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2008年1月31日 (木)

鞍馬天狗-石礫(いしつぶて)の女

鞍馬天狗も今回で三話めを迎えましたが、なかなか良いなと思うのは、毎回個性的なゲストが登場するところ。今回は石礫(つぶて)のお喜代役の黒谷友香さん。
う~ん、すごく色っぽかったですねぇ。女性から見ても素敵です。それに比べると倉田典膳役の野村萬斎さんはどうしてもかわいらしく見えてしまう。彼は男くささを感じない方なのでそう思ってしまうのかもしれませんが、お喜代と典膳・鞍馬天狗の二人きりのシーンでも、あまりドキドキ感がないのがちょっと寂しい。そう感じるのは私だけかな。
一方で、典膳がお喜代を諭すところは、さすが萬斎さん、といったところ。セリフの間の取り方や決めセリフがかっこよく決まるところは他の俳優さんと比べても際立っています。

「大丈夫、私は不死身だ」
ちょっと言ってみて下さい。なかなか言えないですよ。
こういうセリフが決まるのも萬斎さんだからでしょうね。

また殺陣も美しいですね。
両手をすうーっと開いて剣を構えるところなどは、腕の角度がなんとも綺麗です。リズミカルな動きと典雅な美しさという組み合わせは、能楽堂の舞台で舞っている姿を思い起こさせます。

しかし、鞍馬天狗の頭巾をかぶっている時の演技は難しいでしょうね。
頭巾でしゃべりにくいという物理的な問題もあるのですが、顔を覆われているだけに目の演技が重要になってきます。友人の一人は「あの流し目はちょっと・・・」と言っていましたが視聴者の皆さんはどう思われたのでしょうか。私は「花の乱」の頃から萬斎さんの目の演技が好きなのですが・・・
(花の乱の何度目かの再放送がスカパー「時代劇専門チャンネル」で2月10日(日)深夜から始まりますよ。見逃した方はドゾ)

今回のお天気一口メモ。
桂気象予報士によれば
「西風吹くば好天のきざし」
だそうです。

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2008年1月30日 (水)

立ちはだかるガールズの壁

荒れる国会 衛視ガールズが活躍

Eishi_4与野党激突の舞台となった衆院議運理事会室前では29日午前、女性の衛視がスクラムを組んで混乱回避に当たった。衆院警務部によると、全衛視約280人のうち女性は21人。この日は数人が動員され、怒号が飛び交う中、必死で任務を遂行した。
(産経新聞2008.1.30 14:24)

いやぁ、これは上手いことを考えましたね。
男性の衛視さんなら『胸倉をつかんで・・・無理やり・・・』ってこともアリですが・・・
これじゃあちょっと手が出せません。

SPさんの「動く壁」もすごいですが、衛視ガールズの皆さんの、指一本触れられないような怖~い壁もすごいです。

この前、国会に行った時、すごくかわいらしい女性の衛視さんがいらっしゃって、国会のお堅い雰囲気が和むな~って思いました。
昔は男性ばかりの職場だったと思いますが、彼女達にも頑張っていただきたいですね。

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2008年1月29日 (火)

与野党全面対決

<つなぎ法案>与野党手探りで全面対決突入

暫定税率を2カ月間延長する「つなぎ法案」を与党が提出したことで、30日以降は「奇策VS審議拒否」の攻防が展開される見通しだ。与党は国会混乱の責任を民主党に転嫁したい考えだが、奇策批判は読み切れない。対する民主党にも衆院で与党が3分の2以上を占める現状では確かな展望は見えない。双方とも世論をにらんだ手探りのまま、全面対決に突入する。
 「(つなぎ法案を)やれば大多数の国民のひんしゅくを買う」
 民主党の小沢一郎代表は29日の記者会見で奇策は世論の支持を得られないと強調した。
 だが、追い風にしてきた「ガソリン25円値下げ」に比べ、つなぎ法案で世論を盛り上げるのは困難との見方も党内にはある。29日昼には国会内に「ガソリン値下げ隊」の若手国会議員約40人が集まり気勢を上げたが、山岡賢次国対委員長は徹底抗戦について「世論との戦いになる」と説明。「論理的に説明しよう」とクギを刺した。
 国会戦術にはぶれが生じた。29日午前の常任幹事会では午後からの国会審議をすべて拒否する方針を決定。ところが、午後の与野党国対委員長会談で、与党側が「つなぎ法案提出前に再協議する」と約束すると審議再開に応じ、07年度補正予算案の採決にも応じた。
 ぶれの背景には、補正予算案の関連法案である地方交付税法改正案の存在もあったようだ。07年度に配りすぎた地方交付税を追認する法案で、反対すれば地方自治体の反発を受けるために民主党は賛成した。審議拒否で批判を受けるわけにはいかなかった。
 また、補正予算案の参院での審議を拒否し続けるのも困難。小沢氏は会見で「政府・与党に多少でも良識のある人がいればやらないはずだ」と繰り返し、打開を模索する考えも示唆した。(以下略)
(Yahoo!ニュース-毎日新聞1月29日20時24分)

昨日も書いたのですが、暫定税率の問題について私自身まだ良く理解できていないというか結論が出ていないので上手く書けないのですが、このところの民主党の国会戦術には、この記事にあるようにぶれがあるような印象です。

これまでの国会の攻防を客観的に見ても、どうも自民党の方が戦術としては民主党より一枚上手のように見えます。長いこと与党をやっていれば、それだけ多くの政局を乗り越えてきたわけで、その経験は伊達じゃないというところでしょうか。

そうだとしても、自民党も世論が一番気になることは確かで、与野党どちらが世論を味方につけることができるかが今後の注目点だと思います。それにはマスコミの影響力が大きいわけですが、今のところ政府・与党案に対して問題点は指摘しつつも、概ね暫定税率維持やむなしという論調のように見受けます。与党に一番厳しいと思える朝日新聞でさえ、社説で「暫定税率は維持するが、環境税といった新しい考え方を導入することもあっていい。」と述べています。

私が一番問題だと思うのは、与野党とも「国民に対する説明責任を果たしていない」ということです。「国会で何だかもめてるようだけれど、一体彼らは何をやっているのかわからない」という国民は多いのではないでしょうか。

実際、私の周りの人たち数人に意見を聞いてみたところ、「暫定税率を維持することの善し悪しがまったくわからない」といった意見がほとんどでした。「つなぎ法案って何?」といっている方もいましたね。

国会議員は私達の代理人であるのに、いつも訳がわからないことでもめていて、いつの間にか法律が成立してしまうという印象があります。民主党の「ガソリン値下げ隊」が思ったほど効果をあげていないのは、「ガソリンの値段が単純に下がれば良い」ということに国民が何となく油断がならない、疑わしい感覚を持っているからなのだと思います。

確かに、「つなぎ法案」を議員立法で提出するという与党の手法には「問責決議案逃れ」ととられても仕方ない面があり野党の反発ももっともだと思われます。しかし、国民生活の混乱を避けたいとする与党の立場も理解できるので、暫定税率の見直しも含めた総合的な税のあり方を議論することを前提に、つなぎ法案を成立させるのもやむを得ないと考えます。

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2008年1月28日 (月)

