« よこすか能 | トップページ | 帰省先、旅行先のPCセキュリティ対策 »

2008年8月10日 (日)

「よこすか能」続き

Yokosuka3 蝋燭能とはいっても、補助的な照明は点灯するので全体的にはそれほど暗くありません。
今回の演目は「葵上」でしたが、「鉄輪」などを蝋燭能で観るのも趣がありますね。

今年は「源氏物語千年紀」ということで、「葵上」を観るのも先月に引き続き二度目でしたが、蝋燭能であること、舞台が能舞台ではないこと、破れ車と車添えの女が登場する古態演出であることなどで、とても新鮮な感動を得ることができました。

よこすか芸術劇場は初めて入ったのですが、印象としてはとても立派なオペラハウスといYokosuka5 う感じ。この大空間を生かす演出もなかなか難しいものであったと思います。

破れ車が舞台後方から登場するところは非常に奥行きがあり、闇の中から忽然と現れるといった不気味な感じが致しました。こういったところは大空間ならではの効果だと思います。

狂言「蚊相撲」の野村萬斎師はシテ(大名)役。衣装は、大名烏帽子素袍上下出立というものですが、萬斎師は本当にこういった格好がお似合いです。お顔も晴れ晴れとして美しく、もうそれを拝見しただけで満足(笑)

Yokosuka4 「蚊相撲」は、ストーリーそのものがユニークで面白いのですが、蚊の動きや刺された側がふらふらするところなど、動きが加わってさらに面白くなります。

昔、萬斎師がロンドンに留学されていた時、この「蚊相撲」を演じて見せたところ、イギリス人の俳優達にも理解が早かったのを覚えています。これは万国共通の笑いですね。

写真は上から「よこすか能のポスター」、「よこすか芸術劇場」、「横須賀港と手前はヴェルニー公園」

|

« よこすか能 | トップページ | 帰省先、旅行先のPCセキュリティ対策 »

「文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

こんにちは!
また美しいお方に逢いに行かれたのですね!
「よこすか能」って言うのがあるのですね!「蝋燭能」なんて初めて知りました。幻想的でしょうねぇ。
「破れ車」ってなんですか?「御所車」のようなのが壊れているの? 
「蚊相撲」ではあんな小さな蚊に扮しての演技は難しいでしょうね~。


   

投稿: 葉音 | 2008年8月11日 (月) 15時09分

>葉音さま
お花でも人間でも美しいものを見るって精神的にいいですよ~これぞ目の保養って感じでしたshine

>「破れ車」ってなんですか?「御所車」のようなのが壊れているの?
源氏物語のイメージとしてはおっしゃる通りです。牛車ですね。ただし、能舞台では簡素な作り物として登場します。
六条御息所の恨みの象徴なのでとても重要なものです。本当は壊れているのですが、作り物が非常に簡略化されているせいかそんな風には見えません・・・
「蚊相撲」は外人さんでも笑えるくらい動きが面白い狂言です。季節が夏ということもあるのですが、狂言初体験の方には最適な演目なので、よく上演されます。

投稿: minori | 2008年8月11日 (月) 15時54分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/176106/42130872

この記事へのトラックバック一覧です: 「よこすか能」続き:

« よこすか能 | トップページ | 帰省先、旅行先のPCセキュリティ対策 »