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2008年8月30日 (土)

姫を刺客と考えてみる

姫井参院議員 新党には参加せず 民主離党届を撤回

 民主党の姫井由美子参院議員は29日、党本部で記者会見し、28日に提出した離党届を撤回し、渡辺秀央元郵政相らの新党「改革クラブ」に参加しないことを表明した。これにより新党は「国会議員5人」の政党要件を満たさないことになる。
 この日結党を正式発表した「改革クラブ」側は、姫井氏の不参加に伴い新たな参加者を募る構えだが、姫井氏の翻意には民主党執行部の説得が大きく影響しており、新党は厳しい船出を迫られることとなった。
 姫井氏は会見で、新党参加に動いた理由を「民主党優位の参院改革に役立てばと考えた」と釈明。撤回の理由については「民主党の皆さんとお話しした結果、民主党中心の政権交代につながらないと分かった」と述べた。
 会見に同席した菅直人代表代行は会見後、「姫井氏は会見できちんと説明した」と評価。「大いに頑張る機会を彼女に提供する形が必要だ」と述べ、処分などは行わない考えを示した。【田中成之】(以下略)
(Yahoo!ニュース-毎日新聞8月29日22時19分)

Himei1ちょっと陰謀論的に考えてみると、姫井氏は小沢代表が新党を潰すために送り込んだ刺客ではないかと思います。
元々、渡辺氏らは反小沢とされており、これまでも度々本会議で造反し自民党寄りの行動を取っていた人たちです。自民党側からの切り崩しがあったか否かは別として、いずれ民主党から出て行くのは真っ先にこの議員達、というのは誰もがわかっていたはず。新党結成の動きは小沢氏も掴んでいたのではないでしょうか。

で、ここからが私の妄想ですshine
渡辺、松下の2名が参院民主党から抜けても、参議院で野党が過半数を上回っている構図には変わりがない。10人も抜けるならばともかく2人ならびくともしない。しかし、小沢氏が恐れたのは、新党を作られることにより反小沢の流れが加速することだったのではないでしょうか。

密偵を使い探らせたところ、新党は「国会議員5人」の政党要件に一人足りないことがわかった。
『あと一人、あと一人・・・』と必死に走り回る渡辺氏ら。

密かにほくそえむ小沢氏は姫井議員に連絡を取る。
『新党に参加し、記者会見でドタキャンしろ』

もちろん、成功報酬もちらつかされたでしょう。
これまで党内で厄介者扱いだった姫井氏は疎外感を強めていました。
そんな姫井氏は小沢代表から直接指令を受けたことに感激します。
『代表!や、やりますッ!必ず成功して見せますッ!』

こうして、小沢代表の陰謀は成功したのであった。チャンチャン
と妄想はここまで(笑)

Ozawa4_2 まぁ、妄想ではあるんですけど、現実に「新党」の要件を満たせなかったダメージは大きかったと思います。民主党内の締め付けはいっそう厳しくなることでしょうし、これから先、造反する議員は相当な覚悟をもって臨まなければならないでしょう。

この騒動が小沢陰謀論でなかったとしても、姫井議員を新党のメンバーに入れたことは不可解です。どう見ても数合わせとしか思えない。そうでなければ姫井氏がどうかしちゃったとしか考えられないです。(もともとおかしな方ですが・・・)

姫井議員、9条の会・岡山の代表らしいですね。江田五月参院議長は彼女の後見人だったようですし思想的には左翼でしょう。
改革クラブのメンバー大江康弘氏と松下新平氏は「人権擁護法案から人権を守る会」、「慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会」という民主党内の保守系議員連盟の参加者。また、渡辺秀央氏は超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」に所属していますから、元々姫井議員とは思想信条的に合うはずが無い。そういう違いを乗り越えてまで姫井氏と実現したかった政策などあったとは考えられないので、「国会議員5人」という政党要件を満たすために入れたとしか思えません。

今回はバカ騒ぎで終わりましたが、今回の件といい代表選の経緯といい、民主党内で小沢氏の恐怖支配が行われているような気がしてなりません。
私の考え過ぎでしょうかね。。。

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2008年8月29日 (金)

韓国の対外純債権が事実上ゼロまで減少

対外純債権が27億1千万ドル、8年来の低水準

【ソウル28日聯合】韓国の対外純債権が事実上ゼロ状態まで減っている一方で、1年以内に償還しなければならない流動性の高い外国債券は2220億ドルに膨れ上がった。
 韓国銀行が28日に発表した6月末の国際投資対照表(速報)によると、対外債権から対外債務を引いた対外純債権は27億1000万ドルで、3月末の131億6000万ドルから104億5000万ドル減った。1999年末のマイナス68億ドルに次いで最も低い水準。
 対外純債権は通貨危機当時の1997年末にマイナス680億8000万ドルに達したが、2000年にプラス転換し、2005年には1207億ドルまで増えた。しかし、2006年末に1066億ドル、昨年末は355億ドルに減少、さらに今年6月末には2けたまで落ち込んだ。対外債権の減少分以上に、対外債務が増えたためだ。国際収支チームのユ・ビョンフン次長は、外国人による韓国投資が対外債務とされる債権を中心としているのに比べ、国内在住国民の海外投資は債権に入らない株式投資や直接投資の場合が多いためだとしている。
 一方、対外債務のうち短期外債と満期の残余が1年以内の長期外債は2223億2000万ドルと、3月末から61億9000万ドル増えた。
(Yahoo!ニュース-YONHAP NEWS8月28日17時9分)

韓国の経済状況については詳しいことは知らないのですが、このままの状況が続けば、「対外純債権が急速に減少して、純債務国に転落することは免れない」というニュースが現実になります。

アジア通貨危機といわれた1997年末に韓国の対外純債権は、マイナス680億8000ドルに達していたそうですから、その数値から比べれば6月末の対外純債権が27億1000万ドルまで低下したとはいっても危機という数値ではないのかもしれません。

しかし、少し気になるのが9月危機説です。
来月満期到来する外為関連債券は国債 19兆、通貨安定証券 9兆、会社債 6兆など総額 43兆。このうち外国人は国債 7兆 4千億ウォン、通貨安定証券 1兆 2千億ウォンを保有しています。

問題は大部分の物量が来月 9日と 10日に満期到来する点。もし外国人が約 8兆 6千億ウォンにのぼる債券の満期を延ばさないで現金にかえるようになる場合深刻な問題になるらしい。
この点については、外銀の本支店間の取引が借入れとしてカウントされているだけなので心配ないと政府は言っているようですが・・・

私もそのあたりのことは全然詳しくないのでどう解釈してよいかわかりません。
しかし、為替安定と称して最近のウォンドル相場への政府介入が凄まじいことも気になる要因です。このところの急速な外貨保有高の減少はどのような影響を与えるのでしょうか。

よくわからない私でも、韓国の慢性的な対日貿易赤字体質や物価安定のための政府の為替介入が上手くいっていないことなど、韓国経済は多くの問題を抱えていることは何となくわかります。

その経済立て直しのために現在の大統領を選んだというのに、国民の相変わらずの反日思想や行き過ぎたデモに対する対策に無駄なエネルギーを使っているように見えます。
本筋の経済対策に腰をすえて取り組めない大統領にはつくづく同情してしまいます。

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2008年8月28日 (木)

民主党の対応に注目

官邸は農水相の説明待ち=民主、28日に対応協議-事務所費

太田誠一農水相の政治団体が秘書の自宅を事務所として届け経費を計上していた問題で、首相官邸サイドは27日、太田氏が週内にも行うとしている説明を見守る立場を重ねて示した。ただ、2000-02年分も同様に経費計上していたことが新たに判明。来月12日召集予定の臨時国会で農水相を徹底追及する方針の民主党は28日、小沢一郎代表ら幹部が今後の対応を協議する。
 福田康夫首相は27日夜、太田氏の問題に関し「(今月1日の内閣改造時には)承知していなかった」と明かした上で、「政治家一人ひとりが十分注意しないといけない」と首相官邸で記者団に述べた。 
(Yahoo!ニュース-時事通信8月27日20時16分)

今までの経緯を読んだ限りでは、事務所としての実態が無いのは確かのようで、太田氏は潔く辞任した方が良いと思います。失言問題もありましたしね。
しかし、太田氏を追及しようとしている民主党も大きなことは言えないんじゃないでしょうか。

そもそも、代表の小沢氏の事務所費問題はうやむやにされたままですし、叩けば自民党以上に埃が出てくる議員がうようよいますから。
しかも、その中身は民主党の方がやばすぎると言う点が恐ろしい。

例えば、民主党の角田義一前参議院副議長。
角田氏には、寄付が禁じられている外国人団体である朝鮮総連系の「在日本朝鮮群馬県商工会」から献金されていたのではないかという疑惑がありました。しかも政治資金収支報告書に記載もされていなかったのではないかという疑惑です。

当初ご本人は疑惑を否定しましたが、領収書の控えが出てきてしまいました。すでに時効になっている話であり、ご本人は副議長の職を辞して、その後引退。これで責任を取ったつもりなのでしょうが、国民にとって納得のいくような説明はありませんでしたね。
本来なら、予算委員会で角田議員と朝鮮総連との関係を徹底追及すべきでした。

この方は元社会党系議員ですが、もしも民主党が政権を取ったならば、こういった左翼系議員に同じような疑惑が出ないとも限りません。
角田氏はメディアの追及が民主党に甘いのをよいことに、最後まで疑惑に答えようとはしませんでした。

また、身内に甘い民主党は角田議員に対し「常任幹事会名による厳重注意」で済ませただけ。民主党の倫理規則によれば、これは大変軽い処分で軽いほうから二番目です。党自体に自浄作用が無いのですから困ったものです。

民主党が政権政党になった際に、メディアがこれまで通り疑惑をスルーしようとするのか、それとも安倍政権時のように徹底的に政府を叩きまくるのかはわかりませんが、仮に事務所費問題で与党を徹底追及するならば、返り討ちにあう可能性も高いのではないでしょうか。
民主党は、小沢代表ら幹部が今後の対応を協議するそうですが、ご自身の疑惑もあるので、その対応に注目したいと思います。

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2008年8月27日 (水)