環境税その他

環境税、今後の検討課題=温室効果ガス、日本は50年に半減-福田首相

福田康夫首相は28日午後の衆院予算委員会で、温室効果ガス抑制を目的とする環境税について「環境を何とかしないといけないときに、新しい税源を求めないわけではないのだろう」と述べ、今後の検討課題との認識を示した。同時に「きょう現在は、そういうことは考えていない」と語った。民主党の細野豪志氏への答弁。(以下略)
(Yahoo!ニュース-時事通信1月28日19時6分)

今政治のニュースで一番話題になっているのは、ガソリン暫定税率についてですね。実はこの話題について何度か書こうと思ったのですが、まだよくわからない点が多くて考えがまとまりません。野党の皆さんの中にもいろいろな考えがあるようですし、結論を出すのは難しい問題です。このニュースのように「環境税」という考え方とも関連してくるので、より一層複雑です。
そうだとしても、一応現時点で思うところを書き出してみたいと思います。

まず、暫定税率という言葉について。
35年近く続いているものを「暫定」としていることにはあまりに無理がありますね。これは誰もが認めることだと思います。与党は「つなぎ法案」を議員立法で成立させてでも継続させようとしていますが、たとえそれが実現したとしても、近い将来廃止して新しい税の名称で徴収するのが筋ではないでしょうか。
その新しい税が「環境税」になるのか、それとも「新たなガソリン税」とされるのかはわかりませんが、現在の税率を維持するのであればそうするのが道理にかなっています。

これに対し、民主党の主張するように暫定税率を廃止するという考えがあります。
これも非常に悩ましいところではあるのですが、私はどちらかといえば反対です。
確かに、廃止されればガソリン代が1リットルあたり約25円安くなるのは経済的にはありがたいです。しかし、急激な原油価格高騰で一昔前の価格と比べれば暫定税率分くらい上がってしまっている感覚なので、暫定税率を廃止して被る不利益を考えれば、まだまだ負担できる範囲ではないかと思うのです。
もちろん、この「不利益」というのが何を意味するのかが問題ですね。「道路を作ったり補修したりすることができなくなる」ということであれば、それをどう捉えるかは都市と地方とそれぞれ考え方が異なると思います。

また、道路特定財源を一般財源化すべきかどうかも難しい問題です。
道路特定財源であれば、たとえそれが無駄な道路だといっても道路建設に使われるという明確な目的があるわけです。これを一般財源化してしまうと、目的無く好き放題に使われる可能性があります。道路関連に使われない税金を車を運転する人に負担させるという考えに反対があるのも事実。本当は特定財源などというものはすべてなくしてしまうのが望ましいのですが、そうなると消費税の税率を上げざるを得ないでしょうね。

結局、私の中で何も結論は出ていないのですが、ひとつヒントになるのは今回取り上げたニュースの中にある「環境税」です。
今や気候変動の問題とエネルギーの問題は切っても切れない関係です。国際政治においてもテロとの戦いと共に重要な課題になっています。今年の洞爺湖サミットでも環境問題が主要議題となるのは間違いありません。

ところが、ホスト国である日本は、これまで環境問題が選挙の争点になったことはありません。関心が無いわけではないのですが、どちらかといえばお役所主導で、政策に関して積極的な議論が行われてきたとはいえません。
福田首相も「環境税」については「今後の検討課題」とはしているものの、緊急性は感じていらっしゃらないようで残念です。

しかし、サミットの議論次第では一気に環境問題が政治の争点化される可能性もあります。すでにオーストラリアでは環境問題が重要な争点となり、新しく首相となったラッド氏は首相就任直後に京都議定書を批准しました。

日本は温暖化対策では主導的立場にあるのですから、その利点を生かしてアメリカ、中国、インド、ヨーロッパなど異なる立場の国々の仲介役を務めることができます。
総選挙はサミット後という噂もありますから、福田首相は環境問題で主導権を発揮して環境問題を争点として戦うという手もあります。暫定税率の議論で頭がいっぱいかも知れませんが「環境税」の議論は今から始めておいてもいいのではないでしょうか。

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2008年1月27日 (日)

落としちゃった・・・

080122fukuda_2 【先週の政界名場面】書類を落とした福田首相

22日午後の衆院代表質問で、答弁に向かう途中書類を落としてまい、慌てて拾う福田康夫首相。国会の衛視も思わず駆け寄ったが、支持率下落で苦しい政権運営が続いているだけに、厳しい質問に動揺したのかも…。
(Yahoo!ニュース-産経新聞1月27日15時20分)

「落としましたが何か? フフン~」

書類を落としただけで
「厳しい質問に動揺したのかも・・・」
なんて書かれてしまいますから首相も大変ですね。

首相だってあわてちゃうことありますよ。050809nagasaki

小泉元首相だって2005年の長崎平和祈念式典でこんなことがありましたもの。

「落としちゃった、てへへ。。。(ノ´∀`*)」

みなさん、あわてないでね♪

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2008年1月26日 (土)

国会とダボス会議

ダボス会議のパーティー会場で自民、民主が舌戦

スイスでの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席している自民党の中川秀直・元幹事長は24日夜(日本時間25日未明)、東京大学・慶応大学主催のパーティーで「世界が地球温暖化との戦いを本格化しようとしている時に、日本が国内政治の事情でガソリン税を軽減し、CO2の排出量を増やすことは許されない」と述べ、暫定税率廃止を求める民主党の対応を批判した。
 同じパーティーに参加していた民主党の鳩山幹事長は「福田首相がダボスに来るのが26日では遅すぎる。大きな議論の機会を逃がし、日本の国益を損なった」とやり返した。
(Infoseek ニュース-読売新聞2008年1月25日19時8分)

鳩山さん、26日では遅すぎるって言いますけど、じゃあ予算委員会に総理が出席しなくてもいいんですか?

福田首相は25日午後、予算委員会を途中退席し、ダボス会議に向け出発しました。
ダボス会議が始まったのは23日。国会ではまだ代表質問をやっていました。初日から間に合うように行けというのなら、少なくとも代表質問の最終日は総理の答弁ができないということになります。国益、国益と叫ぶのならば、民主党こそ日本人の国益を守って欲しい。外国人に参政権を与えようなどという、恐ろしい法律を通そうとしている民主党の幹事長には言われたくないです。

まぁ鳩山さんはご自分の別荘で格差社会を論じるということを、おかしいとも何とも思わない方なので、あまり真剣に受け取らない方がいいとは思いますが・・・
ところで、鳩山さんの発言で思い出したのが町村官房長官のお話です。
以前、町村氏の講演を聞く機会があったのですが、そのお話の中で「副大臣制度はどうしてつくられたのか」という説明がありました。

大臣はとにかく忙しい。衆議院、参議院で開かれる10いくつの委員会に出席して質疑を受けなければならない。外務大臣であればその間まったく外交をやる暇がない。とにかく国会が最優先であり、外務大臣が外国に行けない。
これでは困るということで、民主党の小沢代表が自由党の党首であった時に、小渕自民党総裁と合意して副大臣制度をつくった。
副大臣が国会答弁をし、大臣は本来の業務を行う。外務大臣であれば海外に自由に行けるようにしようという趣旨でできた制度です。
ところが小沢さんが野党・民主党に行ったら元に戻って、
「大臣答弁以外は認めない」という。
「あなたは自由党の党首の時、外務大臣の答弁はいらないと言ったじゃない」
というと、「いや、立場が変われば意見も変わる」という。

