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2008年2月29日 (金)

鞍馬天狗―角兵衛獅子 前編

いよいよ杉作登場です。といっても来週で最終回なのですが。
私は杉作を出さないまま終わってもよかったかなと思うのですが、やはり杉作が出てこないと鞍馬天狗らしくないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

やはり鞍馬天狗は小さな子、特に男の子にとっては憧れのヒーローだったんだなと思います。そういう意味では杉作は視聴者の分身なのかもしれません。
天狗のおじちゃんが白馬にまたがり風のようにやって来て、目の前で悪者をバッタバッタと斬り倒す。男の子にとってはワクワクするような感覚なんでしょう。それに何といっても天狗様は不死身ですしね。最強のヒーローです。

長七役の火野正平さんはさすがに上手いなぁ。ああいう役柄をやらせたらぴったりだし、また、杉作はじめ子役の皆さんも芸達者でした。

来週の後編で最終回となってしまいますが、少し物足りなかったような気がします。萬斎さんの新しい側面を見ることができたのは収穫でしたが、放送回数が8回というのは何とも中途半端で、できればもう数回やって欲しかったです。
近藤勇や桂小五郎の描き方もいまひとつという感じで、特に桂さんは天気予報しかしていなかったような印象があります(笑)。また萬斎天狗の華麗な殺陣ももう少し見たかったですね。

ところでその桂天気予報士のお天気メモですが、
「北の空が黒く曇るは雨」
とつぶやいていました。

再放送の予定もDVD発売の予定もあるそうです。
見逃した方はドゾ。

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2008年2月28日 (木)

ライス長官来日

不祥事再発防止へ日米協力 ライス氏、首相らと同盟関係確認

福田首相は27日午後、来日したライス米国務長官と会談し、沖縄の女子中学生暴行事件など一連の米兵不祥事を受け、両国が協力して再発防止に取り組むことで一致した。ライス氏は石破防衛相、高村外相とも会談。一連の会談では、日米双方は同盟関係の重要性を確認。5月のアフリカ開発会議、7月の北海道洞爺湖サミットなど日本が主催する国際会議で日米が連携していくことでも合意する見通し。
(Infoseek ニュース-共同通信2008年2月27日18時50分)

ライス姐さん来日しましたねー。
ニュースとは全然関係ないんですけど、いつもながら美しいおみ足ですね。
足を組まないと困るほどの長~いおみ足です。
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ねぇ福田首相、
私って足が長いと思いません?

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胡錦濤主席は気がつかないふりしてたわ

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タローの前だとついお行儀が悪くなっちゃうの。
うふっ・・・

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高村さんもうっとり。。。

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小泉さんの前だって足組ませていただくわ

なんてね。

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2008年2月27日 (水)

徳島2区の選挙事情

<次期衆院選>自民、徳島2区で「郵政造反復党組」を公認

自民党は26日、次期衆院選の徳島2区で「郵政造反復党組」の山口俊一氏を公認することを決めた。05年衆院選で徳島2区では離党した山口氏の「刺客」として七条明氏が公認で出馬。山口氏が当選後に復党、比例四国ブロックで復活当選した七条氏との公認調整が続いていた。七条氏の処遇は先送りした。
 古賀誠選対委員長が同日、徳島県連幹部と党本部で会い、山口氏の公認決定を伝えた。造反組と刺客の調整が必要な6小選挙区のうち、決着したのは岐阜1区に続き二つ目。いずれも造反組が公認されることになった。
 七条氏は記者団に「当時の武部勤幹事長には『次の次も徳島2区で戦ってくれ』と言われたが、いかんともしがたい。今後のことは支持者と相談して考えたい」と語った。山口氏は「選挙区を預かることに責任を感じている」とのコメントを発表した。【野口武則】
(Infoseek ニュース-毎日新聞 2008年2月26日18時52分)

Koga2 古賀誠選対委員長はやはり造反組みを優遇するために選対委員長になったのか・・・
と、思ってしまうようなニュースですね。何かやり方がすごく露骨だなと思ってしまうのですが。私は郵政民営化の議決の際、議場から退席して棄権した古賀氏のような人が一番嫌いです。

この件に関していろいろニュースを拾ってみると、山口氏を公認した理由は、党の世論調査や党員獲得数で山口氏のほうが七条氏より大きくリードしているからとのこと。自民党の徳島県連側は七条氏を比例区の上位で優遇するよう求めていますが、現時点で比例区での優遇は厳しい状況のようです。

この二人、郵政選挙ではどういう経緯で対立することになったんでしょうか。私は地元民ではないのでネットで少し調べてみました。
郵政選挙の際に自民党徳島県連では、党本部の方針に反して造反組みの山口氏の方を応援し、小泉総裁(当時)のやり方には相当反発していたようです。対する七条氏も郵政選挙の前の選挙では徳島1区から出馬し民主党の仙谷由人氏に破れ比例復活で当選という経歴の持ち主。さんざん苦労した挙句、今度は選挙区替えのうえ刺客候補です。
「2区の自民党県議は誰も応援してくれなかった」と県連へ恨み節を言っていたらしいですね。それでも初めての選挙区で復活当選しているのですから、比例順位単独1位とはいえよく頑張ったと思います。
データ的には山口氏が七条氏に約一万九千票差をつけて選挙区で勝利しています。もともと二人は徳島県議出身で年も1歳しか違わず盟友同士だったそう。お互いに悩んだでしょうね。Yamaguchisyu

山口氏のHPを見たのですが、「徳島のために東奔西走」とか「徳島の未来のために」とか徳島、徳島・・・って文字がまず目に付きます。実績の一部としてダム、橋、道路建設も目立ちます。「私の政策」というところにはいろいろ書かれているのですが、「架橋・高速道のメリットを最大限に生かすと共に地方分権をさらに推進し、活力と希望に満ちた徳島の創造」とここにも徳島の文字が。「地元と国のパイプ役として重責を担う」「地元でのお約束」とか。もう徳島のためなら何だってやらせてもらいます、というものすごい徳島への愛を感じます。きっと地元の人たちにとってはすごく良い先生なのでしょう。ところで、

・・・国会議員って地元のためではなく国のために働くんじゃなかった?・・・

経歴を見ると山口氏は平成8年に郵政政務次官、郵政選挙前には郵政族議員らでつくる郵政事業懇話会の事務局長をやっていました。
う~む、郵政族か・・・それで造反したということですか。
山口氏の経歴をみると、何となく古い自民党を代表しているような方だなと思ってしまいます。
ちなみに山口氏は麻生派なんですね。HPにも麻生さんと一緒の写真が掲載されていました。

Shichijyou 対する七条明氏のHPは山口氏とは対照的に徳島という文字は全然見当たりません。その代わりに国政に関する項目がずらりと並んでいます。比例代表ということもあるのでしょうね。Wikiに書かれている経歴を読むと、七条氏は長い間選挙区調整に翻弄され、苦労して勝ち上がってきた方だということがわかります。

確かに、こうしてみてくると選挙に強そうなのは山口氏の方かな~、とは思うのですが、党本部の方針で選挙区をめまぐるしく変更させられた中、勝ち抜いてきた七条氏を見捨てるわけにはいかないと思います。今後古賀選対委員長が七条氏の扱いをどうするのか注目したいところですが、もし次期総選挙で岐阜1区の野田聖子氏と共に山口氏も落選したら古賀氏にはどう責任をとってもらうか今からじっくり考えておきます。

(写真は上から古賀氏、山口氏、七条氏)

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2008年2月26日 (火)

