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2009年5月31日 (日)

ダービーと首相

【ダービー】麻生首相が東京競馬場に来場

 29日、JRAは31日に東京競馬場で行われる「第76回日本ダービー」(GI、芝2400メートル)の表彰式で「内閣総理大臣賞」を授与するため、麻生太郎内閣総理大臣が来場することを発表した。
 過去には58年に岸信介首相、02年に小泉純一郎首相、07年に安倍晋三首相が来場している。ちなみに小泉首相が来場した02年は武豊騎手騎乗のタニノギムレットがダービー馬に輝き、5年後に安倍首相が来場した時は、タニノギムレットの娘ウオッカが64年ぶりに牝馬でダービーを制した。
 31日には、JRAナビゲーターを務める俳優・佐藤浩市もプレゼンターとして来場する。
(Yahoo!ニュース-サンケイスポーツ:5月29日18時53分)

今日は麻生さんダービーに行くのね。
小泉さんが岸首相以来44年ぶりに行った時は、4種類で計2万円分の馬券を買って、このうち5000円をつぎ込んだ枠連<2><6>が的中、差し引きで2万円ゲット。その日は5月26日だったので、「26日だから<2><6>(を買った)」ようです。
こういうところも運が良い人ですね。
しかし、競馬場とか大相撲とか小泉さん以前は「内閣総理大臣賞」とか「内閣総理大臣杯」があっても通常代理人で済ませてきたのに、小泉さんであまりに注目されてしまったからその後の首相は大変ですね。
福田さんは無関心だったみたいだったけど。フフン~
先週の大相撲の表彰式に登場した麻生首相は、肝心の内閣総理大臣杯の授与を忘れて土俵を下りようとして、案外緊張していたように思えます。観客には逆にそれが受けてたようですけど。

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2009年5月28日 (木)

岸井氏の発言について

毎日・北九州フォーラム:岸井成格・毎日新聞特別編集委員が講演 /福岡

小倉北区のリーガロイヤルホテル小倉で27日に開かれた「第6回毎日・北九州フォーラム」(北九州地域懇話会、毎日新聞社主催)。演題は「混迷政治から読み解く世界と日本」で、毎日新聞の岸井成格(しげただ)特別編集委員(64)は、聴衆約700人を前に現在の政局や世界の動きを熱く語った。(中略)
 岸井氏はまず、世界が注視する北朝鮮の核実験に言及。「北朝鮮の瀬戸際外交の本質は、核とミサイル開発のための時間稼ぎ。世界は今まで、核やミサイル開発をやめるよう要請してきたが、すでに持ったとなると次元が異なる」と指摘。目的は国威発揚や米国との直接交渉などが考えられるが、日本に対して「目覚めさせることを意図している」と話した。
 背景として岸井氏は「日本は北朝鮮と戦後処理をしていない。国交正常化して平和条約を結ぶと、(賠償金として)経済協力の形で、韓国に出しただけは払わなければならない。現在の額では1兆円」と説明した上で「日本を脅し『もうミサイルを撃たないでくれ』と言われて初めて交渉が成り立つという考え方。これを知らないと出方を読み切れない」と訴えた。(後略)
(Yahoo!ニュース-毎日新聞 北九州版5月28日13時1分)

岸井氏の発言は非常に誤解を生じる表現ですね。「日本は北朝鮮と戦後処理をしていない」という言い方は、日本が戦後賠償や補償を行っていないという意味で言ったとすれば間違いです。正しくはこういうことです。

日本と朝鮮半島との賠償問題について、日本政府としての基本姿勢は一貫しています。
すなわち日本の植民地であった朝鮮は、交戦状態にあったことはなく、主権国家間同士の戦争終結に際しての賠償や補償はあり得ないということです。

1965年(昭和40年)の日韓基本条約及び関連諸協定では、当時の朴政権が、この日本側の立場を受け入れ、日韓双方が請求権を放棄するとともに、無償3億ドル、有償2億ドルの計5億ドル(1800億円)の経済援助を行うことで決着しました。

また、日本の「財産請求権」について触れておかねばなりません。
サンフランシスコ講和条約(1952年発効)で、日本が整備した鉄道、港湾や預貯金、保険などの財産について、日本と韓国(北朝鮮)が互いに請求できる権利が認められました。
具体的処理は、第4条(財産)で日本と「特別な取り決め」を結び解決すると規定。日韓国交正常化交渉では、日韓両国が財産請求権を放棄、日本が5億ドルの資金提供をする経済協力方式で合意したのです。

仮に日本がこの「財産請求権」を北朝鮮に行使したらどうなるのか。これがなかなか興味深いんですね。
戦前に日本が朝鮮半島(北朝鮮と韓国)に残した総資産は、連合国軍総司令部(GHQ)や日本銀行、旧大蔵・外務両省がそれぞれ調査を実施しています。
 GHQの試算では1945年8月15日時点で1ドル=15円で総資産891億2千万円。総合卸売物価指数(190)をもとに現在の価格に換算すると、16兆9300億円に相当します。

 このうち、政府、個人資産と港湾など軍関連施設以外の資産は、鴨緑江の水豊ダムなど北朝鮮に残したものが当時の価格で445億7千万円。軍関連資産は16億5千万円となり、非軍事と軍事の両方で462億2千万円。総合卸売物価指数の190を掛けると現在価格で8兆7800億円相当となります。