野党の皆さんは「どうぞ、大臣、行ってらっしゃい。その代わり、その間委員会は開きません、法案も審議できません」という。
それで条約や法案の審議がどんどん遅れる。
国会の実態はこんな感じ。
外務大臣が海外に行けないのだから「顔が見える外交」なんてできるはずがない。
こういう実態を早く直さなければいけないと思って、改革したいのだけれど野党の皆さんはなかなか協力してくれない。

だいたいこんな内容のお話でした。
鳩山さんもおかしいけれど、副大臣制度をつくった小沢さんってずいぶんご都合主義ですね。(今に始まったことではないけれど・・・)
日本の国会は会期が定められているから、大臣が答弁できないことによって委員会が止まれば、どんどん審議時間が足りなくなってしまう。野党にとっては審議できずに廃案や継続審議にできた方が都合がいいから「大臣答弁以外は認めない」と主張するわけです。

民主党は通常国会期間中ながら小沢代表がダボス会議への出席を検討していた頃、山岡国会対策委員長は、
「(総理のダボス会議への出席は)了解したので早めに行って下さい」
なんて協力的でしたよね。町村官房長官が「なんなら政府専用機でご一緒に」なんて言うくらい自民・民主は和気藹々ムードでした。

小沢代表が行かないと決まったら途端に手のひら返しですか。
日本の国益を損ねるというのならば、気持ちよく総理を送り出してあげるべきでしょう。
目先の小さな利益にとらわれて大きく国益を損ねているのは民主党の方なんですがね。
「委員会には出て答弁しろ。ダボス会議にも早く行け」ってどうすりゃいいんですか?

「総理、国会は我々におまかせ下さい。総理は日本の国益のため一刻も早くダボスに行っていただきたい」
な~んて菅さんあたりが発言してくれていたら、民主党に一票入れてもよかったのに・・・

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2008年1月24日 (木)

鞍馬天狗-宿命の敵

今回はストーリー的には近藤勇(緒形直人)と中原富三郎(山口馬木也)の「真葛ヶ原の対決」が主だったので、鞍馬天狗・倉田典膳は殺陣もなくてちょっと寂しかったです。
それにしても萬斎さんの倉田典膳は浪人らしくないなぁ~
姿勢は良いし、えらくきちんとしてる(笑)

本人も撮影の時何度も言われたそうなんですが、どうしても着物の襟をきちんと直してしまうそうな・・・
「もっと襟をはだけてください」って言われても、狂言師としての習慣でどうしても襟を詰めて着てしまうらしい。山口馬木也さんのあまりに決まりすぎた浪人姿と比べると、倉田典膳がかわいらしく見えてしまいます。
そりゃあ山口さんは「剣客商売」で剣一筋の男を演じてますからね、迫力は違うと思いますよ。山口さんと緒方さんの決闘シーンでも断然山口さんの方が存在感ありましたから、『何で緒方さんに切られるんだよ』って感じでしたね。

しかし緒形さんの演技は力んでるなぁ・・・マンガっぽいというか、何と言うか・・・
もともと優しい顔立ちの方なので、あの怖いメイクには無理があるような気がするんですけど。どちらかといえば石原良純さんの桂小五郎と入れ替わった方がいいかもね。

石原さんといえば今回も気象予報士やってましたね。
「三味線の音が濁れば雨のきざし」
だそう。これからも毎回天気ネタはありそうですね。

何かストーリーがえらく古典的展開で、何ともわかりやすくて先が読めてしまうんですが、視聴者には『バレてないのがお約束』。
これこそ娯楽時代劇の王道です。
みんなでだまされたつもりになって楽しみましょう。

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2008年1月23日 (水)

雪の永田町

今年はやめようかな・・・雪も降ってるし・・・
と思ったのですが、結局行きました。
参院本会議の代表質問。
結構雪は降ってました。積もる程ではなかったけど。
ものすごく寒かったです。
でも国会は暑いくらい暖房が効いていました。
そういえばウォーム・ビズってどうなったの?

小泉さんの頃と違って普段は全然国会に行かなくなってしまったけれど、施政方針演説だけは今年で5年連続傍聴していることになりました。何だか1月の恒例行事のようになってしまって、新しい年の初めに総理大臣の演説を聞くのもいいかなぁ、なんてね。

去年までと違うのは参議院の勢力分布ががらりと変わってしまったこと。
座席が与野党入れ替わって、傍聴席の下が民主党の席に変わっていました。しかもすごく増えてる!
拍手や野次の大きさが与党と逆転してました。
つくづく国会というのは数の力の世界なんだなぁ、と思い知らされました。

民主党の皆さんはこれまで「与党は数の力で強行採決ばかり」なんて言ってましたが、参院では逆に数の力を得てうれしくてたまらない様子。
江田五月議長が議場に入られる時には民主党側からすごい拍手。
う~む、これまで議長に対してこんなに拍手ってあったかなぁ・・・記憶にないんだけど。
まぁ、とにかく民主党の議長がうれしいんでしょうね。うん、うん、わかる、わかるその気持ち。

でも下品な野次はやめてほしいなぁ。
以前、自民党の伊吹幹事長が民主党の対応に関し「(参院第一党となり)初めて権力という名のピストルを持った小学生が、うれしくて学芸会でぶっ放したようなものだ」と痛烈に批判したことがありましたが、まさにその通り。いや、小学生に失礼ですけどね。

一言で言えば『参議院って何でこんなに下品になっちゃったの』って感じ。
今日も国会には小学生が沢山見学に来ていましたが、恥ずかしくて本会議は見せられないと思いました。
「人の話はちゃんと聞きましょう」なんてとても言えないですよ。

国会では野次はつきものですが、総理の答弁が全然聞き取れないくらいのひどい野次はやめて欲しい。以前はここまでひどくなかったです。
恐らくテレビを見ていた方は気がつかないと思います。テレビ中継は演壇のマイクの音を中心に流すので、野次は『何か言ってるね』くらいにしか聞こえないと思います。
機会があれば一度本会議を傍聴して下さい。テレビではわからないいろいろな発見があって面白いですよ。

議場と違って傍聴席ではとても規律が厳しいです。
疲れたからといって頬杖ついたり、居眠りしたりするとすぐに注意されます。
『おぃおぃ、そんなこと言うなら下にいるお下品な先生方に言って下さいな』
って感じですが、そもそも傍聴人でさえそれくらい居住まいを正すと申しますか、威儀を正して傍聴するのが本会議場のルールであるはずです。最近は与野党とも国会軽視とも取れる行為が見られますが、実際に目にするとがっかりしました。品格も何もないし、これでは良識の府が泣きます。

ところで、民主党の野次って面白いです。「公務員や役所の合理化」の言葉が出てきたら一斉に野次るんですから。『ふ~ん、やっぱり自治労がバックについてるのね』って思いました。

私は政治家ヲチが好きなのですが、今の内閣ってあまり萌えネタが無くてつまらないです。ひな壇の大臣方も一部を除いて地味な感じで、華のある方がいないというか・・・
もちろん、政治家は結果が大事だから仕事をきちんとやってくれればいいのですが、できればもう少し国民にアピールできる魅力が欲しいなと思ったり・・・