高齢者・女性が「福田離れ」

高齢者・女性が「福田離れ」 舛添氏は72%「評価」 世論調査

今回の合同世論調査で、福田内閣の支持率が低迷している背景を探ると、これまで支持率を支えていた高齢者や女性の福田離れが進んでいることに加え、政策面でも経済政策を中心に厳しい評価が目立ったことが挙げられる。「ねじれ国会」の政権運営の困難さは理解されているものの、福田康夫首相のリーダーシップが国民に見えないことへの不安が数字に表れた格好だ。
 60歳以上の高齢者の福田内閣に対する支持率は35・6%、女性の支持率は31・1%で、どちらも昨年9月の福田政権発足以降、初めて3割台に落ち込んだ。特に60歳以上の女性は、これまで他の年代・性別の支持が低迷する中、一貫して5割以上の支持率を維持してきたが、今回の調査で39・2%にまで急落した。年金記録問題や中国製ギョーザ中毒事件など生活に密着した問題への対応のまずさが原因のようだ。
 また、福田内閣の経済政策を「評価する」とした人は15・3%、外交政策は23・6%といずれも低迷。経済政策については、政権発足直後の調査で36・2%が「期待する」と回答したが、株価の低迷や原油高などで半分以下に落ち込んだ。
 政策面の評価が低いことについて、福田首相が「ねじれ国会」のため思い通りの政策を実現できず「気の毒だ」と回答した人は49・0%と一定の理解は得られているが、「政治力がある」とする人は24・8%、「日本のかじ取りを任せられる」とした人は16・1%にとどまった。無党派層の支持率は17・1%と政権発足以降初の1割台、自民党支持層の支持率もこれまでの7割台から5割台(57・2%)となった。
(MSN産経ニュース2008.2.25 21:14)

とても長い記事でしたので、高齢者・女性が「福田離れ」の部分のみ引用させていただきました。舛添氏は72%「評価」以下の記事はリンク先をお読み下さい。

ある程度予想していたこととはいえ、福田内閣に対してはかなり厳しい結果ですね。先日のフジテレビ「報道2001」における福田内閣の支持率は27.8%(前回比5.2ポイント減)と、ついに危険水域といわれる30%を割ってしまいました。この記事の調査を見ると特に高齢者と女性の福田離れが著しいとのことですから、支持率低下はこの辺りに原因があるのでしょう。

女性からの支持が下がったのは、中国産毒入りギョーザ事件の対応のまずさが主原因だったような気がします。なぜなら、家族の健康を預かる家庭の主婦としては、福田首相の中途半端な対応が許せなかったからではないでしょうか。
ガソリン税などの問題が衆参のねじれによって混迷しているのはそれほど影響は無かったのだと思います。記事にも『「ねじれ国会」のため思い通りの政策を実現できず「気の毒だ」と回答した人は49・0%と一定の理解は得られている』とあります。やはり国民の生命や安全といった問題で主導権を発揮できないところに原因があると思います。

福田氏には困難な問題から逃げているという印象があります。今回韓国の新大統領と首脳会談を行いましたが、領土問題や歴史認識問題には踏み込んだ発言がありませんでした。お祝いの席にいきなり対決姿勢で臨むというのも礼儀に反するので今回は仕方がないとは思いますが、今後、小泉政権下で中断した両国のシャトル外交を復活するそうですから、その時は問題点から目をそらさないで欲しいと思います。

そもそも、福田氏は、靖国参拝をしない理由を「相手が嫌がることはしない」という主体性の無い理由で逃げている方なので、期待する方が間違っているのかもしれませんが、「相手が嫌がることでも言うべきことは言う」という姿勢で臨まないと、何も解決せず問題を先送りにすることになります。(断っておきますが、私は靖国参拝をしないことを批判しているのではなく、理由が情けないと言いたいだけです)

福田氏の手法なら表面的な友好関係を装うことはできるかもしれませんが、本質的な問題は何も解決しません。メディアは小泉政権時代を批判しますが、あの時代に問題が浮き彫りになったことのほうがよほど評価できると思います。この記事の後半には、小泉元首相の評価が相変わらず高いことが載っています。私も小泉氏を評価する一人ですが、評価する一番の理由は小泉氏の安全保障に関するぶれない姿勢をあげたいと思います。福田首相も「これだけはやり遂げたい」といった強い意思を示さないと支持率はさらに低下するのではないでしょうか。

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2008年2月24日 (日)

老武者実盛とその息子

野村萬斎さんが斎藤実盛、尾上菊之助さんがその息子役の五郎で競演とあらば、能狂言ファン、歌舞伎ファンならずとも興味津々の舞台だと思いませんか。
その舞台は「わが魂は輝く水なり」(作:清水邦夫、演出:蜷川幸雄)。5月4日からシアターコクーンで始まります。

先日、ぴあカード会員の機関紙に武者姿の萬斎さん、菊之助さんお二人並んだ写真が掲載されていたのを見ました。恐らくポスター撮影時の合間に撮られた写真ではないかと思います。

お二人ともさすがの存在感。そして美しい・・・shine

舞台で演じる斎藤実盛は60歳の武将なのですが、萬斎さんは「花の乱」の細川勝元役を髣髴とさせる、ある種の狂気が宿っているかのような表情です。一方、息子五郎役の菊之助さんは対照的に繊細で女性的な雰囲気。もともとやさしいお顔立ちでいらっしゃるのですが、今回は亡霊として登場されるためか憂いをたたえた美少年という感じです。役柄は違ってもお二人とも眼力がすごいですね。

ここ何年も忙しかったせいもあり、能・狂言・オペラの舞台を観に行くのに精一杯で、とても演劇の舞台を見る時間が取れなかったのですが、昨年、野村萬斎さんの「国盗人」を観て演劇の魅力に開眼しました。もちろん、今回の公演に行くためチケットの先行予約でとんでもなくいい席をゲット。清水邦夫氏の原作(戯曲)は現在売っていないのですが、何とか読める手はずは整いましたし蜷川さんの演出も楽しみです。あぁ早く観たい!

やはり萬斎さんは狂気をはらんだ戦国武将とか陰陽師といった、ちょっとひねった役柄が似合うな~。鞍馬天狗はヒーローでしょう。ああいう善い人だと彼の魅力はあまり発揮されないような気がします。同じヒーローでも「国盗人」の悪三郎のような悪のヒーローは適役でした。

行ってみたいな~と思われた方は是非!
チケットの発売日は3月2日(日)からです。

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2008年2月23日 (土)

憲法違反の法案提出は断念すべき

首相 在日外国人の地方参政権付与に慎重

福田康夫首相は22日、在日外国人への地方選挙参政権付与について「私も何度も『なんとかなりませんか』と相談を在日韓国人から受けている」と述べる一方、「難しいのは日本の制度の基本、根幹にかかわる問題だ。今後も議論し、よい結論を求めていかなければならない。その議論が少し足りない」と語り、慎重な姿勢を示した。首相官邸で記者団に答えた。
(Yahoo!ニュース-産経新聞2月23日8時2分)

ここのところ在日外国人の地方参政権付与問題に関する動きがあわただしくなってきました。民主党の小沢代表は福田首相よりも一足早く李明博次期大統領と会談し、「日本から先に参政権を認めるべきだと主張してきたが、韓国が先になった。日本がもたもたしているのは非常に遺憾」と主張してきたばかりです。

福田首相は李明博氏の大統領就任式出席のため明日訪韓しますが、22日の会見で述べている通り、この問題に関しては慎重な姿勢を貫くものと思われます。
本来ならば慎重な姿勢どころか毅然と拒否すべき問題なのですが、参政権付与に積極姿勢を示している公明党や与党の議員に配慮して、首相自ら反対論を口にできないといったところなのでしょう。

さて、この問題に関しては本日の読売新聞の社説に正論中の正論が述べられています。これまでこの問題の危険性を主張するため積極的に関わってこられた方たちならば「何をいまさら」と言う論点ばかりですが、読売新聞という大新聞が正面から取り上げたことで、この問題と危険性を広く国民に知らしめるという意味では大きな影響力があると思います。
この社説で述べられている問題点は大体以下の3点でしょう。

■憲法の規定や、国のあり方という基本的な観点から見て、たとえ地方であっても、外国人に参政権を認めることはできない。
憲法は、地方も含め、外国人の参政権を明確に否定している。地方自治も憲法に基づく秩序の一環だ。憲法に反することは許されない。

■地方参政権付与論が蒸し返されるのは、95年の最高裁判決が、傍論部分で、永住外国人への地方参政権付与は憲法上、禁止されておらず、国の立法政策にかかわる問題としているからだ。
だが、傍論は明らかに本論と矛盾し、法的拘束力もない。傍論を根拠にした地方参政権付与の主張は、無理がある。

■国のあり方にかかわる問題に政略的な思惑で対処することは、許されない。

要は外国人に参政権を付与するのは「明確な憲法違反」、「最高裁判決の傍論には法的拘束力はない」、「国のあり方を政争の具にするな」ということです。

参政権付与に賛成している人たちの最大のよりどころは、「最高裁判決の傍論部分」ですね。傍論というのは判決ではなく単なる担当裁判官の意見とか判断に過ぎないもので蛇足といってもよいものです。
その部分は以下のように書かれています。