 逆に北朝鮮の日本に対する財産請求額を推定する材料として、韓国政府が49年3月に米国務省に提出した「対日賠償要求調書」があります。金や美術品など現物返還要求分を除き、要求総額は314億円(1ドル=15円)で現在に換算して5兆9600億円。これは北朝鮮地域の財産も一部含めた額とみられます。

 このため、サンフランシスコ講和条約に基づく北朝鮮の国際法上の請求額はこれをさらに下回り、「日本との差額は5兆-6兆円になると推定される」(政府関係者)。
 北朝鮮側は、91年に始まった日朝国交正常化交渉から、日本政府に対し、数千億円から約1兆円に上る「補償」を要求してきたとされています。

 しかし、日本政府は講和条約という国際法上の権利と65年の韓国との国交正常化とのバランスを考慮。現実的な解決策として、メンツよりも実利を優先させた「経済協力方式」による資金提供には応じられるとの方針を伝えてきたのです。(数字等は産経新聞、2002年9月13日朝刊から引用させてもらいました)

 どうやら北朝鮮は、日本が財産請求権を行使するなら北朝鮮側の支払い超過となるため「経済協力方式」に転換したのが真相なんじゃないかということですね。厳密に言えば日本は払う必要も無いということでしょうけれど、韓国とのバランスを考慮して上限1兆円というのが落としどころということです。

ちょっと話が脇道にそれますが、1965年の日韓国交正常化に至る交渉過程では韓国がとんでもない要求をしていたことがわかっています。

日韓国交正常化の際に、日本側が植民地支配下の強制動員被害者らへの個別補償を申し出たのに、韓国側が「政府が一括支払いを受け、処理する」として、これを拒否していたという事実です。東大東洋文化研究所に保存されている日韓会談の会議録(韓国語)で確認されています。
先日亡くなられた韓国の盧武鉉前大統領のとった日本の植民地時代の資料をすべて公開するという政策の一環で出てきたようなのですが、これは韓国にとっては非常に都合の悪い資料でした。

 韓国側は同会議録の中で「補償金の支払い問題は国内問題として措置を取る考えで、わが政府の手でやる」と、韓国政府がまとめて補償を行うことを主張。個別補償の案は見送られ、経済協力方式で決着しました。

このように補償問題は、韓国政府が植民地支配に関する請求権を放棄する代わりに、日本から経済協力資金を受け取る形で決着したのですが、韓国政府が被害者補償に資金のごく一部しか充てなかったことへの不満が韓国内で今でも残っているのです。

 韓国KBSによると、61年5月の日韓会談第5回会談の会議録で、日本側は「日本の援護法を援用し個人ベースで支払えば確実だと考える。責任を感じており、被害を受けた人々に対し、それに応じた措置を取れず申し訳なく考える」と表明したことを発表しました。

 結局、韓国政府は資金を国民に十分に分配せず、受け取った経済援助資金のほとんどを、浦皇(ポハン)製鉄所の建設をはじめ公共事業に使い、その結果、公共事業で潤った財閥が成長していったのです。韓国政府は長い間この事実を公表せず、日本は賠償を十分にしていないとの印象操作をし続けていたんですね。

 そもそも日本は、経済支援と個人補償の両方を計画していたのに、韓国政府が個人補償を自分の手でやると言い出したため、日本は個人補償を経済支援に上乗せした。つまり、韓国政府は本来個人補償に使われるべき分を、経済復興のために使ってしまったということ。個人補償の請求は韓国政府にするべきだというのはこれが根拠です。

まぁ調べれば調べるほど韓国や北朝鮮に不利な資料がたくさんあるわけです。こういった事実を国民が知らないからといって、岸井氏がいかにも日本が北朝鮮に補償をしていないかのような印象操作をしたのであれば訂正すべきでしょうね。

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2009年5月27日 (水)

麻生VS鳩山、初の党首討論

麻生氏と鳩山氏、「政治とカネ」巡り応酬 初の党首討論

 麻生首相と民主党の鳩山代表による初めての党首討論が27日、国会内で開かれた。激しいヤジが飛び交うなか、両党首は政権選択となる総選挙を見据え、政府のあるべき姿や「政治とカネ」の問題をめぐって応酬した。
 鳩山氏は「人の幸せを自分の幸せと思えるような世の中にしたい」と持論の友愛精神を掲げ、「麻生政権は官僚任せの政権。私たちは国民、市民、生活者起点の政権をつくりたい」と、政権交代を果たし生活者・地域主権の国づくりを目指す考えを強調した。
 これに対し首相は鳩山氏の主張が抽象的だとして、経済危機や北朝鮮問題への対応を例に「政策として具現化していくことが最も大切」と反論した。
 一方、鳩山氏がパーティー券を含む企業・団体献金を3年後に完全禁止する法案への賛同を求めると、首相は西松建設の違法献金事件での小沢前代表の公設秘書逮捕を取り上げ、「違反の話を棚上げにして制度の変更とは、単なる論旨のすり替えだと言われてもやむを得ない。(小沢氏が)代表をひかれたのはそれなりだと思うが、その後すぐ代表代行に置いた。一心同体だとか言っていた方がそのまま代表になっている」と鳩山氏を批判した。
(asahi.com朝日新聞社2009年5月27日18時20分)

今日の党首討論、私はニュースでちょっと見ただけなのですが、ネット上の評判ですと「麻生さん圧勝」「鳩山さん涙目。。。」みたいな意見が多かったので『へ~そうだったんだ』くらいにしか感想を持てないのですが、いつも自民党に厳しい朝日新聞のこの記事を読むと割りと公平に書かれているので、実際、鳩山さんは結構麻生さんに押されてたんじゃないかと思います。