ところで、今日のNHKの中継アナは知らない方だったのですが、横に「正雄こんばんは正雄」の末田正雄アナがいらっしゃいました。麿様には昔一度だけ遭遇しましたがそれっきり。畠山智之アナって国会中継やらないんですかねぇ。結構ファンなんですけど。
議員さんだけじゃなくて、こういういろいろな人たちを観察できるのもライブならでは。
一度お試し下さい。

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2008年1月22日 (火)

与野党とも国会軽視

<代表質問>民主代表と自民幹事長 互いに途中退席

21日の衆院代表質問で、民主党の小沢一郎代表は質問に立たず、鳩山幹事長に任せた。代表が質問に立たなかったのは昨年10月の臨時国会に続き2回連続。自民党の伊吹幹事長の質問の際には途中退席した。伊吹氏が小沢氏の著書「日本改造計画」に触れた後「小沢さんは残念ながら席におりませんが」と付け加えると、与党席から大きなヤジが飛んだ。小沢氏は臨時国会でも、伊吹氏の質問の際に議場を退席していた。
 これに対し、今回は伊吹氏も、自分の質問の後に続いた民主党の古川元久氏の質問途中で、党務を理由に退席。議場最後列にいた小泉純一郎元首相が、退席する伊吹氏に「与党第1党の代表質問は野党党首は聞くべきだし、野党第1党の質問は党役員も聞かないといけないんじゃないの」とたしなめる場面もあった。「国会軽視」はどっちもどっち?【葛西大博、野口武則】
(Yahoo!ニュース-毎日新聞1月21日22時27分)

あ~あ、伊吹さん、純ちゃんに怒られちゃった・・・
党務って何だったのでしょうね。
どれだけ重要な党務であっても、国会議員であれば本会議を優先すべきでしょう。
これは小泉さんの言うとおりだと思います。

確かに、本音を言えば論戦の主戦場は予算委員会などの委員会で、本会議は形式的なものに過ぎないと思います。しかし、いくら委員会で白熱した議論が交わされたとしても、最終的に本会議で可決されなければ法律は成立しないのですから、やはり本会議というのは国権の最高機関の頂点に位置づけられるところであり、国会議員は国民の代表として出席する義務があります。

小沢代表が最近開き直った態度でいるのも、このニュースのように与野党問わず国会の軽視が日常化しているということが背景にあるのでしょう。
党の幹部やベテラン議員であるほど、国会議員として常に模範を示す存在であって欲しいですね。

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2008年1月20日 (日)

復党問題の後遺症

<自民党>野田氏公認内定「1馬身抜けている」…選対委員長

自民党の古賀誠選対委員長は19日の講演で、次期衆院選の岐阜1区で郵政造反・復党組の野田聖子元郵政相の公認を内定した理由について「勝てる候補者として1馬身抜けている」と話し、野田氏が培った厚い地盤を評価したと説明した。また、公認を争っていた佐藤ゆかり衆院議員は他選挙区に転出させる方針を示した。
(Infoseek ニュース-毎日新聞2008年1月19日23時35分)

Koga_2 まだ正式な公認を発表したわけではありませんが、ニュースを見ると、野田氏の地元支持者の間ではすでにお祝いムードでした。私としては非常に複雑な気分です。

古賀氏が選対委員長に就任した時点で野田氏の公認は決まっていたこととはいえ、古賀氏の発言は露骨ですね。是非「1馬身」の中身を具体的に語っていただきたいものです。そうでなければ佐藤氏及び支持者が納得しないでしょう。本来ならば開かれた予備選をやるべきでした。密室で決めるような古い自民党の手法には失望しました。

仮に佐藤氏が他の選挙区に転出する場合、岐阜1区の有権者はどのような投票行動をとるのでしょうか。古賀氏は野田氏で勝てるとみていますが、私はそう簡単にはいかないと思います。

野田氏に投票すると思われるのは、佐藤氏が登場する以前の元々地元に存在していた自民党支持層が大部分で、浮動票はほぼ見込めないのではないでしょうか。なぜなら、郵政選挙時の浮動票はほとんどが佐藤氏に投票したと思われるからです。Seikonoda

その上、野田氏はあれだけ郵政民営化に反対していたのに、あっさりと誓約書を書いて復党してしまいました。その結果、「郵政民営化に反対してくれた野田氏」を支持した有権者を裏切ったことにもなり、それらの人々から素直に支持されるとは思えないからです。

選挙の最大の争点だった「郵政民営化の賛成・反対」を簡単にひっくり返してしまうような候補者を信用できますか?
本来有権者は政治家個人の資質に対して投票するのではなく、政党の公約に対して投票するのが筋ですから、それを裏切った政治家は選挙で落選させなければ有権者の質が問われることになります。

やはり郵政造反組の復党は早すぎました。安倍前首相は短い任期の中様々な改革を行いましたが、造反組の復党だけは判断を誤ったと思っています。取り返しのつかない誤りといってもいいです。

有権者は小泉首相(当時)の手法に賛成して自民党が改革政党だと信じた結果裏切られたわけですから、今後、自民党がどんなことを言っても信用されません。また、今回の選挙区調整のように造反組を復党させればこのような結果になるのは明白でした。

さらにまずかったのは誓約書を書けば復党できるとしたあの手法です。本来ならば統一会派を組ませた上で自民党に協力させる手法をとるべきでした。彼らをあの時点で復党させなくても衆議院で三分の二議席は確保していたのですから、無理に復党させる必要などなかったのです。

Yukarisato 参院選で復党の効果が何もなかったことを考えれば、安倍前首相の復党命令は誤りでした。あの時安倍首相のほかに青木幹雄氏も参院選勝利のため復党を主張していましたが選挙後何の説明もないまま今日に至っています。

小選挙区で野田聖子氏が当選できたのは地盤があったからでしょう。今回公認されそうなのもその地盤を期待してのこと。刺客組は地盤のない落下傘候補のため小選挙区では著しく不利です。

「わが党の候補者であれば、たとえ豚が立候補しても投票する」――これはイギリスの有権者の間で語られるジョークだそうです。この言葉はイギリスの選挙戦が日本と比べて政党本位・政策本位となっていることを象徴していますね。(詳しくはこちらをお読み下さい)

本来、国会議員は国のために働く議員です。小選挙区の私物化を防ぐためにも、同じ選挙区から何度も続けて立候補できないような仕組みを考えないと有権者は何度でもだまされることになるのではないでしょうか。

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2008年1月19日 (土)

「官邸直結」の重要性

<外務省>「谷内外交」退場…「官邸直結」の重要性強調

外務省は17日付で事務次官を含む幹部の人事異動を行い、3年余り続いた谷内正太郎前次官体制から、外務審議官だった藪中三十二次官体制に移行した。小泉、安倍、福田の歴代政権で「谷内外交」とも呼ばれた特色ある政策を主張し続けた名物次官が約39年間の外交官人生を終えた。
 「外務省は国内の権力構造で高い位置にある。権力の源泉はアクセスだ。私は週1回、首相や官房長官と会うことができた」。17日の次官交代式で、谷内氏は職員を前にこう語り、政策実現の要諦として「官邸直結」の重要性を強調した。
 谷内氏は物腰の柔らかさと、米国や露など各国と積極的な「戦略対話」を展開する「攻めの外交」のアンバランスが持ち味だった。小泉政権では官房副長官補として当時の安倍晋三副長官と気脈を通じ、「対話と圧力」の対北朝鮮強硬路線を演出。安倍政権では、憲法9条解釈の見直しを検討した「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」のたたき台となった4類型のひな型を進言し、麻生太郎元外相が提唱した東欧からアジアの新興民主主義国を支援する「自由と繁栄の弧」構想にもかかわるなど、「安倍外交」の中軸を担った。
 しかし、突然の安倍退陣で登場した福田政権は、こうした政策を軌道修正し、「谷内外交」も頓挫(とんざ)した。「朝の来ない夜はない。耐え忍んで、次の芽生えを期してほしい」。交代式での言葉には、無念の心中ものぞいた。【中澤雄大】
(Infoseek ニュース-毎日新聞2008年1月18日0時42分)

