に使うアルコール消毒剤も少しずつ買いだめしています。
新型インフルエンザで大騒ぎになる前は、アルコール消毒剤についてほとんど関心が無かったのですが、使ってみたら非常に快適なので、今では毎日愛用しています。
しかし、この商品も品薄なんですよね。入荷するとすぐに売れてしまうそうです。

昨日は大阪の患者さんから抗インフルエンザ治療薬「タミフル」に耐性を示すウイルスを検出したというニュースもありました。
夏の間も油断しないで予防対策を続けようと思います。

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2009年7月 2日 (木)

首相のぶらさがり会見

「子供扱いするな」=麻生首相、記者団にいら立つ

 「『靴は脱いだらそろえなさい』と何回も言わないと分からない子供のように扱わないで」。麻生太郎首相は1日、自民党役員人事を断念した理由を再三聞かれると、こう答える場面があった。
 首相官邸で行われた報道各社による首相インタビュー。記者団から「人事に手を着ける考えは?」「人事をやる考えはない?」などと矢継ぎ早に質問を受けた首相は最初、「今答えた」「大丈夫だ」などと淡々と応じていた。
 しかし、さらに記者が「衆院解散までに党役員人事をする考えもないか」と駄目押しすると、首相は「今しゃべったじゃないか。おれが何かぽろっと別のこと言うと思って、期待して聞いているのか」と逆質問。党人事を断念せざるを得なかったことへのいら立ちをあらわにした。 
(Yahoo!ニュース-時事通信7月1日22時35分)

こういう記事の書き方をされると、いかにも麻生首相が逆ギレしているようにも受け取れますが、実際どういう雰囲気だったのかはノーカットのぶらさがり会見を見てみなければわかりません。

マスコミが首相の会見を切り張りして、都合の良いように編集するのはいつものこと。

私はそれが嫌で嫌で小泉首相の頃、当時ぶらさがりのノーカット会見を放送していたニュースチャンネルを見たくてCS放送を契約したほどです。(小泉内閣の途中からこういうサイトができて便利になりました)

麻生首相が記者の質問に対しついイライラしてしまうのは、丁寧に答えようとするからではないでしょうか。
丁寧に答えれば答えるほど記者はその言葉尻を捉え、さらに畳み掛けるように質問してきますから。

麻生さんが「おれが何かぽろっと別のこと言うと思って、期待して聞いているのか」とおっしゃったのは記者にとってはまさに図星で、それが狙いであることも多いのです。

そういう意味で小泉元首相は記者の扱いがなかなか上手でした。
突っ込まれそうな質問にはとにかくワンフレーズでしか答えない。

株価について聞かれれば・・・
『株価に一喜一憂しない』
靖国参拝について聞かれれば・・・
『熟慮して判断します』
微妙な質問には・・・
『適切に判断します』

何度聞かれてもこれの繰り返し。まさに壊れたテープレコーダーのよう。

そっけない態度に見えますが、ワンフレーズなら意図的に編集されませんし、記者もこれ以上突っ込みようがありません。麻生さんはつい丁寧に答えちゃうんでしょうね。

そもそもこういう会見を一国の首相が毎日やっているのは日本くらい。止めると言うとマスコミ側の抵抗がすごいのでサービスでやっているだけ。首相の義務じゃないですから。

本当に大事な会見は首相官邸の会見場でやるわけですが、日本もぶらさがり会見は止めて、他国の首脳のように定期的に演説すれば良いと思いますね。

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2009年7月 1日 (水)

ちょっと焦った

昨日はココログのメンテナンスの日だったのですが、予定の時間が過ぎても復旧しない。
それどころかブログが開けない。管理画面へも行けない。
こ、これは、『ついにデータが飛んだのかぁああっ!』
とちょっと焦った。
かれこれ3年ブログをやってきたのだけれど、こんな過疎ブログでも無くなってしまうのはやはり寂しい。
ここ数ヶ月はバックアップも取っていなかったし、また一から始めてもいいのだけれど過去記事が見られなくなるのも不便だし『あぁどーしよう』
と、あれこれ考えているうちに夜になってやっと復旧。ふぅ。。。
疲れました。
しかし、避難所を作っておいてよかったです。

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