「権力の街」の風景

政界“舞台”は再編 「お色直し」進む永田町 議員会館建て替え/ホテル高層化

東京・永田町の「お色直し」が進んでいる。衆参両院の議員会館の建て替え、政治家が密談などに使ったホテルの高層化、自民党の派閥政治の舞台となったビルの取り壊し計画…。日本の政治の中心が様変わりしつつある。
◆住人は歓迎
国会議事堂の裏側に位置する議員会館は、衆院が2棟、参院が1棟ある。1960年代半ばに完成した現在の議員会館の南側で、それぞれ新会館の建設工事が進行中だ。
 2006年に着工し、地下部分の鉄骨を組んでいる最中。巨大なクレーンが林立し、トラックが頻繁に出入りする。完成予定は2年後の10年6月。3棟とも7階建てが12階建てに変身する。高さは約60メートルで、ほぼ国会議事堂と並ぶ。
 議員会館の住人たちは「今の部屋は約40平方メートルと狭く、陳情者や説明にくる役人で、ぎゅうぎゅう詰めになることも多い。新会館は約100平方メートルと2倍以上に広がるのでうれしい」(与党議員秘書)と歓迎している。
◆家賃「ゼロ」
事業費は3棟合わせて約1700億円に上るが「政治活動に不可欠」ということで家賃は無料。国の財政事情が厳しい折、「国民の視線」を気にする声も少なくない。昨年春、衆院の新赤坂議員宿舎ができた際には「豪華なのに家賃は格安」と批判を浴びただけに、高級オフィスが完成すれば再び注目を集めそうだ。
 首相官邸と衆院第一議員会館の間の坂を下ると、こちらも工事中。
 政治家のパーティーや会合の舞台となった「キャピトル東急ホテル」は築40年を経て老朽化。12階、高さ52メートルのビルは既に姿を消し、スパやフィットネスクラブが入る29階建て、高さ約130メートルの高層複合ビルに生まれ変わる。首相官邸に面した側には、一切窓がないのが特徴。テロを恐れた官邸サイドの要請をホテル側が受け入れたからだ。
◆器の中身は
ホテル建設現場の北側にある「秀和永田町TBRビル」(65年建設)にも、取り壊し計画が持ち上がっている。自民党最大派閥だった旧竹下派の有力幹部が拠点としていたが、老朽化が進み、ビルを所有する不動産会社(横浜市)は転売する方針。来年3月末までに入居者の立ち退き交渉が終わるという。
 02年に現在の首相官邸が完成したのを皮切りに、進んできた永田町の再開発計画は、議員会館やホテルが完成する10年に一段落する。「権力の街」の風景はがらりと変わることになりそうだが、肝心の政治の中身は-。野党議員秘書は「そのころまでには政権交代してないとね」とつぶやいた。
(FujiSankei Business i. 2008/8/26)

永田町、特にこの記事にある国会周辺は、特殊な人たちが暮らしている地域なので、普通の人たちには縁が無い場所だと思います。
それでも、キャピトル東急ホテルがあった頃は沢山の人たちで賑わっていましたが、今は工事中の建物ばかりで行くことも無くなってしまいました。

ところで、気になったのは新しくできるキャピトル東急ホテルのこと。

>首相官邸に面した側には、一切窓がないのが特徴。

こんな条件をよくホテルは受諾しましたね。ビックリです。
宴会場みたいなところは良いとして、客室やレストランなどの施設が窓無しってどうなのかなぁ・・・
以前もレストランは窓無しのところもありましたが、客室に窓が無いと密室みたいで息が詰まりそうじゃありません?
それとも、官邸側には一切客室を作らない設計なのでしょうか・・・
オフィス部分もあると聞いたことがあるので、もしかしたら官邸側はオフィスかな。
カルガモちゃんたちがいた池のある日本庭園は是非再現して欲しいな、なんて思ってます。

それにしても、いくら官邸側の要請だからといって、ここまで私権の制限をかけてもいいんでしょうか。ほとんど強制的ですよね。ホテル側は断れなかったと思います。
隣の山王パークタワーは44階建てですが、この建物も相当官邸側から注文がついたと聞いています。
日枝神社の空中権を取得して容積率の制限の緩和を受けていたので、もともとは60階建てくらいを計画していたらしいのですが、官邸側からの要請で今の高さになったのだとか。
それでもかなりの超高層ビルですよね。窓はありますが、官邸側の窓は開閉できないようになっていたり、窓から官邸を見下ろせないように庇のようなものがついていたり・・・それと、オフィス部分に入居する企業は一流企業を選んだとか・・・
以前27階にある某レストランに行った時ちょっと観察したことがあるのですが、官邸側、しかも一番窓際の席にいても確かに庇のような出っ張りで下がよく見えませんでした。

2001年9月11日のテロの後、当時の扇国土交通大臣が「官邸の隣のビル(山王パークタワー)がテロにあって官邸側に倒れてきたらどうするの!」なんておっしゃっていたのを覚えてます。仮にそんなことがあったら官邸は潰れちゃいますね。
そんなことを心配するのなら、そもそもこんな民間ビルが立ち並ぶ地区に国の中枢機能を置いておくのがおかしいでしょう。民間人の権利を制限しまくってまであそこに官邸を作る必要があったのかな、なんて考えてしまいます。官邸に隣接する某ビルは内閣府からの要請で敷地を譲渡したようですし・・・
そういえば昔、首都機能移転って話がありましたね。永田町と霞ヶ関だけ地方都市に移してしまえばすっきりするかもしれませんが、議員会館も建築中ではそれも無理ですね。

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2008年8月26日 (火)

メダル数とお金は比例する

北京五輪閉幕 お金かければメダル増 景気後退、細る資金 ロンドンへ課題

■国の補助拡充は期待薄/看板選手引退ならスポンサー離れ
世界中を熱狂させた北京五輪が24日閉幕した。日本の獲得メダルは金9個を含む25個で、前回アテネの金16個を含む37個から大きく減った。国家予算を惜しみなく投入し、米国を抜いて金メダル大国に躍り出た中国をみるまでもなく、「メダルの数はお金と比例する」というのが、世界の常識だ。4年後のロンドンに向け、トップ選手の世代交代期と重なる日本は資金面でも多くの課題を抱えている。
 「スポーツに対するお金のかけ方にほぼ比例している。日本のメダル数も順当なところではないか」
 日本スポーツエージェントの古屋博史代表は、北京五輪をこう総括する。
 アテネでのメダルラッシュを受け、中国ほどではないにせよ、日本も北京に向けそれなりの資金を投じた。
 日本オリンピック委員会(JOC)を通じ、国から補助される選手強化費はアテネの04年度は約16億円だったが、07年度は約21億円、08年度は約26億円まで増えた。
 メダリストたちのCM出演など肖像権を管理しスポンサーを募るJOCの「シンボルアスリート」制度も、アテネ後に28社まで増え、4年間で80億円超の収入を得た。この資金はトップ選手のほか、競技団体にも強化費として分配された。
 北京五輪に向けた最大の投資が、国が総工費374億円をかけて東京都北区に建設し、今年1月にオープンした「ナショナルトレーニングセンター(NTC)」だ。
 各競技の専用練習場を備えた屋内トレーニングセンターや陸上トレーニング場、宿泊施設を持ち、隣接する国立スポーツ科学センター(JISS)と連携し、スポーツ科学や医学を取り入れた効果的なトレーニングを行うことができる。
 NTCでは、アテネで食事の違いからコンディションを崩す選手が出たことから、北京の選手村の食事を想定したメニューを提供する「他国では聞いたことがない」(NTC事務所の宮部行範主事)という対策も試みている。
 JISSで集中的にトレーニングを積んだフェンシングの太田雄貴選手が同種目で日本人初のメダルを獲得するなど、NTCは一定の成果を上げた。
 もっとも、北京の個人金メダリストは、柔道男子100キロ超級の石井慧(さとし)選手を除けば、すべてがアテネと同じ顔ぶれで、「アテネの遺産」(関係者)との声も多い。
 2大会連続2冠の北島康介選手(日本コカ・コーラ)の引退が取りざたされているようにピークを過ぎ、4年後を期待するのは酷という選手が多い。悲願の金を獲得したソフトボールはロンドンで種目からなくなってしまう。
 選手強化で世代交代を図るためにも、これまで以上の資金が必要となる。
 ところが、国の補助金の増額は景気後退で税収が減り、財政悪化に拍車がかかるなか、期待できそうもない。
 スポンサーからの収入も看板選手の引退が相次げば、目減りが避けられないうえ、景気後退は、企業の懐具合にも影を落とし始めている。90年代後半から00年代初めにかけての不況では、企業の運動部の廃止が相次ぎ、民間企業がアマチュアスポーツを支えるというシステムはすでに大きく揺らいでいる。
 「中国や米国、ロシアなどの選手には、競技だけに打ち込んできたと思える力強さを感じた。日本の選手も生活の心配をすることなく、競技に集中できる環境を整えないとメダルは増えない」
 古屋代表は、トップアスリートたちを支える環境整備の必要性を訴える。
 日本は4年後に向け、「メダル数とお金は比例する」というシビアな現実を改めて突き付けられることになりそうだ。(佐竹一秀)
(Yahoo!ニュース-フジサンケイ ビジネスアイ8月25日8時39分)

「メダル数とお金は比例する」ですか・・・
確かに、今回の開催国中国のメダル数はダントツでしたね。開催国としてのメンツや国威発揚という点で意地でも金メダル数はトップにこだわったのだと思いますが、それにしても金メダル51個って取り過ぎ(笑)

中国は五輪開催に400億ドル以上を投じたらしいのですが、その内訳がどういうものであるかはともかく、ちょっと日本は真似できないですね。

五輪期間中に見たニュースの中に、『北京五輪の豪州競泳チームの男性コーチが、選手の訓練方法を記した独自「マニュアル」を中国競泳コーチに高値“販売”し、女子200メートルバタフライで中国コーチの教え子が 大本命だった豪選手を破り金メダルを獲得したため、「裏切り行為だ」との声も上がっている』というものがありました。
このコーチは、「彼ら(中国)は金に糸目を付けない。国家チームコーチの給与は安いし、私にも生活がある」と釈明したそうです。

優秀なコーチが各国に引き抜かれることは今や当たり前ですが、この男性コーチの場合は現在豪州でコーチをやっているのに中国にも教えているのが問題です。金額は明かさなかったようですが、かなりの報酬を得たのではないでしょうか。中国のメダル獲得への執念は凄まじいものがあります。

「メダル数とお金は比例する」ことがある程度証明されているとなると、国家間の格差問題になってしまいますね。何だか「東大生の親の半数は950万円以上の年収だ」という話を思い出してしまいました。「もはや高収入の親を持つ子どもしか東京大学に合格することはできない」という話です。どこか似てませんか?

