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2007年6月11日 (月)

能楽堂の字幕

Jimaku 前回行った時に気がついたのですが、いつの間にか国立能楽堂の座席に詩章などを表示するモニターが設置されていました。しばらく能楽堂から遠ざかっていたので知らなかったです。(昨年11月に設置されたようです)

モニターは自分の席から見て前の席の後ろ側に埋め込まれており、ON、OFFのスイッチがついています。また、モニターを見たくない人の邪魔にならないように、液晶の画面は隣の席からは見えないように工夫されています。

前回、今回とモニター付きの舞台を二度観ましたが、あれは賛否両論あるのではないかと思いました。
恐らく「モニターの字幕を追うのに精一杯で舞台を見なくなってしまうのではないか」という意見が一番多いのではないかと思います。

昔はモニターなどありませんでしたから、モニターの代わりに「謡本」や「パンフレットの詩章」を夢中になって見ていらっしゃる方がいました。
せっかく舞台で素晴らしいお能が演じられているのに、見ないなんてもったいない、と私などは思ってしまうのですが・・・
また、演者の方も「舞台に集中していただけないだろうか」という思いがあるのではないでしょうか。

でも、初めてお能を御覧になる方にはモニターの詩章の表示は大変わかりやすいものですし、ご年配の方にも読み易いように文字の大きさも工夫されていて、なかなか良い物だという気も致します。

本当は舞台をご覧になる前にある程度予習をしていただくと、それほど字幕のお世話にならないとは思いますが、なかなか難しいですね。
お能は難解だというイメージがありますから、能楽に親しんでいただくという意味でこのような工夫がなされたのでしょう。
私もオペラ公演では字幕のお世話になっていますので、一概に批判できません。

ところで、今回このモニターのことでちょっとした問題点を見つけました。
私の斜め前のほうの席の方がモニターをつけていらっしゃったのですが、何かモニターのところをしきりに触っています。
『スイッチを入れたら後は触るようなものは無いんだけれど何かしら・・・』
と不思議に思いよく見ると、その方のモニター画面が前の席の女性の髪の毛で隠れてしまっていて、それをそっと払い除けているところだったのです。

こういうのって本当に困りますよね。
前の席のロングヘアの女性の方も、まさか自分の髪の毛が後ろの方のモニターを覆っているとは気がついていませんし、静寂の中、なかなか注意するというわけにもいかず困ってしまいます。

開演前に「携帯電話の電源を切って下さい」「撮影・録音は禁止です」の注意事項がアナウンスされますが、できれば「髪の長い方は後ろのモニターに髪の毛がかからないようにご注意下さい」という言葉も加えたほうがいいんじゃないでしょうか。

モニターで「ちょっと詩章を確認したいな」と思う方も結構いらっしゃると思うので、これは能楽堂側で何らかの対策をしていただきたいですね。

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