確かに民主党は政権を担ったことがないので、どうしても理想論、抽象論に傾きがちだとは思います。そこを麻生さんにガンガン攻められれば苦しいですよね。民主党は攻めるのは強いけれど、守りはめっぽう弱いですから。

しかし、民主党が政権を取ったら嫌でも現実と向き合わなければならないわけで、その時にこれまでの理想を捨てて現実的な対応ができるかどうかが疑問です。

民主党の中にもまともな人たちはたくさんいるので、そういう方たちには頑張って欲しいと願っていますが、おかしな思想の方たちも大勢いることが最大の不安です。日本の将来にとって取り返しのつかないような悪法の成立や談話の発表など無いよう監視し続けなければならないというのも情けないことです。

米国の民主、共和両党の外交・安保政策は、手法は異なっても最終的に米国の利益を考えて行動するところは一致しています。ところが、日本の民主党はそこが根本的に自民党と異なるところが怖い。逆に言えばそこが自民党の最大の攻めどころであるので、麻生首相はじめ自民党は外交・安保政策を最大の対立軸に持っていくべきだと思っています。

ネットからの拾い物
~与党を批判する時に使う便利な言葉~

妥協して落しどころを探ると・・・・・・・・・・・・・・・・法案は骨抜きだ
政治に民意を反映させ法案を押し通すと・・・・・一方的だ、独裁だ
部下に大きな権限を与えて任せると・・・・・・・・・丸投げで無責任だ
官邸主導で進めると・・・・・・・・・・・・・・・・・・独裁政治は許せない
決断を下すと・・・・・・・・・・・・・・なぜ急ぐのか、慎重に議論すべき
保留すると・・・・・・・・・・・・・・・・また先送りか
支持率上がると・・・・・・・・・・・・人気取りの政策
  〃 下がると・・・・・・・・・・・・もっと国民の声に耳を傾けよ
靖国に行くと・・・・・・・・・・・・・・・近隣諸国の許可を得たのか?
                                        軍靴の足音が聞こえる
 〃 行かないと・・・・・・・・・・・・国民との公約を破った
閣僚人事の予想があたると・・・新鮮味がない、地味
 〃  〃はずれると・・・・・・またサプライズの手法、実務派を使え
拉致問題に取り組む前・・・・・・北朝鮮との友好を壊すな、
                                         拉致は政治的捏造だ
 〃  〃  取り組み後・・・・・なぜもっと早くやらなかったのだ
北朝鮮に強い態度取ると・・・・なぜ話し合いで解決しようと努力しないのだ
  〃  と協調すると・・・・・・弱腰外交はやめろ
規制緩和すると・・・・・・・・・競争が激しくなり格差社会を助長する
 〃 〃 しないと・・・・・・・・・既得権益にメス入れろ
株価下がると・・・・・・・・・・・景気悪くなった、なんとかしろ
 〃 上がると・・・・・・・・・・格差広がった、すぐに是正しろ
景気が良くなると・・・・・・・企業優遇税制をやめろ、格差社会を是正しろ
  〃 悪くなると・・・・・・・景気対策がなおざりだ、社会保障を充実しろ
責任とって賞与を返納すると・・・金で済ますな、政権与党として無責任だ

野党もマスコミもこういう言い方よくしますね。「じゃあ、どうすりゃいいんだ」って感じ。
結局、与党は何をやっても批判される存在だということです。

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2009年5月25日 (月)

改革路線を絶賛していた鳩山代表

【政界24時】加納宏幸 8年前の党首討論で鳩山氏は…

 民主党代表選前日の15日の討論会で、鳩山由紀夫代表はまず岡田克也幹事長に小泉構造改革の総括を求めた。「岡田さんが代表の時、郵政民営化の戦い(2005年の郵政選挙)で民主党は敗れ去ったが、結果として地域が崩壊の憂き目にあっている。新自由主義の総括をお願いしたい」。鳩山氏の挑発的な質問を聞いて、8年前の党首討論を思いだした。
 2001年6月、就任して間もない小泉純一郎首相と民主党の鳩山由紀夫代表による初の党首討論のことだ。鳩山氏は「私は民主党代表だが、首相が構造改革を断行する気持ちで努力することを評価したい」と議論を切り出した。
 鳩山氏はその後も興奮した口調で小泉氏の改革路線を絶賛し、委員会室は与党議員のヤジに包まれた。鳩山氏は時間切れを告げる委員長の声すら無視し、「ヤジを飛ばしている方々は首相の改革路線の足を引っ張っている抵抗勢力なんですよ。私たちは背中を押して差し上げようとしている改革勢力。志半ばで倒れたら民主党があなたの骨を拾ってあげます!」とまで言い切った。
 小泉氏が郵政民営化を基準に自民党内を「改革勢力」と「抵抗勢力」に分けたのと同じく、民主党内でも郵政関係労組に支えられてきたベテラン勢と、小泉氏や竹中平蔵元総務相に親近感を持つ中堅・若手の間で路線対立が起き、独自の経済政策を確立できないまま衆院選に突っ込み、大惨敗した。
 郵政選挙から3年8カ月がたち、政権の襷(たすき)は小泉氏から安倍晋三、福田康夫、麻生太郎各氏へとつながれた。麻生首相は小泉氏が進めた郵政民営化に否定的にみえるが、民営化見直しを口にしただけで「改革路線を逆行させるのか」という声が上がる。小泉氏が衆院選で掲げた政権公約がいまだに政権与党を縛っている。
 鳩山氏は討論会で「地域がずたずたにされた原点は、弱肉強食型の経済を信奉しすぎた小泉改革にある」と総括した。かつての自分の発言にとらわれない柔軟さが鳩山氏の取り柄(え)なのか、それともただの健忘症か。
 自民、民主両党ではマニフェスト作りが本格化している。民主党には、4年後を見通した政策作りを期待したい。「鳩山首相」が発言を変えなくても済むように。
(FujiSankei Business i. 2009/5/25)