「法律をもって、地方公共団体の長、その議会の議員等に対する選挙権を付与する措置を講ずることは、憲法上禁止されているものではないと解するのが相当である。しかしながら、右のような措置を講ずるか否かは、専ら国の立法政策に関わる事項であって、このような措置を講じないからといって違憲の問題を生ずるものではない」

何を言っているのかというと、
「外国人に選挙権を付与する措置を講ずること。それ自体は憲法上禁止されているものではないと考えてもいいんじゃないか。しかし、選挙権を与えるという措置を何もやらなかったとしても、それ自体は憲法違反ではありませんよ」という意味です。

この傍論部分は園部逸夫さんという担当裁判官が書いたものですが、この園部氏が相当問題ありの方なのです。
朝日新聞、平成11年6月24日によると判決当時を振り返り、園部裁判官は次のように述べています。

「私は、1929年に植民地時代の朝鮮で生まれ、台湾で青春を過ごした。日本がかつて植民地支配し、差別してきた人たちが、今なお差別されている状況がある。
在日の人達の中には、戦争中に強制連行され、帰りたくても祖国に帰れない人が大勢いる。『帰化すればいい』という人もいるが、無理矢理日本に連れてこられた人達には厳しい言葉である。私は判決の結論には賛成であったが、自らの体験から身につまされるものがあり、一言書かざるを得なかった」と。

強制連行とかいろいろ突っ込みどころが多いのですが、そもそも
「その一言がよけいなんだよっ!」と叫びたい。
この一言がどれだけ日本の国益を損ねていることか!
こういう後日談を聞くと、あの傍論はまったく個人の思想信条に基づいて書かれたものだということがよくわかります。

非常に問題なのは、この傍論は新たな立法を勧告するような内容で、司法が立法に介入している点です。これは明確な憲法違反ですが、さらにそれが法理と無関係に個人の感情に基づいて書かれていることから、たとえ傍論であろうとそれ自体が憲法76条3項(*1)違反といえます。

読売新聞の社説は冒頭で、「すでに決着したはずの問題が、なぜ、こうも繰り返し、蒸し返されるのか」と述べていますが、まったくその通りです。
参政権付与賛成派の論理はすでに破綻しているにもかかわらず民主党がこの問題を繰り返し持ち出すのは、単に政争の具として利用しているのだと思われて当然です。国の安全保障の根幹にかかわる問題を政争の具にしている限り、他の政策はどうあれ民主党は絶対に支持できません。憲法違反である在日外国人の地方参政権付与に賛成している国会議員は、与野党問わず法案提出を早々に断念すべきです。

読売新聞2008年2月23日付社説
「外国人参政権 国のあり方を政争の具にするな」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080222-OYT1T00802.htm

(*1) すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。(憲法76条3項)

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2008年2月22日 (金)

にやけた浪人とギャル姉ちゃん

私のお気に入りのコラム、フジサンケイビジネスアイの「メディア斬り」。
今日はなんと「鞍馬天狗」の批評です。辛口批評でバッサリ斬って捨てるのが麻生千晶先生の魅力なんですが、私が萬斎ファンだからといって無視するのもこれまでの経緯からいって公平ではなくなるので一部分紹介させていただきます(泣)

<<主演は声がいい野村萬斎、音楽は最近もてもての服部隆之、枠は肝いりの木曜時代劇とくれば、本来ならば息をつめて見入る傑作になるはずだったのだけれど、残念ながら〝一味足りなかった鞍馬天狗〟である。
 「鞍馬天狗」(NHK)もあと1話を残すところにきて、総括すれば血沸き肉踊らないまま終わってしまいそうで残念至極、不満の理由はたちどころに挙げられるのだ。声はいいが萬斎天狗には大佛作品にある「凄み」がなかった。えもいわれぬ凛とした品と風格に欠け、べちゃ顔で美しくもなかった。
 もともと少年倶楽部に連載された極め付きの娯楽作品なのだから、大胆に荒唐無稽な作り方をしてもいいのに、中途半端にシリアスで(例えば緒方直人の近藤勇の描き方など)、原作にない天狗の出自を零落した公家の小野宗房としたはよかったが、娘の白菊(京野ことみ)が公家の娘どころか、渋谷のギャル姉ちゃんにしか見えないキョロキョロしたタイプなのでがっくり。(以下略)>>
(FujiSankei Business i メディア斬り 麻生千晶2008年2月22日)

萬斎様も麻生先生の手にかかると〝べちゃ顔〟ですか…
〝べちゃ顔〟って一体・・・ヽ(`Д´)ノウワァァン!!
実は後半略した記事の中には〝ただのにやけた浪人〟とも書かれていまして、麻生先生の辛口批評を覚悟していたとはいえ、ここまで言われてしまうと萬斎ファンの私としてはちょっとへこみます。
白菊は渋谷のギャル姉ちゃんですか(笑)確かに公家のお姫様には見えないかな。京野ことみさんは目がパッチリした方なので、キョロキョロっとした目線に見えたかもしれませんね。

「大胆に荒唐無稽な作り方をしてもいいのに」という意見はわかるのですが、昔の作品をほとんど見ていない側から言わせてもらえば、今回の演出でも十分荒唐無稽に感じました。もっとありえない展開を考えた方が良かったのかな。
麻生先生も「今は時代劇が作りにくい時代だ」ということは認めていらっしゃいますので、今回の鞍馬天狗も8話という短い作品でもありましたし、現代版時代劇の実験的要素を盛り込んだ作品として考えていただければいいんじゃないでしょうか。

あ、それから麻生先生、萬斎さんの「えもいわれぬ凛とした品と風格」は是非能楽堂で味わってくださいませ。

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鞍馬天狗-天狗と子守歌

今回は幾松姐さんと赤ちゃんが主役でしたので、全体的にほのぼのした雰囲気でした。

「うちを斬ろうゆうのどすか」
「そんな刀におびえていては京で芸奴は務まりまへんのや」
「ごちゃごちゃゆうてんとかかっておいでやす!」
「京の芸奴は売られた喧嘩は一歩も引かしまへん」
「斬れるもんなら、斬っとうみやし」(こう聞こえた)

こういうセリフちょっと言ってみたいものです。
萬斎天狗も今回は脇役って感じでしたね。
扇で髷を切るシーンは「ありえな~い」って感じですけど面白かったです。

桂気象予報士のお天気メモ
「おなごがよう笑うは晴れ、か・・・」
とのことですよ。

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2008年2月21日 (木)

またもや猛毒検出

猛毒パラチオンなど検出 国内使用禁止の殺虫剤

 日本生活協同組合連合会(日本生協連)は20日、昨年6月3日に中国・河北省の天洋食品が製造し、みやぎ生協(仙台市)が昨年10月に販売した「CO・OP手作り餃子」の袋から、猛毒の有機リン系殺虫剤「パラチオン」1・6ppmと「パラチオンメチル」1・1ppmを検出したと発表した。また「ジクロルボス」も180ppmと高濃度が検出された。
(Infoseek ニュース-共同通信 2008年2月20日23時48分)

ここのところイージス艦の事故のニュースに隠れて、中国の毒入り食品のニュースがほとんど報道されなくなりましたが、その後も次々と毒物が検出されているようです。このニュースを見ると生協で扱っていた食品に様々な毒物が見つかったようですが、生協は自主回収などの対応をしているのでしょうか?政府の対応が今ひとつはっきりしない中、食の安全に対しては自主防衛しかないというのも情けないことです。

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2008年2月20日 (水)

日本・トルコ友好関係の原点

海底から遺品1170点 和歌山沖で沈没のトルコ艦

和歌山県串本町沖で明治時代に沈没したトルコ軍艦「エルトゥールル号」の海底調査で、軍服のボタンなど遺品計約1170点が引き揚げられた。トルコの民間研究機関「トルコ海底考古学研究所」が19日、発表した。調査は、1月中旬から約1カ月間実施。同研究所によると、船体に使われたとみられる大量の木材や双眼鏡か望遠鏡のレンズ、革製の靴底も見つかった。ほかに将兵の頭蓋骨とみられる破片が引き揚げられている。
(Infoseek ニュース-共同通信2008年2月19日19時44)