本当は「参加することに意義がある」というオリンピックの精神に戻ればよいのですが、メダル獲得数を国威に結び付けようとする国は多いですし、また、ロサンゼルスオリンピック以降定着してしまった商業主義を変えることはなかなか難しいです。

先日あるテレビ番組で、次のようなことを聞いてなるほどと思いました。
「中国の選手は選ばれたエリート選手で、金メダルのために惜しみなくお金をかけて育てられるけれども、それが中国の一般国民のスポーツ振興に結びついていない。結局、国民に根付いていないスポーツは、国がエリート選手に金をかけなくなった途端に崩壊する。以前の東欧諸国がそのパターンで、今ではまったく金メダルを取れなくなってしまった」

正確な言い回しは覚えていないのですが趣旨はこんなようなことだったと思います。確か、語っていたのはスポーツジャーナリストの二宮清純氏だったと思います。

確かにそうですね。一部のエリートが金メダルを取るためだけのスポーツなんて意味無いですもの。その点、日本は野球もサッカーもマラソンも国民的スポーツです。
今回なぜかこれらの競技でまったくメダルを取れなかったのですが、これはお金の問題ではなく、単に実力が無かったことと自己管理の甘さ、さらに精神的な弱さにあったのだと思います。
そのあたりのことは麻生千晶氏が「こちらのコラム」でバッサリ斬ってますけど・・・
(リンク消えてたらごめんなさい)

選手の活躍する姿は国民に夢や感動を与えてくれます。しかし、参加するだけではなく、メダルも欲しいのは本音ですよね。あのイギリスでさえもロンドン五輪に向けて今回強化した結果、金メダル19個を獲得。かなりの成果を挙げたと言えます。

日本も東京へ五輪招致をしているのですから、ある程度強化する必要はあると思いますが、中国のようにやる必要はないでしょう。(って言うか日本にはできません)
なかなか難しい問題ですが、勝てそうな種目を選別して効率的な資金投入をすることと同時に、フェンシングに限りませんが、新たな可能性がある種目を選別して国民への認知度、体験度を上げていくことも必要だと思います。

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2008年8月24日 (日)

精度の高い日本のバトンパス

バトンの技、真骨頂…男子400リレー銅メダル

日本陸上距離陣の悲願だった男子四百メートルリレーのメダル獲得。
 個々の走力では海外の強豪に劣る日本の快挙達成には理由がある。
 まずはバトンパスの技術の習熟度。日本は受け手が腕を下に下げて、手のひらを下に向け、渡し手が下から渡すアンダーハンドパスを採用。確実性が増すのが長所だが、受け手の加速が若干鈍り、タイムを稼げない短所がある。それを受け渡しの精度を高めることで解消してきた。
 それを示す一つのデータがある。この日と同じメンバーで38秒03のアジア新記録で5位に入った昨年の世界選手権決勝。「バトンを受けて渡す」という二つの作業が必要な第2走者の末続、第3走者の高平のラップタイムの合計は、2位ジャマイカ、4位ブラジルの2、3走者の合計より速かった。無論、パスの位置や走る距離が異なるため、単純比較は出来ないが少なくとも「スムーズだった」と表現していいだろう。
 もう一つが日本のリレーに対する姿勢。予選でバトンを落とし、失格した米国のように、個人種目に強豪がそろうチームは、リレー練習に割く時間が少なくなりがち。ひと昔前は試合前練習で初めてバトン練習をする国もあったほど。日本は、昨年の世界選手権時から、同じ顔ぶれと走順で何度も合宿を行ってきた。塚原は「僕たちは(バトン)ゾーンに入ったら僕たちだけの空間を作ることが出来るんです」と胸を張った。
 1人の力では到底、なし得なかった快挙は、息のあった4人だったからこそ到達出来たものだ。(新宮広万)
(Infoseek ニュース-読売新聞2008年8月23日8時59分)
Japan2

いやぁすごかったですねぇ男子四百メートルリレー。
銅メダルおめでとうございます!shine
北京五輪はニュースで結果を知ることがほとんどだったのですが、この競技は絶対にLIVEで見ようと決めていたので、日本の快挙に思わず興奮しちゃいました!
アンカーの朝原さんが渾身の力を振り絞ってゴールした時は、見ていて息が詰まりそうでした。表彰式もLIVEで見ていたのですが、4人の選手の皆さん、金メダルをもらったみたいにうれしそうでしたね。

競泳の男子400メートルメドレーリレーもすごく感動したのですが、どうも私はリレー競技が好きなんですね。一つのたすきをつないでいく駅伝とか・・・
どんなところに魅力を感じるかと言うと、一人一人にドラマがあって、それがつながってさらに大きな感動を与えてくれるところでしょうか。
一人ならあきらめてしまうかもしれないけれど、仲間につなぐために死力を尽くす。それがまた原動力となって思いがけない素晴らしい記録が生み出されるところに感動します。

ところで、今回の快挙達成にはUPした記事にあるように日本のバトンパスの技術の高さが大きく影響しています。もうそれは職人技ともいえる超高速のバトンワークですね。
タイムだけで競えば日本が世界の強豪を上回るのは難しいのですが、この競技はバトンの受け渡しの良し悪しが勝負を左右します。そこがリレー競技の面白いところですね。

優勝候補の米国や英国が予選でバトンパスでミスをして決勝に残っていなかったので、日本の銅メダルを「たなぼた」なんて言う人もいますが、この競技はバトンパスの技術も含めたトータルな強さを求められるので、銅メダルは日本の練習の成果だと思います。
まぁ確かに強豪チームがいなかったのは運が良かったのかもしれませんが、運も実力のうちですしね!

個人技の強い米国などのチームは、あまりバトンパスの練習をしないらしいですね。うまくいけば素晴らしい記録が出ますが、失敗のリスクも大きい。そんなことでは合宿までやって鍛えてきた日本チームに負けるのも当たり前でしょう。

こうやって考えていくと、リレーという競技は案外日本人向きなのかもしれません。メダルこそ無かったけれど、これまで4×100mリレーは大きな大会で常に入賞してるんですね。日本はものすごく強くはないけれど、決して弱くはないということ。
今回の結果を契機に、さらにバトンパスの技術の習熟度を上げて、日本のお家芸の競技に持っていければ最高だと思います。

それにしても、陸上や競泳などタイムを競う競技は順位が明確で気持ちいいです。それに比べると体操とかシンクロなどの採点競技は、技の難易度や芸術性といった部分に審判員の主観の入り込む余地が大きいので何となくすっきりしません。言い換えれば恣意的な採点の入り込む余地が多いということです。ライバルを引き離すためには必然的に難易度の高い技を取り入れざるを得なく、選手の精神的負担は相当なものだと思います。
今回のリレーのように、日本人でもこんなに頑張ることができたのですから、これからはタイムを競う競技や判定の基準が明確な競技には、国を挙げて強化策に取り組んでいただきたいなと思いました。
Japan3

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2008年8月22日 (金)

野田氏へ立候補断念工作

<民主代表選>野田氏、出馬向け協議…グループ内強い慎重論

 民主党の野田佳彦広報委員長は21日、小沢一郎代表の任期満了に伴う党代表選(9月8日告示、21日投開票)への立候補に向け、自らを中心とする党内グループ幹部と協議した。野田氏自身は既に立候補する意向を固めているが、「小沢氏3選支持」大勢の党内情勢を踏まえた慎重論がグループ内には根強い。強行突破すれば立候補に必要な国会議員20人の推薦人集めに影響するため、この日の協議では結論を持ち越し、時間をかけて理解を得た上で正式表明にこぎつける考えだ。
 野田氏は7月上旬、自らを中心とする党内グループ「花斉(かせい)会」研修会で参加者から立候補を促された。同21日のBS11番組では「代表選は政権交代の一里塚」と主張し、立候補の可能性を示唆。今月15日前後には立候補の意向を周辺に漏らし、意見調整のため19日から主要メンバーとの話し合いに入った。
 しかし、松本剛明前政調会長らが「政策論争は党への批判になる」などと強硬に反対。松本氏は21日も、仙谷由人元政調会長に野田氏への説得役を依頼するなど、「断念工作」を続けた。同日午後には東京都内の議員宿舎に野田、松本両氏をはじめ、野田氏立候補に積極的な近藤洋介衆院議員ら数人が集まって協議した。
 党内で「小沢氏3選支持」が大勢なのは、「次期衆院選は小沢代表で臨むのがベスト」との判断からだ。菅直人代表代行は21日の会見で「小沢氏が次の衆院選でも代表として指揮を執ることが、民主党が政権を獲得する上で一番大きな可能性を持つ」と改めて持論を展開した。【小山由宇】
(Yahoo!ニュース-毎日新聞8月21日21時1分)

いよいよ政権が視野に入ってきた段階で民主党はもめてますね~
今回の代表選は、ただの代表選ではないですからね。次の総理大臣になるかもしれない方を決める選挙でもあるからです。

せっかく政策論争の良い機会を与えられたのに、討論の大嫌いな小沢さんに配慮して野田氏の立候補を断念させようとする。本当に話し合いで代表を決めてしまって良いのでしょうか・・・

こうやって外野から民主党を眺めていると本当に面白い。
まだ権力の座についたわけではないのにこれだけもめるということは、やはり一部でささやかれているように政権を奪った途端に党内分裂を始めるのは必至の様子。

福田政権では改革ができないという失望感はあるにしても、民主党に過大な期待を持つのもどうかと思います。
そもそも、今の民主党には代表の小沢さんを筆頭に古い自民党と言われる人たちがぞろぞろ。それに旧社会党系の議員がごっそり入っているのですから、この方達が政権を取って本当に改革ができるのかかなり怪しいと思っています。

恐らく有権者の方々には、そういった民主党の真の姿は見えていないのではないでしょうか。民主党という看板の下、醜い部分は覆いかぶされているように見えます。
すでに権力闘争を始めている民主党がこれからどんな経緯をたどるのか、ゆっくり見させて頂こうと思います。

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2008年8月21日 (木)

山崎氏の怪しい行動

自民・山崎氏、北朝鮮大使館に=北京で高官と会談

【北京20日時事】自民党の山崎拓前副総裁が19日に北京の北朝鮮大使館を訪れたことが20日、分かった。北朝鮮高官と会い、核問題や日本人拉致被害者の再調査について意見交換したもようだ。関係者が明らかにした。
 山崎氏は日本ソフトボール協会会長として、北京五輪の試合観戦のため19日に北京入り。20日、北京で記者団に対し、会談相手や内容について「何も言うことはない」と言及を避けた。
(Yahoo!ニュース-時事通信8月20日15時29分)

北朝鮮問題に関しては、どうして山崎氏のような二元外交が後を絶たないのかと不思議に思います。安倍前首相の秘書官の井上氏も極秘に北朝鮮へ行っていたことがありましたが、あれは今でもどことなく胡散臭い動きだったと思っています。
恐らく「私には北の実力者とのパイプがある」という怪しげな人物が沢山いるのでしょうね。そういう誘惑にホイホイと乗ってしまうのか、あるいは何らかの弱みを握られて相手のいいように動かされているのかそのあたりのことはよくわかりませんが・・・
いずれにしても拉致被害者救出に利益をもたらす行為だとは思えません。
拉致被害者のためというのは表向きで、実は国交正常化後の北朝鮮利権に絡む話なのではないかと疑問を持ってしまいます。
しかし、山崎氏に関してはどれほど怪しい行動をしようとも、何らかのスキャンダルが流れようとも、そもそも怪しげな方というイメージなので今更驚きもしませんが・・・
ご自身もその点は開き直って行動しているような気も致します。

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2008年8月20日 (水)

臨時国会の焦点

「テロ特措法で信を問え」  自民・中川元幹事長

自民党の中川秀直元幹事長は19日午後、神奈川県箱根町のホテルで開かれた町村派の研修会で、海上自衛隊によるインド洋での補給活動を1年間延長する新テロ対策特別措置法改正案について「秋の臨時国会の最大の焦点だ。民主党が法案成立に抵抗するのなら、日本が国際貢献をする国家でいくか、テロに屈服する国家でいくかを福田康夫首相の手で堂々と民意に問わなければいけない」と語り、衆院解散・総選挙も視野に、成立を期すべきとの考えを示した。
(産経新聞2008.8.19 18:58)

中川さんの主張には賛成できないものがいろいろありますが、この意見には基本的には賛成です。
しかし、実際には無理でしょうね。安倍前首相の時に憲法改正という大きなテーマで参院選を戦おうとして見事に年金問題にひっくり返されましたから。やはり国民はどうしても国の安全保障問題より、今どうやって生活していくのか、いくら年金をもらえるのかといった身近な問題の方に関心があります。
しかし、そもそも安保問題と社会保障問題を論点として比較すること自体がおかしいのであって、政治はどちらの政策も実現しなければならないものです。