>鳩山氏は時間切れを告げる委員長の声すら無視し、
>「ヤジを飛ばしている方々は首相の改革路線の足を引っ張っている抵抗勢力なんですよ。
>私たちは背中を押して差し上げようとしている改革勢力。
>志半ばで倒れたら民主党があなたの骨を拾ってあげます!」とまで言い切った。

これぞ友愛精神って感じですね。
ユッキーは純ちゃんの骨を拾ってあげたいなんて思ってたのねheart01
愛を感じるわ~ だってハート山さんですもの。

でも今では・・・

>鳩山氏は討論会で「地域がずたずたにされた原点は、
>弱肉強食型の経済を信奉しすぎた小泉改革にある」と総括した。
>かつての自分の発言にとらわれない柔軟さが鳩山氏の取り柄(え)なのか、
>それともただの健忘症か。

ただの健忘症だと思いますが、何か?

Koizumi40この時(2001年6月6日)の
鳩山由紀夫代表VS小泉純一郎首相/党首討論第1回
の内容は下記民主党サイトで読むことができます。
http://www.dpj.or.jp/news/?num=8792

今読むと懐かしいですね~
菅さんが代表だった頃と違って、あまり対決姿勢という感じはしません。
鳩山さんはとても小泉さんに期待していたように思えます。
さて、27日に行われる麻生首相との党首討論はどうなるのでしょうか・・・

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2009年5月24日 (日)

少年のような老武者

昨年、能、演劇、書籍で様々な「実盛」を体験して以来、老武者実盛の魅力にはまってしまい、また観たいものだと思っていたところ、昨日は幸いにも友枝昭世師の「実盛」を観ることができました。

お能は「退屈だ、面白くない」と思う方の多くは、恐らくストーリー展開が単純だったり、逆に難解でよくわからなかったり、延々と舞の場面が続いたりということが原因だと思うのですが、この「実盛」は2時間にも及ぶ大曲にもかかわらず飽きさせません。

遊行上人の前に思わせぶりに登場するところ、華やかな合戦の場面、討ち死にに至るところ、黒髪が水に流されみるみる白髪に変わっていくさま(もちろん、型だけですが)など、多くの見せ場がありますし、視覚的にも錦の直垂姿は美しいです。

実盛がどうして魅力的なのかというと、73歳にもなる老武者なのにどこか健気なところがあるからでしょうか。
白髪を黒髪に染めて合戦に臨むところや平宗盛に赤地の錦の直垂を所望するところなど、老武者として侮られたくない、雑兵の手にかかることだけは避けたい、できれば位の高いものと戦って死にたいという気持ちがあったのでしょう。その気持ちは痛々しいほどわかりますし健気です。

老武者としての渋さを前面に出してその魅力だけを表現することも可能なのに、老練な武者というより、どこか少年のような純粋さを感じさせるところが実盛の魅力だと思います。「かわいげがある」という感じでしょうか。
現実の社会でも、まれに実盛のようなご高齢の男性にお目にかかることがありますが、とても素敵ですよ。

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2009年5月23日 (土)

マスクもいろいろ

人ごみの中にはあまり出かけないほうが良いのですが、今日は国立能楽堂に行ってきました。何となくですが、JRも地下鉄もいつもの週末より空いていたような感じがしました。皆さん外出を控えていらっしゃるのでしょうか。
マスクをしている人も目立ちましたね。思わず皆さんのマスクを観察してしまったのですが、結構色々な種類があることに気がつきました。
追加のマスクを買いたいのですが、今はどこにも売ってないですよね。注文はしているのですが入荷が7月になると言われてしまいました。とりあえずは手洗いとうがいをきちんとして、あとはアルコール消毒をすることにします。

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追い込まれる麻生官邸

<厚労省分割>自民、官邸主導をけん制 首相への不満再燃も

 麻生太郎首相が検討を指示した「厚生労働省分割案」を巡り、自民党内で22日、首相官邸主導の議論をけん制する発言が相次いだ。笹川尭総務会長は同日の記者会見で「党役員会でも(話が)出ていないし、全然、聞いていない」と不快感を表明。民主党の小沢一郎前代表の秘書逮捕以降、与党内では麻生首相の求心力が回復しつつあったが、「鳩山民主党」の誕生で内閣支持率が再び下落に転じ、首相への不満が再燃する可能性も出てきた。【鈴木直、山田夢留】
 自民党の津島雄二党税制調査会長は22日の党総務会で、厚労省分割案について「社会保障全体のあり方や財源問題をまず議論すべきだ」と述べ、制度改革より組織論が先行することに懸念を表明した。分割が持論の尾辻秀久参院議員会長も「(首相が検討を指示した)経済財政諮問会議が決めることではない」とクギを刺した。
 厚労省分割案は週明け以降、関係閣僚間で具体的な協議が始まる見通し。首相は年金や医療・介護分野を「社会保障省」、雇用や少子化を「国民生活省」に再編する構想を示し、次期衆院選の政権公約(マニフェスト)に分割案を盛り込む案も浮上している。
 しかし、各省庁や関係議員の思惑が絡む省庁再編論議には強固な政治力が必要。「小沢攻撃カード」の効力が弱まった今、低支持率にあえぐ麻生首相への党内の風当たりは再び厳しさを増しつつある。マニフェスト作りの主導権争いも始まっており、「麻生官邸」が突出することへの警戒感が表面化した格好。厚労省分割案の行方には不透明感が漂う。
 自民党の厚労相経験者は、分割案について「付け焼き刃でやる話じゃない。そこまで麻生官邸は追い込まれているんですかってことだ」と突き放す。党幹部の一人は「小泉純一郎元首相の『トップダウン方式』をまねているのかもしれないが、誰がやってもうまくいくわけじゃない」と指摘した。
(Yahoo!ニュース-毎日新聞5月23日0時11分)

