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2007年7月26日 (木)

ネット社会の課題

参院選 好感度、民主リードさらに ネットモニター調査

毎日新聞は20~21日、参院選に関する第3回ネットモニター調査を実施した。「自民、民主両党のどちらに好感を持っているか」を尋ねたところ、民主72%、自民26%で、第2回調査(12~13日)に比べ民主が1ポイント増、自民が2ポイント減。両党の好感度の差はさらに広がった。第1回調査(6月29~30日)から3回続けて参加した人のうち、一貫して民主を選んだのは63%で、自民は19%にとどまった。(以下略)
(Yahoo!ニュース - 毎日新聞 -7月25日10時11分)

調査方法は調査会社「ヤフーバリューインサイト」の登録モニターのうち20歳以上を無作為に抽出して調査を依頼。応募者のうち1500人を無作為に選んで「参院選モニター」を構成した。インターネットを通じて調査し、回収数は各回800人とのことです。

ネット上での政党の人気もリアル社会と同じく民主党が自民党を上回っているようです。
ネット上にはネット右翼(ネトウヨ)という言葉があります。私はこういうレッテル貼りの言葉は嫌いですが、確かにネット上はリアル社会に比べると比較的保守的な考えを持つ人々が多いと思います。今回の調査が信頼性のあるものだとすれば、ネット上でも自民党の人気はがた落ちといったところなのでしょう。(私は少し疑問に思っていますが・・・)

私はネット右翼という言葉は嫌いなので、ネット保守派と呼ばせてもらいますが、このネット保守派が安倍政権を見限ってしまったかどうかは別として、これまで保守的といわれるネット社会の思想と、マスコミの影響受けまくりのリアル社会の思想との間には大きな乖離があるとされていました。

実際ネットで様々な情報に接している人たちは、メディアリテラシーの能力が比較的高いと思います。それに比べると、ネットをやらない一般の人たちは、入ってくる情報がテレビや新聞といった媒体に限られてしまうため、マスコミの論調に流されやすいといえます。

デジタルデバイド、情報を持つ者と持たない者との格差といってもいいかもしれませんが、わが国では、国が貧しくてパソコンを買うことや使うことができないわけではないので、この格差は自分が選択した結果の格差であるといっても良いと思います。

自ら選択した格差ゆえ、この乖離を解消することはなかなか困難なのではないかと思います。ネット保守派がネット上でいくら正論を述べたところで、大多数の一般人はパソコンに触れようともしないのですから。

私自身、あまりネットをやらない一般人の友達と会話をすると、彼らとの認識のズレがあまりに大きいのでガックリくることがよくあります。
以前、とても素直な性格の友人が耐震偽装の件でおかしなことを言い始めたので「オイオイ、その情報、どこで聞いたの?」と尋ねたら、「ある人から『きっこの日記』を読むように薦められてね、最近読むようになったの」と無邪気に言われて目の前がクラクラしたことがあります。
「ウソをウソと見抜けない人がネットをやるほど恐ろしいものはない」という見本です。

もう一人の友人は非常に誠実な性格の人ではあるのですが、中国、韓国の問題となると、意地になって中韓を擁護します。だから中韓に批判的な2chが大嫌い。
「2chはうそばかり言う。日本人は中国や韓国の悪口を言いすぎる、日本の政治家の腐敗だってすごいじゃない、日本の悪いところが世界に大々的に発信されていないだけで、日本だって褒められたものじゃないよ」ときた。
こっちがいくら中韓の実態について説明しても聞く耳持たず。
未だにアナログ回線のためネットにはめったにつながないとか。
最近、その友人が過去に中国人の仕事仲間とうまくいかずノイローゼになったという話を聞いて納得。どうも友人にとって中韓問題はトラウマのようです。
政治の話さえしなければ良い人なんですが・・・

まぁ一般の人はこんな感じじゃないですか。
ネット保守派は今度の選挙でかなり痛い目に合いそうですけど、リアル社会の一般人を愚民呼ばわりすることだけは避けたいですね。9.11選挙の時逆をやられましたからね。
それよりも今回、巨大なマスコミの影響力に対して、ネットの情報発信力がまだまだであることを確認できただけでも収穫があったのではないでしょうか。ネットはリアル社会に対してどのような働きかけができるのか、これは今後の課題です。

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今日、は札幌、青森、明日は横浜で小泉さん投入ですね。
やはり最後まで小泉さん頼みでしたか。
もっと街頭に出てもらってもよかったんじゃないかな。
小泉さんの演説を聞ける最後のチャンスかも。
詳細は党のHPに出てますよ
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コメント

こんにちは!
安倍さんの必死の様子を見ると、少し可哀相な気がします。世論調査って信じられないところが有りますが、今回は自民党は厳しいでしょうね。だいたい安倍内閣は暗いし華のある人は小池さん位だし、失言は多いし、疑惑ありでは国民はついて行かないですよねぇ。
小泉前総理は明るかったし、ダラダラと説明はせず、短い言葉で分かり易かったし何より、華が有りましたよね。私も会いたかったなぁ。。。

投稿: 小紋 | 2007年7月26日 (木) 16時42分

>小紋さま

小泉さんの後というのは、誰がやっても損な役回りだったでしょうね。
華やかな人の後というのはどうしても地味に見えてしまいます。
イギリスのブレアさんの後継者ブラウン首相も似たような感じがします。
選挙は争点を何に定めるか、そしてその争点において主導権を握れるかにすべてがかかっています。
安倍首相の当初のもくろみ通り「憲法改正」や「安全保障問題」などが争点であったのならば、そこそこ勝利できたのではないでしょうか。
今回は、民主党というよりもマスコミと官僚に主導権を握られてしまったことが悔やまれます。

投稿: minori | 2007年7月26日 (木) 22時25分

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