いつも思い出すのがドイツの事例です。コソボ紛争介入にドイツ連邦軍も参加するか否かをめぐる連邦議会特別会議における決議で、ドイツの左派政治勢力、SPD、とりわけ緑の党の連邦議会議員の大半がコソボ軍事介入に賛成票を投じた時のことです。
彼らは「人道介入の論理」で賛成したのですが、そもそも基本はたとえ野党であっても「外交の継続」のためであれば賛成するということ。党利党略より国益を優先するわけです。

中川さんが主張するように、「日本が国際貢献をする国家でいくか、テロに屈服する国家でいくか」などといちいち民意を問うのは本当はおかしい。国益に関しては、たとえ国民がNOと言っても政治判断でYESと言わなければならないことがあるのですから。
しかし、実際は野党が安保問題を争点にしたくないため論点を生活問題にすり変えているという事情があります。そう言われたくないのであれば、民主党もテロ特措法を争点にして正々堂々と戦えば良いでしょう。

振り返ってみると、一年前の臨時国会でもテロ特措法に関してまったく同じ状況でしたが、結局、民主党から安保に関する明確な姿勢を示されないまま再議決で成立させています。
最大野党であり、次の与党になる可能性が極めて高い政党が、自らの安保政策をまったく示さないというのは不思議です。実際に他国からミサイルを打ち込まれるまで答えを示せないのかもしれないと思うと暗澹たる気持ちになります。

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2008年8月19日 (火)

仲良くすることがとても大事

「テレビより読書を」=日中韓の小学生に-福田首相

 福田康夫首相は18日、都内で開かれた「日中韓子ども童話交流2008」結団式に出席し、「本は自分の世界を描いていく役割がある。テレビを見る時間を少し節約して、よく本を読んで」と説いた。また「言葉は違うが、皆さんが仲良くすることがとても大事」と呼び掛けた。
(Yahoo!ニュース-時事通信8月18日19時29分)

子供相手のこの手のニュースに突っ込みを入れるのもなんですが、「言葉は違うが、皆さんが仲良くすることがとても大事」という部分が気になりますねぇ・・・

福田さんって人は本当に争いごとが嫌いなんですね。
「お友達が嫌がることはしない」という信念が、こういう言葉にふと表れてしまう。
「お互いに考え方は違っても、その違いを認め合えるようになろう」とは思わないんでしょうね。

特に今回は子供相手とはいえ、中国、韓国の子供達ですからね。
きちんと言っておいても良かったと思いますが・・・

Fukuda9とにかく福田さんは喧嘩が嫌い。その場が丸く収まればいいんだと思います。
総裁選も人と争ってまで出るつもりはなかったし。(というか、あの時は安倍さんに負けて恥をさらすのが嫌だったのかもしれませんが)

福田さんって小学生の時は学級委員長みたいな人だったんだろうな・・・
「みなさん、仲良く静かにしましょう」なんて言ってた感じ。

と、こんな短いニュースでここまで想像してしまって福田さん、ごめんなさい。
本を読むことの大切さは福田さんのおっしゃる通りだと思います。

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2008年8月17日 (日)

競泳チーム、好記録の要因とは

有終の美に「最高です」=連続銅にはじける笑顔-競泳リレー〔五輪・競泳〕

【北京17日時事】「最高です」。チームを引っ張った北島康介選手(25)がはじける笑顔を見せた。17日、北京五輪競泳の男子400メートルメドレーリレーで、日本は前回に続いて銅メダルを獲得し、有終の美を飾った。
 背泳ぎの宮下純一(24)、平泳ぎの北島、バタフライの藤井拓郎(23)、自由形の佐藤久佳(21)の各選手がつないだ。泳ぎ終えた佐藤選手がプールから上がると、4人は肩を寄せて抱き合った。
 北島選手は「最高です。4人で頑張った結果がこのメダルだと思う」とうれしさを隠せない。先輩として3人を引っ張り、「(3人の)肝っ玉が据わってるんで何も言うことはなかった。信頼しているところが大きかった」。
 個人の100メートル自由形では予選40位に沈んだ佐藤選手。北島選手から「絶対メダル取るぞ」と言われていたそうで、「正直ほっとしている。康介さんは頼りになる先輩」と表情を緩めた。
 「ずっとこれに出て勝ちたかった。今までで一番いいレース…」。宮下選手は涙で言葉にならない。バタフライ泳者では怪物マイケル・フェルプス選手(米国)に次ぐ2番目のタイムで大健闘した藤井選手は「自分の持っているものを出せた」と満足そう。
 北京五輪競泳最後の表彰台。北島選手は銅メダルを掛けてもらうと、白い歯を見せ、緊張感から解放されたような満面の笑み。8個の金メダル獲得で特別に表彰されて涙ぐむフェルプス選手に拍手を送っていた。(了)
(Yahoo!ニュース-時事通信8月17日18時56分)

Water_cube11五輪・競泳の最後を飾る男子400メートルメドレーリレー、感動しました!
北島選手の世界新記録を含む2つの金メダルの時ももちろん感動しましたが、チームプレー、特にリレーという競技はとりわけワクワクします。

4人が持てる力を出し切って勝ち取った銅メダルには、金メダル以上の価値があったんじゃないでしょうか。泳ぎ終えたばかりの4人へのインタビューがこれまた感動モノで、こちらまで涙が出そうでした。

ところで今大会の競泳種目では世界新記録が次から次へと出ていますね。スピード社のレーザー・レーサーという高速水着の着用がひとつの要因だと思いますが、実は何といってもプールにその秘密があったのです。

Water_cube2この世界新を量産する高速プールは「ウォーターキューブ」(中国名:水立方)というのですが、先日、その秘密を設計者が明らかにしたというニュースがありました。
以下、その部分を引用します。

・・・設計者の1人・毛紅衛(マオ・ホンウェイ)氏は、「水温は成績に大きく影響すると言われているため、常に26.5~26.9度に保ち、温度差を小さくしてある」と話し、「水質も世界最高レベルに達している。水の濁り度は国内一般プールの基準の50分の1だ」とまずプール内の「水の秘密」について紹介した。
続いて「壁側の選手は他の選手が起こした波だけでなく、その波が壁に跳ね返って起きる波の影響も受ける」とこれまでのプールの設計上の問題点を指摘。「泳ぐ際とターンの際に発生する波を消すため、特別設計した吸水口を、周囲だけでなくスタート台などにも設けた」と語り、さらに「跳ね返った波を起きにくくするため、水位を吸水口手前の壁の高さと常に同じに保つよう工夫してある」と設計上の秘密を明らかにした。
もう1人の設計者・趙小鈞(ジャオ・シャオジュン)氏は「水深を過去の五輪大会より1m深い3mにしてある」と話す。選手からは「泳ぎやすい」と好評だという。
これら以外にも「ウォーターキューブ」では、空調、室温、照明など様々な工夫が施されており、すべての要因が重なりあって好記録を量産していると見られている。・・・
Record China8月14日18時58分

なるほど、水温、水の透明度、吸水口の設計、水深などなど様々な工夫がされているため好記録が続出というわけですね。
その中でも私が特に注目したのが「水の透明度」です。

Water_cube41テレビ中継用にプールの真横から撮った映像が沢山使用されていましたが、透明度が高いために一番向こう側のレーンの選手までくっきり見えたことに驚きました。しかも、水深が3mなので、水の色に深みがあって映像的にもすごく美しい。
何だか選手達が魚のように見えて仕方がありませんでした。

水着もプールも技術の進化がどんどん記録を塗り替えていきます。今回これだけの競技場を作って記録を更新させてしまったので、次の開催地ロンドンからはハード面でかなりプレッシャーをかけられるんじゃないでしょうか。それどころかソフト面でもすでに開会式があれほど豪華にやられてしまったので、イギリスでは「ロンドン五輪の(演出の)ハードルは気が遠くなるほど高くなった」なんて言われているそうですから。

まぁ、中国政府も国の威信をかけた五輪ですからすべての面で惜しみなくお金を使ったのでしょう。結果的に素晴らしい高速プールで素晴らしい競技を見ることができました。

Japan1_3 しかし、これだけは言いたい。好記録の一番の要因は競技場でも水着でもなく、選手自身の練習の成果だと。
日本競泳チームの皆さんには一週間楽しませてもらいました。
お疲れ様でした。そしてありがとう!

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2008年8月16日 (土)

裁判員制度見直し論

<小沢民主代表>政権獲得すれば裁判員制度見直しの意向

 民主党の小沢一郎代表は15日、来年5月から実施される裁判員制度について、「日本の風土になじまない」との判断から、民主党が政権を獲得すれば、制度のあり方そのものを見直すべきだとの意向を固めた。共産、社民両党は実施延期を求めており、民主党は当面、秋の臨時国会で延期を軸に野党共闘を進めるが、「見直し」に廃止の可能性も含めるとなれば、民主党内の反発も予想される。
 同制度は刑事裁判に一般の人が参加するものだが、数日間仕事を休む必要があることや、守秘義務などの負担が重い。小沢氏は13日に鳩山由紀夫幹事長と会談した際、抜本的に見直す必要性を示唆し、「政権を取ってから(対応を)考える」と述べたという。
 今年初めの最高裁の意識調査では、同制度について「義務なら参加せざるを得ない」44.8%、「義務でも参加したくない」37・6%と、消極的な国民意識が明らかになっている。党内では「国民が不安なら先延ばしを考えないといけないかもしれない」(幹部)との意見が出ていた。
 次期衆院選のマニフェストへの盛り込みも検討される見通しだが、制度の根拠となる裁判員法は、04年に民主党も含む全会一致で成立した。党内には「制度を前提に党の司法政策を組み立てている。それをやり直すとなったら無責任と取られかねない」(若手議員)との懸念があり、党内の意見調整に手間取る可能性もある。
 共産、社民両党も制度自体には今も賛成しており、「実施のための環境が整っていない」として延期を求める立場。制度自体に懐疑的な小沢氏とは温度差があり、野党共闘実現にもハードルがありそうだ。【野口武則】
(Yahoo!ニュース-毎日新聞8月16日2時30分)

裁判員制度の開始まで1年を切ったこの時点で、野党側から延期や見直し論が出ています。
私は、この制度は当初からとても中途半端で問題点が多い制度ではないかと思っていましたので、「やはり・・・」という感じがしないでもないです。

何が問題点なのかを書き出すと、とても長くなってしまうのでやめますが、簡単に言えば、裁判員制度とは、陪審制とも参審制とも異なる日本独自の国民の司法参加の方式で、両制度の欠陥を補えるほど優れた制度であるとは考えられないこと。どちらかといえば参審制に近いものであるのだろうけれども、官僚裁判官に対する民主的コントロール、監視機能を持つとされていても、どうしても裁判官が意見をリードすることになるのではないかという懸念があること。また、参審制は、ヨーロッパ諸国に多くみられる制度で任期制であるのに対し、裁判員制度は任期制でないこと、などがあげられます。

その中で、参審制と比べて問題なのは、裁判員制度が任期制でないことだと思っています。
ある事件で初めて裁判員になった普通の市民が、プロの裁判官との合議において対等な議論が可能であるとは考えにくいからです。だからといって任期制にできるかといえばそれも難しい。

先進諸国においては、国民の司法参加を制度として保証しており、わが国は国民の司法への直接参加の途を閉ざしている数少ない国の一つです。そのため、何らかの制度を取り入れざるを得ないということでは与野党一致した意見を持っています。