つまり、こういうことですね。
・各省庁や関係議員の思惑が絡む省庁再編論議には強固な政治力が必要。
・「小泉純一郎元首相の『トップダウン方式』をまねているのかもしれないが、誰がやってもうまくいくわけじゃない」

省庁再編には大変なエネルギーが必要です。
しかも支持率があの程度の首相ができることではないですね。
麻生さんは勘違いしているのか、それとも何をやっていいかわからず適当なことを言っているだけなのか・・・(恐らく後者だと思う)
そもそも小沢さんが代表を辞めれば、相対的に人気が下がるのはわかっていたはず。国民からの強烈な支持の無い首相が党や官僚の抵抗を乗り越えて戦うことなど不可能です。

ここまで解散ができないと事実上任期満了選挙になってしまいます。解散もできない、しかし、サミットは何としても出席したいということであせっているのでは。

ところで、政治には楽しい話題がないですねぇ。
最近和むネタがないので困ります。
それは麻生さんに余裕がないからかな。
楽しくない政治ネタでごめんなさい。

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2009年5月21日 (木)

大河ドラマのこと

この前の「天地人」では東幹久さん演ずる泉沢久秀の舞のシーンがありましたね。あれは「山姥」だと思うのですが、小泉孝太郎さん(小国実頼)の謡のシーンもあったりしてなかなかよかったです。孝太郎さんはお髭が生えてたりして、与七からすっかり大人の男に変身してましたね。これまでも能のシーンがありましたけど、宝生会が協力してるみたいなので、これからもこういう場面が期待できそうです。
東さんも孝太郎さんも仕舞と謡を練習されたのでしょうね。短期間に上手くなるものではないので大変だったと思います。
「天地人」は脚本が今ひとつ・・・なので「風林火山」や「篤姫」のようには楽しめないのですが、初回から欠かさず見ています。と言っても、とんでもないストーリー展開が多いので、突っ込みたくなることもしばしば。しかし、文句をつけながらも楽しんで見ています。
そういえば孝太郎さんは連ドラで初主演されるそうですね。こちらの脚本は「ハケンの品格」の中園ミホさんなので期待してます。

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2009年5月19日 (火)

プーチン首相、国産車をほめる

プーチン氏、ロシア車にご満悦 「金髪女性にも似合う」

Putin3 【モスクワ=星井麻紀】ロシアのプーチン首相がロシア国産車を購入、ロシア南部ソチの別邸で報道陣を前に運転し、性能のよさをほめちぎった。
 車は、ロシア自動車大手アフトバズ社のスポーツ用多目的車「ニーワ」。1カ月ほど前に注文し、16日に納車された。普段は高級外車で移動する姿が目立つプーチン氏だが、迷彩色の国産車を前に「優しく、操作性もよく、エンジンも十分パワフルだ」と自慢。記者3人にも試乗させ、「この車は金髪女性にも似合う」とアピールした。
 プーチン氏は昨年、世界金融危機で打撃を受けた国内自動車メーカー保護のため、自動車の輸入関税引き上げを決定。日本からの中古車輸入が盛んな極東地方では激しい抗議が続いている。
(asahi.com朝日新聞社2009年5月18日10時59分)

「金髪女性にも似合う」と言っても問題ないということは、ロシアには金髪女性が多いということでしょうか?
麻生首相が「黒髪女性にも似合う」って言ったら絶対マスコミに突っ込まれそう。髪の毛染めてる女性多いですから。
そういえば金髪美人で有名なプロテニス選手のマリア・シャラポアさんもロシア人ですよね。
プーチン首相の発言は、女性にも国産車に乗って欲しいということなのでしょうね。

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2009年5月17日 (日)

国会とマスク

国会も厳戒態勢…出入り口に消毒薬、参観者らにマスク求める

 国内での新型インフルエンザの感染発生を受け、国会も16日、主な出入り口に消毒薬を設置するなど、警戒態勢の強化に乗り出した。
 衆院は16日、兵庫県内の中学校の参観予約が4件入っていたため、発熱や体調不良者がいないことを確認して受け入れた。17日以降、同県内からの参観者は、マスク着用と手の消毒を求める。参院では、感染地域から来たかどうかにかかわらず、参観者や議員会館への面会者全員に、マスク着用と消毒を求める方針だ。
 参院事務局は16日、全議員にマスクや消毒薬などの配布を始めた。衆院対策本部長の小坂憲次衆院議院運営委員長(自民)も同日、議員会館と宿舎の全室にマスクや消毒薬を配布するよう衆院事務局に指示した。
(Yahoo!ニュース-読売新聞5月16日19時37分)

議員さん本人はマスクしないんですかねぇ・・・
週末には選挙区に帰って大小さまざまな会合に出席されると思うのですが、やはり支援者の方々の前でマスク姿っていうのは失礼だと思うのでしょうか?