Yabunaka5_2 以前のエントリにも書いたのですが、谷内氏は外交官に求められる資質として、『人間同士の信頼関係を築くことができること』とおっしゃっていました。「官邸直結」の重要性を強調されたのも、総理大臣や官房長官とできる限り直接会い、お互いの信頼関係を構築し、外務省と官邸が一体となって問題に対処できるようにとの考えから語られたものだと思います。小泉、安倍と続いた政権ではこの機能が上手く働いていました。

ところが、福田政権になってからはどうも外交方針が見えてきません。この記事から察すると、福田氏は谷内次官とそれほど緊密な関係を持つことはなかったようです。谷内次官はまた、『国家の究極的な存在理由は安全保障にある』とも語っておりましたから、福田氏があまり安全保障関係の議論に熱心でないことも影響していたのでしょう。また、谷内氏は安倍政権の「価値観外交」、麻生元外相の「自由と繁栄の弧」構想とも深く関わっていただけに、中国などに融和的な福田首相としては谷内氏とは距離を置きたかったのかもしれません。Yabunaka4_3

新しく次官となった藪中氏は小泉、安倍政権の下「官邸直結」の重要性をよくわかってい らっしゃる方です。
内政問題で手一杯の福田政権ですが、日本の国益を守るためにも積極的に官邸に働きかけていただきたいと思います。

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2008年1月17日 (木)

鞍馬天狗-天狗参上

これまで数々の名優によって演じられてきた鞍馬天狗を野村萬斎さんが演じるというのでかなり期待して見ました。

いやぁ優雅な殺陣ですねぇ
私もかなり時代劇大好き人間ですが、こういう殺陣はあまりお目にかかりません。
体を回転させながらしなやかに剣をかわしていくところなどは、狂言師としての動きにも通じるところがありました。

また、ジャンプする場面が何度も出てきますが、あれはまったくワイヤーなどは使っていないとのこと。狂言の舞台では結構飛び上がる場面があるので、萬斎さんにとってはそれほど苦労しなかったのではないでしょうか。

編み笠や剣を持つ手の美しさ、肩から胸へかけてのゆるみのない張り詰めた動き・・・
もうどれをとっても流れるような身のこなしで優美な曲線を描いていました。
もちろん狂言で鍛えたあのお声で語るセリフがまた素敵です。

あの狂言師独特のセリフ回しが気になる方もいらっしゃるようですが、私は「花の乱」の時から萬斎さんのセリフにハマっています。もう何と言うか、決まりすぎるほど決まっているという感じ。他の役者さんが下手なのではなくて、萬斎さんが何段階も突き抜けているので逆に違和感を覚える方がいるのかも。

萬斎さん以外のキャストも注目です。緒形直人さんの近藤勇は信長のイメージが強かったのでちょっと意外でした。眉毛怖っ!
でも何か弱そうな局長だなぁ・・・

ストーリーは勧善懲悪ものなので、あまり難しいことは考えずに娯楽時代劇として楽しめばいいと思います。
まぁいくつか突っ込みどころはありますが、そういうところも笑い飛ばして見るくらい楽しめればOK。気象予報ができる桂小五郎とはNHKも遊び心がありますねw
「篤姫」共々楽しみに見ることにします。

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総理大臣より忙しい小沢代表

新テロ法採決、小沢代表「棄権批判は理解できない」

民主党の小沢代表は16日の党大会後の記者会見で、新テロ対策特別措置法が再可決された衆院本会議の採決を棄権した問題について、「党首は党首としての務めがある。自分なりに優先順位を判断して活動している。数合わせでの本会議で、結果は目に見えていた。内外の批判があるというが、よく理解できない。国民は理解していると思う」と述べ、選挙応援を優先した自らの対応の適切さを強調した。
 さらに、「首相や大臣は全部(の本会議に)出席していないのに批判せず、野党党首のことを批判するのはおかしい。首相や大臣より、僕の方が忙しい」と開き直った。
 鳩山幹事長が謝罪すべきだ、との考えを示したことについても、「何を言ったか分からない」と述べた。
(Infoseek ニュース-読売新聞 2008年1月16日21時50分)

ここで鳩山幹事長が小沢さんに毅然と、
「国民に謝罪できないなら民主党から出て行ってもらいたい!」
な~んて言ったら
「キャー!鳩山幹事長、しゅてき しゅてき~~っ♪」
なんですが・・・

まぁ言えるわけないか・・・

しかし、小沢さんは本気で「国民は理解している」と思って発言したのでしょうか。本会議に出席することは、国会議員として最も大事な仕事だと思いますが、知事選の応援の方が優先順位が高いのでしょうか。
それとも、批判があることを承知でわざとこのような発言をし、執行部の反応を見ようという魂胆なのでしょうか。
いずれにしても民主党内における小沢代表への不満は高まっていると思います。本会議に出席するつもりのない方が総理大臣になるわけないのですから、総選挙の前には代表を変えた方が良いと思いますが・・・
自民党としては民主党がこのまま小沢さんという爆弾を抱えていてくれた方が何かと都合がいいと思いますが、どうなりますかね。

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2008年1月15日 (火)

小沢代表、また欠席

<小沢民主代表>臨時国会最終日の本会議も欠席 「所用」で

民主党の小沢一郎代表は、臨時国会最終日の15日の衆院本会議を欠席した。本会議の直前に開かれた党の代議士会も欠席した。党役員室は「所用のため」と説明している。小沢氏は新テロ対策特別措置法が再可決された11日の衆院本会議採決も退席し、大阪府知事選の応援に向かっている。
(Infoseek ニュース-毎日新聞2008年1月15日18時29分)

う~む、今日も欠席ですか・・・
小沢さん、まったくやる気無いですね。というか「俺のやることに誰か文句あっか?」って完全に開き直ってる感じ。
民主党の皆さ~ん、完全になめられてますよ。

せっかく次の選挙では民主党中心の野党に勝利して欲しいと願う有権者は多いのに、代表がこんな状態では有権者もがっかりですよね。
政権交代しても「小沢総理は嫌」という方たちが圧倒的という結果も出ているようですが、これでは当然かもしれません。

民主党は参議院では多数とはいっても単独過半数ではないので、当然今後も他の野党との共闘が必要になります。しかし、野党の党首会談を行うでもなく、本会議にも出席しない。「一体小沢代表は何を考えているんだ」と言いたくなります。

誰でしたっけ?昨年末の大連立が失敗した時、「辞めてやるぅっ!」ってスネてた小沢さんを無理やり引き止めたのは?