しかし、国民の間にこれほどの拒否感があることや制度自体の疑問点を考えると、来年5月からの導入は相当な混乱を招くような気がしてなりません。これまでの政府の広報活動はほとんど効果がなかったようです。

メディアで取り上げられるのは「誰が選ばれるのか」「参加したくない人は断れるのか」「日当は出るのか」といった手続きや制度の話ばかりで、最も重要な「裁判員は何を行うのか」がほとんど語られていないことが問題でした。

次の選挙で次期政権は民主党になる確率はかなり高いと考えられます。民主党も政権政党となれば責任は重く、野党時代の気楽で無責任な主張は許されません。政権を取ってから対応を考えるのも良いでしょう。ただし、裁判員制度という制度自体が一人歩きしないようわかりやすい議論をして欲しいと思います。

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2008年8月15日 (金)

何の感動も信念もない首相

「せいぜいってどういうことなんだ」石原知事、福田首相を批判

東京都の石原慎太郎知事は15日の定例記者会見で、福田首相が北京五輪に出場する選手に向かって「せいぜいがんばって」と発言したことについて「せいぜいってどういうことなんだ。総理大臣が日本の選手にかける言葉とは違うと思うね。そのせいか、日本勢は振るいませんな」と批判した。会見の詳細は以下の通り。
               ◇
冒頭、お答えしますが、あさって17日の北京のレセプション(日本オリンピック委員会が主催)、ちょっと体調をくずしまして、夏風邪こじらせて今ちょっとですね、免疫力つけるために断食療養してます。3時間、日帰りは辛いんで勘弁させていただきます。今日は私から行政について申し上げることはございません。質問があったらどうぞ。

--北京五輪の前半戦が終わったが、印象に残ったことは何か

 「やっぱりね、われわれの代表だから、金メダル取ってくれた選手には絶大な拍手を送りたいけどね。私、開会式へ行って非常に心外だったのは、元首クラスの最高指導者がそろっている中で、自国の選手が(入場して)来て、立って手を振らなかったのは、うちの総理大臣(福田首相)と北朝鮮の代表だけだったね。これはどういうことなのかね。(福田首相の)奥さんは立って手を振ってたけどねえ」
 「日本に帰ってきて新聞で見ましたがね、なんか(福田首相が)『頑張ってください、せいぜい頑張ってください、せいぜいね』って言ったそうだが、せいぜいってことはどういうことなのかね。なんか、『あんた限界があるから、まあ』っていう感じにしかとれないし、総理大臣が日本の選手にかける言葉とは違うと思うね。そのせいか、日本勢は振るいませんな、あんまり。せいぜい頑張ってるけども。残念だね」(中略)

--日本選手がふるわないとのことだが、東京五輪招致の機運を盛り上げるためには、もう少し頑張ってもらう必要があると思うか

 「そうですね、これからまだありますからね。大いに頑張ってもらいたいね。せいぜいじゃなしに、大いに頑張ってもらいたいな、うん。なんだい、せいぜいってのは」

--靖国神社へ参拝した理由は何か

 「また(その質問)かね。あたりまえじゃないか、行くの。おれ、日本人なんだ」

--東京五輪の招致を控え、中国をはじめとした東アジアの国々の理解を得ることも必要だと思うが、今年、参拝に踏み切った影響についてどう考えているのか

 「別に影響ないと思いますね。あたりまえのことですね、日本人として。私の家内の父親もあそこにおりますし、私の親しかったまたいとこも2人、海軍士官で戦死しておりますしね。その心情として、私が行くことが、誰がどう妨げることができるんですか。つまらん質問しない方がいいよ。会社の沽券(こけん)にかかわるぞ、本当に。誰に言われたか知らんけど、バカな質問しない方がいいぞ、はずかしくねえか、本当に。聞いている方も恥ずかしいよ」(後略)
(Yahoo!ニュース-産経新聞8月15日18時42分)

長い会見でしたので、一部省略させていただきました。全文はリンク先か紙面をお読み下さい。

「その国の政治は、その国の国民のレベル以上にはならない」という言葉があります。その点でいうと、わが国の首相も間接的ではありますが我々国民が選んだ人物なので、首相を批判することは天に唾することなのかもしれません。それを覚悟で福田首相に厳しいことを書きます。

石原都知事でなくとも、ここ最近の福田首相の言動は批判したくもなります。
首相は相変わらずの他人事発言が続いていますが、北京五輪の開会式で、『自国の選手が(入場して)来て、立って手を振らなかったのは、うちの総理大臣(福田首相)と北朝鮮の代表だけだった』という石原知事の話で、改めて福田氏は言葉だけではなく行動までも他人事の人なんだと知りました。

というか自分が日本国の首相であるという自覚がまったくないのでしょうね。
「これは私の性格ですからフフン~」
と言って済まされる問題ではありません。

『せいぜい頑張ってください』という言葉もひどいのですが、別に首相でなくても普通自国の選手団が入場してきたら、思わず立ち上がって声援を送りたくなるもんじゃありませんか?
首相なら尚更選手団に敬意を払うべきだと思います。テレビ観戦してるわけではなく、はるばる北京まで行って目の前で見ているわけですから。
石原知事が『総理大臣が日本の選手にかける言葉とは違うと思うね』と批判するのも無理ないですね。

記者さんもこれ以上怖くて福田首相のことを聞けなかったのかもしれませんが、仮に「福田首相が靖国参拝をしないことについてどう思うか」との質問をしたら、すごく皮肉な言葉が返ってきたと思います。

福田首相は5日、終戦記念日の15日の靖国神社参拝について「わたしの過去の行動をみてほしい」と述べ、参拝しない考えを表明していますが、これは首相持論の「お友達の嫌がることはしない」考えに沿ったものでしょう。

私は靖国参拝に関してはいろいろな意見があってよいと思いますし、終戦記念日に参拝する、しないも信念を持って決断したものなら尊重したいと思っています。しかし、福田首相という人は、自分の信念に基づいた考えではないんですね。「私はこう考える」というものが根本にあっての行動ではなく、「お友達が嫌がる」と、他人のせいにしているところがずるい。

与党支持者の中からも福田氏への支持率が低いのは、こういったごまかしの姿勢が信用できないからだと思います。
「私は政治家としてこれだけはやり遂げたい!」という気迫が全然伝わってこない。
国民としてちょっと悲しいです。
北京五輪の入場式にしろ、靖国参拝にしろ、一事が万事何の感動も信念もない首相の姿勢に国民が失望していることに早く気がついて欲しいのですが・・・

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2008年8月13日 (水)

表彰式アシスタントは選りすぐりの美女たち

“美女金メダル”は「国家体育館の彼女」の下馬評

Bijyo 13日付中国新聞社電によると、北京五輪大会の取材をする記者らの間で、表彰式のアシスタントに最高の美女をそろえたのは、体操とハンドボールの試合が行なわれる北京国家体育館だとの評判がもっぱらだ。
メダル授与などの表彰式のアシスタントは、観光や航空業での接客サービスを学ぶ学生などから選ばれ、立ち振る舞いや笑顔などの特訓を受けた。セレモニーでは、体型の見事さもよく分かるチャイナドレス風のユニフォームに身をつつんでいる。
 メディアを通じて世界中に姿が紹介されるため、可能なかぎり好感を持ってもらえるよう、どの会場にも選りすぐりの女性を集めたが、中でも国家体育館のアシスタントは「金メダル級」の美女が多いという。(編集担当:如月隼人)
(Yahoo!ニュース-中国情報局8月13日13時22分)

チベット問題、テロ、毒入りギョーザ問題などで、始まる前は何となく不穏な空気が漂っていた北京五輪ですが、始まってしまうと何だかんだで見てしまうものですね。開会式なんて「これでもか、これでもか・・・」っていう演出にいささかうんざりしながらも結局「うわぁ~すご~い」なんて思いながら見てしまいました。

日本選手の活躍を見るのも楽しみですが、この記事にあるように、ちょっと視点を変えた楽しみ方もあります。
表彰式のアシスタントの女性、本当に綺麗ですね~
水泳の表彰式の女性もすごく綺麗だと思いましたが、そうですか、美女金メダルは「国家体育館の彼女」ですか。
う~む、確かに。そういえば体操の日本チームの授賞式を見ていましたが、美しい方でした。

開会式のセレモニーでも次から次へと美女が出てきて驚きました。そりゃあ13億も人口があるのですから、その中の選りすぐりの美女といったらすごい女性ばかりですよね。
まぁちょっとお化粧が濃いかな、とは思うのですが、美しい方であることには変わりないです。基本的に中国の女性はあまりお化粧をしないようですが、飛び込み女王と言われる郭晶晶選手は素顔でもとても美しい方です。

まぁしかし、表彰式のアシスタントの女性を容姿端麗という基準で選ぶということは中国だからできたのかな、という気も致します。もしも、日本で同じことをやろうとすればフェミニスト達が差別だとか女性の商品化だとかいって騒ぐんじゃないでしょうか。
私はそんなに硬いことを言わなくてもいいのにな~と思います。東京で再びオリンピックが開かれるかどうかわかりませんが、もし実現したら日本の美女を世界に披露したらいいと思います。

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2008年8月12日 (火)

帰省先、旅行先のPCセキュリティ対策

お盆休みのPCセキュリティ対策、G DATAが注意呼びかけ

セキュリティ企業のG DATA Softwareは8月8日、お盆休みに備えたPCのセキュリティ対策を発表した。
お盆休みには、帰省先や海外を含む旅行先でインターネットを見たり、電子メールを送受信したりする機会が増える。しかし公衆無線LANやインターネットカフェなどは、十分なセキュリティ対策が施されてない場合が少なくない。
こうした事態に備えて、G DATAは以下の7つの点を注意するように呼びかけている。

1. インターネットカフェや公衆無線LANを使用するときは、個人情報を入力しない
2. 使用後に一時ファイルや履歴、クッキーを削除する。ユーザー登録したページを閲覧した場合、必ずログアウトする
3. 旅行先からのメールを送る場合は、「捨てアドレス」を利用する
4. ネット通販、オンラインバンキングの使用を避ける
5. クレジットカードの情報を入力しない
6. ファイアウォールやHTTPスキャンが利用可能なインターネットセキュリティソフトを使用する
7. データのバックアップをしておく、また、重要なデータは暗号化しておく

 同社セキュリティラボのラルフ・ベンツミュラー所長は「インターネットカフェやホテル、空港などでIDやパスワードなどの個人情報を入力するのは危険な行為。カード決済のネット通販やネットバンキングなどを避け、旅行先から電子メールをやり取りする場合はなるべく捨てアドレスを利用するべきだ」と発表文内でコメントしている。
(Yahoo!ニュース-ITmediaエンタープライズ8月12日11時24分)

モバイル用PCは持っているのですが、基本的にPCを持ち歩くのは嫌いなので、出先でどうしてもPCを使いたい時はやむを得ずネットカフェ等を利用することもあります。
そういう時には、この記事に書いてあるようなことに気をつけているつもりです。特に2の「履歴やクッキーの削除」は念入りにやります。
ネット通販、オンラインバンキング、クレジットカード情報の入力はまったく縁がないので安心なのですが、PCを利用すれば何らかの履歴は残るので、消えていないと気持ち悪いですよね。