今は感染者が出ている地域だけが警戒されていますが、これからどの地域で感染者が発見されるかわかりません。議員さんは地方と国会を頻繁に行き来しているのですから、議員さんが感染者と接触して国会に菌を持ち込む可能性はゼロじゃないと思います。

万が一国会内に菌が入り込んだら、あの閉鎖された建物の中で菌が蔓延していくスピードはすさまじいと思うのですが。
議員さんもマスクすればー

私自身は最近、マスクは必ずバッグの中に常備していますが、この記事を読むとマスクを持っていない方は国会に入れないのでしょうか?配布されるのは議員さんだけ?
今年は代表質問の傍聴に行ったので今のところ行く予定はありませんが、国民だけに制約を課すのはおかしいと思います。

この際ついでだから言わせてもらいますが、いい加減、衆議院の傍聴・参観に議員紹介の制約を課すのはやめて欲しい。
一般傍聴・参観は『米国で発生した同時多発テロに伴い、平成13年10月9日以降中止しております。』とあるけれど、もうじき8年経ちます。一体いつになったら解除するのですか?
両院共あれだけ厳重な警備システムがあるのに、その上議員さんの紹介が必要な理由がわかりません。一般人にとって見ず知らずの議員さんに紹介を頼むことがどれだけ負担であるか、ちょっと考えればわかるでしょう。恐らく衆議院は、できれば一般人に来てもらいたくないのでしょうね。
参議院に制約が無いのに衆議院がやれない理由は無いです。国民の知る権利を奪っていると思いますし、国会自身改革する気が無いことの一例です。

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2009年5月15日 (金)

マウスの買い替え

最近、文章をドラッグしようとするとマウスが変な動きをするようになってしまい困っていました。恐らくマウスが古いからだろうとは思っていたのですが、買いに行くのが面倒でイライラしながら使っていました。しかし、もう耐えられないくらいおかしな動きをするようになってしまったので、今日、新しいマウスを買いました。

非常に快適です!shine

う~ん、やはりマウスも劣化するんですね~
よく考えてみたらパソコンはグレードアップしているのに、マウスは古いものを使い続けていたのです。手にフィットして疲れにくいマウスだったのでついつい長いこと使っていたのですが、マウスといえども時々は買い換えないといけないですね。

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2009年5月13日 (水)

麻生首相、小泉元首相次男の後継指名を批判

麻生首相:小泉元首相次男の後継指名を批判

 衆院予算委員会は12日午前、「今後の日本社会について」をテーマに集中審議を行った。麻生太郎首相は、国会議員の世襲について一定の規制は必要との認識を示した。岡田克也氏(民主)の質問に答えた。首相は、今期限りで引退する小泉純一郎元首相が次男を後継指名したことに対し「公募し、党小選挙区支部大会などで決定する手続きを経た方がより(透明性が)明確になったのではないか」と述べ、苦言を呈した。【中田卓二】
(毎日新聞 2009年5月12日 東京夕刊)

議員の世襲に問題があるか、無いかと問われれば、まったく無いとは思いません。それは小泉元首相のご子息であっても例外ではないと思っていますが、麻生首相にそこまで言われるならば、いっそのこと公認を見送ってもらって無所属で立候補したらどうでしょう。
その場合、自民党が別の公認候補を出馬させるかどうかはわかりませんが、恐らく現在の選挙区の情勢では小泉進次郎氏の当選確率はかなり高いと思われます。
仮に進次郎氏が当選したならば、自民党は貴重な1議席を失うことになりますし、また落選した場合であっても、それは彼にとって良い意味での挫折経験になると思います。
世襲に何らかの制限をかける場合であっても、次期衆院選から実施するわけではないので現行規定上、世襲立候補は問題ありません。
それでも民主党は世襲問題を対立軸にしたいために小泉元首相の事例を持ち出して挑発しているのですから、麻生首相も適当にかわしておけばよかったと思うんですけどね。今更公募や党大会での手続きに言及するのも変です。
以前から党内手続きに不備があったと感じていたのならば、なぜこれまで黙っていたのでしょうか。本来ならば小泉さんが次男を後継指名してからあまり間をおかずに指摘しておくべきだったと思います。

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2009年5月10日 (日)

松本清張の映像作品

今年は「松本清張生誕100年」ということで様々な企画が予定されています。清張好きの私としてはすごく嬉しくて、特に映像作品については新作、旧作問わず録画しながら見まくってます。

CS放送では特集を組んでいるチャンネルもあり、今回初めて見る旧作がいくつもありました。なかでも「けものみち」の民子を演じた池内淳子さんはかなり衝撃的でしたね。現在のお上品で素敵な奥様風のイメージからは想像できないほどの悪女っぷりはすごいです。
名取裕子さんの民子も彼女のイメージをかなり変えたと思いましたが、ものすごい悪女を演じた女優さんはその後演技に幅が出るような気がします。

「花実のない森」の若尾文子さんも素敵でした。彼女の演じるみゆきという女性のイメージと、謎めいたストーリーが良く合っています。
これは1965年の作品なのですが、若尾さんのファッションが今見てもとても素敵で、また当時の日本女性の言葉遣いがとても美しかったことに感動しました。共演している江波杏子さんのゾクッとするような美しさも見どころです。

