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2007年2月25日 (日)

もうすぐ春

Shinbijyutukan1_2  国立新美術館に行きました。
とてもユニークな建物です。
設計は日本設計+黒川紀章建築都市設計事務所。
建築に興味がある方は必見です。

それにしてもこの美術館や首相官邸など、全体にガラスを多く使っている建物は地震の時とか大丈夫なんでしょうか?
何かとても気になってしまいました。

Shinbijyutukan2

ミュージアムショップに入るだけなら無料なので、展示は見ずにショップだけ見ました。
商品もユニークなものばかりで、見ているだけでも楽しいです。
黒川紀章さんの関連図書もいろいろありました。『都知事選には出るのかな?選挙ポスターはすごくアートなものになるんだろうねぇ』などとつまらないことを想像してしまいました。

面白い商品がたくさんあったのですが、一番気に入ったものは柔らかい樹脂のような材質でできた人間の頭部の置物。
大きさは手で握れる位の小さいものなんですが、触るとぐにゃぐにゃして何ともいえない不思議な質感なんです。
触るたびに表情が変わって、「イヤ~ン、気持ち悪~い!」って感じ。でもどこか離れがたいものがあるんです。
こういうのを「きもかわいい」って言うんでしょうか・・・
さんざん見本を触って結局買わなかったんだけど『やっぱり買えばよかった・・・』と後悔。
また行ってみようかな。

Ume

もうすぐ春。。。

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2007年2月24日 (土)

再び復党問題

造反落選組・衛藤氏の復党 首相が幹事長に指示

(産経新聞2007/02/23 07:58)

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衛藤氏復党を首相が容認へ 公明は当惑「協力見直しも」

(産経新聞2007/02/23 20:12)

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<野田聖子議員>復党後初めて首相に質問 衆院予算委

(yahoo!ニュース、毎日新聞2007/02/23 22:07)

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こういうニュースを聞くとため息が出ちゃうんですよね。私はもともと郵政造反議員の復党には反対の立場でしたから。
安倍総理が復党組の皆さんに「みなさん、おかえりなさい~」と言った時、「そ、それはないでしょ!」と怒りが収まらなかったですよ。
それでも最初の復党組のみなさんは郵政選挙を勝ち抜いてきた方たちでしたから、安倍総理も彼らには利用価値があるとして復党させたのだと思っていました。
これまでずっと納得はしていなかったのですが、今の民主党には到底政権を任せられないので、安倍総理には頑張ってもらうしかないと思っていたのです。
消極的支持って感じですね。
でも今回、落選議員まで復党を指示しちゃいましたね。しかも初当選以来の「親友」ですか・・・なんだかな~って感じで脱力しちゃいました。
落選組の復党は少なくとも参院選の後だと思ってたんですけどね。

そして予算委員会では復党したばかりの野田聖子氏に質問の場を与えてます。
衆院予算委員会で質問するというのは、国会議員にとっては晴れ舞台でしょう。TVの中継も入るし、普通はなかなか質問させてもらえないですよ。
野田議員がどういう経緯で質問者に選ばれたのかはわかりませんが、安倍総理の意向をうけて決められたような気がしてなりません。
今、野田議員のライバル佐藤ゆかり議員は、昨年所属していた経済産業委員会を無断欠席したため片山さつき議員と共に所属常任委員会を変更させられたり、3月まで国対委員会へ出席停止というペナルティを課されています。
もちろんこれは自らの行動が招いた結果で処分は当然のことですが、この時期に野田議員に晴れがましい場を与えるというのは意図的なものを感じます。
また安倍総理は委員会で「野田議員のような方がいて心強い」とおっしゃったようです。これはお世辞でもなんでもなくて安倍総理の本心のような気がするんですけど・・・
これって私の考えすぎなんでしょうか。

私が郵政造反議員に厳しいのは、彼らは政局判断ができなかった人たちだからです。
そういう人たちを「政治家の信義の問題」として安易に復党させたら、彼らはまた同じような失敗をするような気がします。
安倍総理は中川幹事長に対して意地になってるような気がしますが・・・
「支持率は関係ない」ということはもう無党派層の支持はあきらめたということでしょうか。
それならば公明党との選挙協力は最も重要ということになりますが。衛藤議員は復党させていいんでしょうか。
もう何が何だか安倍総理が考えていることがわからなくなってきました。