もう一つ、個人情報のことなんですが意外と気がついていないことが・・・
MicrosoftのExcelやWordでファイルを保存する方は多いと思うのですが、そのファイルをネットに公開する場合、気をつけなければならないことがあります。
ファイル → プロパティ → ファイルの概要 と開けていくと、作成者名や会社名が入っている場合があります。
知らずに公開してしまうと個人情報がバレバレに・・・
以前ネットに公開されていたファイルを見て「うわぁ~!」と驚いたことがあります。プロパティまで見る人は少ないかもしれませんが、見られるという前提で考えた方がいいんじゃないでしょうか。

エクセルの場合は
ツール → オプション → セキュリティ。
プライバシーに関するオプションで
保存時にファイルのプロパティから個人情報を削除するにチェックを入れる。
ワードの場合は
ツール → オプション → セキュリティ。
プライバシーオプションで
保存時にファイルのプロパティから個人情報を削除するにチェックを入れる。

これで削除はできますが面倒ですよね。基本的にネットへ公開するものはExcelやWordで作らない方がいいと思います。
お勧めはメモ帳です。簡単な文章ならこれでOK。これなら個人情報は書き込まれません。

それから、ExcelやWordの場合、「最近使ったファイルの一覧」を表示させないようにしておくことや、PC自体の「最近使ったファイル」を削除したり、「スタートメニューに表示するプログラム」を消したりと、足跡を残さないためには結構気を使うことが多いです。そういった作業が面倒な方は、自分のPCを使うのが無難ですね。

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2008年8月10日 (日)

「よこすか能」続き

Yokosuka3 蝋燭能とはいっても、補助的な照明は点灯するので全体的にはそれほど暗くありません。
今回の演目は「葵上」でしたが、「鉄輪」などを蝋燭能で観るのも趣がありますね。

今年は「源氏物語千年紀」ということで、「葵上」を観るのも先月に引き続き二度目でしたが、蝋燭能であること、舞台が能舞台ではないこと、破れ車と車添えの女が登場する古態演出であることなどで、とても新鮮な感動を得ることができました。

よこすか芸術劇場は初めて入ったのですが、印象としてはとても立派なオペラハウスといYokosuka5 う感じ。この大空間を生かす演出もなかなか難しいものであったと思います。

破れ車が舞台後方から登場するところは非常に奥行きがあり、闇の中から忽然と現れるといった不気味な感じが致しました。こういったところは大空間ならではの効果だと思います。

狂言「蚊相撲」の野村萬斎師はシテ(大名)役。衣装は、大名烏帽子素袍上下出立というものですが、萬斎師は本当にこういった格好がお似合いです。お顔も晴れ晴れとして美しく、もうそれを拝見しただけで満足(笑)

Yokosuka4 「蚊相撲」は、ストーリーそのものがユニークで面白いのですが、蚊の動きや刺された側がふらふらするところなど、動きが加わってさらに面白くなります。

昔、萬斎師がロンドンに留学されていた時、この「蚊相撲」を演じて見せたところ、イギリス人の俳優達にも理解が早かったのを覚えています。これは万国共通の笑いですね。

写真は上から「よこすか能のポスター」、「よこすか芸術劇場」、「横須賀港と手前はヴェルニー公園」

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2008年8月 9日 (土)

よこすか能

横須賀市の「よこすか芸術劇場」で行われた「よこすか能2008」を観てきました。観世喜正師の「葵上」、野村萬斎師の「蚊相撲」など素晴らしかったです。小鼓の大倉源次郎師を久々に拝見したのが非常にうれしかったですね。蝋燭能のため、ちょっとお顔がはっきり見えなかったのが残念でした。また感想などは明日にでも書きます。

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健康的な政治家は誰?

<健康的な有名人>メダル期待の選手が続々 政治家は小泉元首相が断トツ ネット調査

毛髪クリニックのリーブ21(大阪市)が「健康的な芸能人、スポーツ選手、政治家」についてアンケートを実施し、芸能人部門では明石家さんまさんが、スポーツ部門ではダルビッシュ有選手、政治家部門では小泉純一郎元首相がトップで選ばれた。
アンケートは2月29日~4月4日に、10代未満~60代以上の全国の男女2164人を対象にインターネットを通じて回答を募った。
 「健康的な政治家はだれですか」との問いには2位以下を100票以上離して、344票を集めた小泉純一郎元首相が堂々の1位。06年9月の退任から2年近くが経過してもなお、国民の関心は強いようだ。2位には、精力的な地元PRだけでなくマラソンもこなす東国原英夫・宮崎県知事、3位には今月、自民党幹事長になった麻生太郎氏が続いた。トップ10には、東国原知事のほか、大阪府の橋下徹知事(4位)、石原慎太郎・東京都知事(6位)が入り、知事の活躍は全国区で注目されているようだ。(後略)
(Yahoo!ニュース-毎日新聞8月8日12時13分)

毛髪関係の会社のアンケートなので、政治家部門の2位に東国原知事がランクインしているのが微妙です・・・

1位の小泉さんとの差が100票というより、髪の毛の数だったりして・・・

それにしても記事にあるように、06年9月の退任から2年近くが経過しているのに、国民の関心は高いですね。

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2008年8月 8日 (金)

タイプ別首相の夏休み

夏休みも首相いろいろ… 「福田さん引きこもり」 宮沢、森氏はアウトドア派

Hakonekoizumi燃料高騰などで今年の夏休みは「安・近・短」が主流になっているようだが、一国の首相にも「引きこもり型」は多いようだ。懸案の内閣改造を終えた福田康夫首相もその典型。8日の北京五輪開会式への出席の後、夏休み第2弾に入るかどうか、注目されている。歴代首相の夏休みを「引きこもり型」「アウトドア型」などパターン別に振り返ってみた。
                   ◇
 東京・野沢の私邸近くの駒沢公園にさえ「十数年間行ったことがない」という福田首相は、元来休日は自宅で読書ざんまいという「引きこもり型」の典型。主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)議長の大役を終え7月16日から6日間の夏休みを取った際も、都内のホテルにこもった。
 内閣改造にあれこれ思いを巡らせていたのは間違いないが、自身は「仕事らしいことは何もしなかった。サボっていた」と“無為”を強調した。

 ■歴代では?
 歴代首相で「引きこもり型」の筆頭に挙げられるのは小泉純一郎氏。2001年の就任当初は神奈川県箱根町のホテルで静養もしたが、その後出無精になり、退陣目前の06年には靖国神社参拝に踏み切った終戦記念日の午後から夏休みに入り、専ら公邸で高校野球をテレビ観戦したり、好きな音楽鑑賞で過ごした。
 これと対照的な「アウトドア」型の代表は宮沢喜一氏。首相時代の1992年夏、長野県軽井沢町の別荘に3回に分けて延べ3週間滞在し、ゴルフを計11回も楽しんだ。2000年当時の森喜朗首相も夏休みの5日間を箱根町で過ごし、うち2日はゴルフをした。
 ■安倍氏ら返上
 首相当時の昨年7月に参院選で惨敗した安倍晋三氏は「夏休み返上型」。本来なら山梨県の河口湖に近い別荘で過ごすところを、謹慎の意味もあって盆休み期間中も都内の私邸に1泊したほかは官邸と公邸を行き来して公務続行。98年夏に就任した当時の小渕恵三首相も、3日間の夏休みを目前に迫った国会質疑の答弁準備でつぶした。
 緊急事態への対応で夏休み中断に追い込まれた例も少なくない。88年当時の竹下登首相は、海上自衛隊の潜水艦「なだしお」と釣り船の衝突事故を受け、群馬県の万座温泉からとんぼ返り。90年当時の海部俊樹首相もイラクのクウェート侵攻で滞在先の万座温泉から急きょ帰京した。
(FujiSankei Business i. 2008/8/7)

別の記事によれば、福田首相は、「夏休みは7月16~21日に取ったからもういらない」と周囲に宣言、お盆休みの返上を決めたそうです。官邸職員の夏休みに配慮し、お盆中は首相公邸で執務し、景気対策などを煮詰めるんだとか。

臨時国会も始まりますし課題は多いので、いいんじゃないでしょうか。公邸にいればそれなりにゆっくりできると思いますし。

日本人自体が欧米人と比べると休みは短いので仕方がないかもしれませんが、アメリカやフランスの大統領と比べると、日本の首相のお休みは短いですね。
お仕事は激務なので、休める時はなるべく休んでいただいた方がいいと思います。
小渕元首相みたいになっても困りますから…

この記事によると、首相のお休みのパターンは「引きこもり型」、「アウトドア型」「夏休み返上型」の三つ。といっても、何かあればすぐに官邸に戻って陣頭指揮を執らなければならないので、休み中も気が抜けないですね。

私は福田・小泉型といいますか、「引きこもり型」です。特に夏は暑いし、外に出たくない。
宮沢元首相ってお元気だったんですね。いくら軽井沢だとはいっても昼間は結構暑いじゃないですか。三週間でゴルフを11回ですか・・・よほどお好きだったんでしょう。

数年前、夏休みではないけれどお正月休みに、某ホテルで休養中の小泉さんにお会いしたことがあります。睡眠時間をたっぷりとっていらっしゃったようでお肌が艶々でした。やはり健康のためにも首相にはゆっくり休んでいただきたいです。

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2008年8月 7日 (木)

小沢氏と代表選

<民主>代表選にジレンマ 「論争」の声も有力者沈黙

 民主党が9月の党代表選を巡り、ジレンマに陥っている。自民党の内閣改造・党役員人事を受け、衆院の解散・総選挙が早まるとの判断から「小沢一郎代表の無投票3選」を求める声が高まる一方、「党の存在感を示すために政策論争を」との声も改めて出てきたためだ。小沢氏の正式な出馬表明は早くて今月下旬とみられるが、対抗馬の有力候補はそろって音無しの構え。政策アピールの主戦場である臨時国会の召集時期が定まっていないため、民主党にとって悩ましい状況がしばらく続きそうだ。
 「政策は常にブラッシュアップしなければいけない。代表選を通じて党をアピールすべきだ」。前原誠司副代表は6日、東京都内で行われた日本記者クラブの講演で語った。同時に、昨年の参院選マニフェストについて「財源を行革だけで本当に捻出(ねんしゅつ)できるのか」と指摘。マニフェスト見直しに向け、代表選で政策論争をすべきだとの持論を強調した。
 「政策論争のための代表選」について、小沢氏は同日、大阪市内での記者会見で「一般論としてはいいんじゃないですか」と認めた。しかし、マニフェスト見直しに対しては「昨年国民に約束したばかり。誰が(代表に)なっても、マニフェストを大筋で変えるのは筋道としておかしい」と反論した。
 前原氏を中心とするグループや野田佳彦広報委員長を中心とするグループは対抗馬擁立を模索している。しかし、有力と目される枝野幸男元政調会長や野田氏は態度表明していない。
 一方、党員・サポーターを抱える各地方県連からは「オープンな政策論争で国民に党の政策を訴えるべきだ」(幹部)との声が出始めた。また、政局の流動化を懸念し「もし福田康夫首相が辞めて解散になったら『民主党はこのままでいいのか』となりかねない」(中堅)と危惧(きぐ)する見方もある。【野口武則、渡辺創】
(Yahoo!ニュース-毎日新聞8月6日21時15分)