トルコの方たちは一般的に大変親日的だといわれます。それはなぜなのでしょうか?
実は、遠く離れた日本とトルコの間にはエルトゥールル号の遭難という事件が深く関わっているのです。

1890年(明治23年)9月16日、トルコ軍艦エルトゥールル号は台風による暴風雨の中、紀伊半島の岩礁に激突座礁しました。そして多くのトルコ兵が死亡・行方不明となりましたが、紀伊大島(現在の串本町)の住民達は不眠不休で救出を行い多くのトルコ兵の命を救いました。その後日本国挙げての支援が行われ、生存者は10月5日に日本海軍の「比叡」「金剛」の2隻の軍艦によりトルコに送り届けられたのです。

トルコの人たちにとってこの出来事は日本とトルコの友好の象徴であり、トルコの方たちが日本人に好印象を抱く原点となった出来事なのです。
この時沈んだエルトゥールル号の調査がこのたび行われたということですが、この調査をきっかけに、ますます日本とトルコ両国の関係が深まることを期待したいと思います。

エルトゥールル号の遭難については串本町のHPに詳しく紹介されていますのでお読み下さい。(HPは以下url)

http://www.town.kushimoto.wakayama.jp/intro/kokusai/turkey.html

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2008年2月19日 (火)

他人事発言

<米兵住居侵入>福田首相「どうなっちゃったんですかね」

福田康夫首相は18日夜、米海兵隊員の女子中学生暴行事件後も、沖縄県内で住居侵入容疑などによる海兵隊員の逮捕者が相次いでいることについて「本当に米軍もどうなっちゃったんですかね。大騒ぎした事件があって、綱紀粛正の直後ですからね」と不快感をあらわにした。
 そのうえで「何か原因があるかもしれない。よく突き止めて、こういうことが本当にないよう、厳重に申し入れしなければいけない」と述べ、今月末に来日するライス米国務長官に抗議する意向を示した。首相官邸で記者団に答えた。【石川貴教】
(Yahoo!ニュース-毎日新聞2月18日20時57分)

福田首相って相変わらず他人事のような発言ですね。首相の発言からは全然怒りを感じません。こういう言い方は福田さんの特徴なのかもしれませんが、悪気が無くて言っているのだとしたら、これは政治家としてものすごく損をしているなと思います。まわりに誰もアドバイスしてくれる人がいないのでしょうか。

年金記録問題で3月までに名寄せ(照合)するという政府の公約を事実上撤回したのではないかと野党から追求された時
「公約違反というほど大げさなものなのかどうかねえと思うけどね」

少子高齢化問題では
「これからはあなたたち若い人が一生懸命考えてください。私の将来のことじゃ ないんだから」

支持率低迷について
「それはしょうがない。(支持率は)わたしが決めることじゃないから。政治はそのためにやっているんじゃないからね」

もちろん、福田さんの真意は別にあることはわかるんですけどね、話し方や表現の仕方があまりに突き放したような言い方なので他人事って言われちゃうんですよ。こういう発言を聞いていると、「私はこう思う」「私はこうしたい」という首相からの力強いメッセージが全然感じられません。こんな感じだから毒入りギョーザ事件についても危機感とか事件解決へのやる気とかがまったく伝わってこないし、日本の捜査関係者だってやる気をなくすのではないですか。官房長官の頃なら許されたことかもしれませんが、総理としてもう少し言葉には配慮して欲しいと思います。

何だか最近、福田首相のまま総選挙を戦うということ自体ありえないような気がしてきました。

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2008年2月17日 (日)

侍言葉が静かな人気

若い世代に侍言葉 メールで人気・品格魅力「お主、異なこと、面妖な」

「なんと面妖な」「これは異なことを」。ちょっと堅苦しいはずの「侍言葉」が若い世代で静かな人気を呼んでいる。メールの文章を面白言葉に変換するサイトでは「武士語」にアクセスが殺到し、時代小説に登場する武士の日本語を集めた本がヒットする。遊び感覚ではあるが、失われがちな品格も感じさせてくれる。(海老沢類)(中略)
一方、昨年9月に刊行された『使ってみたい武士の日本語』(草思社)は、著者の野火迅さんが時代小説から200語を選び、現代への応用を提案するユニークな本。武士の精神論にまで踏み込む硬派な内容ながら20~30代の女性にも好評で、すでに6刷を重ねた。(中略)
■使えそうな武士語
・一つまいろう←まずは一杯
・手もと不如意(ふにょい)
  ←当座の持ち合わせがない
・これはしたり←これは驚いた
・それは重畳(ちょうじょう)
  ←大変結構なことだ
・異なこと←また妙なことを
・面妖な←まったく不思議だ
・率爾(そつじ)ながら
  ←突然のことで失礼ですが
・恐悦至極
  ←とてもうれしく思います
 (『使ってみたい武士の日本語』より)
(Yahoo!ニュース-産経新聞2月17日8時0分)

長い記事でしたので一部分引用させてもらいました。
侍言葉って静かな人気なんですね。知りませんでした。この記事の中にある『使ってみたい武士の日本語』(草思社)は是非読んでみたいです。
記事の中にも「侍言葉は独特のリズムと品格が魅力」とありますが、確かに品があって味わい深いですよね。
最近「戦国武将萌え」の女性達が話題になりましたが、この侍言葉のブームもどこか一脈通じるところがあるような気がします。
この話題について書かれていたネットの掲示板に「よし、ここでコスプレ侍喫茶だ」という書き込みがありました。これ結構良いアイデアかも。メイド喫茶があるんですから侍喫茶があってもいいですよね。いや喫茶は茶屋ですから「侍茶屋」ということで・・・
きりりとした侍姿の男性とお茶するっていうのもいいと思いません?
もちろん会話は侍言葉で・・・
「くるしゅーない、 ちこーよれ」なんて言われたりして(笑)

ちなみに変換サイトは「もんじろう」というところです。
ここかな?
http://monjiro.net/

しからば、これにてご免。

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2008年2月16日 (土)

福田内閣支持率低下

内閣支持続落、32.5%=不支持が4割超-時事世論調査

時事通信社が8日から11日にかけて実施した2月の世論調査結果によると、福田内閣の支持率は前月比2.0ポイント減の32.5%で、4カ月連続で下落した。不支持は同3.4ポイント増の43.2%。支持と不支持の差も10.7ポイントに拡大した。不支持が4割を超えたのは、昨年9月の政権発足後初めて。
 福田康夫首相は、社会保障国民会議や消費者行政推進会議などを相次いで発足させ「福田カラー」を打ち出しているが、支持率低下を食い止めることはできなかった。
 不支持の理由(複数回答)は「期待が持てない」が3割近くに達したのをはじめ、「リーダーシップがない」17.4%、「政策が駄目」10.4%と続いた。
(Infoseek ニュース-時事通信2008年2月15日15時31分)

支持率低下の原因は完全に毒入りギョーザ事件の対応のまずさから来ているんだと思います。福田首相のリーダーシップの欠如に落胆している国民は多いんじゃないでしょうか。自国民が死ぬほどの思いをしたというのに、どこか他人事のようですもの。私は今回の事件で首相にはかなり失望しました。このままのペースで行くと支持率は30%を割り込むような気がします。

これ食の安全問題などというレベルじゃないでしょう。完全に食品テロですよ。事件発覚とともに官邸に対策本部を立ち上げて、首相自ら本部長として指揮するべきだったんじゃないですか?ところが、胡錦濤国家主席が来日するからすっかり腰が引けている態度が国民にはバレバレ。今のところ完全に中国側のペースでことが運んでいますものね。福田さんにはこのギョーザ事件が安全保障の問題だという自覚が無いんだと思います。

小泉首相の時代には、このままでは政冷経熱から政冷経冷になってしまうと盛んにメディアに煽られていたけれど、小泉さんの安全保障の考えは今でも正しかったと思っています。毒入りギョーザ事件が小泉首相時代に起こっていたならば、もっと毅然とした態度で臨んでいたと思います。たとえ中国と「政経分離」の状態になっても先端部品や技術を日本から輸入できなければ結局その痛みは中国だって耐えられないわけで、日本だけが一方的に損害を被るという考えは成り立たないでしょう。首相にその辺の戦略的な駆け引きをやる勇気があるかどうか。福田さんはそこまでの覚悟は無いんでしょうね。胡錦濤氏の来日を延期してでも餃子事件の原因究明を徹底的にやるというのであれば、支持率もアップすると思うけど、無理でしょうね。