今思えばあの時小沢さんにはお辞めいただいて、岡田さんに代表復帰していただいていればよかったですね。あの時小沢さんに戻ってきて欲しくて哀願し、ひれ伏しまくった情けない執行部の姿を私は忘れていません。

党が割れるのが怖くて小沢さんを切れないのかもしれませんが、選挙に勝利しても有権者は小沢総理を望んでいないのですから(恐らく本人も総理なんてやりたくない)、そろそろ民主党も決断したら・・・
野に放たれた小沢さんがどういう動きをするか楽しみなんですけど。

:+(0゚・∀・) + ワクワクテカテカ +

11日の再可決の採決に欠席した件については、さすがの鳩山幹事長も小沢氏自身の説明と謝罪が必要だと述べています。小沢氏も16日の記者会見で説明すると答えているようですから、とりあえず明日の会見を注目したいと思います。

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2008年1月13日 (日)

古紙配合率の考え方

コピー用紙の古紙配合率、偽装恐れ環境省が見直しを延期

再生紙の年賀はがきで製紙会社が古紙の割合を偽っていた問題の余波で、決まりかけていたグリーン購入法でのコピー用紙の古紙配合率引き下げが先送りになった。
 同法は官公庁や独立行政法人に対し、環境への負荷が少ない製品の購入を義務付けている。コピー用紙については「古紙を材料としたパルプを100%使用する」と定めているが、近年、価格がうなぎ登りの中国向けの古紙輸出が急増し、国内での調達は難しくなる一方。製紙業界からは、「間伐材などから作ったパルプを使い、製造過程でも工夫すれば、CO2の排出量も低い」と配合率引き下げの要望が出ていた。
 これを受けて、環境省でも間伐材などを使った木材パルプを最大30%まで認める方向だった。
(Infoseek ニュース-読売新聞2008年1月13日12時19分)

地球温暖化が問題になってから、役所も民間企業も環境問題にどれほど取り組んでいるかが注目されるようになってきました。環境マネジメントシステムに関する国際規格ISO14001の認証を取得している企業も増え、コピー用紙などはグリーン購入法適合商品を使っているところも多いと思います。

私も白色度の非常に高い用紙から古紙パルプ配合率100%・白色度70%に切り替えた時は白色度の低下がとても気になったものですが、今では慣れてしまい、これが当たり前だと思うほど違和感なく使っています。逆に古紙パルプ配合率が100%でも白色度が80%を超えるものだと、まぶしいくらいの白さに感じるのですから慣れとは恐ろしいものです。

今回年賀はがきで問題になった古紙配合率ですが、なぜそれほど配合率を下げたのでしょうか。購入者はどちらかといえば見た目の白色度の方を気にすると思うのですがどうなのでしょう。製紙会社は、古紙にはちりなどが多く含まれ紙のきめが粗くなるため、古紙配合率を下げパルプの割合を高くしたと釈明しているようですが。

いろいろ調べてみると、紙というものはそれほど何度もリサイクルできるものではなく、3~5回のリサイクルが限界なのだそうです。そのためリサイクルごとにバージンパルプの投入が必要になるので、古紙パルプ100%にこだわる必要はないとのこと。

また、白色度についてですが、元々白色度が低い古紙パルプを使用して高い白色度の紙をつくると、製造工程で漂白剤や蛍光顔料といった化学物質を加える工程が加わり環境への負荷が増えるので、グリーン購入ネットワーク(GPN)では白色度70%程度が目安とされています。

古紙パルプ100%で白色度を100%にするのは技術的に困難だということで、なるべく古紙を利用した白色度の高い紙の限度は、「古紙配合率70%、白色度80%台」とのこと。
私も自分が使っている紙の単価を調べてみたら、古紙パルプの配合率が低い方が安かったのです。環境にはやさしいけれど高価で白くない紙を使う方がいいのか、環境と価格の両方に配慮したそれなりの配合率の紙を使う方がいいのか、それは使う側が考えることだと思います。

今回、日本郵政グループが製紙会社に指定した古紙配合率は40%だったそうです。ということは残りの60%は木材などを主としたバージンパルプなのでしょう。GPNでは、バージンパルプであれば古紙パルプよりも製造工程における化石燃料由来のCO2排出量が少ないそうですから、問題ないと思います。ただし、どんなバージンパルプでもよいというわけではなくて、適切な森林管理から得られた「環境に配慮したバージンパルプ」でなければならないそうです。

環境省でも間伐材などを使った木材パルプを最大30%まで認める方向だったそうですから、年賀はがきの問題があったとしても、これからは何が何でも古紙パルプ配合率100%にこだわる必要はないと思います。

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2008年1月12日 (土)

57年ぶりの再可決と民主党の対案

<新テロ法>衆院で再可決・成立 提出から3カ月
今国会の焦点である新テロ対策特別措置法案は11日午後1時から開かれた衆院本会議で再可決され、成立した。これに先立つ参院本会議では民主党など野党の反対多数で否決されたが、与党は憲法59条の規定を適用し、賛成340票、反対133票と衆院で3分の2以上の賛成で再可決した。参院で否決された法案の再可決は51年の「モーターボート競走法」以来、57年ぶり。与野党の勢力が衆参両院で逆転した「ねじれ国会」下で、新テロ法案は昨年10月の衆院提出から約3カ月で成立にこぎつけた。
 同法案は11日午前に開かれた参院本会議で採決され、賛成106票、反対133票と野党の反対多数で否決された。参院議員総数は採決に加わらない江田五月議長を含め242。自民党議員1人が海外出張していたほか、民主党の大江康弘氏が採決時に議場を退席し棄権した。
 昨年11月13日に同法案は衆院を通過している。衆参両院で議決が異なるため衆院に返付され、自公両党の国対委員長は河野洋平衆院議長に再議決の動議を提出した。午後1時から開かれた衆院本会議では、動議に対する賛成、反対討論を行ったうえで可決。記名投票を行い、新テロ法案を再可決した。
 憲法59条は、参院で否決された法案も衆院で出席議員の3分の2以上の賛成で再可決できると定めている。衆院の定数480のうち3分の2は320だが、与党会派は336議席を保有している。
 一方、自衛隊派遣の条件や地域を限定した民主党の対案も11日の参院本会議で採決され、賛成120票、反対118票で可決された。10日の参院外交防衛委員会では与党と共産、社民両党が反対し新テロ法案とともに否決されていたが、本会議では国民新党や無所属議員が賛成したため可決された。
(Infoseek ニュース-毎日新聞 2008年1月11日15時35分)

昨日一番のニュースはやはり新テロ法案再可決でしょう。
可決の瞬間をニュースで見ましたが、こういうシーンは今後二度と見ることができないかもしれないと思うと、なかなか感慨深いものがありました。

・57年ぶりに行われたこと。
・「数の横暴だ」との批判を避けるため、今後与党は三分の二条項を濫用できないこと。
・与党が三分の二以上の議席数であることはこれが最後かもしれないこと。