旧作は原作のストーリー展開に忠実な作品が多いですね。原作を読んでから見る人にとっては違和感がないと思います。新作では「黒の奔流」が良かったかな。原作は「種族同盟」で、色々演出的に変えてあるところはあったけれど、すごく面白かったです。

星野真里さんが憎たらしいほど嫌な女を演じてましたね。あれは悪女というより悪魔かな。あんな女に狙いを定められた男は絶対に逃れられないって感じ。怖かった~。
原作はこの役は男性なのですが、これは女性に変えて正解だったと思います。恐らく、清張先生もこの狂気じみた女性の設定には賛同されたのではないでしょうか。そういえば、昔さとう珠緒さんがこの役をやったのも見たのですがあまり印象に残ってないですね。

清張の作品には時々こういった少々偏執病的傾向の女性が登場します。「霧の旗」の柳田桐子とか。「数の風景」や「Dの複合」に出てくる計算狂の女性は実害は無いとはいえ不気味です。松本清張はそういうミステリアスな女性に魅力を感じていたのかもしれませんね。

まだ評価を決めかねているのが現在放送中の「夜光の階段」。
原作は大好きで、しかも前回映像化された東山紀之さん主役の単発ドラマが私としては大変評価が高いので、今のところは「う~む・・・」という感じ。

藤木直人さんの道夫はなかなか良いと思うんだけど、道夫の周りの女性たちがどうもイメージに合わないのです。美しすぎたり、かっこよすぎたりで、その内面に隠されているドロドロした嫌~な部分があまり出ていない感じ。木村佳乃さんはこれからもっとそういう面を見せてくれるのかな?もうね、徹底的に女の嫌な一面を出して欲しいです。

一番「う~む・・・」と感じてしまうのは夏川結衣さん演じる福地フジ子でしょうか。あまりに美しすぎ。
原作でのフジ子はこんな感じ。
『福地フジ子は声も顔も、服装も男のようだった。髪は短く刈りあげていた。鼻も口も大きい顔は化粧してなく、黒のジャケツにカーキー色のズボンをはいていた。』

単発ドラマの時は室井滋さんがフジ子役で、原作通りのイメージでした。ちょっとネタばれしちゃうんですけど、道夫によって男勝りのフジ子が変身していくところが見どころでもあるので、最初から美形というところにちょっとひっかかるわけですよ。

まぁ、他にもいろいろ突っ込みを入れたいところはあるのですが、今後の展開に期待しています。

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2009年5月 8日 (金)

主流はやはりXP

Vista普及率が23%に 1年半で17%増も主流はやはりXP

 動画配信サービスのJストリームは5月7日、インターネット利用者のPCに搭載されているOSの割合を調査し、結果を発表した。Windows Vistaの普及率は23%で2007年の調査から約17%増えたが、依然としてWindows XPがOSの主流になっている。Webブラウザと映像再生用のWebブラウザアプリケーションの普及率も調査した。
 調査によるとWindows Vistaの普及率は23%で、2007年9月に集計した6%から約17%増えた。一方Windows XPの普及率は67%。依然としてOSの主流はWindows XPであることが明らかになった。Macintoshの利用者は6.02%で、前回調査時の3.9%から微増した。
 利用しているWebブラウザを聞いたところ、Internet Explorer(IE) 7.0が42.44%でトップ。IE 6.0の23%とIE 8の0.9%を加えると、ユーザー全体の約3分の2がIEを利用している。IE以外のブラウザでは、Firefoxが18%と最多。前回の5%から大幅に増加するなど、躍進がうかがえる。Google Chrome、Sleipnir、Operaといったブラウザの割合も増えているという。(以下略)
(Yahoo!ニュース-ITmediaエンタープライズ5月8日11時45分)

Vistaの普及率、やっと23%ですか・・・
少ないですね。やはり次のOS Windows7まで待つ人が多いのかな。
特に企業はXPが主流なので、Vistaを飛ばしてWindows7が出るのを待っているところが多いそうですね。Vistaは高スペックのCPUや大量のメモリが必要なので嫌われているとか。
確かにXPの満足度が高いのに、あえてVistaに変える必要はないのかもしれませんね。
しかも、来年にはWindows7が出るようなのであわてる必要もないです。
VistaってなんだかMeの運命に似てるなぁ・・・
短い命ですた。・゚・(ノД`)ヽ

私、以前はMeをモバイルパソコンとして使っていたのですが、壊れちゃったのでモバイル用にVistaを買いました。メインに使っているPCはXPです。Vistaは使わないと壊れてしまうかもしれないと思って時々使っていますが、どうも慣れないです。
ところが・・・
最近XPの液晶画面の調子が怪しくなってまいりました(;゚д゚)ァ....
何とかWindows7が発売になるまで動いていて欲しいのですが、もしも壊れてしまったとしてももうVistaを買うつもりはないです。
とりあえず、いつ壊れてもいいようにデータのバックアップだけはしておかないと・・・

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2009年5月 6日 (水)

ベルルスコーニ首相の離婚問題

ベルルスコーニ首相の離婚騒動、舌戦ヒートアップ

 奔放な女性関係に端を発したイタリアのベルルスコーニ首相(72)とベロニカ夫人(52)の離婚問題が注目されている。首相がナポリ在住で、雑誌グラビアにも登場したノエミ・レティジアさんの18歳の誕生日に駆けつけたとの報道を受け、ベロニカ夫人が「自分の子供の18歳の誕生日は、招待されても来なかったくせに」と激怒し、離婚の意志を正式に表明した。
 ベルルスコーニ首相とレティジアさんとの関係はかなり親密な様子で、首相はレティジアさんに「父親」を意味する「ダディ」や「パピィ」などと呼ばれているという。問題の誕生日には、金とダイヤモンドのネックレスがプレゼントされたようで、ネックレスを着けて仲むつまじく写真に納まる2人の様子も現地では報道されている。
 夫人の攻勢に、ベルルスコーニ首相も黙ってはいない。AP通信によると、首相は4日、「妻との関係を修復したいかどうかは分からない」と語り、逆にベロニカ夫人に公の場での謝罪を求めるなど、舌戦はヒートアップする一方だ。
(Yahoo!ニュース-産経新聞5月5日1時19分)