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2008年2月14日 (木)

鞍馬天狗-山嶽党奇談 後編

今回も萬斎天狗のしなやかな剣さばきと華麗な立ち居振る舞いは決まってましたねー。
影の使い方やライティング、また鞍馬天狗登場の時のエコーがかかった声など、演出がなかなかユニークで効果的だと思います。

石黒賢さん扮する三島屋清左衛門との対決シーンではついに飛び道具が登場。
と言っても、鞍馬天狗といえば飛び道具らしいですね。そういえば先日、市川雷蔵さんの鞍馬天狗を見たのですが、飛び道具を使ってました。あちらでは杉作が出てましたけどね。私は今の杉作が出ていない演出の方が好きですが・・・

あ、それから「イカにも」って言わせてるのは狙ってるとしか思えないんですけどw

今回も恒例の桂さんの天気予報コーナーありました。
「星の光美しきは晴れ、か・・・」
だそう。

ところで残念なことに4月からNHKの時代劇枠が短縮されて、たった30分の枠になってしまうそうです。(記事はこちら
30分って意味ないよー。
確かにNHKの番組は「ちりとてちん」と「篤姫」しか見てませんよ。時代劇の視聴率が悪いのかもしれませんが、30分とはまた中途半端な・・・
公共放送のNHKが時代劇枠をやめていくようではどうするんだと言いたいです。
鞍馬天狗はあと3回で終わりですが、こういうニュースを聞いてしまうと寂しいですね。

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対案の審議入りを渋る民主党

自民、恒久法協議呼び掛け 民主は慎重な構え

自衛隊の海外派遣を随時可能にする恒久法制定を考える自民党の合同部会の初会合が13日、開かれた。これを踏まえて衆院テロ防止特別委員会の中谷元・自民党筆頭理事が同日、鉢呂吉雄・民主党筆頭理事に電話し、民主党が新テロ対策特別措置法の対案として前国会に提出した法案の審議入りを打診。自民党には法案審議を恒久法の政策協議の足掛かりにしたい思惑があるが、鉢呂氏は審議入りに慎重な考えを示した。
(Infoseek ニュース-共同通信2008年2月13日17時20分)

民主党が新テロ対策特別措置法の対案として前国会に提出した法案の審議入りについて。
これどうなったのかと心配していたのですが、自民党は忘れていませんでしたね。民主党は忘れて欲しかったと思いますよ。適当に出したとはいえ一応対案ですから、ちゃんと審議してもらわないといけません。

思ったとおり民主党の鉢呂氏は審議入りに慎重な考えを示しています。民主党という政党は与党案に反対することは得意でも、自党の対案について審議されることを嫌いますね。本当に不思議な政党です。こういう態度を続けていると、国民から政権担当能力を疑われると思うのですが、あまりそういった自覚は無いようです。

自民党が前国会で廃案とせずにわざと継続審議にしたのは、恒久法への足がかりという意味が主ですが、これを機会に民主党に安全保障政策について本質的な議論をしてもらいたいという狙いがあるのではないでしょうか。

どうも日本人は物事の本質を議論することを避ける傾向があります。これはメディアが本質とはかけ離れた面白おかしい部分だけを取り上げ、きちんと伝えないのが原因なので、そこから正していかなければならないのですが、国民自身がそれに惑わされないようしっかりとした議論を求めていくことが必要だと思います。

新テロ対策特別措置法は成立しましたが、国会での議論はあまり中身のあるものだっととは思えません。最近沖縄で起きた少女暴行事件や米空母艦載機の岩国移転計画にしても、米軍基地不要論を主張するならばそれとセットで安全保障に関する議論をしなければならないと思います。しかし、絶対にそういう方向性にはならないところが不思議です。

民主党は安全保障の話に踏み込まれると党内が割れるので関わりたくないのはわかりますが、いつまでもこの問題を先送りにすることは許されないと思います。与党は今度こそ本質的な議論に民主党を巻き込んで欲しいと思っております。

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2008年2月13日 (水)

DVD、USBメモリの寿命

数年使ったらファイル壊れる? DVD 、USBメモリの寿命に注意!

「大事な記録はデジタル化して長く保存しよう」という人は多いが、コトはそう簡単には運ばない。「永遠に保存できる」の思いこみは禁物で、DVDの場合、どのメーカーを選ぶかで「寿命」に大きな違いがある。また、よく使われるUSBメモリにも実は同様なことがあるというのだ。
   CDが登場して30年近くがたち、「CDは経年劣化するもの」という話は、そうめずらしくなくなったが、今後映像などを残すためにニーズが伸びそうなDVDについても、この問題はついてまわるようだ。

新品なのに「すでに寿命」と判定されたDVDもある
   「財団法人デジタルコンテンツ協会」が03年から06年にかけて行った調査では、DVDのブランドによって、寿命に大きな違いが出てくることがわかっている。国内外の複数のブランドの製品に対して、劣化が進みやすい高温環境に置いて実験したところ、ある製品は「実験中に劣化が進まなかった」として事実上「寿命なし」と判断された一方で、「実験する前からエラーの割合が基準より多い」として、いわば「新品なのにすでに寿命が来ている」と判定されたものもある。
   良好に保存するためには「日光に当てない」などの管理方法の他に、そもそも「どのブランドを選ぶか」が重要だとも言えそうだ。
   一方、記憶媒体としてすっかり一般的となったUSBメモリについても、「寿命」の問題はある。USBメモリには半導体素子が使われており、これに書き込める回数に限界があるのだ。書き込めなくなった段階で「寿命」という訳だ。(以下略)
(Infoseek ニュース-J-CASTニュース 2008年2月12日20時1分)

数日前の朝日新聞にもDVDディスクに寿命があるという記事が出ていてギョッとしたのですが、この記事を読むとUSBメモリも寿命があるんですね。デジタルというと何となく永遠に残せるというイメージがあって安心していたのですが、これからは品質の良いメーカーを選び、バックアップを複数の種類でとっておく必要があると思いました。

パソコンではこまめにバックアップをとることが重要だといわれますが、実際はなかなか面倒でやっていないものです。しかし、一度でも痛い目にあうとバックアップのありがたみがわかります。

数年前パソコンの調子が悪くてハードディスクを取り替えたことがあります。完全に壊れる前、まだ何とか動いているうちにデータのバックアップをCDにとり、さらにパソコン本体のハードディスクのデータを外付けハードディスクにコピーしておきました。それから間もなく動かなくなってしまったので、本当に間一髪のところでデータの消失を免れました。パソコン本体のディスクはいつ壊れるか不安なので、現在は大事なデータは直接外付けディスクに落としています。これだって絶対安心とは言い切れないのですが・・・

今回の記事を読むと、CDもDVDもUSBも寿命があるとのことなので、バックアップのバックアップをとっておかないと安心できないなと思います。しかもブランドを吟味したうえで良好な状態で保存しておかなければならないということです。こうなってくるとデジタルというのは案外厄介ですね。

デジカメで撮った写真も、なるべくプリントして残すのがベストだと思います。データとして持っていると、いつでもプリントできるのでそのままにしている方も多いかと思いますが、もしかしたら、ある日突然データが読み取れなくなるかもしれません。常に最悪の事態に備えて早めにプリントする習慣をつけないと怖いですね。

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2008年2月11日 (月)

バイオ燃料の問題点

「宮古島バイオエタノール・アイランド構想」をご存知ですか?
私も詳しくありませんでしたので少し調べてみました。

これは、政府が地球温暖化対策として宮古島で進めている「E3」(ガソリンにバイオエタノール三%を直接混合する方式)を全島規模に拡大するプロジェクトです。政府が推進する背景には「エネルギーの安全保障」「地球温暖化対策」「沖縄振興策」があります。

ところが、今年に入ってからこの構想が事実上断念されたというニュースが流れました。現地に系列ガソリンスタンドがある石油元売り業界の協力が得られなかったというのがその理由です。しかし、経済産業省が所管する独立行政法人、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、ホームページ上で「この報道は事実ではない」と否定しています(HPはこちら)。計画していた全島での実施ができなくなったと正式発表したというのは誤りだというのです。即座に否定したところをみると逆に怪しいと思ってしまうのですが、様々な記事から推測すると、石油元売り業界があまり熱心に取り組んでいないというのは事実のようです。