など極めて特殊なケースであると考えられるため、これが見納めかもしれません。
ところで、民主党も対案を出していたのですが、その行方は・・・

給油新法案、民主提出の対案は継続審議へ
自民党の伊吹文明幹事長と大島理森国会対策委員長は11日、国会内で会談し、参院本会議で可決し衆院に送付された民主党提出の給油新法案の対案(アフガニスタン復興支援特別措置法)について、継続審議とすることで一致した。15日の衆院テロ防止特別委員会で継続の手続きをとる。これに関して伊吹氏は記者会見で「相手の法案について衆院でも議論したい。継続審議の対象にすべきだ」と述べた。
 政府・与党は18日召集の通常国会に自衛隊の海外派遣を随時可能とする恒久法の提出を模索している。民主の対案を通常国会に継続とすることで恒久法論議の共通の土俵をつくる狙いがある。
(NIKKEI NET日経ネット2008年1月11日13:02)

なるほど、継続審議としましたか・・・
与党が民主党案を衆議院で否決するのは簡単ですが、あえて継続審議としたところが興味深いです。民主党幹部は今頃『これは困ったことになった』と頭を抱えているのではないでしょうか。

正直言って、民主党はこの対案、適当に提出したわけです。その証拠に、先日の参院外交防衛委員会で民主党の浅尾議員は、「現状ではアフガン本土への自衛隊派遣は危険」だと認めています。民主党内にさえ異論があり、与党に追及されたら穴だらけの法案なのです。新テロ法が再可決で成立してしまった現在、正直いって『否決してくれた方がありがたい』というわけ。

ところが、中途半端な対案を提出して、面子を立てるために参院で可決させてしまったばかりに、与党によって自衛隊の海外派遣恒久法議論の足がかりにされそうな気配。
この辺りの読みは民主党と比べて与党・自民党の方が一枚も二枚も上手です。党利党略に走ってしまった民主党の国会対応は未熟としか言いようがありません。

民主党案が参院本会議で可決されたのは、統一会派を組む国民新党などのほか、無所属議員が賛成したからですが、2票差という僅差の可決でした。仮にも可決されたわけですから、民主党は自党の案に責任を持って対応していただかなければなりません。小沢代表は衆議院での再可決ではまたもや欠席されていたようですが、継続審議では逃げないで下さいね。

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2008年1月10日 (木)

能楽紹介の英文パンフレット

能楽紹介の英文パンフ 国交省が作製、無料配布

外国人旅行者に能楽を紹介するため国土交通省が作製した無料の英文パンフレット1万部が10日、独立行政法人・国際観光振興機構(JNTO)の外国人総合観光案内所や国内の主要ホテルなどに配布された。能楽の歴史や種類、専門用語を説明。能や狂言が鑑賞できる会場やチケット購入時の問い合わせ先も紹介。国交省はこれまでにも歌舞伎、文楽、伝統音楽の英文パンフレットを作製。
(Infoseek ニュース-共同通信2008年1月10日18時21分 )

Nougaku これも政府が推進している「ビジット・ジャパン・キャンペーン(ようこそ!ジャパン)」のひとつだと思いますが、これまで能楽紹介の英文パンフレットが無かったことのほうが驚きです。

確かに能楽は日本人にとっても難解な印象がありますから、外国人にも人気の高い歌舞伎の方が優先されてきたのかもしれません。今回やっと国を挙げてこういう取り組みをしていただけるというのは、日本文化をより一層知っていただくためにも喜ばしいことです。

能楽堂によっては、これまでも外国人に英文のパンフレットやイヤホンサービスを行っており、能楽界として外国人への対応を努力されてきたと思いますが、やはり国の後押しがあればそれに越したことはありません。
また、日本の情報発信力を高めるためにも、能楽を通じて外国人に日本や日本人を知ってもらうことには意義があると思います。

少し心配なのはチケットの入手方法がわかりにくいかもしれないな、ということ。
伝統芸能の世界はまだまだ古い風習が残っていますので、外国の方には合理的でないと感じる場合もあるかもしれません。それでも、以前に比べればはるかにわかり易くなりましたので、外国人の皆様には、是非能楽堂にお越しいただきたいと思います。

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新テロ法案、再可決、成立へ

<新テロ法案>11日に再可決で成立 民主が参院否決に転換

民主党は9日、新テロ法案について、10日の参院外交防衛委、11日の参院本会議で否決することを決めた。同党は採決を見送り継続審議とする方針だったが、共産、社民両党などの反発で転換した。与党は参院での否決を受け11日の衆院本会議で3分の2の多数で再可決する方針で、同法が同日中に成立することが決まった。
(Infoseek ニュース-毎日新聞2008年1月9日21時59分)

民主党もやっと否決することに決まったようです。
共産、社民の協力を得ることができなかったのは大きかったですね。というか、もし民主党が単独過半数を持っていたらどうだったのでしょう。あくまで継続審議にこだわったのでしょうか。

それにしてもここまで来るのに長い道のりでした。
新テロ法案については秋以降、毎日話題になっていたよう気がします。一時期は国民的関心も高かったのですが、ここまで引き伸ばしてきたせいで、国際貢献やこの法律の持つ意義といった本質的な部分を見失ってしまいました。民主党も否決を決断するならば、もう少し早いほうが作戦としては効果的だったのではないでしょうか。もはや世論には再可決を批判する空気はありません。政権を批判することにこだわり過ぎた結果、最良のタイミングを逸してしまった感があります。

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2008年1月 9日 (水)

民主党の対案と新テロ法案の行方

新テロ特措法の民主党の対案について質疑が始まったようですが・・・

自衛隊の派遣、当面不可能…新テロ対案の質疑で民主が認識
参院外交防衛委員会は8日午後、新テロ対策特別措置法案の民主党の対案について初の質疑を行った。
 同党の浅尾慶一郎「次の内閣」防衛担当は「現状のアフガンでは、(対案で自衛隊派遣の条件としている)抗争停止は合意していない」などと述べ、対案が成立しても、自衛隊派遣は当面行えないとの認識を示した。
 町村官房長官は「『当分何もしない』と書いてある法案を審議、可決して何になるのか」と批判した。
(Infoseek ニュース-読売新聞2008年1月8日22時41分)

う~む、苦しい言い訳ですねぇ。
さすがに現状ではアフガン本土への派遣は危険だと認めましたか。
浅尾さん、本当は与党案に賛成なんでしょ。
民主党にいると言いたいことも言えなくて精神的に大変だろうなとお察しします。
マッチーも容赦ないですね。キツイわぁ・・・
で、公明党からも追求が・・・

<新テロ法案>民主対案、参院外交防衛委で審議入り
参院外交防衛委員会は8日、海上自衛隊によるインド洋での給油活動再開のための新テロ対策特別措置法案を巡り、民主党の対案について初の実質審議を行った。公明党の浜田昌良氏は「(対案提出が)なぜ終盤になったのか。審議引き延ばしか」などと追及。浅尾氏(民主)は「作成に相当時間がかかった」と釈明に追われた。
(Infoseek ニュース-毎日新聞2008年1月8日22時14分)

何か浅尾さんが孤軍奮闘しているようですが、民主党内の左派グループってこういう時に絶対前面に出てこないんですよね。特に今回は安全保障関連ですから下手なことは言えない。「浅尾君、適当にうまくやってよ」って感じで知らん顔なんじゃないですか。菅さんあたりが出てくれば面白いのに。菅さんって郵政民営化法案の与野党の対決の時、竹中平蔵さんにかたっぱしから論破されて涙目状態でしたが・・・
そもそも真剣に対案を考えたわけじゃないので、追求されると簡単にグダグダになってしまう。攻めには強いが守りにはめっぽう弱い民主党なのです。
さらに、お仲間からも見放されそうな怪しい気配も・・・