自民党は次の選挙で確実に負けるといわれていますが、その背景には漠然とした民主党への期待感があると思います。具体的に何かを求めるというよりも、『民主党なら自民党のできなかった何かをやってくれそうだ』という期待感です。そこには、自民党は古臭い政治で、民主党はフレッシュだというイメージがあります。

しかし、本当にそうなのでしょうか。
今焦点となっている民主党の代表選ですが、「小沢一郎代表の無投票3選」で決着しそうです。
小沢氏に政策論争で挑もうという候補者は誰もいません。有力候補者といわれた岡田氏や前原氏は不出馬、枝野氏や野田氏は態度未定です。

古いといわれる自民党でさえ毎回総裁選を行っていることに比べると、一度も政策論争をしない小沢氏を三選させてしまう民主党こそ古いのでは・・・

こんなことを続けていれば、過去最高数といわれる党員・サポーターの人たちが、またもや投票権を行使することができなくなります。

党員・サポーターになる理由の第一は『党代表戦の投票権を得られること』でしょう。それなのに、党員・サポーターが投票権を実際に行使したのは、制度が始まった02年9月の代表選1回のみにとどまっています。

「政策論争のための代表選」について、小沢氏は「一般論としてはいいんじゃないですか」と認めたそうですが、この「一般論として」の部分がひっかかります。

本音は政策論争なんてやりたくないのでしょう。そして、そういう小沢代表の気持ちを執行部をはじめとする民主党の幹部が皆共有しているために、あえて代表選を積極的にやろうという動きが取れないのだと思います。

このまま何もしなくても政権が転がり込んできそうだという安心感から、あえて面倒なことをやりたくないのが民主党の本音なのだと思います。

一方、自民党は政権を失うのは必至の情勢なので、なりふり構わず政局を仕掛けてくる可能性は高い。そういった最終局面に至った時に政策よりも政局が好きな小沢氏だとまたもや大連立のような話が復活してくるかもしれません。

政策論争が嫌いな小沢代表が、本気で生活者の目線で年金問題などを考えてくれているのかどうか疑ってみるべきだと思うのですが、民主党政権への期待感の前ではそういう見方も霞んでしまいますね。

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2008年8月 6日 (水)

麻生氏が小泉氏と会談

麻生氏が小泉氏と会談 政局めぐり意見交換

自民党の麻生太郎幹事長は5日、小泉純一郎元首相を国会内に訪ね、幹事長就任のあいさつをした。具体的な内容は不明だが、関係者によると、ほとんど小泉氏が政局について話し、麻生氏は聞き役だったという。当初10分程度の予定だったが30分に及んだ。
 麻生氏は小泉政権で外相や党政調会長など要職を歴任。安倍政権の幹事長時代に郵政造反組の平沼赳夫元経済産業相を復党させようとしたことから関係が冷え込んだとの指摘もあったが、5月には両氏でゴルフを楽しんだ。
(産経新聞2008.8.5 20:54)

政局について語らせれば小泉さん、30分でも足りなかったのでは・・・Koizumi27
今回の内閣改造について小泉さんがどう思っているかは最も興味深いところですが、特に政局の小泉としては、次の政局で麻生さんをどう位置づけているのか知りたいです。

小泉、福田、麻生、この三人の関係はどうもよくわかりません。
昨年の総裁選で福田支持の流れを決定付けたのは小泉さんでしたが、その真相も未だに不明ですし、福田氏は心の奥底では小泉さんを嫌っているような気がします。

福田氏にとって小泉氏は、5年半も総理大臣を務め、自分より政治の世界では大先輩というより、どこまでいっても父親の書生だった時のイメージしかないのではないでしょうか。

Fukuda7 小泉内閣で官房長官は務めていたけれど、それは森内閣からの引継ぎに過ぎず、どこか年下の小泉氏を突き放したように見ていた気がします。

アジア外交や靖国参拝に関しても意見は異なっていたし、年金問題であっさり官房長官を辞めたのも、良い機会だくらいにしか思っていなかったんじゃないでしょうか。

一方で、麻生氏が反小泉なのかといえば、違うような気がします。
小泉内閣で麻生氏ほど重用された方はいなかったし、今回の会談といい、先日のゴルフといい、それほど悪い関係とも思えません。

もちろん、それは表面的なことかもしれませんが、内政に関して二人の考え方は異なってAso14 いても、安全保障や外交面では基本的に同じだと見ています。

その点では福田氏とは立場が異なります。小泉政権における麻生外相、安倍官房長官の組み合わせは、最も有効に機能していたと思います。

まぁ、小泉さんが動くと勝手にいろいろ想像してしまうのですが、今後の政局がどう動くか注目したいと思います。

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2008年8月 5日 (火)

テレビとネット、どちらを選ぶ?

家に片方だけ導入するとしたらテレビとネット、どっち?

■「テレビ」31%、「ネット」53%
 インターネットコムとJR東海エクスプレスリサーチは「テレビとインターネットに関する調査」を行い、テレビとインターネットに対するユーザーの意識を探った。調査期間は7月16~17日、対象はネットユーザー330人。
 「家に片方だけ導入するとしたら、テレビとインターネットのどちらを選びますか?」との質問では、「インターネット」を選んだ回答者は52.7%(174人)、「テレビ」は30.6%(101人)。インターネットユーザーは、テレビよりもネットを重要視する傾向が強いようだ。
 また、テレビとインターネットを比較して「どちらが有益な情報を入手できますか?」という質問を行ったところ、「インターネット」が66.4%(219人)と6割を超え、「テレビ」を選んだ回答者は10.0%(33人)にとどまった。
 インターネットでは、検索エンジンなどを利用してさまざまな人々が発信する情報を収集できるが、テレビの場合は、テレビ局が放送したいと考える情報しかわれわれの元には届かない。一方的に発信される情報だけでは、インターネットユーザーは満足できないようだ。
 「どちらの方が楽しいですか?」という質問では、「テレビ」は21.2%(70人)、「インターネット」は44.2%(146人)と、娯楽性でもインターネットに軍配が上がった。
 2006年7月、約2年前の同様の調査では、「有益な情報」ではインターネットが強く、「楽しい」ではテレビが支持されていた。しかし、今回の調査では、有用性だけでなく娯楽性でもインターネットが支持される結果となった。
 地デジへの移行など、さまざまな課題を抱えるテレビだが、インターネットユーザーのテレビ軽視傾向は、娯楽分野に関しても強まっている。
(Yahoo!ニュース-産経新聞8月4日9時42分)

この調査対象者はネットユーザーですよね。その割りにテレビを選んだ人が30.6%もいるというのが驚きです。私はネットを選びます。最近、地上波に限ってはほとんどテレビを見なくなりました。「篤姫」は見てますが・・・テレビを見るとしたらCSです。

なぜテレビの人気が無くなってきたのかの理由は、この記事にもあるように、『テレビの場合は、テレビ局が放送したいと考える情報しかわれわれの元には届かない。一方的に発信される情報だけでは、インターネットユーザーは満足できない』という理由が大きいと思います。

以前はネットと平行してニュース番組をよく見ていたのですが、最近はニュースもネットで済ますようになってしまいました。見逃したニュースも動画を見ることができますし、しかも自分の見たいニュースだけをクリックして見られるところがいいです。

どのニュースを番組で取り上げるか、取り上げないかは放送局の編集権の問題になるのですが、その局の思想的背景によって恣意的に取り上げられたり、そうでなかったりするので信用できず、結局はネットで情報を収集することになります。ネットが無かったら知らされなかったニュースや情報は多いのです。

今はPCを持っていてもニュースサイトや動画を見ない人はテレビを見る比重が高いと思いますが、PCのスキルが上がればPCで用が足りてしまうと思うのでは・・・

また、番組作りにおいてもテレビ局はまったく視聴者の気持ちを考えていないと思います。地上波はバラエティー番組ばかりだし、お笑い芸人の笑いも全然面白いとは思えない。本当にそういった番組を作っていればいいのだと思っているなら、これからもテレビ離れは続くと思います。

視聴者が望むのは多様な選択肢。現在のキー局が流す番組だけではあまりに選択肢が少なすぎます。
地デジへの移行は多チャンネル化への最後のチャンスでした。放送免許を多数与え、テレビ局にも競争原理を取り入れるべきでした。

しかし、結局現在のアナログ波がデジタル波になるだけで、何のために行うのか今ひとつ目的が明確ではありません。
競争原理も働かず、既得権を守ったまま旧態依然とした経営を続けるのならテレビの未来は暗いです。

すでにスポンサーの一部はネットに移行しつつあるようですから、広告収入が減って経営に影響を及ぼす日もそう遠くないのではないでしょうか。テレビ対ネットの対決は2011年の地デジ移行時にひとつの節目を迎えるような気がします。

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2008年8月 3日 (日)

国連もクールビズ

国連もクールビズ 「クールUN」始まる
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ニューヨーク=長戸雅子】冷房温度を上げてノーネクタイなど軽装を奨励するクールビズ が1日、ニューヨークの国連本部ビルで試験的に始まった。温暖化対策を自身の最重要課題に掲げる潘基文事務総長も半袖のワイシャツにノーネクタイというスタイルで執務を行ってアピールした。
 「クール UN」と命名されたキャンペーンは日本や韓国での実例を参考に国連内の気候変動問題対策チームが提案、潘事務総長も「国連が先にたって模範を示さなければ」と後押しした。8月から1カ月間の試行となる。
 日本人職員の1人は「日本で成功した取り組みが国連でも行われるのは喜ばしい」と話し、「ウォームビズ」も含めた通年での実施に期待を寄せた。
 この日は多くの職員が軽装で出勤したが、「加盟国との会議があるから」とネクタイを着用した職員の姿も。 
 儀礼や格式を重んじる外交交渉の場で、とくに各国の外交官の間で軽装がどれだけ定着するか注目されており、潘事務総長だけでなく、ケリム国連総会議長も「クール UN」を「実利的な取り組み」と紹介する書簡を加盟国に送り、理解と協力を求めた。
 国連によると、会議室などの温度は21度から24度に、事務局などのオフィスは22度から25度に引き上げられる。1カ月間の試行で2酸化炭素(CO2)の排出量を約300トン削減でき、約10万ドルの経費節減につながるという。
(Yahoo!ニュース-産経新聞8月2日9時47分)

会議室が21度、オフィスが22度って低すぎでしょう。寒くないのかな。
確かにアメリカって夏は凍えるくらい寒くて、冬は汗が出るほどエアコン入れてるみたいですね。地球温暖化が最重要課題だといっている割に国連がこんなにエアコンをガンガン入れるのはまずいですよね。

それを24度~25度に上げるんでしょ。日本の感覚だと25度でもかなり涼しいって感じです。しかし、設定温度と実際の温度は食い違うことが多いので、これはどちらなんでしょうか。

日本の場合、28度に設定しても実際は30度くらいあると思います。日当たりのよい場所やエアコンの噴出し口から遠い場所ならもっと高いかもしれません。

もうひとつ問題なのは、国連の建物ってかなり古いでしょう。空調設備も古いとしたらかなり効率が悪いと思います。日本製の最新型のエアコンを入れればさらに効果的なのにね。