石油元売り業界の表向きの理由はいろいろありますが、品質やコストの問題以上に、E3(直接混合方式)が普及するとガソリン販売が急減しかねないため反対だというのが本音のようです。

石油連盟はETBE方式(ガソリンにバイオエタノールと石油系ガスの合成物質を混合したもの)を主張しており、この方式ならば従来の石油精製施設を利用できるが、E3方式だと純粋なエタノール混合のための専用タンクが必要で、流通体制も根本的に見直さなければならない。新たな設備投資が必要なうえ、将来的には新規業者の参入も見込まれることから既得権益を侵されると見ているようです。

しかし、政府がE3方式に拘るのは、この方式のほうがバイオエタノールの比率を簡単に上げていくことが可能だからです。ただし、最新の政府の答弁書によれば、「ETBE方式、E3方式双方についてその普及の実証事業を進めているところであり、E3方式のみを推奨しているわけではない」とETBE方式を排除しているわけではないとされています。なぜこのようなどっちつかずの答弁になるかというと、政府の中でも経済産業省は石油連盟の主張と同じくETBE方式を主張し、環境省や農林水産省はE3方式を主張しているからです。ただし、宮古島のプロジェクトでは経済産業省も環境省とともに支援しています。

このプロジェクトの継続を困難にさせているのは、単に方式の違いだけではありません。現在問題となっている道路特定財源や石油関連税制と絡んでいます。バイオ燃料はガソリンよりも高価なため欧米では税の優遇措置がとられていたようですが、わが国では一般財源化の議論も含めその辺りの問題をどうするのか結論が出ていません。結局小泉内閣では結論を先送りしました。

また、日本でまかなうバイオエタノールを日本だけで供給することは不可能で、結局ブラジルからの輸入に頼るのであれば何のための農業振興策なのだということになってしまいます。一方ブラジルにとってもこれ以上の供給を求められれば、農地に転換するため広大な熱帯雨林の伐採が行われるなど地球温暖化対策に逆行することになり、何のためのバイオなのかということにもなりかねません。

こちらのニュースによると今月14日に小泉元首相は宮古島に行かれるようです。
事実上断念された宮古島の構想の復活のためではないかと記事には書かれていますが、この問題は小泉氏が動いてもそう簡単には解決しないのではないかと思われるほど複雑な問題を抱えていることがわかりました。構想の理念は尊重すべきですが、現実問題として国や国民の負担が増すのであれば内容の変更もやむを得ないのではないかと思います。

最新の参考資料として社民党衆議院議員、照屋寛徳氏の平成二十年一月十八日提出 質問第一号 宮古島「バイオエタノール・アイランド構想」に関する政府への質問主意書及びそれに対する政府答弁書のリンクを貼っておきます。
<質問主意書>
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a169001.htm

<政府答弁書>
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b169001.htm

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2008年2月10日 (日)

能楽堂で死者の声を聞く

土曜日に国立能楽堂で能「藤戸」を観ました。シテは本田光洋師です。
あらすじを読んでいただければ大体わかるかと思いますが、これは大変残酷な物語です。この物語は史実ですが、平家物語では殺害される名も無い漁師についての記述は詳しく書かれていません。歴史というものは勝利者の立場で書かれ伝わっていくので仕方の無いことかもしれませんが、この作品は底辺の者から権力者に対する怒りを描いたものとして異質です。

愛するわが子を殺した権力者に怒りをぶつける母親の姿は、当たり前の感情ではあるのですが、この当時の世相としては相当勇気の要る行為だったにちがいありません。もちろん、母親は史実にも登場しない人物なので、作者は母親の姿を借りて弱者の無念と権力者の非道に対する責任追及を描きたかったのだと思います。これ以上失うものは無いという母親の強さは鬼気迫るものがあります。

能の作品には恨みや怒り悲しみといった感情を描いたものが多いのですが、最後は御仏の御加護によって救われるという展開になります。それだけ当時の方々は宗教に救いを求めていたのだと思いますが、この藤戸でも最後は一転して簡単に成仏してしまいます。この展開は、あまりにあっけないようにも感じますが、権力者への精一杯の抵抗を描くためにはこういった結末であっても仕方がなかったのかもしれません。

ところで、この作品の後シテの面は痩男(やせおとこ)をつけることが多いのですが、この面についてはちょっと不気味な話があります。最初にこの面を打ったのは氷見宗忠という能面師だといわれていますが、彼は僧侶でもあったため新仏の埋葬があった夜、棺に納められた死者の顔をじっと観察し、それを面に写し取ったとされています。

確かに、そういわれて痩男の面を見ると、ほとんど肉の無い不気味な形相をしています。後場は殺された時の状況をリアルに表現する場面があるので、不気味ではありますが死者としての写実的な面の方が見る側にとっては胸に迫ってくるものがあります。逆に演者にとって死者を演ずるということは難しいところでしょう。

よくよく考えてみると、能楽堂では霊になった死者が演じられることが多い。ほとんどの演目がそうだといってもいいくらいです。確かに、能が成立した時代は、戦乱や飢餓で、人々は常に死と隣り合わせに生きていました。
自らの生命を実感すると共に、無念の気持ちを抱いて死んでいった人々の気持ちを少しでも共有できれば、能楽堂で死者の声を聞くことも意義深いものだと、改めて今回の藤戸を観て思いました。

◇あらすじ
佐々木盛綱は、藤戸の先陣の功によって賜った備前の児島に、初めて領主として乗り込み、訴えごとがあれば申し出よと領民に触れを出した。すると年たけた女が来て、罪もないわが子が海に沈められたことの恨みを述べる。盛綱は隠しきれず、浅瀬を教えてくれた漁夫を殺して海に沈めたいきさつを物語る。女は、二十余りまで育てた愛児を失った悲しみを訴え、わが子を返せと盛綱に迫る。盛綱も自らの非を詫び、弔いを約束して老母に私宅へ送り返す(中入)。盛綱が弔いをすると、漁夫の怨霊が痩せ衰えた姿で現れる。怨霊は、殺されたときの苦痛を述べて盛綱に襲いかかろうとするが、結局は弔いの功徳で成仏する。

―出典:「能・狂言辞典」編集委員・・・西野春雄+羽田昶(平凡社)1992年―

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2008年2月 9日 (土)

小泉元首相の参考人招致を民主が要求

小泉元首相の参考人招致、民主が要求 「道路特定財源の一般財源化」張本人

民主党の渡部恒三最高顧問が8日の衆院予算委員会で、首相在任中に道路特定財源の一般財源化を唱えた小泉純一郎元首相の参考人招致を求める一幕があった。
 渡部氏は「小泉政権の内政の柱は、一般財源化と郵政民営化だった。小泉元首相の考えを聞きたい」と指摘。小泉氏と、小泉内閣の官房長官だった福田首相の食い違いを浮き彫りにする戦術に出た。
 「小泉招致」は、民主党役員会で輿石東参院議員会長が発案したとされ、参院でも要求する可能性がある。
 この参考人招致を与党は認めない方針で、強制力もないため本人が断れば実現しない。民主党内にも「小泉氏は口がうまい。もし委員会に出てきたら、うちが返り討ちにあうのでは」(若手)との声もある。
(Yahoo!ニュース-産経新聞2月8日21時49分)

Koizumi13_2

ん? 誰か呼んだ?




