白熱、国会議員初のTwitter討論
国会議員がミニブログ「ツイッター」上で論戦を交わす「永田町なう~Twitter議員討論会」が4日、開催された。挑戦したのは、ツイッターの“使い手”として知られる民主党の藤末健三参院議員と、みんなの党の浅尾慶一郎衆院議員の2人。初めての試みとなる今回は、東京・永田町の藤末議員事務所で1時間にわたって行われ「インターネットと政治」をテーマに熱い議論を展開した。(以下略)
(Yahoo!ニュース-産経新聞12月10日14時14分)
ツイッターってハマると面白くて止められなくなるそうですね。チャットのような即応性が魅力のようですが、私はブログをやるのも四苦八苦しているので当面はブログに専念します。
ツイッターに関しては、自民党広報本部は同党の全国会議員に利用を促す方針を固めたそうで、すでに何人もの議員が始めているようです。ITが苦手な議員さんは、ホームページやブログをやるよりもツイッターの方が簡易で取り組みやすいかもしれませんね。
ところで、今回のこの記事の中でちょっと興味深いやり取りがあったので記事を引用しながら考えてみました。
>司会 政府業務の電子化をどのように見直して何を実現するべきでしょうか?
>藤末 役所の人にインセンティブがないことが問題。IT化すると自分の仕事がなくなる。外部の力でやる必要があります。
役所にお勤めの方からは反論があるかもしれませんが、私自身は藤末さんのおっしゃる通りだと感じています。『IT化すると自分の仕事がなくなる』のは逆に言えば『IT化しないで非効率な仕事を温存している』ということです。しかし、IT化の流れは止められません。そこで『IT化した結果、提出書類等がより複雑化した』ということもあります。
私が感じているのはこんなことです。
1.IT化されたら提出書類が増え、その作成のため以前より何倍も時間がかかるようになった。
2.ある申請業務はやっとIT化されたが、IT化されたのはほんの一部分で、ほとんどの書類はこれまで通り紙媒体で役所に届けなければならない。
3.都市が合併した結果、2年に1回提出するだけでよかった書類が毎年提出しなければならなくなった。
4.電子申請などで一度に送信できるファイル容量の限度が小さすぎるため、送りきれなかった書類は結局役所に持って行くことになる。(要は提出書類が多すぎるということ)
5.せっかく電子申請ができるようになったのに、提出書類の原稿がPDFやJPGなど加工できない形式で表示されている自治体もある。結局、WordやExcelで作り直すという手間がかかってしまう。
他にもいろいろあるのですが、こんなところです。政府には確かIT戦略本部があるんですよね。(民主党政権になって無くなったのかな・・・)
IT化、IT化とうるさく言っているわりに全然便利になっていません。それどころかかえって複雑化している部分もあります。どう考えても『何でこんな書類まで提出させるの?』と思えるものまであります。
あまりに不思議なので実はこのことについて役所に長年勤めていた方に聞いたことがあります。そうしたらこんな答えが返ってきました。
「最近は都市合併が多い。合併すれば人口が増えるが役所の窓口は一つになる。合併の結果業務によっては担当者が増えすぎてしまった部署もあり、当然仕事は合理化しなければならない。しかし、その結果人が余ってしまうのは困る。そこで何とか仕事が減らないように考えるということはある」と。
ある程度は予測していたのですががっかりしました。本当の意味でIT化が進めば、役所の仕事は飛躍的に合理化できますし人員も減らせます。民間に権限を移譲して差し支えない業務も沢山あります。しかし、積極的にやりたがらない役所の体質と、政治家側の理解不足が問題だと思います。
>司会 解禁を妨げているものはなんでしょうか?
>藤末 政治家のネットへの理解の低さがあると思います。ネットを使わない方は、なにが起こるかわからないのでそれがハードルだと感じます。
>浅尾 多分あまりネットを使わない人が今まで権力をどちらかと言うと握っていたからではないでしょうか。
まったくこの発言に象徴されていると思います。
私の勤務先にもITに対して恐怖心を抱いている方がいます。パソコンを触ると『何が起こるかわからない』という漠然とした恐怖心なんですよね。デジタルデバイドの問題は現実に存在しているのでアナログ的な対応は一部残すべきだとは思いますが、それを口実にして役所の合理化やIT化の足を引っ張らないようにしていただきたいと思います。
これは付け足しの話ですが、ある役所の書類で大笑いしたことがあります。ある県に住む友人が困って電話をかけてきました。役所が作った表に『どうしても文字が打ち込めない』というのです。見て欲しいというので私もそのHPを見てみました。一見普通の表に見えるのですが、どうやっても文字が打ち込めません。形式はWordだったと思います。よくよく見たら、何十本も引かれている縦横の罫線が全部図形描画の直線を使って作成されていたのです。これでは文字が打ち込めないはずです。というか、よくもまぁ手間隙かけてこんな複雑な表を作ったものだとあきれてしまいました。
役所の人も使う人のことを考えて作って下さいね。
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