国連っていろいろな国の人たちが働いてるから、特にネクタイとスーツの文化の国の人たちには抵抗があるかもしれませんね。それでも、予測通り1ヶ月間でCO2排出量が300トン削減、10万ドルの経費節減が達成できれば理解が深まるのではないでしょうか。
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2008年8月 2日 (土)

政策実行より解散準備

改造内閣は「安心実現内閣」、政策実現を優先・早期解散は否定=首相

Fukudaaso[東京 1日 ロイター] 福田康夫首相は1日夜、内閣改造後に記者会見し、政策を実現するための布陣を敷いたとし、改造内閣を「安心実現内閣」と位置づけた。衆院解散・総選挙の時期については「解散を論ずるより、今は政策を実行する社会・経済状況」とし、「いま直ちに解散を考えているわけではない」と述べ、与党内にくすぶる年末・年始解散論を退けた。
 直面する課題について福田首相は、原油高に伴う物価高と本格的な少子高齢化時代の到来を挙げ、「日本が直面しているこのような2つの大きな構造変化をどのようして乗り越えていくかが現下の大きな課題」とし、「新内閣は一丸となって物価高と景気低迷という国民経済が直面する困難を解決していく」との決意を示した。 
 改造では、こうした政策課題を実現するための布陣を敷いたとし、内閣改造の狙いについて「政策を確実に実現し、安心を勝ち得る意味で『安心実現内閣』だ」と語った。
 閣内には与謝野馨経済財政担当相や伊吹文明財務相など消費税増税に理解を示すメンバーが目立つ。消費税増税に向けた環境整備の狙いがあるのかとの質問には「消費税(増税)なしで財政再建はとても考えられない。国民が安心できる社会保障制度も成り立たないと思っている。ただし、それをいつ実現するのか、いつ実行するかはさまざまな意見がある。(与謝野氏らも)今すぐそれをやろうと言っているとも思えない」と説明。消費税の扱いについては「しっかり議論し、消費税をこれからどのように扱っていくか、きちんと道筋を立てていくことが大事だ」とした。(ロイター日本語ニュース 吉川 裕子)
(Yahoo!ニュース-ロイター8月2日8時12分)

政治家は政策を実行することが重要ですが、残り一年余りの福田内閣にとって「解散より政策実行」という言葉はむなしく聞こえます。現実には今年の暮あたりに解散が予測されていますので、この内閣は半年弱の命ですね。「安心実現内閣」というより「解散準備内閣」といった方がよいかもしれません。

閣僚名簿を見ての感想はほとんどありません。何だか古臭い人たちが古臭い支持基盤を背負ってやってきたな、という感じ。新鮮味が感じられないし、この程度の内閣ならなぜ改造を行ったのか疑問に思います。

やはり福田首相の本心は、「政策実行より解散」なのではないでしょうか。
今回、幹事長に国民的人気の高い麻生氏を起用したことで、福田首相は明らかに総選挙を意識していることがわかります。本当は政策重視の内閣を作りたかったが、選挙が近付いていてその余裕が無くなったといったところでしょう。

福田氏もいよいよ自らの手で解散・総選挙をやる覚悟ができたと見るべきなのか、あるいは、総選挙前に退陣し、麻生氏に禅譲するという密約があったと見るべきなのか、その辺りのことはわかりません。

いずれにしても、解散を意識した内閣であることは確かです。それというのも、小泉構造改革に代表される新自由主義的改革派といわれる方達がことごとく入閣リストから外されたことからも明らかです。これを「小泉改革路線からの転換」と報じるメディアが多いのですが、事実は少し違うのではないかと見ています。

不良債権処理、財政改革、民営化、規制改革などが小泉構造改革の代表とされるものですが、福田氏がそれを否定しているのではなく、原油高に伴う急速な景気後退を背景に、一時的な政策転換をする必要に迫られたと考えられます。

財政改革は何としても必要な改革ですが、その手法の違いに対立があります。小泉改革において代表されるのは公共事業費の削減でした。2001年度当初予算では9兆4335億円あった公共事業費は毎年度3%~4%削減され、2006年度では7兆2015億円まで減少しています。

地方へ行けば行くほど公共事業への依存度は高く、倒産、失業など痛みを伴う改革であったことは事実です。それに対する財政再建派は、財政再建と社会保障の安定に消費税増税が必要だと主張します。

今は景気対策重視へ転換するのもやむを得ないかもしれません。しかし、国の財政は厳しい。どうやって財源をひねり出すのか難しい。どちらの政策も経済環境が悪化している現在では、痛みを伴うことは同じです。

それ故、今回の改造内閣が構造改革路線をはっきり見限った内閣だという見方には疑問です。郵政造反議員が二人も入閣していることから、イメージとしてそのように捉えられるのかもしれませんが、福田首相にそれほど深い考えがあったとは思えません。

構造改革は時間がかかります。経済財政諮問会議は改革の司令塔でしたが、福田首相は小泉元首相のような「強い首相」ではないため、与党と喧嘩してまでやる自信はありません。選挙も控え、ここは官邸主導を貫くよりも与党との協調路線を優先するという判断なのだと思います。そのため、竹中路線を踏襲した大田弘子氏が外されたのでしょう。

民主党のバラマキ政策に対抗するためには、今は財政出動もやむを得ないという判断なのではないでしょうか。しかし、長期的には公務員改革など各種改革を避けて通れません。

どういった路線をとるにしても何らかの景気対策が必要なことは政府、与党内で一致しており、これから解散までの間にどのような政策を実行できるか見守りたいと思います。

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2008年8月 1日 (金)

韓国が竹島(独島)にこだわる理由

竹島帰属「過度に反応せず」=町村官房長官

町村信孝官房長官は31日午前の記者会見で、米政府機関の地名委員会が竹島(韓国名・独島)の帰属先を「韓国」に戻したことについて「米政府の一機関がやることに過度に反応しない」と述べ、冷静に対応する考えを示した。
(Yahoo!ニュース-時事通信7月31日12時38分)

竹島問題については、あまりにも日本政府の反応がクールなので苛立ちを隠せない国民も多いとは思いますが、現時点では日本が韓国に合わせて過剰な反応をするのは得策ではないと思います。騒ぎを大きくして不利になるのは韓国側なので、日本は主権に基づいて自国の主張を述べればよいのです。竹島が国際社会で紛争地域だと認識されれば、平和的解決を図るには国際司法裁判所へ提訴せざるを得なくなるでしょう。それは最も韓国が避けたいことなのです。

そもそも、米国は世界の裁判官でも何でもないので、米国の一政府機関が決めたことが国際規定になるわけではありません。米政府の判断は、ブッシュ大統領の訪韓を控えて、BSEやFTA問題交渉を有利に運ぶために行った戦略的な意味合いが強いと思われます。

竹島の歴史や日韓双方の主張については、多くのブログで述べられていますのでここでは略しますが、この問題は領土という物理的な側面よりも日本にとっては漁業権益などの経済問題であり、韓国にとっては反日といった心理的な側面が強いと思われます。

なぜ、韓国はこれほど竹島にこだわるのでしょう。
それについてはこれまでも何度も紹介させていただいている黒田勝弘氏の『〝日本離れ〟できない韓国』(文春新書)にひとつの回答を見出せます。少し引用させていただきます。

・・・・・韓国(朝鮮)が自力で自らの解放を勝ち取れなかったということは、彼らにとっては憤懣やるかたないことだ。日本との歴史においては、日本に支配されたこともさることながら、その支配から自力で脱出できなかったという鬱憤の方が実はもっと大きいのだ。
 今に続く反日というか、日本に対する〝恨み節〟に似た感情はそこに起因する。自力で日本を追い出し解放・独立を実現しておれば、あるいは日本との独立戦争で日本を打ち負かし勝利しておれば、いつまでもぐずぐずと反日をいいつのることはなかっただろう。勝者が打ち負かした相手、つまりは敗者に対し恨みを言う必要はないからだ。日韓関係が今なおどこかすっきりしないのは、このことが尾を引いているからだ。・・・・・
・・・・・日本と直接、戦って勝利を勝ち取ることができなかったというこの「ハン(恨)」を解き、晴らすためにはどうすればいいか。韓国人にとって「ハン」とは、すでに指摘したように果たせなかった夢、願い、思い・・・・・に対する未練の鬱積である。一九四五年八月十五日に果たせなかった夢とは、日本と戦争して勝ちたかったということである。だからその「ハン」を解くためには日本と一度、堂々と戦争して勝つことが必要なのだ。・・・・・
・・・・・韓国人にとって「独島」は対日闘志の象徴であり、民族的な「元気の素」である。そこに対日友情という発想が入り込む余地は無い。韓国人にとって日本は、いまだ友情の対象ではなく闘志の対象なのだ。だから韓国人が元気を出すのに日本という存在が必要である限り、竹島・独島問題は解決しない。・・・・・(引用ここまで)

それでは、日本の主張はどう伝えられているのでしょう。黒田氏の主張をまとめれば次のような感じです。
・・・・・当然のことながら、日本の主張は韓国ではまともに伝えられたことはなく、「独島はわれわれのモノ」という一方的な情報によって国民のマインドコントロールが進んでしまった現在、日本は泥棒扱いになっている。仮に国際司法裁判所など第三者が日本の領有権を認めたとしても、韓国は決して独島を手放さないだろう。「独島」に関する自己主張と日本非難のためには、理屈ぬきで何でもありなのだ。・・・・・

理屈が通じない相手といくら話し合いをしても無駄なような気がしますが、日本は日本の立場をこれまで通り伝えていくしかないでしょう。確かに、日本の主張は国際社会ではあまり伝わっていないのは事実。韓国に合わせる必要はありませんが、機会あるごとに主張していく必要はあります。

最後に日本が韓国に対して通告している内容を記載しておきます。もちろん、この口上書に対して韓国は覚書を出して即効で拒否していますが・・・
日本は「国際司法裁判所の下すいかなる判決にも誠実に従うものであることを誓約する」となっていますから、負ければ潔く竹島から手を引くということですね。韓国が裁判を恐れているならば、以前から日本が提案しているように、この問題は二国間で棚上げにして漁業権など実務交渉をするほうが現実的だと思うのですが、聞く耳持たないでしょうね。

竹島問題に関する日韓文書
日本政府 口上書(1954年9月12日)
〔竹島の領有問題〕は国際法の基本原則に触れる領土権の紛争であるので、唯一の公正な解決方法は本件紛争を国際裁判に付託し判決を得ることにあると認められる。日本国政府は、紛争の平和的解決を熱望し、本件紛争を日本国政府及び大韓民国政府の合意の下に国際司法裁判所に付託することをここに提議する。
 日本国政府は、大韓民国政府がこの紛争の最終的解決を最も公正にして権威ある機関、すなわち、国際司法裁判所にゆだねることに同意すべきことを確信し、早急に好意ある回答を寄せられることを期待する。
 日本国政府は、ここに、国際司法裁判所の下すいかなる判決にも誠実に従うものであることを誓約する。
(国際法資料集 西谷 元 編著2002年度版より引用)

<韓国関連記事>

韓国の対日政策は変えられない
http://coolminori.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_4934.html

竹島関連ニュース
http://coolminori.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_3d3e.html

イメージ戦略を誤った韓国
http://coolminori.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-67ea.html

素晴らしい新型ASIMO(アシモ)
http://coolminori.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/asimo-71e5.html

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