某巨大掲示板から・・・

名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/08(金) 15:04:34 ID:7WIiP7oN0
皆言ってるが、これは頭の見えてる最大級の地雷をわざわざ踏みに行くようなもの
小泉を引っ張り出して民主党はなにがしたいの?自殺?
名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/08(金) 15:08:40 ID:vSYJS1Eb0
返り討ちにされるのが面白そうだからぜひやってくれ。
名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/08(金) 15:09:27 ID:II2Kuz4KO
民主党に小泉に勝る器量の人間がいるのか?
ブーメランだろW
名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/08(金) 18:13:29 ID:YcfvV9c+0
小泉に関わると、民主党ではロクな事起こらないのに。
名無しさん@八周年 [sage] 投稿日: 2008/02/08(金) 19:30:47 ID:9m3tkdENO
オイオイ、、民主は眠れる獅子を起こすのか?
名無しさん@八周年 投稿日: 2008/02/08(金) 19:31:52 ID:bHbNRjMtO
これ逆に民主がやられるだろ

参考人招致を与党は認めないようですし、ご本人も断るとは思いますが、ちょっと見てみたい気がします。確かに民主党の若手の方やネットの方たちが懸念しているように、返り討ちにあう可能性は高いでしょうね。しかし、道路特定財源の一般財源化は小泉さんでなくとももう少し丁寧に説明していただきたいと思っています。

道路特定財源を廃止してガソリンの価格を下げたり、自動車重量税の負担が無くなったりするということだけならわかりやすいのですが、道路特定財源を一般財源化してしまうと、自動車利用者のみに新たな税金を負担させることと同じ意味になるからです。

そもそも道路特定財源は、道路建設費に使うのだからという受益者負担の考えに基づいて自動車利用者に納得させた税金なのですから、一般財源化するためには改めて自動車利用者の同意を得る必要があると思います。その辺りの説明がほとんどなされないで「道路はもう要らないから福祉に使え」と言われても、一見正当性があるようで実は筋が通っていないのです。

自動車利用は環境への負荷が大きいので、改めて「環境税」として負担してもらう、という考え方ならまだ筋が通ります。一番わかりやすいのは、道路特定財源にかかわらず不要となった特定財源はすべて無くし、それでも税収が不足するならば消費税のアップや新しい税を新設して国民に負担させることです。

私は一般財源化に頭から反対するわけではありませんが、負担する側としては納得できる説明をしていただきたいなと思います。

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2008年2月 8日 (金)

鞍馬天狗-山嶽党奇談 前編

今回は鞍馬天狗が大活躍で殺陣シーンも多く、なかなかスピード感あふれる展開でした。
特に局長と鞍馬天狗の対決は見ごたえがありました。萬斎さんの身のこなしは今回も鮮やか!回転しながら飛ぶシーンは決まってましたね。

とにかくこのストーリーはあまり真剣に考えないで見たほうが楽しめると思います。時代劇のヒーローとはいっても、あまり時代劇らしくなくて、スーパーマンとかバットマンとかいったコミックもののヒーローの雰囲気。突っ込みどころがありすぎなので、真面目に見ようとすると逆に疲れちゃいます。

イカ頭巾の鞍馬天狗が「イカにも」とはこれイカに・・・

な~んておバカなことを言いながら見るのがよろしいのでは。

桂気象予報士のお天気一口メモがどこで登場するのか予測するのも面白いですよ。
「東風吹かば雨が・・・」
と今日はつぶやいていました。
(おぉ、ちょっと見落とすところであった)

「今宵は帰ると致すか。さらばだ」
「来週も楽しんでゆかれよ」
ということで後編もお楽しみに。

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2008年2月 7日 (木)

国会改革について

通年国会の導入を 自民・民主若手が国会改革案

自民・民主両党の若手衆院議員7人が6日、国会内で記者会見し、独自の国会改革案「真の『言論の府』を目指す」を公表した。ねじれ国会で新しい国会運営のルールが求められるなか、与野党の立場を超えて、改革の必要性をアピールするのが狙い。政策論争よりも日程闘争に重きを置く現在のあり方を改めるため、通年国会の導入などを訴えた。
 7人は自民党の河野太郎、柴山昌彦、水野賢一、山内康一各氏と、民主党の馬淵澄夫、細野豪志、泉健太の各氏。(中略)
■自民・民主両党の若手議員がまとめた国会改革案
◇会期不継続の原則の廃止(会期中に議決できなかった法案が自動的に廃案になる制度を是正)
◇立法審査と行政監視の分立(法案そのものの審議と政府のスキャンダル追及などを分離)
◇党議拘束の緩和(各議員の価値観で判断が分かれる法案への賛否を自由化)
◇議員立法の充実(衆院20人、参院10人の賛同者を集めれば提出権のある議員立法が、所属政党の承認が必要となっている慣例を排除)
◇外交への配慮(国会会期中の閣僚の自由な外交を容認)
◇行政府の効率化の推進(質問通告を委員会では48時間前までに早める)
◇委員会運営の改善(委員会の日程をあらかじめ決める)
◇本会議改革(党首討論など法案の議決以外にも、重要課題の討論を本会議で行う)
(朝日新聞2008年02月06日19時13分)

国会は選挙制度も含めて改革すべき点が多くありますが、今回超党派の若手議員から提案された国会改革案はどれも検討していただきたいことばかりです。私も「開会不継続の原則の廃止」と「外交への配慮」に関連しては、これまでにも意見を書かせてもらいました。

「党議拘束の緩和」は記事に書かれているように、私も各議員の価値観で判断が分かれる法案に関して党議拘束はかけるべきではないと思います。例えば「在日外国人の参政権付与法案」「人権擁護法案」「憲法改正問題」などについてはまさにその典型です。

現在のように各党が強い党議拘束をかけている状態では、たとえ思想信条として党の法案に反対であっても賛成票を投じざるを得ません。現在は自民も民主も右から左まで多様な思想信条を持つ議員の集合体ですが、理想は政界再編したうえである程度主義主張が同じ議員が政党の構成員となることです。それができないのであるならば「党議拘束の緩和」も検討すべきでしょう。しかし、提案された項目はどれも現在与野党ともそれぞれ政局の駆け引きに使っているものばかりで、改革される見込みはかなり低いと思われます。

国会というところは、恐ろしく古めかしい習慣にとらわれているところで、議院だけではなく事務局の運営も含めた総合的な改革が必要だと思います。

何年か前、小泉首相(当時)が「所信表明演説や施政方針演説を衆参両院で同じ原稿を読むのは合理的ではないから、どちらか一方に集まってもらって一度ですむようにしてはどうか」という提案をしたことがありました。

確かに、読むだけで20分~30分かかる原稿を2度続けて読むというのも大変です。参議院で読む時は、かなりすっ飛ばして読んでいるのがわかります。結局この提案はうやむやになってしまいましたが・・・

他にも、公用車の購入や管理、速記に関しても衆参それぞれ別管理しているのは不合理だという話もありました。何十年も続けてきたルールを変えるのはすさまじい抵抗があると思いますが、若手議員からこういった改革案が出てきたことで、少し希望が持てるような気が致します。

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2008年2月 6日 (水)

雪山は怖い

<遭難>スノボで不明の7人 全員生存で発見 広島 (毎日新聞)
(Infoseek ニュース- 2008年2月5日15時45分)

雪崩で重体の2学生死亡 引率教官「整備中と思った」 (共同通信)
(Infoseek ニュース- 2008年2月4日22時21分)

二つの雪山での事故は明暗が分かれました。
お亡くなりになった二人の女子大生の方々には心よりご冥福をお祈りいたします。また、救出されたスノボの7名の方々は無事で本当によかったと思うと共に、今後は慎重な行動をお願いしたいと思います。

自然の中で行うスポーツというものは、海でも山でも本当に気持ちの良いものです。しかし、常に自然と隣り合わせにいるという自覚がないと今回のように恐ろしい結果を招くことになります。女子大生の事故の場合は、引率者のルールの無視が重大な結果を引き起こしましたし、スノボの方々は会見で「雪山をなめていた」「甘かった」と謝罪しているように、完全に状況判断を誤りました。

昔、私もすごく怖い思いをしたことがあります。
北アルプスの某スキー場に行った時のことです。天気は快晴で山頂に近いゲレンデで普通に滑っていたのですが、突然突風が吹いたかと思うとそれがどんどん地吹雪になってしまって立っていられなくなったんです。もう身体ごと吹き飛ばされる勢いの風が吹いてきて、何か物につかまっていないと、そのままどこかへ飛んでいってしまいそうなくらいの恐ろしい風でした。

そんな状態ですからとても滑って下山することはできません。当然リフトは止まっています。最後の手段はまだ動いているゴンドラに乗ることでしたが、地吹雪のため、それほど離れていない距離に見えているゴンドラ乗り場にたどり着くことができないのです。スキー場の管理者の方も「もうじき停止するので、早くゴンドラに乗って下さい!」と叫ぶのが精一杯で、何もできない状態でした。