<新テロ法案>民主方針に3野党反対 継続審議扱い微妙に
民主、共産、社民、国民新の4党は8日、国会内で野党国対委員長会談を開き、新テロ対策特別措置法案の扱いについて協議した。民主党が参院での採決を見送り継続審議とする方針を示したのに対し、他の3党は継続審議に反対する意向を表明した。継続審議になるかどうかは微妙な情勢になった。
(Infoseek ニュース-毎日新聞2008年1月8日22時13分)

あらら・・・野党仲間からはしごを外されそうな雰囲気です。
そもそも三分の二条項は憲法で定められた規定で衆議院が優越するんですから、もったいつけないで否決すればいいんです。特に野党の皆さんは普段から「憲法を守ろう」と主張されているのに、憲法に書いてあることを否定するのでしょうか。
さすがに共産、社民はわかっているようで、否決すべきだとの意向を表明しています。共産、社民の賛同を得られなければ民主党単独で継続審議はできませんから、どうするつもりなんでしょう。

次の国政選挙で民主党政権になって欲しいと期待する国民は、自民党をはるかに上回っているんですから、しっかりして下さいね。政権とったら自分達が毎日委員会などで追及される立場に変わるということをどれだけ自覚しているのか心配になってきます。
最近報道されているアメリカの大統領予備選を見ていると、有権者の前で徹底討論しますよね。とても開かれた雰囲気ですし、日本の政治状況と比べると、そういう点は少しうらやましく思います。

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2008年1月 6日 (日)

「テロ対策」という援助

5日に始まる予定だった自動車のダカール・ラリー(通称パリ・ダカ)の中止が決まったそうですね。中止の原因がテロリストからの脅迫だったとのことで、パリ・ダカファンだけではなく国際的な関心が一気に高まりました。この件に関しては、朝日新聞の記事が一番詳しく伝えていると思います。

朝日の記事にあるように、パリ・ダカの主要コースはモーリタニアですが、テロリストはアルジェリアを拠点とする組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織」(AQIM)、彼らの標的はフランス政府のようです。
このAQIMという組織はアルカイダ系を名乗る前は「布教と聖戦のためのサラフ主義集団」(GSPC)という組織で、その歴史をたどると「武装イスラム集団」(GIA)という組織から分派した組織であることがわかります。

もともとアルジェリアはイスラム原理主義が強い国で、1991年には選挙でイスラム原理主義政党の「イスラム救国戦線」(FIS)が圧勝したのですが、原理主義勢力と激しく対立していた軍部が翌年クーデターを起こし軍事暫定政権を設立しました。軍事クーデターで就任したゼルーアル大統領は民主化を進め、1995年の大統領選では初の複数候補による選挙、下院選挙、地方選挙の実施など改革を行いました。現在のブーテフリカ大統領の誕生以降は積極的な外交活動の結果、アルジェリアの国際的イメージもかなり改善されたと言われています。

しかし、現在でもイスラム原理主義勢力と軍部の対立が無くなったわけではありません。アルジェリアは国民の99%がイスラム教徒です。軍部が警戒しているのは宗教を否定しているのではなく、政治と宗教を結び付け厳格な宗教国家を作ろうとする原理主義者たちの動きです。この動きだけ見れば単なるイスラム教徒同士の内戦ともとれますが、どうも最近は「反政府」という国内だけの活動に留まらず、国外にも行動範囲を広げ始めているようです。

GIAは無差別テロを繰り返したため政府は厳しいテロリスト掃討作戦を行ってきたわけですが、そのためかGSPCとなってからは標的を絞り込んだテロを行なうようになったと言われています。現在のAQIMがフランス本土やアルジェリア国内の権益に対する攻撃に的を絞ってきているように、今後は国際テロとして警戒する必要があります。

日本とアフリカ大陸は非常に遠いため、こういった問題にどうしても関心が低くなりがちです。また、最近は欧米各国や中国がアフリカの各種権益を求めて援助を増やしているため、相対的に日本のアフリカにおける地位低下が目立っているようですが、実は最もアフリカが困難だった時期に手を差し伸べたのが日本であったことを忘れてはならないと思います。

冷戦が終わった頃、多くの国がアフリカへの支援を切り上げてしまい国際社会の関心も低下してしまいました。そんな中、アフリカ問題の重要性を国際社会に再び訴えるため日本が主導的な立場で始めたのが「アフリカ開発会議」(Tokyo International Conference on African Development 略称TICAD)です。5年に一度開かれる会議ですが、今年は第四回の会議が5月に横浜で開催されます。今ではこのTICADが日本の対アフリカ外交の基軸となっています。

以前、町村信孝氏(現官房長官)のお話を聞く機会があり、その時にもTICADの話や日本のODAについての取り組みについて興味深い話がありました。
日本のODAは主張する外交の面として大きな役割を果たしたこと。中国の援助(ODA)は素晴らしい道路を作ったり、目立つ建物を作ったりして道路に中国の国旗がずらりと並んでいるような非常に派手な援助をしますが日本の援助は人道援助。技術者の研修所を作る等、目立たないが長い目で見ると大変役立つ援助を行っていることなどです。

「人間を中心とした国際協力」とでも表現すればよいのでしょうか、とても日本らしい援助だと思います。小泉首相(当時)が創設した「野口英世アフリカ賞」の第一回授賞式がTICADⅣで行われる予定ですが、これもアフリカにおける医療活動の向上に貢献するものとして大いに期待されます。

このような支援は今後も重要だと思いますが、今回のパリ・ダカ事件を考えると、今後アフリカへ行う援助は「テロ対策」という新しい役割も考えなければならないでしょう。
5年に一度のTICAD、8年に一度議長国を務めるサミットが今年は行われるわけで、日本がどれだけリーダーシップを発揮できるのか注目したいと思います。

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2008年1月 3日 (木)

お正月の楽しみ

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

暮れからお正月にかけて、何となくパソコンを開かないまま過ごしていたらもうお正月も三日過ぎてしまいました。普段なかなかまとまった時間が取れないので、本を読んだり、CS放送で映画を見たりしていたのですが、やはりお正月の楽しみといえば「箱根駅伝」です。何か箱根駅伝を見ないとお正月を迎えた気がしないんですよね。毎年いろいろなドラマがあるし、沿道の美しい景色、特に大好きな箱根路を走るという楽しみもあるし、見ていて飽きないです。
今年も涙の途中棄権があって泣けました。たすきをつなげなかった悔しさをバネに是非来年頑張って欲しいと思います。

一度は生の駅伝の応援に行きたいと思って、3年前には往路と復路両方を品川近辺で見ました。生で見ているとすごいスピードで走っていくのでビックリしました。
特に1区は集団で走ってくるので見ていてもあっという間に通り過ぎてしまいます。復路のほうがバラバラに走ってくるので楽しめる時間は長いです。選手の方々は苦しいので申し訳ないのですが・・・

Ekiden_4 箱根で見たことはないのですが、箱根に行った際何度か「箱根駅伝の碑」というものを見ました。あまり上手く写せませんでしたが写真はその碑です。背後に見えるのが芦ノ湖です。(クリックすると拡大します)
今年も選手の方々から頑張るパワーをいただいたような気がします。

今年も皆様にとって良い年でありますよう、心よりお祈りいたします。

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