話題はウニばかり
引退を表明し、すっかりご隠居モードとなっていた小泉純一郎元首相が「北の大地」に姿を現した。郵政解散当時に自民党幹事長を務め、「偉大なるイエスマン」を自任する武部勤元幹事長のために1泊2日で北海道に駆けつけたのだ。地元のウニに舌鼓を打ち、半分は観光気分のようだが、次期衆院選について「こんな逆風はかつてない」と断じた。「自民党をぶっ壊す」と宣言し、首相の座について8年余り。その予言通りに瓦解していく自民党をどんな気持ちで見つめているのか。(酒井充)
「武部さんがおいしいウニを食べさせてくれると言う。麻生太郎首相がサミットから帰ってくると解散するかもしれない。サミット中の今なら安全だと思ってやってきました」
9日午後、島民約5500人のうち約400人が詰めかけた北海道・利尻島の開発センターで小泉氏は満面の笑みを浮かべた。
「ここのウニはほっぺたが落ちそうにおいしい。なぜこんなおいしいのにバフンウニなんてまずそうな名前を付けるのか。利尻ウニ、礼文ウニにして町おこしをしたらどうか。ピンチはチャンスだ!」
講演前に食べたウニがよほどおいしかったのか、別の講演会場に移っても話題はウニばかり。
「ウニにメス、オスがあるとは知らなかった。メスの方が色がきれいだ」。衆院選については「4年前の選挙は大勝したが、今回はそうはいかない。こんな逆風はない。何をやっても逆風は続く」と突き放すように語っただけだった。
この後小泉氏はフェリーで礼文島に渡り、礼文山に登り、「気持ちいいなあ」と連発。武部氏がハイカーに「天然記念物、小泉純一郎です」と声をかけると、小泉氏は「私はもう博物館行きだ」と応じた。(以下略)
(産経新聞2009.7.9 18:20)
小泉さんらしいニュースですね。マイペースっていうか天然っていうか、こういう明るいところが小泉さんの魅力だと思います。首相をやっていた頃と全然変わってない。
小泉さんが嫌いな人は「何お気楽なことやってんだよ!」と怒るんでしょうね。
それでも、首相のような人の上に立つ人は人間的魅力が無いよりもあった方が良いに決まってます。
麻生首相も明るくてチャーミングな方だけれど、「半径2メートルの男」と言われるように、近づいてみないとなかなかその魅力が伝わってきません。これは私自身が経験済なのでよくわかります。
小泉さんはその点、大群衆で埋め尽くされた中、何メートル離れていてもその場を支配してしまう才能がありました。
これは次期首相になるかもしれない鳩山由紀夫氏にも無いものだと思います。
米国のブッシュ前大統領も政策では批判を浴びたけれど、ジョークの面白さではオバマ大統領より断然上手かったし、一緒に食事したら楽しい人だろうな~と思います。
こればかりは持って生まれたものなので仕方が無いですね。
ウニの話でこんなに夢中になれる人ってなかなかいないでしょう。
これもひとつの才能だと思います。
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