とにかく必死でしたね。まつげが樹氷みたいにバリバリになりながら、友人とアイスバーン状態のゲレンデを這って行き、なんとかゴンドラに乗り込んで下山しました。驚いたのは、下の方のゲレンデはほとんど無風状態だったこと。もちろん天気は快晴です。山頂付近を仰ぎ見ると、その部分だけ風が渦巻いていました。
『山の天候って本当にわからないし怖い!』と身にしみて思いました。

ここまで怖い経験はその後ありませんが、普通の吹雪や霧だって視界が効かずかなり恐ろしいですし、顔面から雪の塊に突っ込んだり、他人とぶつかって軽い脳震盪を起こしたりと身体的にも怖い経験をしました。自然を相手のスポーツは何が起こるかわからないので、それ相応の覚悟を持って行う必要がありますね。

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2008年2月 4日 (月)

真相は闇の中か・・・

毒ギョーザで官房長官「中国、異例なほどスピーディー」

町村信孝官房長官は4日午後の記者会見で、中国製ギョーザ中毒事件を受けて同日夜に政府調査団を中国へ派遣することを発表するとともに、中国側の受け入れ態勢について、「日本側の派遣について、ただちにビザを発効したことも含め、中国側の取り組み自体は異例なほどスピーディーだと思っている」と述べた。(会見の詳細はリンク先の記事をお読み下さい)
(Yahoo!ニュース-産経新聞2月4日18時45分)

記事のタイトルだけで判断すると、町村長官は中国の対応の早さを高く評価しているかのように受け止められますが、私は違う見方をしています。

町村長官は中国での反日デモがピークだった当時の外務大臣でした。特に2005年4月の反日デモはすさまじく、連日その対応に追われていました。また、中国のアフリカ諸国に対するODAのあり方にも厳しい見方をしていらっしゃるので、町村氏の心の中では中国に対する警戒心というのは相当高いのではないかと想像しています。

「中国、異例なほどスピーディー」という発言も長い会見の最後に、「それから、何でしたっけ?」と記者に聞いてから「中国側の協力関係」について問われたから答えているだけで、特に会見の冒頭に積極的に発言したものではありません。逆に、中国の異例ともいえるスピーディーな対応に中国のしたたかさを感じているのではないでしょうか。

今回のギョーザ中毒事件における日本側の対応は、中国側に比べて完全に後手後手に回ってしまいました。そもそも、国民にこれだけの被害が発生しているのですから、一時的にせよ直ちに中国からの食品輸入を停止すべきでした。被害者が発生していないBSE問題で、あれだけ厳しい対応をしているのですから当然といえば当然です。

ところが未だに官邸に対策本部すら立ち上がっていません。「関係省庁連絡会議」という会議は行っているのですが、関係する役所が縦割り行政なので、いくら大臣が集まって話し合いをしても解決策を見出せるか疑問です。

本来、福田首相が号令をかけて初動捜査の指揮をとらなければいけなかったと思うのですが、グダグダしているうちに中国側に主導権を握られてしまいました。中国側の異例なほどスピーディーな対応というのも、すでに中国側は日本に対する迎撃態勢が整ったことを意味しているのであり、これで真相は闇の中というわけです。

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2008年2月 3日 (日)

農産物の品質

「国産農産物に付加価値」 ギョーザ中毒で麻生氏

自民党の麻生太郎前幹事長は2日、熊本市内の講演で、中国製ギョーザによる中毒に関連し「日本の農産物は高いけど、うまい、きれい、安全と言ってきた。農協は中国に感謝しないといけない。極端なことを言ったら、すごく付加価値がついた」と述べた。
 国産農産物の品質の高さを強調したとみられるが、多数の中毒被害者が出ており、批判を招きそうだ。
(共同)中日新聞2008年2月2日 18時59分

昨日のエントリに上げた共同通信の記事にも、最後に願望に近い論評が書かれていましたが、「批判を招きそうだ」とか「論議を呼びそうだ」という言葉は多用しない方がいいのではないでしょうか。こういう言葉は記事の分析ではなくて、読者への印象操作をしているように見えます。この麻生氏の発言も私は素直に『日本の農作物は多少高くても安全性が高くて品質が良い』と受け止めただけですが、どこか問題でしょうか?

中国びいきの方にとっては「農協は中国に感謝しないといけない」という部分が気に障るのかもしれませんね。しかし、ここまでの大事件に発展してしまっては、もはやどのように中国を擁護しようとも消費者はまったく信用しなくなってしまいました。実際にアンケートを取ると、「今後中国産の食品を買うか?」の問いに対して、「買わない」のではなく、「絶対に買わない」という回答がほとんどでした。麻生さんが改めて言うまでもなく、中国の食品への信頼度は地に落ちたのです。

今はネットがありますから、中国で暮らす日本人の方からブログなどを通じて現地の事情が手に取るようにわかります。私はこの事件が起こってから2~3人の方のブログを読みました。
どうも現地では日本で報道されている以上に農薬の管理がずさんなようです。しかし、真相は絶対に中国側からは出てこないだろうというのも事実。とにかく中国産の食品が安いということは、そこに何らかのからくりがあるということ。「いくら安く作らせようが、まさか人が死ぬような毒物を入れるわけない」と考えるのはお人好し日本人の発想だそうです。

もちろん、日本側だって商社なり、流通なり、政府なりいろいろな段階で問題はあるのですが、今回の事件は明らかに中国における製造、梱包段階で起こったことには間違いないでしょう。中国と事を荒立てたくない人たちがマスコミにも政治家にも多いようですが、原因究明をうやむやにすることだけはやめていただきたいと思います。しかし、どういう結論になろうとも、今後中国産食品の購入を控える消費者が激増するのは間違いないでしょうね。

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2008年2月 1日 (金)

日教組の施設使用拒否問題

全体集会の開催中止決定 日教組、ホテルが使用拒否

東京で2日開幕する日教組の「教育研究全国集会」で、全体集会会場となっていたグランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)が一方的に契約を破棄、裁判所の仮処分決定に反し施設使用を拒んでいる問題で、日教組は1日、全体集会の開催を中止することを決定した。51年に始まった教研集会の歴史で全体集会が中止に追い込まれたのは初めて。集会の自由や、企業の社会的責任をめぐり論議を呼びそうだ。
(Infoseek ニュース-共同通信2008年2月1日16時42分)

このニュースはすでにいろいろなメディアで取り上げられていますが、その中で共同通信の記事を選んでみました。
「集会の自由や、企業の社会的責任をめぐり論議を呼びそうだ」という表現、論議を巻き起こしたいという願望が記事からにじみ出てますね。

このニュースは少し前から話題になっていたので、知っている方も多いかもしれません。一般紙には書かれていませんが、夕刊フジのこちらの記事にはかなり詳しく載っています。記事によれば、日教組関連の各種手配業務を行っている代理店関係者の話として下記のように書かれています。
<<最初から『日教組』の名前を出すと断られますので、仮手配の段階では名前は伏せます。また、ウチに抗議がきても困るので、会場手配は日教組、宿泊はウチと役割分担が決まっています。打ち合わせで初めて詳細を伝えますが、多くは拒否反応を示すので、時間をかけてじっくり概要を説明し、料金も割引なしの満額払いを条件に、やっと引き受けてもらうのが一般的です。>>
(ZAKZAK 2008/01/28)

日教組って相当嫌われているんですね。仮手配の段階では「日教組」という名前を伏せるのが一般的らしいので、今回のプリンスホテルとの交渉でも当初は名前が伏せられていた可能性もあります。
この手の裁判では大抵貸す側の主張は退けられます。これまでにも、朝鮮総連系の歌劇団への会場貸し出し拒否が認められなかったという事例があります。ただし、その時の会場は市民会館のような公的な建物でした。日教組も通常はこうした公的な会場でイベントを開くようですが、今回はどこも予約が取れずやむを得ず普通のホテルにしたようです。

日教組側はプリンスホテルに損害賠償請求をするようですが、プリンスホテル側は賠償金を払ったとしても「会場を使わせなかった」という目的は達成するので、それでも良いと判断したのでしょう。日教組は憲法の「集会の自由」にも反するものだとして相当お怒りのようですが、プリンスホテルという私企業が「集会の自由」を保障してあげなければならないという論理はおかしいと思います。
今後は日教組がこの会場を使うことができなかった損失とそれによる損害賠償額の判断を裁判所がどのように決定するのか注目したいと思います。

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