Berlusconi71政治系のおもしろネタを探している私にとって、ベルルスコーニ首相はいつもネタを提供してくれるありがたい存在です。
これは愛の国イタリアらしい話題ですね。

ベロニカ夫人ってどこかソフィア・ローレンに似ているような感じがしたのですが、彼女も元女優さんだったようです。
ノエミ・レティジアさんはイタリア絵画に出てくるヴィーナスのよう。
どちらも美しくて魅力的で、ベルルたんも困ってしまいますね。

18歳の美女に「パピィ~」と呼ばれている72歳のベルルたんって・・・

イタリア女性は世界一美しいのではないかと評する方も多いのですが、男性にとって、こうして日常美女たちに囲まれている環境はどんな気持ちなのでしょう。

イタリアの男性は美しい女性には声をかけないと失礼になるという習慣があるので、盛んに愛を告白すると聞いたことがあります。

Berlusconi6 逆に女性側にとっては四六時中愛を告白されているので、慣れてしまって簡単には同調しないようです。外見は華やかに見える女性でも、男性を見る目は厳しくしっかりした方が多いと聞きました。

日本女性はその点、なかなか男性から褒めてもらえないですから、愛の言葉にだまされやすいのかもしれませんね。

ベルルたんには日本女性が狙い目かも・・・

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2009年5月 3日 (日)

六道を巡る物語

昨日観た舞台は「六道輪廻」というものです。なかなか一言で説明するのは難しいので、パンフレットに書かれている本願寺法主、大谷暢順氏のご挨拶から引用します。

―――舞台は、「迷い」から抜け出すことのできない人間たちが六道を流転する内容で、人間の持つ業を古典芸能の手法と、現代劇の技法を交えて幻想的、且つ、雄大に描かれます。―――

と書いても、さっぱりわかないでしょう。こういう劇はストーリーが一応はあるものの、舞台を観ている一人一人の受け止め方は大きく異なってくるものだと思います。

天上界の長ヴァイセーシャ(麻美れいさん)と修羅界の戦士ユッダ(野村萬斎さん)との戦いが中心でしたが、とても深みのある物語でした。楽しむというよりも考えさせられるところが多かったです。

恐らく、舞台で繰り広げられる物語に、自分の人生や亡くなった人も含めこれまでに出会った人々を投影することによって、どこかとても懐かしい気持ち、感謝の気持ちを持ったからだと思います。

この劇の主題となっている六道というのは、迷界の分類で、「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天上」です。この六道は常に輪廻して容易に離脱することができないものとされています。

そのため昔から六道で苦しみを受けている有様が絵や彫刻に残っているのですね。
餓鬼道の絵ではみなお腹が異常に膨れ、気味の悪い姿が描かれていますが、舞台にも実際に登場します。かなり不気味で、夢に出てきたらうなされそう・・・

「人間界」や「天上界」は何となく悪くないような気がしますが、「人間界」には天災や人災がありますし、「天上界」にいたとしてもいつか衰退し死を迎え、他の劣った世界へと落ちていきます。

萬斎さんの演ずるユッダは興福寺の阿修羅像というイメージ。見方を変えればパンクロッカーといってもいいかも。髪の毛爆発してましたからね~
修羅道は常に帝釈天と闘争しているからか、戦うために生まれてきたというイメージをよく表していましたね。
また、舞台で生首を見るのもオペラのサロメやトゥーランドットで経験済みでしたが、ユッダはよくできていました。萬斎さん本人に摩り替わるところなんかなかなかよかったです。

それに対して麻実さん演ずるヴァイセーシャは気品と風格のある天上人という感じ。
麻実さんのことはよく存じ上げないのですが、さすが元宝塚トップスターだけあります。舞台に立った瞬間、すべてを支配してしまうような存在感はさすが。
セリフや身のこなしも堂々としたもので、鍛え抜かれた舞台人という印象を受けました。ある意味萬斎さんを圧倒していたような感じで、とにかくカッコいい!すっかりファンになってしまいました。

野村万作さん演ずるサンサーラ・(閻魔さまは愛嬌がありました)、若村麻由美さん演ずるメイユレー、石田幸雄さん演ずるサットバ等々が複雑に絡み合い、多くの物語が盛り沢山のストーリーでした。

Machimura3なぜかマッチーからお花が届いていましたよ。

どういう関係かしら?

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2009年5月 2日 (土)

人ごみの中外出

新型インフルエンザが流行していることですし、人ごみの中に出かけるのは気が進まなかったのですが、「チケット買ってあるし・・・」ということで、マスクをして池袋まで萬斎様を観に行ってきました。マスクをしている人はもっと多いかと思っていたのに、意外と少なかったような気がします。
まだ鼻水が出たりしてあまり調子が良くないので、感想などは明日以降にのんびりと書きます。
萬斎様は、一言で言うと「生きている阿修羅像みたい」でした。

それではまた・・・

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