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2007年2月 7日 (水)

壺と標本

美術館や博物館巡りを趣味としている方は多いと思いますが、そういった方達もそれぞれお気に入りの美術館なり博物館があると思います。
私は趣味と言うほど頻繁には行かないのですが、お気に入りは「日本民藝館」と「東京大学総合研究博物館」です。

今、日本民藝館では「日本民藝館創設70周年記念特別展」として、「柳宗悦と丹波古陶」が、東京大学総合研究博物館では「東京大学コレクション――写真家上田義彦のマニエリスム博物誌」が開催されていて久しぶりに見に行って参りました。

Mingeikan1_6 専門的知識は無いのですが、私は古陶磁を鑑賞するのが好きです。その中でも自然釉の壺が特に好きです。人工的に木灰などを塗布したものや多彩な文様を施したものも味わいがありますが、あくまで自然釉にこだわりがあります。古伊万里や鍋島の美しさや華麗さはもちろん素晴らしいと思いますが、それはどちらかと言えば技巧的な美しさという視点で鑑賞しているので、古陶磁の鑑賞と同列には語れないような気が致します。

自然釉の中世の大壺は、形はゆがんでいたりして無骨な感じもしますが、観賞用としてではなく、生活用具として使われていただけに、力強く個性的で味わいのあるものです。じっと眺めて、作られていた当時の時代へ思いを馳せるのも楽しいですね。

Mingeikan2_6

いつか丹波古陶館に行ってみたいです。
図録で見たのですが、丹波篠山の春日神社の能楽殿の舞台下には大甕がいくつも置かれています。このような大甕は、演者が足拍子を踏んだ時の音響効果を調整するものとして他の能楽堂でも甕が置かれているようです。
民芸館の中にも大甕がありますが、あれはかなり大きいです。あのくらいの大きさの甕が置かれているのでしょうか・・・

東京大学総合研究博物館の方も素晴らしかったです。あそこは好きな人は展示が変わるごとに行かれると思うのですが、そもそもあまりこの博物館の存在そのものを知らない人が多いのではないでしょうか。

東大には膨大な学術標本があり、すでに展示企画は21回を数えるそうです。う~ん、もうそんなにやっていたのかって感じ。私はその中の5、6回しか見てませんが・・・
今回の展示は、初めて学術標本をプロの写真家に撮影してもらうという企画です。その写真家とは、現代広告写真界の第一人者、上田義彦さん。

最初「な~んだ、写真なのか、あまり面白くないかな~」と思いつつ中に入ったのですが、最初の写真を見た瞬間、私の間違いを思い知らされました。
「えっ、これって本当に写真なの?いや写真なのかもしれないけど写真じゃないような、もちろん絵画ではないし、何なんだこれは!これはアートとしか表現できない!」

とにかくすごい衝撃でした。アルコール漬けになった生物の標本、大腿骨、古代人の頭蓋骨等々、上田さんが写真に撮ったものをポスターくらいのサイズで展示したものなのですが、その質感たるや驚きのものです。実際の標本もそこには展示されているのですが、両者を比べてみても、同じものを撮影したものだとは到底信じられないほどの表現力。素晴らしいです。

「ムカシトカゲ」のアルコール漬けの写真は特に気に入って絵葉書を買ってしまいました。
アルコールの中では確かに死んでしまっているのですが、写真に撮られたトカゲ君は無邪気に微笑んでいるかのよう。標本のガラスのビンでさえその質感はガラスとは思えないほどの暖かみを感じさせてくれます。アーティストとしてのフォトグラファーの凄さを初めて知りました。

本来、学術研究用の写真は「そのままを写す」という作業だったのでしょうが、これは発想の転換とでも言うのでしょうか。このような企画を考え出した東大の方々の凄さにも驚きました。

ちょっと調べてみたのですが、上田義彦さんって桐島かれんさんのご主人なんですね。作品としては、サントリーのウーロン茶、伊右衛門、無印良品、資生堂などの広告がある人です。

プロの写真家の凄さを思い知らされました。
   

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